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2020/08/09

急勾配と廃道ダートと宿場を越える8の字周回(ホルモン焼うどん3)

 西播磨の中山間地を行くシリーズもそろそろ終盤。なだらかな中国山地。温暖で降水量(雨も雪も)が少ない山陽(瀬戸内)の気候。適度なアップダウンがあるクルマの少ない田舎道。そして、佐用のホルモン焼きうどん。
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 クルマを止めたのは、JR姫新線三日月駅に近いパーキングスペース。向いが交番なので、セキュリティは万全。今日の自転車はMTB。走行予定コースには一部ダートが含まれるが、それはほんの少しだけなのでオンロードタイヤのホイール。ただし、34Tのローギアを備えたスプロケットを装着している。
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 志文川の流れに沿って西へ。国道179号線を避けて農道などをたどる。久保集落から三ツ尾へ抜ける林道へ。動物よけのフェンスを越え、コンクリート舗装の急勾配が続く。たったの3kmで標高差400m近くも登る。平均勾配が12パーセントを越え、特に序盤は20パーセント超の勾配が続いていると思われる。所有する自転車の中で最もギア比の低いセッティングで挑んでどうにか乗車で登ることができた。ただし、何度も停車して呼吸を整えた。
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 多賀登山の西側を越えると下りとなる。初めて走った2009年にはダートで、前転しそうな急勾配をこわごわ下ったのだが、いつしか全面舗装されてしまった。廃棄物処理場を越えて果樹園を抜け、県道449号線へ。ここはT(丁)字路ならぬK字路で、もう一本の林道が県道に突き当たっている。ゆくゆくはもう一方の林道をたどるのだが、その前に県道449号線を右にとり、登って行く。すぐに三ツ尾集落。勾配に果樹園と民家が張り付いている。集落を越えると、県道をそれて細い道へ左折。ダードの林道だ。しばらく登ってあとは下りとなる。倒木が横たわり、深い溝が掘れた道。もちろん、ガレ場も当たり前に存在している。次々と立ちはだかる難所。思わず転倒。落ち葉のクッションに受け止められて、かすり傷のみ。短いがスリリングだ。動物よけのフェンスを越えると、三原集落。
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 県道449号線を登って、先ほどのK字路に戻る。そして、もう一方の林道へ。本日のコース取りは頭の大きな8の字を描く。ただし、書き順は逆。
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 沢沿いの下りを行けば、大下り集落。廃屋が目立つが、それを含めても数軒しかない山間の小集落。この道も10年前にはダート区間があったが、いつの間にか全面舗装。
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 やがて田んぼが現れ谷が開けて、多賀集落。川沿いの家の土台の立派な石垣は、川の隠れた性格を表しているのだろう。普段は穏やかでも、時には荒れ狂うというわけだ。
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 そして大きな川へ突き当たる。千種川だ。これを東にさかのぼる。すると川が二股に分かれている。右は志文川。つまりクルマを止めた地点へ戻る。ここは左の千種川本流を遡る。
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 旧南光町の中心街、徳久を越えたら、志文川沿いを離れ左折。北側の山間部へ。
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 別荘地を横目に登った峠でゴルフ場への道と立体交差。頭上をクルマが通り過ぎていく。下っていけば、口金近という印象的な地名。本来のどかな集落なのだが、中国自動車道と鳥取自動車道のジャンクションとなっているので、なにやら近代的な建造物と田舎の風景がミスマッチしている。
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 中国自動車道に沿った谷を下れば、すぐに国道373号線、作用I.C.だ。さて、この近くに2軒、ホルモン焼うどんが食べられる店がるが、現在の時刻は16時前。「かづ」という店は昼夜通し営業のはずだが、あまりにも中途半端な時間なので心配になる。恐る恐る扉を開けると、ちゃんとお母さんが出てきてくれて一安心。ホルモン焼うどんをいただく。うどんが鉄板にくっついてしまった。割りばしでこねくり回すからくっついてしまう、とのこと。でも、このペリペリもおいしいからねと、鉄板からはがしてくれた。
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 ホルモン焼うどんを食べたら、走行再開。平福へ向けて北上。ただし、国道を避けて農道を行く。佐用川の対岸から宿場町の裏側を眺める形だが、これもまた風情がある。
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 そして、佐用川の支流、庵川を遡る。のどかな集落が点在している。
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 徐々に山間の雰囲気が深まり、寺坂峠を越える。降り立ったのは千種川の谷。少し下ったら、次は八重谷峠を越える。並走する志文川の谷へトレーンチェンジだ。八重谷峠への登りで背後から「こんにちは」と声がかかる。ロードレーサーが追い越して行った。元気だねぇ。もしかすると、長い距離を走っているのかもしれない。でも、こちらは変化に富んだコースをはしている。20パーセントの急勾配やほとんど廃道のダートを越えているのだから。
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 志文川沿いへと降り立ったら、あとは下り基調で8の字周回を完結。
 7月上旬、約57.8km

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