2018/05/23

薫風の丹後半島一周'18

 毎年の個人的な恒例行事となっている丹後半島一周。その報告のタイトルに「薫風の」という枕詞が付くのは3年ぶり。一昨年には土砂崩れにより夏まで通行止め。丹後半島一周とは言えなくなる大きな迂回を強いられる状況の。昨年は、休日の天気がパッとしなかった。よって2年続けて初夏の丹後半島一周を断念、暑くて自転車に乗る気にならない盛夏が過ぎてからの決行となった。
 しかし今年の5月も、天気が良くない。曇りの日が多く、スカッと晴れる日が本当に少ない。それでもどうにか、晴れた日と自分が行動できる日が重なった。こうして、今シーズン初、生涯通算47回目の丹後半島一周が始まった。
 朝をだらだらと過ごし、玄関を出たのは10時前。自転車の準備を整える。が、ワンタッチで着脱可能なフロントバッグの、ハンドルにつけてあるアタッチメントがパキッと音を立てて破損。在庫してあるスペアに交換作業。もう生産終了品なので数年前にまとめて買った在庫が続く限りのもの。
Img_1656Img_1659

 10時過ぎに家を出る。まずは弥栄町内を竹野川に沿って北上。クルマの往来の多い国道を避け、農道を行く。田植えを終えたばかりの水田がきらきらと輝いている。晩稲の田んぼを行き交う耕運機の周りには、サギやカモメがたかっている。
 家を出た時には南風に押されて気持ちよく走っていたが、海が近づくと徐々に向かい風に変わっていく。南風によるフェーン現象で陸地の気温がぐんぐん上がり、空気の対流により海風に変わる。この時期の晴天の日の典型的な気象現象だが、早くも風向きの変化が起こっている。今日は最低気温と最高気温の差が15度くらい見込まれている。朝は肌寒かったが、走り出してすぐに半袖シャツと七分丈のズボンで十分な気温となった。
Img_1667Img_1670

 竹野川の河口部まで来たら、道の駅「テンキテンキ丹後」で小休止。荷物を満載した自転車が停まっている。さらに「日本一周」と書かれたボードもあった。トイレを済ませ出発しようとしていたら、日本一周の自転車の主が現れた。大きなザックを背負った20~30代くらいの男性だ。九州を出発し日本海側を進んでいるという。丹後半島を越え若狭湾を進んだら、琵琶湖に沿って南下し京都の世界遺産をすべて回り、また日本海側へ戻って北上再開するという時間無制限の旅だそうだ。今日は丹後半島を回り込んで舞鶴を目指すという。
 一足先に日本一周サイクリストが出発し、後を追うように私も出発。ここからは国道178号線。すぐに海岸段丘に上る坂が現れる。短いながらもそれなりに急な勾配。日本一周サイクリストの速度がみるみる落ちてとうとう自転車を押し始めた。「荷物が重くて大変ですね」と声をかけながら追い越す。
Img_1676Img_1675

 屏風岩を見下ろす。この辺りは遠浅のため、海底の白い砂が青く澄んだ水に光り輝いてとても美しいのだが、今日は少し波が立っているのが残念。基本的には朝から南風が吹いていたのだが、気温が上がって早くも北からの海風に変わっている。
 日本一周サイクリストは、海岸段丘に乗り上げ勾配が緩んだ区間を乗車で進んでいるが、まだ遠い。彼を待たずに出発しよう。
Img_1681


 犬ヶ崎トンネルまでは緩やかな登り。トンネルを抜け丹後松島を眺めたら、そのあと下りに変わり、最後は急坂で宇川河口の平野部へと下る。そしてまた海岸段丘へと上る。近畿地方最北端の経ヶ岬が近づき、海と水田と新緑が輝く、静かでのどかな雰囲気となる。
 しかしながら、時おり地響きを立てて通るダンプカーが雰囲気を台無しにする。この先にある自衛隊の経ヶ岬分屯基地に隣接するアメリカ軍の経ヶ岬通信所で行われている工事の車両のようだ。それを過ぎてやっと本当の静寂がやってくる。
Img_1688


 袖志の集落を過ぎ経ヶ岬へ。白南風(しらばえ)隧道へ標高差100mの登り。サルの姿がちらほら見られる。
 トンネルを抜けると、青い海と空が広がる。カマヤ海岸だ。若狭湾に浮かぶ冠島と沓島。その向こうの小さな山々は若狭湾のリアス式海岸を形成する半島群だ。少し左には奥越・奥美濃の山々と加賀白山が存在するのだが、さすがにそこまでは見えない。まあ、初夏の日中にしてはまずまずの展望といったところだ。
Img_1701Img_1702Img_1709


 カマヤ海岸を走りきった甲崎で小休止。ちょうど昼なので持参していたおにぎりとパンを食べる。今走ってきた断崖の中腹の道が見渡せる。しかし、道の駅で出会った日本一周サイクリストの姿は見えない。荷物が重くてアップダウンは得意でないようなことを言っていたが、それにしてもかなりのスローペースのようだ。私だって間違いなく遅い方だし、写真撮影でしょっちゅう止まっている。こんなに先行することはめったにないことだ。「舞鶴まで」という彼の目標はアップダウンを想定せず距離だけで見積もったもののようだし、要するに最終的には「行けた所まで」ということになるのだろう。何しろ、時間無制限のない旅なのだから。
Img_1714


 再スタートを切る。蒲入の漁港と集落を見下ろす道を行く。ここが2年前に通行止だった区間。開通しているが現在も工事中。復旧工事から拡幅工事へと継続しているようだ。通行止だった区間はわずかであり、すぐ下に集落があるから、歩行者や自転車なら通り抜けられたのかも知れない、と今になって思うがもう過ぎてしまったことなのだ。
 その通行止と同じ頃に開通した蒲入トンネルへ。峠がひとつ減ったことになる。2年前の今頃、釜乳の人にとってトンネル開通によって役場がある伊根湾方面や宮津方面の道路状況はよくなったが、その反対側、最寄のスーパーマーケットがある京丹後市方面に抜けられなくなり、日常の買い物に行く道のりが長くなってしまった、と新聞に出ていた。
 本庄宇治で内陸部へ入る国道178号線を離れ、府道623号線へ。国道よりも道は険しいが、海の景色が最も美しい区間へ。本庄浜からの登りに差し掛かったところに、いきなり「通行止」の表示。でも、「解除中」のマグネットのシールが貼られていた。最も勾配の急な登りの始まりを越えると、バラスの路面となった。本当に通行止が解除されているのかと思えるほどに重機がうごめいている。その重機の脇をすり抜けるように工事区間通過。
 しかしその先にも作業員の目があり止って休みにくい雰囲気。結局、標高差120m程をノンストップで登ってしまった。
Img_1724Img_1723

 若狭湾方面の海の景色が開けた。本当に青い。そして静かだ。日本一周サイクリストにも、この景色を見てほしかったのだが、彼はこの道を通ることはないだろう。国道の方がアップダウンが少ないとアドバイスしてしまった。もちろん、景色は海沿いの府道がよいことも伝えたが、元々その存在を認識していなかった険しい道を行く気はない様子だった。日本一周という大きな目標へと向きあい、「京都の世界遺産をすべて回る」という自分のこだわりを貫けば、他の場面で密度が薄まっても、それは仕方ないことだろう。
Mvi_1720mp4_000011077Mvi_1720mp4_000015406

