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2021/01/14

碇高原で3年ぶりの雪遊び

 1月の3連休の前日寒波が来た。3連休は日を追うごとに寒波が緩んでいく流れ。吹雪が吹き荒れる練習初日は家で過ごし、連休中日の10日午後から活動を開始。 

 14:30、自宅を出発。断続的な吹雪の午前中をのんびり過ごし、家の周りの除雪などをしていたらこの時間になった。久しぶりに碇高原へ。丹後半島の先端に近い標高500m近い高原は京都府営の牧場で、起伏のある牧草地が広がっている。文字通りのバックカントリー(裏山)だ。かつては毎年ここで気軽なバックカントリースキーを楽しんでいた。しかし、ずっと雪が少なくて数年ご無沙汰。2018年以来、3年振りだ。  

 自宅から碇高原までは20km。竹野川を少し下ってから山間部に向かうのだが、ほんの少し川下に向かうと積雪量が増す。山間部に入ればなおいっそう雪が多い。山間部の集落は、除雪も水道管の凍結など低温への備えも大変そうだ。ほんの100mほど標高が高くなっただけなのに。  

 小一時間かけて碇高原へ。近くにあったスキー場が閉鎖されたので、道路の除雪は朝だけのようで、日中に積もった雪を踏みしめてのアプローチ。他にクルマが通らないのは楽だけどね。  

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 久しぶりに十分な積雪量。こんな碇高原9年ぶり。でも、2011年と2012年はもっと多かったけどね。  

 身支度を整える。午後になって雪のやみ間が多くなり薄日もさしてきた。あまり天気が良くなりすぎると雪質がすぐに悪くなるからこのくらいがちょうどいい。  

 スキー板は2台持ってきた。まずは、ステップソールの板を持って車道を歩く。小さなエリアなので、何度も繰り返すつもり。単独でも自分のトレースが利用できるので、2本以上は楽しまないと。  

 牧場の管理用ダブルトラックへの分岐で板を装着。管理道は当然除雪されていない。積雪量のわりにラッセルは大したことない。足首程度しか沈まない。どうやら、正月までの積雪の上に少し新雪が積もっている程度だ。管理用ダブルトラック、つまりクルマが通る道はステップソールで快適に登れる。シールより抵抗が少なく軽快に。ところが脚が重い。滑走面に雪がくっついている。ワックスをかけなければいけない。とりあえず今日は我慢してこのままいくしかない。1本目は、展望台のある笠山三角点を目指す。いつもダブルトラックの終点まで行き、あとはなだらかな牧草地を登っている。そうすれば、急とは頂上直下だけだ。ところが、今日は十分に積雪があるからとダブルトラックの途中から山肌にとりついてしまった。何せ地図で見たら、ほんのわずかな距離で山頂に到達できるのだから。  

 結果的には、失敗だった。笹や灌木の密度の高い急斜面の登りは、相当に時間と労力を消費する。何度も経験していたことなのに。確かに雪が多いのは幸いだった。滑走面に雪がくっつくのは、急な登りにはかえって好都合。でも、距離は伸びても歩きやすいところを行く方が早くて楽だった。およそ30分のロスが生じたと思われる。  

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 そんなことで、笠山三角点ピークに到達したときには、もう日が傾いていた。頂上には雪の段差ができている。これは雪庇だ。ここに雪庇ができたのは、2011年以来か。足元の半島北岸の日本海は大荒れ。波の音が聞こえてきそうだ。若狭湾側を見ると、冠島、沓島も冠雪している。  

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 さて、滑降開始だ。が、まったくいたが走らない。滑走面に貼り付いた雪のせいだ。すり足で何とか雪を落とし、どうにか滑り出す。しかし、スピードが上がらない。湿った重い新雪が深く、抵抗が大きすぎるのだ。浮力の大きい太い板ならよかったか。ターンどころでなく直滑降で頂上直下を滑り降りるも、斜度が緩くなると歩かなければならなくなる。  

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 そのあとも斜面を拾いながら滑降。頂上部よりも多少斜度が増すため、山頂部よりは板が走るが、それでも直滑降に毛が生えた程度。最後の斜面では西日に照らされた地吹雪が幻想的。車道へと下山。 

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 さあ、日没が迫っている。2本目は太い板で山頂部を省いたコースを行くつもりでいたが、もう時間がなさそうだ。板はそのまま、シールの着脱不要のステップソールで、3本目に予定していたショートコースを滑って本日の活動を締めくくろう。1本目と同じく、管理用ダブルトラックへ。トレースが敷かれているので楽だが、滑走面に雪がくっついてステップソールならではの軽快な歩きとはならない。むしろシール歩行よりも足取りが重い。フルコースの4分の1ほどでショートコースの滑降斜面上部に到着。短いが急斜面だ。後、1本目に滑った斜面が西日を浴びている。  

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 いざ滑降。だが板が全く滑らない。ダブルトラックに戻ってすり足。そして急斜面へ。あっという間に下りてしまった。  

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 日も落ちて、GPSレシーバの画面も夜間モードに変わっている。残照の美しい時間、マジックアワーだ。クルマに戻って板を撤収し、帰り支度をしているうちにあたりが暗くなる。 

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