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2020/08/13

レンタサイクルで鴨川河川敷を走り京都一乗寺のラーメン二郎へ

 京都市内のレンタサイクル店「京都ecoトリップ」では、7月に利用料の大幅な値引きキャンペーンを行っていた。車種によっては無料となるような大胆なものだ。新型コロナウィルス感染症の影響による観光客の減少。特に海外からの観光客が途絶えたことが大きいようだ。さらに、梅雨の長雨も加わる。そんな中、鉄道やバスやタクシーと比べて接触感染、飛沫感染のリスクが低い自転車をアピールする狙いのキャンペーンのようだ。
 せっかくなので、利用させてもらう。
 いつものようにクルマを途中に置いて、JR山陰本線の列車で上洛。京都駅で下車。八条口を出て駅の南側へ。外国人観光客がいないこともあり、列車内には少し空席もあった。ただし、人との接近を避けてのことなのか立っている人も見られた。私は、出入り口付近の補助シートに腰掛ける。まあこれなら折畳小径車の輪行袋の持ち込みもさほど苦にはならない。京都駅の構内は、到着した列車から一気に人が出てくるため人々の密集度合いはあまり変わらないのかもしれない。輪行袋を持っている場合、人々がはけるのを待ってから移動した方が無難だが、その待ち時間が短くて済むということか。いずれにせよ、構内が広く歩行距離が長くなってしまう京都駅は、輪行での乗降に使わない方がよい。今日はレンタサイクル。体一つとはなんと身軽なことか。
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 京都駅の南側には、いつの間にやらたくさんのホテル。豪華なものではなく、かといってビジネスホテルというにはしゃれた感じ。ゲストハウスもあるようだ。また、多くは駐車場を設けていない。そんなホテルと町屋が共存する一角に、「京都ecoトリップ」はある。八条口から5分くらい歩いただろうか。ただし、山陰線ホームから八条口までも5分くらいかかるのだが。
 Webページを見てあらかじめ心に決めていた、内装8段変速の小径シティサイクルを借りる。スポーツサイクルを扱っていない「京都ecoトリップ」では一番走れそうなモデルだ。1日の利用料金は1,300円だが、キャンペーンにより1,100円の割引なのでたった200円で夕方まで借りられる。
 Webページに掲載されていた写真やデータから調べていた通り、車種はブリヂストンの「マリポーサ」というモデルだった。すでに製造されていないが、スペイン語で蝶を意味するマリポーサ。懐かしい響きだ。1980年代から90年代にかけて新日本プロレスで活躍した、「小さな巨人」グラン浜田。167cmの小柄な体で機敏な動きと華麗な空中殺法は、「マリポーサ殺法」と呼ばれた。メキシコを主戦場としていたので、日本での活躍のシーンは限られていたが、だからこそ印象的だった。
 さて、スタッフから説明を受けて、出発。と行きたいが、高めに設定してもらったサドルをさらに上げる。やはりスポーツサイクルに乗るかどうかで、サドルの高さはずいぶん違う。また、ハンドルにGPSレシーバを装着。これで、改めて本格的なスタート。
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 スタッフに教わった道順通り、東に信号3つ分進んで河原町通を北上。東海道本線や東海道新幹線をくぐってから、鴨川を左岸、川端通側に渡り、河川敷に降りる。あとはこの河川敷をひたすら北上するのみ。
 半月ほど前には警報が発令される豪雨で、鴨川も増水、河川敷が水没していた。川に生えている葦が下流側に傾いている。しかも茶色く泥がコーティングされた状態。そうした爪痕は残るが、河川敷はのんびりムード。水辺でで遊ぶ母親と幼い子供。この暑いさなか、上半身裸で日光浴する男性。ウォーキングする人。自転車でポタリングする人。
 「京都ecoトリップ」で借りられるブリヂストン・マリポーサは20インチホイールの小径モデル。小柄で小回りが利き、8段変速のためスポーツサイクルに近い走り。小さな巨人、グラン浜田のイメージに重なる。
 鴨川に高野川が合流する地点に来た。時刻は13時過ぎ。一乗寺まで行こう。鴨川デルタを対岸に見て、そのまま高野川左岸を北上。「Y」の字を下から右上にたどる形だ。
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 目的地を通り過ぎてしまうのが嫌で河川敷から川端通に上がる。さらに川岸を離れ、叡山電鉄の線路沿いを行く。元田中、茶山、そして一乗寺と決行距離があった。結果的には、もっと河川敷を走ったほうがよかった。