 静かな証拠に、サルの群れが路上でくつろいでいる。そのうちの2匹が組み合い寝技の応酬、そして上四方固め、と柔道かレスリングを楽しんでいた。
Clip2635mp4_000071694Img_1730


 ダイナミックな断崖に囲まれた入り江の泊まで下ったら、次は新井崎への登り。こちらも、登りだしが急勾配だ。ひと登りしたら道は水平からやがて下り基調となる。澄んだ海を見下ろしながら新井(にい)の集落へ。道路と海の間の高台に水田が広がる。初めて丹後半島一周した頃には棚田だったが、30年近く前に耕地整理が行われ一つ一つが広く機械で作業しやすい水田となった。
 再び登りとなり、棚田の残る区間へ。そのまま府道を行っても棚田を見ることはできるのだが、よりその景色を堪能できる町道へ。しかし、その分道は険しい。新井の漁港を見下ろせる所まできたら棚田はもうすぐ。
Img_1736Img_1738

 一般の水田よりも田植えが遅いのだが、すでに植えられたばかりの苗が風に揺れていた。そして、バックに広がる日本海。これが「新井の千枚田」。
 棚田エリアを越えてもしばらく登りが続き、標高150m程がピーク。その後は府道に合流し、伊根湾へと下る。
Img_1741


 クルマがすれ違うことが困難な細い道は、舟屋と母屋とを隔てる中庭をつないだもの。かつてはこれが国道178号線だった。10数年前に集落の裏山に車道が開通たので、舟屋集落の中の道を行くクルマは減り、代わりに観光客が行き交っている。
 伊根を過ぎたら、若狭湾に沿った平坦な道を行く。伊根湾を含め、若狭湾に面した側は冬場の北西の風が当たらないので集落は波打ち際といっていいほど海の近くにあり、道路も平坦になる。南風の時には、波しぶきが道路にかかるほどだ。
Img_1743Img_1746

 そして初夏の午後に強い海風が吹き、それを背に受けて快走できる区間である。昼ごろまでは風が冷たく感じられることもあったが、今はもう心地よい。
Clip2645mp4_000016504


 前方に見えていた栗田半島が左に見えるようになると天橋立が近い。路肩には、ハマヒルガオが咲いている。
 天橋立の北詰めの江尻で小休止して、阿蘇海沿いの自転車道へ。海と水田に挟まれた道が、これまたまるで架け橋のようだ。
Img_1751


 与謝野町男山から府道53号線で内陸へ。最後の峠を越える。200m程の本日最も大きい標高差だが、勾配がきつい区間がないので、一日走って疲れた脚でも平気。といいながら、去年はこの登りで脚がつって苦しんだ。
近年、走りにブランクがあると脚がつるようになった。今年は、1月に広島・山口、2月に台湾、3月に北海道としっかり走り続けていることが関係しているのだろう。ちなみに、冬の広島かきしま海道、去年秋の丹後半島一周では、脚つり祭り開催となった。それぞれ晩秋から初冬の時雨模様、夏の暑さのためにあまりはしていない状態からいきなり的また距離を走ったことによるものだったと思われる。
 体調だけでなく、気象条件にも恵まれた一日だった。夏日にとどまらず真夏日さえ観測される今年の5月だが、本日の最高気温は20度台前半。湿度は低く、快適そのもの。風向きも、朝は南風、午後は海風、つまり一日ほぼ追い風。やはり、この時期が一番いい。でも、近年こういう初夏を象徴する天気が少なくなってきているような気がする。
 日本一周サイクリストは、どこまで行けただろうか。予定の舞鶴まで到達できたかな。丹後半島が好天にあたったことは、地元の人間としてはうれしい。
 5月下旬、10:10~16:35、81.7km,、起点及び終点:京丹後市弥栄町

■こちらへのアナウンスを忘れていましたが、3月の北海道ツーリングのレポート本編を公開しています。
 電脳徘徊トップからどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/05/13

スーパーカブの消耗品交換・後輪タイヤ交換に難儀する

 雪が解け暖かくなってエンジン付きのバイクにも乗りたくなってきた4月、後輪周りの消耗品を交換した。
 リアブレーキを開放し、アクスルシャフトを抜いて後輪を外す。ちなみにアクスルシャフト(axle shaft)は車軸のことで、よく「アクセル」シャフトと間違えられている。
 自転車なら工具不要で、ものの1分でできること。カブに乗るようになり初めて作業した時には、これだけでかなりの重労働だと感じたのだが、どれだけの作業をしなければならないかということがわかっているので、作業を始めてしまえば後は流れに乗って進めていける。それから8年くらい経過し5回以上は経験を積んでいるのだから。まあ、それでも面倒な作業だから、消耗品をまとめて交換しようと言う目論見だ。
 まずは、最も難航すると見込まれるタイヤとチューブ交換。すり減ったタイヤを外すのはタイヤレバーを使えるので問題ない。
Img_1383


 タイヤより先にリムの穴にチューブのバルブを通してから、タイヤの片方のビードをリムにはめ、タイヤの中にチューブを納める。
 さあいよいよ難関、もう片方のビードをリムにはめる。一周360度の4分の3、270度を超えたあたりから作業が膠着する。ビードが固くて入らない。滑りをよくするビードワックスを塗ってもだめ。タイヤ装着作業開始から30分以上、全体としては1時間近く経過しててもなお膠着が続く。苦し紛れにとうとう禁断のタイヤレバーを使ってビードをはめてしまった。空気を入れてみる。全く空気圧が上がらない。やはりだめ、チューブに穴を開けてしまった。ビードを入れることができても、チューブを傷つけたら全く意味がない。やり直し。ビードを外す。
 穴が開いたチューブは、出先でのパンクに対応するために携行していた普通のチューブ。そうだ、タフアップチューブを入れよう。接地面が二重構造になっていてパンク修理材が入っているもの。普通のチューブよりかさばるので携行には向かない。穴の開いたチューブは、自転車のパンク修理用のゴム糊とパッチを貼って前輪で使おう。
 で、タフアップチューブで再トライするものの、またもビードがはまらず膠着。懲りずに、タイヤレバーを使ってまたチューブがパンク。スーパーカブ版「春のパンク祭り」開催となった。
Img_1388


 この日タイヤ交換をあきらめ、その後にするつもりだったチェーンとドリブンスプロケットの交換作業。こちらは失敗の可能性の低い作業だから、後回し。集中力の必要な作業が優先なのだ。
 さて、リムにビードをはめる作業は、毎回苦労するとはいえ、今回が初めての作業ではない。なのになぜできなかったのか。翌日以降に考えた。タイヤは耐摩耗の材質が固いもの。1年以上前に買って在庫していた。裸のまま置いていたので、両側のビードの間隔が広がっていた。リムは中央部がくぼんでいる。つまり、径を小くしてある。ビードを中央に寄せ中央部の溝(くぼみ)にはめれば、ビードに余裕ができる。これを「ビードを落とす」という。リムとビードを着脱する際にはビードを落とすのだが、在庫していたタイヤはビードが広がり、固い材質のためビードが落ちなかったのだ。
Img_1444Img_1439Img_1448

