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2020/08/18

鳥取で今を粋ろ湖山池そして毛無山

 ロードレーサーのキャリパーブレーキを交換した。せっかく、いくらかの費用と手間をかけたのだから、メリットがあるのだということを実感したい。というわけで、交換の引き金となった鳥取市の毛無山を再訪することにした。鳥取に行くならば、二郎系ラーメンも食べよう。
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 というわけで、話は一気に鳥取へ。まずは「ラーメンつけ麺 今を粋ろ 鳥大前店」へと向かうのだが、時刻はまだ正午過ぎ。混んでいるのではないかな。ならば、湖山池の南東部の畔、桂見駐車場にクルマを止めて自転車を準備。湖山池の東岸を北上する。鳥取大学までは、湖山池の畔のクルマが侵入してこない道を行く。左は常に湖山池、右は公園から広大な畑へと風景が変わる。畑の奥には鳥取大学の校舎群。湖山町の繁華街にある「ラーメンつけ麺 今を粋ろ 鳥大前店」は鳥取大学の学生御用達。13時を少し過ぎて到着。目論見通り空いている。麺300gに野菜は増し増し。ここでは、増し増しの野菜はもう一つ別のどんぶりに盛られてくる。私の前に入店した隣の客は、つけ麺を食べている。同じ量、同じ値段、そして同じように別皿に増し増しの野菜。次はつけ麺にしよう。
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 ラーメンの後は、湖山池一周の続き。7割方、クルマが侵入しない道、またはクルマがほとんど通らない道なので安心して走れる。1週17km程のうち、「ラーメンつけ麺 今を粋ろ 鳥大前店」までで5km弱の走行だったので、残りは4分の3。しかし、暑い。月が替わるのに合わせたように、梅雨が明けた。うっすらと薄い雲がかかったような空だが、夏の太陽は十分に強く照り付けている。
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 桂見駐車場に戻ったら、自転車をクルマに収めて移動。湖畔を西に移動し、吉岡温泉を経由して双六原集落の手前、県道191号線と広域農道の交差点付近にクルマを止めて自転車を下し、前後のホイールを装着。10kmもない移動だし、クルマを使う必要はないのかもしれないが、4月と同じように走りたかった。日陰にクルマを止めたが、この後、西に日が傾けば日が当たることは明らか。本当は、今は日向でも戻ってきたときに日陰になっている方がいいのだが、そういう場所がない。せめて、スタートの時だけでも日陰に止めておけば、夕方は日差しも弱まっているだろうし、と思いながらフロントガラスに銀色の日除けをセットする。
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 さあ、これからが今日の本番。新しいブレーキの効果を確かめる毛無山ヒルクライムandダウンヒル。まずは県道191号線を南西に。毛無山へ向けてゆっくりと標高を稼いでいく。県道に沿う矢矯川沿いには、春に咲いていた菜の花の黄色が記憶に残っているが、今は濃い緑となっている。双六原の集落を抜けると、正面に毛無山の台形のシルエットが見えてくる。そして矢矯の集落へ。左手の山から続く道が合流。ずっと東から続く広域基幹林道中央線の延長というような、つまり山間の細く曲がりくねった道であるが、それが県道32号線。数字の大きな191号線の方が幹線道路の雰囲気。ここからは県道32号線と191号線の重複区間。
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 矢矯の集落を抜けると山間の雰囲気が濃くなる。双六原も矢矯も、そこそこまとまった軒数の民家が並ぶ集落だった。そして、勾配が増していく。この先峠を越えると鹿野町となる。既に合併して鳥取市の一部になっているが。その峠のすぐ手前が毛無山の頂上へ至る道への分岐。山頂には、TVなど電波塔が立つアンテナ山。山頂まで、舗装道路が続いている。4年前は伐採・木材搬出作業中で、山頂手前で作業員に追い払われた。立入禁止と書かれたところに無断で立ち入った私が悪いのだが。その時の貼り紙によれば、作業期間は7月31日頃まで。一応その期間は過ぎているのだが、「頃」とはどういうことだろうか。
 毛無山への道の入り口は鎖で通せんぼされている。ただし、施錠されているわけでなく、ポールにひっかけられた鎖を外して誰でも侵入することができる。伐採・搬出作業のことを知らせる貼り紙を貼った移動式看板は、道路の端に寄せられていた。4月にはもっと中央に置かれているのに、今日はかなり遠慮気味だ。しかも、立入禁止の文字が雨に濡れたせいなのか、消えている。どう解釈すればいいのだろうか。考えてもわからないから、突入。とりあえず作業期間は過ぎていることを根拠に、今日はこちらに少し分がある。