 というわけで半年ぶりに一乗寺へ。お目当てはラーメン二郎。店の前の数台分の駐輪スペースには一台の自転車もなく、なんだかひっそりとしているが、ちゃんと営業中のの札が下がっている。入り口は店の側面の通路の奥なので、店の正面には行列は見えない。と思ったが、通路にも行列はなく、カウンター席のみの店内にも客は2,3人。ラーメン二郎がこんなに空いているなんて、いいタイミングだ。麺は300g、野菜は増し増し。一心不乱にラーメンと向き合う。
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 その後客が入れ替わりながらも少し増えた感じで、14時を迎える。スタッフが外に下げられた札をひっくり返した。店によっては、ラストオーダーを閉店時刻の15分前くらいに設定し、その時点で営業中の札をひっくり返すところもある。このラーメン二郎は、14時ギリギリまで客を受け入れている、ということをここに記しておこう。忘れないように。
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 大量のエネルギーを摂取したら、今度は消費する。これでエネルギーの収支がうまくいく、はず。高野川河川敷には向かわず、車道を
南下。百万遍交差点に近い二郎系ラーメンの店「加藤屋百万遍にぼ次朗」を視察していく。ここが本日のもう一つの候補だった。こちらは、昼の営業が15時までなので、まだ営業中。京都大学のおひざ元、京大生御用達といった雰囲気だ。
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 そのあとは鴨川河川敷に降りて、南下。半年前に一乗寺のラーメン二郎を訪れた時には、円町駅から自転車で京都市内を西から東へと車道を走った。本日のように京都駅周辺発ならば、車道走行をかなり少なくできるのだが、広くて混雑する京都駅で輪行袋を担いで下車するのは厳しい。レンタサイクルの値引き期間はもうすぐに終わるし、そもそも期間中に一回限定の特典なのだ。
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 このままレンタサイクルを返却して帰るのも、なんだか物足りないので、京都駅の北側、京都タワーの麓を西へ移動。梅小路公園へ。山陰線の列車が京都駅へと発着する間際、この公園で憩う人々の姿が見える。公園内には木が植えられ、人工の小川が流れている。日差しは遮られ、吹く風は涼しい。まさに、都会のオアシスだ。私のような独り者、幼い子を連れた母親、カップル、制服姿の女子高生など、老若男女がそれぞれの時を過ごしている。少し離れた場所から大勢の人の歓声が聞こえる。京都水族館だ。イルカショーか何かやっているようだ。カメラでズームアップで撮影した写真を見れば、客が間隔をあけて座っているスタンドが見える。
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 一乗寺へのアプローチに関して、京都駅の一つ手前、この梅小路公園に隣接する山陰本線梅小路京都西駅まで輪行して、ここから自転車スタートという案も浮かんだが、二条駅や円町駅スタートの場合と車道走行の距離は変わらなくなってしまう。さらに、快速列車が止まらない梅小路京都西駅では利用できる列車が限られてしまう。加えて、一乗寺までのトータルの距離は円町や二条の方が近い。わざわざ列車に長く乗って、目的地から遠ざかるのは合理的ではない。
 ただ朗報といえるのは、この数年で京都市内の車道が自転車で走りやすくなった。大きいのは、路上に自転車走行レーンの表示がされていること。もちろん、専用レーンではないが、それでもドライバーは自転車の車道走行を認めざるを得ない状況だ。車道を走る自転車に対し威圧をかけるドライバーが当たり前だった20年前と比べれば、今はクルマが自転車に気を使ってくれている。
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 まあそんなことを思いつつも、結局はその日の気分で行動するしかない。今日はレンタサイクルならではの行動ができた。マリポーサを返却し、京都駅へ。
 7月下旬、約20.1km

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