 そこで、ビードを力尽くで落とすための道具として、クランプ(万力)をネット通販で購入。一つ200円未満の安いものなので3つ注文した。それが届くまでの間に、タイヤレバーで穴を開けた未使用チューブのパンクを修理。タイヤレバーとリムで挟むと、貫通して2か所に穴が開く。しかも大きめの穴。しかも、レバーをタイヤの中で「グリグリ」やれば、穴の個数は「グリ」の回数の2倍ということになる。穴を塞いで空気を入れてみたら別の穴を発見、ということを繰り返す。というわけで、2本のチューブに結構な枚数のパッチを貼って、パンク修理を完了。
Img_1449Img_1440Img_1454


 1週間後に作業再開。ビードを4分の3ほどリムにはめ、膠着状態が始まる頃にすでにはまっている部分にクランプを装着。タイヤを締め上げればビードがリムの中央に寄る。もちろんビードワックスも塗っている。そして、残りのビードに挑む。もう力技しかない。足で踏みつけ全体重をかけてリムにビードを押し込む。10分ほどで、ベコッという断末魔の叫びとともにビードがリムに陥落。やった。
 リムとビードの間にチューブが挟まっていないか点検してから空気を入れる。念のため一番寝かして空気が抜けていないことを確かめてから、車体にホイールを組み付ける。
 最後に、オイル交換をしてようやく作業完了。
Img_1453


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018/05/01

千の水になって'18

 兵庫県の中央に位置する旧神崎町東部の周回ツーリング。猪篠川流域から、林道越智ヶ峰線を越えて越智川の谷へ。千ヶ峰名水街道を、川の流れとともに下ってゴール。
Img_1394Img_1395Img_1398


 春から初夏へと季節が移り行く季節。さんさんと降り注ぐ陽光の中を走る。神埼中心街から猪篠へはクルマの多い国道312号線をできるだけ避け、農道などをつないで行く。以前はパーキングスペースだったところが道の駅「銀の馬車道 神河」に生まれ変わっていた。
Img_1401Img_1405

 猪篠で国道を離れ集落の奥から動物除けのゲートを開けて林道越智ヶ峰へ。路面に土砂が積もっている。日本海側では雪解け時期に暖かい雨が降ったため雨量のわりに川が増水したことがあったが、このあたりはどういう状況なのだろう。積雪はさほど多くないはずだが。あるいは雨が多かったのか。帰宅してからアメダスのデータを見れば、生野で3月上旬に50~60㎜/日の雨が複数観測されていた。
Img_1411Img_1412Img_1413


 「深タワ?」という峠を越えるとあとは下る一方。越智の集落までは林道の急な下り。越智川に沿った県道367号線になると緩やかに下る快走路。ただし、県道ではなく「千ヶ峰名水街道自転車下り」ルートとして指定された農道などクルマの少ない道をつないでいく。八重桜の花びらの絨毯の上を走り、麦畑の中へ。あとひと月余りで褐色の麦秋となる麦畑は、今は緑一色。根宇野で、越智川から笠形山の懐の谷まで続くこいのぼりの大軍を見れば、もうゴールはすぐそこ。
Img_1418Img_1420Img_1422


4月下旬

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/28

Slide and Ride 扇ノ山2018

 4月の第2週のウィークデイに、扇ノ山の上山高原まで除雪が完了したようだ。厳冬期は30年ぶりくらいの低温を記録し雪も多かったが、2月の半ば以降まとまった降雪がぴたりとなくなり、3月は記録的な高温であっという間に雪が解けた。上山高原へも早めの開通。しかも、高原にはほとんど雪がないらしい。つまり、上山高原手前の道を塞いでいるわずかな残雪区間を除雪した、ということだ。
 山陰に残された最後の雪山に雪があるうちに滑り納めに行こう。でも、道路開通直後の土日は天気が悪く、決行したのは翌週。その間、雨も降ったし20度を超える日もあった。かなり雪解けが進んだはず。上山高原から無雪期の登山口までは3kmほど車道を行かねばらならないが、かなり雪が切れてスキー板の着脱が面倒になりそうだ。ならば、兵庫県の上山高原ではなく、鳥取県の河合谷牧場からアプローチしよう。日当たりの関係で河合谷牧場の道のほうが雪解けが進んで自転車が有効に使える。
 というわけで河合谷牧場へ。兵庫県側からアプローチするには、国道9号線の県境の蒲生トンネルを越えてすぐに十王峠へ向かうのが最短ルートだが、道がものすごく狭く曲がりくねっている。急がば回れで、岩美町の中心街まで行った方がいい。しかも、現在十王峠は通行止だった。
 ところが雨滝集落から河合谷牧場へと向かう道の分岐点にも立看板。台風被害のため河合谷牧場内で通行止、とのこと。なんと、これは想定外。すでに昼になっているので、今から兵庫県に戻り上山高原へと回れば、間違いなく時間切れだ。でも、よくよく考えてみれば、河合谷牧場まではまだクルマが入れない。その手前で、残雪に阻まれる。少なくとも今は工事していないはずだ。台風被害ということは、去年の秋から通行止。おそらく、まだ復旧工事は始まっていない。ここはGOだ。
 細く曲がりくねった道を登っていくが、雪はない。途中で軽トラックが止まり作業服を着た男性が数人見られた。昼の休憩のようだ。ただし、工事関係者ではなく、山仕事のようだ。
 徐々に路肩に雪が現れてほっとするが、やはり少なめだ。
 河合谷牧場の作業道の分岐を過ぎ、標高880m、いつもの場所で残雪が道を塞いでいた。ここに駐車。自転車とスキーの準備。
Img_1322


 兵庫側、上山高原へ道と違って、除雪されず自然の融雪でここまでクルマが入れる。河合谷登山口までの車道が距離約3.2kmで標高差約180m。ちなみに、上山高原の除雪限界点から小ヅッコ登山口への車道は約2.9kmで約170m。両登山口の標高はほぼ同じで、登山道はすぐに合流する。要するにどちらから入山してもほぼ同じ。私の場合、今日のように雪解けが進むと河合谷を選ぶ。雪が切れ切れの車道部は、日当たりがよく、9割方アスファルトが露出している河合谷牧場の方が自転車を有効に使える。上山高原側の車道は、残雪区間が長い。測ったわけではないが、半分以上は雪に覆われているだろう。つまり、自転車にはあまり乗れない。かといって何か所も雪が切れているからスキーだと板の着脱が面倒だ。また、登山道部分はかなり藪が出ていると予想される。高原野菜の畑にエスケープして農道を上っていける河合谷登山口側の方が有利だ。
 準備が整いかけたところで、軽トラックが2台登ってきた。が、すぐにUターンして去って行った。先ほどの山仕事の人たちのようだ。私のクルマが降りてこないので、兵庫県側に抜けられるのかと思ってやってきた、というシナリオが浮かぶが、本当のところはわからない。
 自転車にスキー板を装着して準備完了。まずは、自転車を押して残雪を乗り越える。下界は20度を越える陽気。緩んだ雪にタイヤがめり込んで大きな負荷となる。
Img_1323Img_1326

 残雪を乗り越えると、道は牧場内の日当たりのよい区間となり、路面にも周囲にも残雪はない。標高が低いところから雪がとける、というのは傾向の一つであって、実際には日陰は解け残り、日向は解ける。上山高原から小ヅッコ登山口までの道は日陰が多く残雪が多い。河合谷牧場の道は、日当りがよく、何度か残雪を乗り越えながら大方アスファルトの上を乗車で進んでいくことができる。残雪の上は自転車を押して歩かねばならないが、自転車を乗り降りする方がスキー板を着脱するよりは手間が少ない。当然、残雪区間は毎年決まっていて、初めて訪れた時には迷った挙句、水とのふれあい広場より少し手前に自転車を止めた。でも、水とのふれあい広場、あるいはそのすぐ先の河合谷登山口まで自転車で行った方がいいということが、そのときにわかった。だから今日も、眺めの残雪区間も迷わず自転車を押して行く。
Img_1331Img_1335