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 自転車持ち上げ鎖を乗り越える。いきなり急勾配の登りだ。どうにかインナーローで乗車できるが、かなり厳しい。ランドナー、MTB、クロスバイク、折畳小径車、ほかのいずれの自転車も今日のロードレーサーより楽に登れるのに。
 しばらく走ると林道の枝道の分岐が次々と現れる。春に来た時には、分岐には自動車が止まり、未舗装の枝道の奥からチェーンソーの音が聞こえていた。今日は、車両は見られずとにかく静かだ。いいぞ、今日は追い払われずに山頂まで行けそうだ。
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 上り坂の勾配はきついが、山間であり、かつ林間であるためずっと日陰。湖山池よりはかなり涼しい。枝道への分岐にたくさんの丸太が山のように積まれていた。どうやら完全に作業が終わっているわけではないようだ。ただ、今日は作業をしていない、それが入口の、脇に寄せられた看板が伝えているニュアンスか。と思ったらその少し先の別の枝道の分岐付近に軽のバンなど2台のクルマが縦列駐車されていた。ただし、あたりには人の気配はない。どこかで何か作業をしているのか。でもチェーンソーや重機の音はしない。ずっとここにクルマが置き去りにされているということは考えにくい。たぶん、ここに乗ってきてまた乗って帰ると思うのだが。考えても結論が出るはずもない。
 山頂が近づき、展望ポイントへとやってきた。北側の視界が開けているのだが、今日は霞が濃く、鳥取市街も鳥取砂丘も日本海もぼんやりとしか見えない。4月は寒の戻りの曇天で日本海が青く見えなかったが、それでも今日よりは景色がはっきりとしていた。ただし、あの時はすぐ近くにいた作業員に一瞬でも早く立ち去れとばかりに追い払われ、じっくりと景色を眺めることができなかった。本当は空気が澄んで、しかも涼しくなった秋にでもリベンジに来ようと思っていたのだが、このロードレーサーのブレーキ交換の成果を試すため、思わず来てしまったのだ。
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 展望ポイントから少し上ったヘアピンカーブの先が、前回の折り返し点。カーブミラー越しに道路をふさぐトラックの姿が見え、今まさに搬出作業が行われている音や気配を感じて引き返した。そして、すぐ下の展望ポイントでせめて景色を楽しもうと思ったら、たまたまそこにいた作業員に追い払われた、というわけだった。今回は、山頂まで行けそうだ。
 GPSレシーバーの画面を見れば、山頂まで至近距離に迫っているはずなのに、道が蛇行していてなかなかたどり着かない。まあ、標高差のせいであるのだが。
 それでも、進んでさえいれば山頂に到達するわけで、電波中継の施設が立ち並ぶエリアに到着。予想通り、この建物群と周囲のブッシュのため、展望はない。今の時期草むらをかき分けて展望を探すのはやめておこう。長ズボンの季節でないとね。それに今日の霞んだ景色のために、わざわざ苦労する必要もない。
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 さて、いよいよブレーキ交換の成果を確かめる時が来た。下り始めてすぐに、その効果は感じられた。軽いタッチで、十分な制動力が得られる。春には、固いブレーキレバーを握るために握力を消耗し、何度も止まって回復させなければならなかった。それが今日は、展望ポイントでもう一度、霞んだ景色を眺めたあと、鎖の貼られた入口までなんとノンストップで下ることができた。鎖の手前も急勾配のため、前回はかなり早めにフルブレーキをかけ、ずいぶん手前で止まってしまった。再び乗車しても止まるのが大変なので、数10メートルを押して下った。それが今日は、ちゃんと制動をコントロールしながら鎖の直前で停止することができた。
 とはいえ、やはりドロップハンドルでのブレーキ操作は楽ではない。フラットハンドルをつけたほかの自転車ならもっと楽に下ることができた。もうこれでブレーキ交換のメリットを感じられたわけだし、展望のリベンジにはやはり自転車を変えて挑もう。
 その先県道に入れば勾配は落ち着くのだが、前回は毛無山で疲弊した握力でのブレーキングは厳しく、矢矯穂集落までは緊張を感じながらの下りだった。今日は、安心してスピードを出せる。
 8月上旬、湖山池一周約17.6km、毛無山約16.1km

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コメント

まだ記事にされてませんが励ましの坂今年も制覇されたようですね。O崎氏も今年10年連続の節目ですが、お堅い職業なので上司から他府県への渡航自粛を促されて、北海道はあきらめモードの様です。激坂挑戦、今年はあなた一人だけになってしまうかも、、。

投稿: 清水伸幸 | 2020/08/24 20:40

清水さんお久しぶり。
Oさんのように、にこやかに登ることが今年の目標でした。

投稿: はいかい | 2020/08/25 23:24

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