 水とのふれあい広場の手前の残雪を越えたところに通行止めの立て看板。ただし、上部を向き、こちらには背を向けている。つまり、通行止め区間を通り抜けたわけだ。結局どこが通行止めの原因なのかはわからなかった。路肩が崩れている場所はあったが、クルマが通れないほどではない。工事が始まれば通行止めになるということか。あるいは、残雪に埋もれているところにもっとひどく傷んだ区間があるということなのか。まあ、要するに普段と同じように行けたということである。
 水とのふれあい広場で水を補給。河合谷登山口まではすぐ。そこに自転車を止めた。ただし、河合谷登山口からの登山道には入らず、その先の農道へと向かう。主に大根の高原野菜の畑が広がっている。おそらく登山道は藪が出ているので、農道の方が歩きやすいのだ。雪がつながった部分を歩き小ヅッコの近くまで登る。最後は雪が切れていたので板を外し、藪を越えて登山道へ。雪が解けているので藪には苦労した。
Img_1338Img_1340

 登山道へとたどり着いたものの、思いのほか雪が少ない。厳冬期の雪が多かったせいかたくさんの枝が雪面に落ちているのと、すでに潅木の藪が出ていることのダブルパンチで、まっすぐに歩けない。障害物がなく、雪がつながった場所を蛇行して辿る。
 大ヅッコが近づいたところでようやくブナ林の中の雪原となった。ここで、下山してくる単独行のハイカーとすれ違う。上山高原からだろう。
Img_1341


 大ヅッコへ登り、いったん下って扇ノ山の頂を目指す。予想通り、大ヅッコの南斜面は雪解け。板を外して半分ほど下ると雪が出てきたので板を装着。まあ、上の方は木々の密度と勾配の兼ね合いであまり滑れる区間ではないから、歩いて下っても損した気分にはならない。
 ステップソールの板は、こういうアップダウンがあり、しかもなだらかなコースにはもってこい。そういえば、今シーズン、一度もシールを使っていない。
Img_1343


 そして扇ノ山山頂へ最後の登り。山頂手前の展望テラスから鳥取市街方面が見えるが、いつものように霞んでいる。また、テラスの周りの雪もやっぱり少ない。東側斜面を見るとまだ十分楽しめそうだ。
 山頂に到着。2階建ての立派な小屋は改装工事が予定されているのか、足場の資材が積まれブルーシートを被せておいてある。この時期、木々の根開けのように小屋の周りが丸く雪解けしているのだが、今年はその周りの雪もない。特に南側は。
Img_1354Img_1346Img_1348


 すっかり白い部分を減らした氷ノ山の姿を拝んでから、少し来た側に戻り東斜面へのエントリーポイントを探す。待望の滑降だ。適度な斜度、適度な疎林、そしてすばらしいざらめ。ただし、滑れる距離は短い。数ターンで進路を北に向け、斜滑降で大ヅッコとの鞍部を目指す。
Img_1355


 大ヅッコへは、下半分は板を装着したまま登り、登山道が露出した上半分は板を外す。大ヅッコの頂で板を装着。そして、大ヅッコ東斜面へ滑り込む。ここも気持ちがいい。しかし、やはり短い。そのまま来た斜面に回りこみ、ブナ林の緩斜面へ。気持ちよく滑っていたら、徐々に雪の切れ目が多くなる。元はブナの根開けだったのだろうが、それがかなり広がっている。かわしきれずに地面に板が乗っかり体が前方に投げ出される。背中から雪面に投げ出され、スライドする。隣の木に頭をぶつけるかと思ったが、幸い手前で停止。ちなみに、ヘルメットをかぶっていた。ザックがクッションとなってどこも打ち付けたところはない。腕も肩も脚も、ひねったり打ったりしていない。唯一、首をかなり振った。むち打ち症のような感じだ。打ち付けたわけではないが頭もくらくらする。翌日から数日、首が痛かった。
 すぐには立ち上がれず、しばらく寝そべって呼吸と気持ちを整え、体勢を立て直す。その後はもう藪が濃くなり滑りにくい。登りより早めに、山部に阻まれないうちに大根畑へと飛び出す。ただし、畑は日当りがよいので雪が切れている。登山道付近の藪だってまともに滑れないのだから、こちらの方が歩きやすい分いい。
Img_1356


 登りで登山道へ交流した辺りから雪がつながり、農道を滑り下る。すぐに自転車のデポ地へ。
 自転車に板を固定したら、今度は自転車のダウンヒルを楽しむ。牧場内でカーブを越えたら前方になにやら動く物体。鹿だった。そして、道路を塞ぐ残雪を乗り越えること7度、クルマへ戻る。
Img_1364180420ougi001Img_1371


 スキーと自転車を積み込んで、クルマをスタートさせる。夕暮れの林間の細い道を走っていると、すぐ前方を右から左に何かが通り抜けた。鹿だ。すぐにもう一頭。あわててブレーキをかける。ほっとしたのもつかの間、アクセルを踏み込んだらもう一頭出てきた。今度はかわせず右側面に鹿が激突。しかし、鹿は体が丈夫。転倒したものの、すぐに体勢を立て直して走り去って行った。クルマは、右前輪のタイヤハウスの前後がへこんでいた。運転席のドアと干渉して、ドアの開閉時にベコベコと大きな音を立てる。「はい注目、このクルマのボディへこんでいるよ!」とアピールしているようで恥ずかしい。
 翌日、すでに20万km近く走っているクルマに大枚を費やせないので、何とか自力で音が出ないようにする。ドアとタイヤハウスのパネルの継ぎ目にマイナスドライバーを突っ込み、へこんだ干渉部分を力ずくで戻す。へこみは完全に治ったわけではないが、擦り傷はないのでそう目立たない。
Img_1380


 体が丈夫な鹿だが、頭は弱いと言わざるを得ない。暗く静かな山中で、大きな目を光らせ轟音を立てて近づく恐ろしい物体に気づかなかったとは思えない。自分の体より大きなそれに向かって飛び込んでいくとは、自殺行為ではないか。猪突猛進ならぬ鹿突猛進といったところか。
4月下旬

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018/04/11

燃え上がれ!タンデム学会2018in近江富士・野洲川

 4月8日、京都市内のランドナー専門自転車店「I's Bicycle」主催のタンデムラリーが、滋賀県で開催された。近江富士の麓から野洲川左岸・右岸の堤防上などを通って琵琶湖まで往復する約40km。10台を超えるタンデム車と、ソロ多数が集まった。私もソロで参加。
Img_1178Img_1175Img_1180


 2月の後半から強い寒の戻りはなく、特に3月は温暖で、お目当ての桜はおおかた散ってしまっていた。にもかかわらず、タンデムラリー当日はこの時期にしては強い寒の戻り。昼前には北西の風が強く吹き、冬晴れのような気候。そして琵琶湖に向かう往路には向い風。少しだけ風をしのげる林間で昼食の後、琵琶湖岸に出てみれば対岸の比良の山々の稜線は雪雲がかかっている。左岸から右岸にレーンを変えての順風となるはずの復路では、風は弱まってしまい、雲が出てきて日はかげり時折ごく弱い雨が当たる。それでもすぐにまた太陽が顔を出して、春の野洲川と近江富士を眺めながら走る。
Img_1194Img_1226Img_1231


 本日の私の自転車は、4年前に譲り受けた「山口ベニックス」。推定40年前のモデル。この日集まった自転車としては古いほう、もしかするとソロ車では最も古いものかも知れない。何人もの参加者から「ベニックスですね」と声をかけてもらった。
 ゴールまであと少し、というところでベニックスのチェーンが切れた。スタッフの店長さんに、コマを詰めてつなぎなおしてもらった。手早い対応で、すぐにゴール地点に到着し、撤収中の参加者からは「もう直ったんですか」の声。店長のおかげです。
 丹後からのアプローチはクルマで3時間半~4時間かかると見込んで、朝5時過ぎに出発。なんと雪が降っていた。散った桜の花びらをうっすらと雪が覆っている。そして、天橋立越しに見える丹後半島の山々は白い。こんな日には温かい飲み物が欲しくなるだろうと、駐車場で湯を沸かしてポットに入れて携行した。ストーブ、ガスボンベ、コッフェルはかさばるので私はクルマに残したのだが、昼ごはんの時にはその場で湯を沸かす参加者の姿がちらほらとみられた。
Img_1160Img_1164Img_1171


 約40kmの距離に昼食時間込みとはいえ5時間と、ずいぶんのんびりした計画だと思ったが、実際には的確な時間設定だった。多くの自転車が集団走行するために何度も停止して全員が揃うのを待つ。タンデム車は発進にコツがいるため、集合の後の再スタートにも少し多めに時間がかかる。また、自動車進入禁止の区間がいくつもあり、その出入り口には車止めがある。微速前進の苦手なタンデム車は押すか持ち上げて越えなければならい。持ち上げるのにも大きくて重いタンデム車は数人がかりということになる。それでも、息を合わせて発進し、おしゃべりをしながら進んでいく姿は何とも楽しそう。息が合えばかなりのスピードが出る。1台の自転車としては大きくて重いが、2台分よりはかなり軽いはず。2人分の体重を支えなければならずフレームは太く頑丈なため、ソロ車2台分くらいはあるのかもしれないが、ホイールは2本のままである。
 また、クルマへの積み込みもそれぞれに工夫されていた。中でも、2台の折り畳みタンデム車には驚かされた。1台はもともとがコンパクトサイズでパンタグラフ式とでもいうような簡単に折りたためるもの。もう1台は、タンデム車としては普通サイズだが、3つ折りにして輪行袋にも収まるというもの。こういうおもしろ自転車が見られるのが楽しみで参加したのだ。
Img_1235


 さて、ベニックスのチェーン切れの原因は、数日前にチェーンを交換したのだが、うまく繋げられていなかったようだ。前日試走がてら乗った時には大丈夫だったのに、タンデムラリーの日は朝からチェーンが歯飛びして調子が悪かった。このベニックス2年前に、リアディレイラーをスポークに巻き込んでエンドを曲げてしまった。そこへ無理やりディレイラーハンガーを装着して乗っている。ディレイラーハンガーはボルトと後輪のドライブシャフトで固定している。クルマで運ぶ際にホイールを外したので、セッティングが狂った。つまり、原因はディレイラーだと決めつけていた。
 リアディレイラーに不安を抱えているので、最近は自宅の周辺でしか乗っていなかったのだが、平たんコースのタンデムラリーならばと久しぶりの晴れ舞台登場となった。前述のとおり参加者の皆さんから声をかけていただいたのと、スタッフさんからは「エンド修正できますよ」というありがたいお言葉。ベニックスで参加してよかった。
 さて、タンデムラリーの後は、「GUELL草津」(ぐえる)という自転車屋さんに寄り道。その名の通り草津にある。ちょっと見てみたい折り畳み小径車があるのだ。やはり、カタログと違って現物を見るとよくわかるのだ。
Img_1245


 最後に、タンデム車の一般道路走行について。各都道府県の公安委員会でルールが定められ、多くは一般公道での走行はできないが、近年、二人乗りとして設計されたタンデム車での一般公道での走行が解禁される傾向にある。
 長野県では、観光地でのレンタサイクルでのタンデム車の利用に合わせて40年前から一般公道での走行が認められていた。2000年以降、視覚障害者のサイクリングイベントが行われていた兵庫県や山形県で、さらに2010年以降いくつかの府県で公道走行が認められるようになった。京都府では2015年11月20日に解禁。これを受けてI's Bicycleのタンデムラリーが始まった。今回は、2018年4月1日のタンデム解禁直後の滋賀県で開催となった。
 それ以外では「自転車専用道路で利用可能」という県が多いが、「自転車専用道路」がないので実質すべての公道で利用禁止という場合が多い。ちなみに、ほとんどのサイクリングロードは「自転車歩行者専用道路」なので「自転車専用道路」には当たらない。
P1040394P1040393P1030957


 ちなみに、京都府では以前から天橋立の砂嘴の松並木でレンタサイクルのタンデム車が通行していた。これは自動車及び自動二輪車は通行禁止であるが「京都府道607号天の橋立線」で、自転車専用道路ではない。自転車以外に、歩行者も、排気量125㏄以下の原付自転車も通行できる。京都府では2015年11月19日以前は、現実には存在しない自転車専用道路でしかタンデム車の通行は認められていなかった。つまり、以前は法令違反での営業活動が行われていたということになる。まあ、事故などのトラブルが起こらず平和だったということだろう。ちなみに、このことは2016年に警察署に問いあわせて判明。
P1110705P1110706

 天橋立のレンタルタンデム車も、折畳可能なモデル。そのヒンジ部分が破損して乗り捨てられていることもあった。やはり二人分の体重を支えるフレームやホイールには相当負担がかかっている。また、動力も二人分のため、駆動系も頑丈である必要があるとのこと。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018/04/06

向春の道南 太平洋・噴火湾・津軽海峡沿岸を行く

 ブログではダイジェストをお送りします。詳細レポートは「電脳徘徊」にて近日公開予定。
      *       *       *
 3月末には安定した晴天が続き、数年温めていた計画を実行した。
 3月27日夜、残雪の小樽に上陸。二輪車は私の自転車だけだった。自転車の走行距離は小樽市内約3km。
Img_0620


 28日朝、輪行で苫小牧へ。どこにも雪はない。遠くがかすむ曇天の下、走行開始。交通量が多い道を行くうちに、霞が薄くなり白い山並みが見えてきた。雪解け直後のせいか、路肩には細かいバラスが散らばり、リム打ちパンク。それにタイヤやチューブが古くなっていた。チューブを交換し再スタート。
 東室蘭駅から伊達市の長和駅まで輪行。この区間は10年前にすでに走っているので、脚を温存するためとパンクの可能性を減らすため。長和から走行再開。ずっと平坦だったが、最後に標高差100mを登って降りる。豊浦のホームセンターでタイヤを買って、宿へ。約81km。
Img_0644Img_0664Img_0686


 29日、タイヤを交換してからスタート。天気が良くて海が青い。まずはアップダウンが続く。道路わきに雪が残る礼文華峠、静狩峠を越える。最大標高差は200m余りしかないが、約20kmの長い峠道だった。そのあとはひたすら平坦。風も斜めからの追い風でスピードアップ。長万部で大盛の「かにめし」を食べる。前方に噴火湾越しの駒ケ岳。今日はあのふもとまで。そして、後方にはやはり噴火湾越しの後志羊蹄山。八雲からは、真後ろからの風に押されさらにスピードが増す。クルマも増える。あっという間に宿泊地の森へ。約108km。
Img_0774Img_0782Img_0848


 30日、亀田半島を経由して函館を目指す。快晴で追い風、クルマも少ない、という絶好の条件でスタート。今日も、渡島富士(駒ケ岳)と蝦夷富士(後志羊蹄山)を見ながら走る。時々現れる漁港では干された昆布が風に揺れている。椴法華(とどぼっけ)から恵山岬へ。灯台を見物してから椴法華へ戻る。半島を一周する海岸道路はないのだ。標高100mほどの小さな峠を越えると津軽海峡が見える。下北半島も大きくはっきりと見える。夏にはこのようなことはなく、空気の澄んだこの時期だからこその眺めだ。
 そのあとは風速10m/s近い向かい風に苦しむ。函館山がなかなか近づいてこない。湯の川温泉で塩ラーメンを食べてから再スタートするときには、ようやく風が弱まっていた。夕日に赤く染まる函館山はすぐそこ。約125km。
Img_0907Img_0935Img_0984


 31日、函館散策。が、いきなりパンク。ビスを踏んだ。「春のパンク祭り」開催中だ。まずは、駅で切符を購入。指定席にも十分空きがあるようなので自由席も座れるだろう。朝市をちらっと見てから、金森赤レンガ倉庫群へ。そのあと、昨夜見つけた「チルノワ(CHILLNOWA)」という自転車店へ。さすがに北国、ファットバイクが並んでいる。予備を使い果たしたのでチューブがないかと尋ねるが、サイズやバルブが合わなかった。
 ラッキーピエロの大きなハンバーガーを食べ、朝市のフードコートでラーメンを食べて駅へ。予想通り特急列車の自由席は空いていた。室蘭本線を経由して札幌へ向かう特急を長万部で下車し、函館本線の普通列車に乗り換え。内陸部に入ると一転雪景色。今日は曇天、後志羊蹄山はぼんやりと霞んでいる。
 小樽駅で下車。ラーメンを食べに朝里まで足を延ばす。そして、フェリー乗船。函館市内と小樽市内で約20km。
Img_1032Img_1050Img_1095


 4月1日、フェリーを降りたら桜が咲いていた。
Img_1119


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018/03/12

早春の京都北山京見峠・持越峠・雲ヶ畑(ラリーグランボア2018)

 京都市にあるオーダーメイドのランドナー専門自転車店「I's Bicycle」の走るイベント「ラリーグランボア」が3月の第2日曜日に開催されている。「もうすぐ春ですねえ、ちょっと走ってみませんか」というわけだ。2018年は第4回とのこと。ちなみにグランボア(GrandBois)とは、I's Bicycleの自転車やその関連商品のブランド名。また晩秋には、店名を冠した「アイズラリー」というイベントも開催されている。アイズラリーでは参加者が揃って集団走行するのに対し、ラリーグランボアはI's Bicycleのお店をスタート・ゴール、北山の持越峠をコントロールポイント(CP)として、緩やかな時間制限が決められ、推奨周回コースの地図が配られるものの、各々自由に走ればよい、というもの。
 丹後周辺では、日当たりの良い田んぼや幹線道路はとっくに雪はなくなっているのだが、自転車で走るのに適したクルマの少なく除雪が行われない道は3月に入ってからの高温と雨で日陰区間もようやく溶けたところ。ただしこれは平野部での話、標高100mを越える山間部の道の日当たりの悪い区間はまだまだ雪に閉ざされている。こういう時期に雪のない地域に出向くのは合理的である。さらに、CPの持越峠の麓の雲ヶ畑の里には懐かしい思い出がある。気になるのは天気だが、開催日の3月11日の日曜は週間予報で晴れ予報が出ていたものの、念のため期限ぎりぎりの9日金曜夕方発表の予報を見据えてから参加を申し込んだ。
 当日朝5時25分に自宅を出発。京都市右京区、仁和寺の近くにあるI's Bicycleに9時までに到着したい。これは、店の駐車場は狭くて当日にはとめられないので、周辺の駐車場にクルマを入れ、ツーリングの準備を整えた状態で自転車に乗り換えて店へ9時までに、というわけだ。周辺にはコインパーキングがいくつもあるようだが、当然安い方がよい。インターネットで調べてみると、収容台数が数台と少ないものが多いので、いくつか候補を用意してGPSレシーバに登録しておいた。
 送れないために京都縦貫道に乗るが、順調に進んでこのままでは早く着きすぎる。瑞穂か京丹波まで縦貫道で行こうと思っていたが、和知I.C.で降りる。国道27号線へ。
 京都市内まで縦貫道を使うと、市街地の走行が長くなってしまう。朝なので比較的道路は空いていると思われるが、通行料金を抑えたいし、追い越し車線が限られた区間にしかないので、飛ばしたがるクルマを背後に従えて走らねばらない。
 和知の道の駅でトイレ休憩をして、安いガソリンスタンドで給油。まだ7時前だが開店していた。
 京丹波の信号が多い国道27号線と9号線の合流点の手前で、府道445号線へ。胡麻駅からJR山陰本線に沿って府道50号線で日吉ダム。そして国道477号線、府道362、363号線を経由し、京北で国道162号線へ。また10年以上前に何度も通ったルートだし、昨年晩秋に自転車で走った栗尾峠越えの周回コースと一部重複している。長い空白期間もあってクルマで走るのと自転車で走るのとでは同じところを走っているということが分かりにくかったのだが、また今日クルマで走ってみて記憶が結びついた。今朝の北近畿での予想最低気温は氷点下1度。これは平野部での値であるから、標高が高い丹波高地ではもっと低いわけで、少し路面凍結もあった。ピンポイントなのでクルマがスピンするほどではないが、少し滑る。
 国道162号線に乗ったらすぐに笠峠。今では京北も京都市なのだが、笠峠を抜けて京都市に入るというイメージが残っている。
 清滝川に沿った道はセンターラインこそ引かれているものの道は狭く屈曲が多い。好天に恵まれた休日とあってかクルマの通行が多く、カーブの曲がり方がへたくそというか、横着というか、とにかくセンターラインを当たり前のように越えて内回りする関西人の運転。東日本に行くとこういうことはない。
 高雄を越えると京都盆地の中へ、そして徐々に市街地へと入っていく。
 宇多野で道路脇のコインパーキングに「昼間最大500円」とかかれていたような気がしたので、通り過ぎてしまったのをいったん引き返して確認。事前に調べていた駐車場は600円だったから100円安い。ここは500円で間違いなかったが、この駐車場での昼間とは午前8時以降。ただいま7時50分。今駐車場に入れると夜間料金が余分にかかってしまう。というわけで、国道からわき道に入ったところにクルマを止め、自転車を下ろして準備を整える。そうするうちに8時を過ぎたのでクルマを駐車場に入れる。ここは3台分のみの小さなパーキングで、すでに1台入庫していて、2台分空きがあった。交通量の多い国道162号線に面しているので、車上荒らしの心配はあまりしなくていいだろう。
Img_0358


 さらに準備を整えて、自転車に跨りI's Bicycleへ向かう。複雑な路地を含めて六差路の福王子交差点で国道を左折、仁和寺の前の仮設トイレに立ち寄る。トイレを出ると、目の前をニッカボッカースタイルでランドナーに乗ったサイクリストが通り過ぎていった。おそらく、ラリーグランボアの参加者だろう。かくいう私は、7分丈のズボンにニッカーホースを合わせた疑似ニッカボッカースタイル。自転車は当然ランドナーだが、フラットハンドルのVIGOREではなく、ドロップハンドルのもう一台のVIGORE。一昨年11月のツイードピクニックで琵琶湖畔の長浜を走って以来1年4ヶ月ぶりの出番だ。ただし、調整のため1週間ほど前から2度ほど走ってみた。
Img_0300


 仁和寺からI's Bicycleまではすぐ。先ほどのサイクリストに次ぎ2番乗りのようだ。店内で受け付けをしてコースマップを受け取る。名簿で見ると参加者は40人弱で、私は最後から2番目の申し込みだったようだ。
 スタート可能な9時までまだ少し時間があるので、店の前で待機していると次々と参加者がやってくる。受け付けは10時までなのでこれからどんどん集まってくるようだ。ほとんどがランドナー、半分以上がニッカボッカー。ちなみに、車種や服装に制限はない。
 9時を過ぎ出発する人が出てきた。仲間同士での参加者たちだ。しばらくするとスタッフさんの一人が出発するというので、同行する。私以外に、個人での参加者がさらに2名。計4名でスタート。
 受付時にもらったマップには推奨コースが描かれている。そのコースは、過去の参加者によってインターネット上に掲載されているコースデータと同じものだった。インターネット上のデータはトラックデータに起こしてGPSレシーバにインストール済み。インターネットに上がっていたいくつかの記録には、反時計回り、つまり鴨川沿いをさかのぼり、CPの持越峠を越えた後、さらに京見峠を越えてI's Bicycleに戻る周回ばかりだったが、スタッフさんは時計回りで行くようだ。CPさえ通れば、どちら周りでも、あるいはピストンでも、さらにはどこを通ってもいいのだ。CPでは9時半から11時半まで「Cafe de GrandBois」が開店しホットコーヒーとケーキがいただける。
Img_0303


 仁和寺の東の細い坂道を登って原谷へ。ウォーキングをする人が結構いる。また、クルマやバイクが時折通る。原谷には、立命館大学のグラウンドがあり、学生のバイクも見受けられる。細いヘアピンカーブで対向車があっても、我先にと突っ込んでいく必死な姿勢は関西人、そして京都人らしい。
Img_0304


 何度も休憩をとりながら坂を上り、集落の中の「原谷中央公園」の前でまた休憩。日差しが心地いい。グラウンドを過ぎたせいかクルマやバイクも少なく、静かな時間を過ごす。
Img_0305Img_0306

 そのあと少し下って、鷹峯へ。目の前にコンクリート舗装の激坂が現れた。千束坂(せんぞくさか)だ。前出の記録では下りでも押して通過する人が多いと書かれていた。標識によれば最大21パーセント。小樽の「励ましの坂」の24パーセントに迫る勾配だ。若いスタッフさんはギアを落として登っていくが、私以外の参加者2名は押して登っている。私はもちろんインナーローにシフトダウンし、乗車で挑む。中盤までは行けた。しかし登っていくほどに勾配が増していく。頂上が見えてきた。左カーブ。内側はきつい。外側に行く。蛇行すれば登れそうだ。しかしクルマの音が迫る。ということであと少しのところで足をついた。ロー34Tのスプロケットなら登れたはず。このランドナーではリアディレイラーのキャパシティでは34Tは装着できない。滑り止めの凹凸があるのもきつい。この凹凸は下りでも曲者だそうだ。
 そして京見峠への登り。かつてはずっと狭い道だったが、中腹は新しい道になり、十分な路肩をのんびり行く。勾配も比較的緩やかだ。ここでも何度も休憩をとる。ロードレーサーが何台も追い越していく。クルマやバイクはたまに通るが、原谷への登りよりも少ない。
Img_0308


 新しい道は終わり、細い道となる。峠の茶屋が見えてきた。その先が峠だ。この茶屋のあたりから京都盆地が見下ろせるはずだったのだが、木が伸びて展望がない。京見峠なのに。
 標高410mの峠で休憩。時刻は10時50分。CPの開設されている時間を確認。11時までじゃなくて、11時半までで間違いないよね。
Img_0313


 峠の北側は細い道。そこを結構な台数のクルマが行き交う。この先にある「山の家はせがわ」というレストランに人気があるようだ。ちょうどお昼時に差し掛かってきたのでクルマが増えてきたようだ。それに、標高のせいもあり冬場は積雪や路面凍結の心配がある。ようやくそうした心配から解放されて安心して訪れることができるようになった時期も重なっている、とスタッフさんは言う。
 そのはせがはの駐車場は混雑。どんどんクルマが入っている。事前に読んだラリーグランボアの記録ではもれなくここで食べたハンバーグの写真が掲載されていた。反時計回りで走る参加者の多くはここによるようだ。
Img_0315Img_0316

 ずっと走ってきた府道31号線から、府道107号線へと分岐する。持越峠への登りだ。クルマの通行が一気に減る。登り返しは100m余り。峠の標高は389mと京見峠よりは低い。それでも峠の手前は、比較的急勾配で息が弾む。11時半ぎりぎりにCPに到着。たくさんのランドナーが並んでいて壮観だ。
 ほとんどの自転車にはスタンドがついていないので、切通の法面に立てかけられている。私が所有するすべての自転車にはスタンドが付けてある。風景の中に自転車を映しこんで撮影するには、スタンドがないと不便である。今日のランドナーには二本足のセンタースタンドを付けているので、クルマに載せたり降ろしたりするときの前後輪の着脱のときにも重宝する。泥よけがついているので、フロントフォークで立たせることができない不便さを補ってくれる。こうした場面で自転車をひっくり返す人がいるが、これはあまり合理的ではない。サイクルコンピュータなどハンドルにつけた機器あるいはその台座を損傷したり汚したりすることになるし、何よりホイールの軸を収めるのに、フレームの重みを利用してスコンと入れる方が楽なのだ。
Img_0320Img_0321Img_0322


 まあそういうわけで、CPのブース付近の法面はすでに満車だが、私の自転車は法面に関係なくCPの近くに止める。もしかすると、変わったことをする奴だ、と思われているのかもしれないが、気にしない気にしない。ロードレーサーから見れば、きっと泥よけだって同じようなこと。私にとっては、泥除けもスタンドもツーリングには必要な装備なのだ。
 コースマップに到着証明のスタンプを押してもらい、暖かいコーヒーとケーキを頂く。要項には11時半までと書かれていたが、その時刻を過ぎて到着する参加者もいる。もちろん、CPが閉鎖されることもなく、何度も湯を沸かしてコーヒーがドリップされている。
 私以外にVIGOREが2台。VIGOREとは今は京都市内の岩倉に店を構える自転車店。フレームビルダーである店主は現在三代目で、ランドナーを作っていたのは先代まで。また、VIGOREで自転車を組んで販売するだけでなく、別の自転車店へのフレームの卸売りもかつてはやっていて、私の2台のVIGOREはともに、京都御所に近い「キヨセ」という店で組まれたものだ。
 峠ではそれぞれのVIGOREオーナーに話を聞いた。一人は、38年前にVIGOREで買ったものとのこと。最近レストアしたが、パーツ構成も含め、伝統的なスタイルを維持している。もう一人は、私と同じくキヨセで購入とのこと。ただし30年近く前に買ったそうだ。私の2台はいずれも友人からの譲渡だが、元々は1993年とその1,2年あとにそれぞれキヨセで購入されたものだから、時期も近いようだ。パーツ構成も似ているように見える。そのオーナーさんは、キヨセの店主とずっと親しくされているようで、一緒に走りに出かけているとのこと。一昨年の晩秋にキヨセを訪れたときに、静岡県の大井川流域を走ったと店主から聞いていたのだが、それにも同行していたそうだ。
 12時過ぎに、その場にいる参加者とスタッフ30名ほどで記念撮影。12時半ごろCPを撤収するスタッフに挨拶して、我々もスタート。肌寒いので、登りでいったん脱いだ中間着を着て手袋も指先まで覆われたフリースのものに交換。雲ヶ畑への下りはかなりの急坂。スピードを出すとカーブで飛び出しそうだ。
Img_0332Img_0338

 雲ヶ畑は静かな山里。ここには22年前に来たことがある。京都市北区に実家がある友人の青波ゴン太くんと一緒に自転車で来た。青波ゴン太くんは通勤などに使う変速のないシティサイクルで、自転車乗りの私に合わせてくれた。あの時は雲ヶ畑の集落からさらに標高差150m程高い岩屋山志明院まで登った。11月の末でちらちらと雪が降ってきたことを覚えている。
Img_0344Img_0347Img_0350


 本日は、志明院にはいかず、鴨川の流れに沿って一気に下っていく。22年前のあの日も寒かった。今日の方がまだ暖かいか。2日前までのまとまった雨のせいか、山水があふれて路面が濡れているところが何か所もある。でも、泥除けのおかげで自分にも後続車にも水撥ねをかける心配は御無用。減速せずに進んでいける。
 下りは早い、上賀茂神社のあたりまで下るとクルマが増えてくる。山間部の谷あいから、京都盆地へと入ったので春の日差しを受けてポカポカ。それに勾配もなくなり自転車をこがなければならないので体が温まってきた。
 でもやっぱりまだ春爛漫という雰囲気ではない。まだ花も葉もない裸の街路樹が春の浅さを示している。
 やがて市街地の走行となる。金閣寺の前では、和服姿の女性もみられる。何かお祝い事かと思うがただの観光客だそうだ。
 そのあとはスタッフさんの案内で迷路のような路地を行く。クルマは少ないが、見通しの悪い交差点では、自転車同士の出会いがしらの衝突に注意が必要。もちろんたまに通るクルマや歩行者にも注意だ。
Img_0351Img_0353

 最後は、立命館大学の校舎のすぐそばを通って、14時ごろにI's Bicycleに帰着。我々がCPを出たのが最後だったのに、まだ半分以上の参加者が戻っていないようだ。くじ引きで記念品にグランボアオリジナルチューブを頂いた。参加費の500円をはるかに上回る景品だ。
 14時半過ぎに皆さんとお別れ。クルマを止めたコインパーキングへ。自転車を積み込んでいると、自転車が前を通っていく。本日の参加者たちだ。ここを通るということは、我々とは逆の反時計回りだが、京見峠を経由せず高雄を通ってきたということか。そちらも御経坂峠はあるが、京見峠よりは低い。それを見越してのコース選択かどうかは、聞いたわけでないからわからない。沢の池に寄り道していたことが後でわかった。
 さて、クルマに乗り換え、15時15分、帰路に就く。帰りは時間に余裕があるので、京都縦貫道を使う必要はない。途中福知山でラーメンを食べて、19時10分に帰宅。
 シーズンの到来を喜ぶツーリングイベント。やや肌寒い場面もあったが、衣類で調整できる範囲。雨の心配はなく、天気に恵まれたと言える。I's Bicycle主催のツーリングに参加するのは2度目で、それぞれ別のVIGOREランドナーで走った。次は山口べニックスで、つまり毎回違うランドナーで参加するのもいいのかもしれない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018/02/27

久しぶりのスーパーカブ通勤

 ひと月以上のご無沙汰。路面に雪もなくなり、最低気温が0度を大きく下回ることがなくなり、ようやくスーパーカブで通勤した。まだ風は冷たい。
Dscn2462


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/02/20

ちょっと走ってみた

 冬の間ずっと田んぼが雪に覆われているなんて、三十数年ぶりのこと。
 それでもこの数日まとまった降雪はなく、路面の雪は解けたので、日曜の夕方家からのお散歩コースを走ってみた。農道などクルマがあまり通らないつないだコースなので、除雪されていない道もある。そういう道には分厚い積雪。また、除雪された路面にはもう雪がないが、路肩の雪から水が流れている箇所があるため泥よけが必要。
Dscn2283Dscn2284Dscn2280


| | コメント (0) | トラックバック (0)

台湾弾丸紀行5データ編そして動画

■データ編
◎自転車走行
 1日目 淡水河・新店渓自転車道 55.0km
 2日目 陽明山         68.8km
  計             123.8km

 地図を拡大縮小、スクロールさせたり、プロフィールマップ(標高グラフ)を見たりしたい方は、地図をクリック。

◎費用
 航空券           45130円
 高速道路通行料・駐車料金   2800円
 鉄道運賃(日本)       4730円
 鉄道運賃(台湾)       1304円
 宿泊料(二泊)        3920円
 飲食費            7271円
 土産代            1151円
 自転車レンタル料       2301円
 両替手数料          508円
  計            69115円

 この時のレート、1元(ニュー台湾ドル)=3.83円で計算。
 帰国直前に買ったキャリーバッグ(約4500円)とデッキシューズ(約1900円)は、今回の旅を終えてからも使うものなので、計上していない。
 円から元への両替は、到着時の桃園空港の銀行出張窓口で。多めに2万円分両替したが、手数料は30元(約115円)と格安。帰国直前に元を円に戻すときにも利用したかったが、深夜のため窓口が閉まっていた。関西国際空港に戻って日本の銀行の窓口で両替したら、1元=3.21円で計算。つまり、1元辺り約0.62円が手数料。つまり16パーセント強の歩合制。両替600元(約2300円)のうち400円ほどが手数料となった。キャリーバッグとデッキシューズを買って元の残金を減らしたのは正解だった。

◎参考資料
・サイクルスポーツ誌
  2016年12月号「俺たちの晩秋ライド・海外弾丸ライド」
  2018年2月号「5万円でいく大満足じてんしゃ旅・台湾冒険野郎」
・るるぶ台湾'16
・Webページ
  台北市内でロードバイクをレンタルしてサイクリング。陽明山の神の手の秘密。
  台湾台北でのロードバイクレンタルまとめ
  トラベルコ(航空券予約)
  じゃらん(宿泊予約)

■動画
 宿泊したゲストハウスから自転車を借りたGIANTストアまでの片道2kmの街歩き、および自転車走行途中に撮影した動画をまとめたもの。
 ヘルメット等に装着するアクションカメラは持っていかなかったので、自転車走行中の動画はない。いずれにせよ天気が悪くて、あまりいい画は取れなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