« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »

2020/07/09

美作東部日名倉山MTB登山(ホルモン焼うどん2)

 兵庫県佐用町と、岡山県美作市の旧大原町と旧東粟倉村を周回するコースを何度か走っている。今は二県にまたがるコースだが、かつての国名でいうと美作の国の中の周回。ほとんどクルマの通らない道で佐用川の上流部を遡り、奥海乢(おねみたわ)という峠を越えて後山の山腹に広がる東粟倉の中心集落をかすめて大原へと下る。
P1220211P1220212P1220215
 そろそろ変化を付けたくなった。というわけで付け加えたのは日名倉山の山頂に近いベルピール自然公園。標高1047mの山の860m地点まで車道が通じている。後山連山より少し低いものの、独立した円錐型のピークは目立つ。ということは登れば展望もよい。自然公園からは、後山連山と東粟倉の中心集落「後山」などがよく見えた。
P1220218P1220226P1220237
 帰り道に佐用でホルモン焼うどん。36.7km、5月下旬
    *      *      *
 そうなると次は日名倉山の山頂を極めたくなるのは自然の流れというもの。どうやらMTBで楽しめそうだ。というわけで、日名倉山を再び訪れることにする。
 県境の山頂へは、西の岡山、東の兵庫からそれぞれコースがある。岡山側は、ベルピール自然公園から遊歩道を散策するようなお手軽コース。兵庫側は、宍粟市千種町の日名倉神社からダブルトラックを経て登山道が伸びている。登山道の途中までは奥海越(おねごし)という県境をの峠を越える道。その奥海越から分岐して山頂へと向かう尾根上の区間はMTBで楽しめるらしい。そうなると、兵庫側からアプローチしたくなるが、日名倉神社から奥海越までは谷底の暗い道と想像され、こちらはあまり気が進まない。というわけで、起点は岡山側のベルピール自然公園とし、山頂を極めてから兵庫側の奥海越までの下りを楽しんだあと山頂へ登り返し、最後はベルピール自然公園へと下る、ということにする。
Img_5469Img_5473
 ベルピール自然公園は、民間の施設で、つまりその敷地内は私有地。敷地外にクルマを止める。12:30、スタート。山腹を巻くようなダブルトラックが伸びている。少したどったがそちらは山頂には向かわないようだ。どこに向かっているのだろう。別方向へのダブルトラックをたどり、おぼろげなシングルトラックを経て、ベルピール自然公園から山頂に向かう道へ。こちらは遊歩道のように整備されている。
Img_5474
 ヘアピンカーブが連続する九十九折れ。おかげで勾配は緩く下りで乗車できそうだが、ヘアピンカーブのところは木段になっている。なんだかハエのような虫が多い。
Img_5475Img_5476
 13:10、山頂到着。360度の展望を期待したのだが、ブッシュにさえぎられていて、北から西にかけてが開けているのみ。だから、後山連山、その懐の後山集落などが良く見える。後山連山の右肩から氷ノ山がのぞいているのだが、ぼんやりしていて存在感は薄い。また、後山連山の左には那岐山がこちらは立派な姿を見せている。
 のんびりしていたいところだが、ハエがうるさいので早々に退散。兵庫・千種側へと下る。
 いきなり急な下り。当然乗車不能。そして登り返し。そこが二ノ丸。それを越えると、また急な鞍部を越えて、一ノ丸。この並び順は氷ノ山とは逆のパターン。
Img_5479Img_5485
 一ノ丸からの下りはやや緩く、やがて乗車可能な勾配となる。周囲は広葉樹林から植林となりMTB向きのシングルトラックがつづく。確かに、これは楽しい。
Img_5482Img_5483
 あっという間にダブルトラックへと突き当たった。13:50、奥海越へと降り立ったといわけだ。ここで引き返さなければならない。登り返し、さらにまた、一ノ丸、二 丸、三 丸のアップダウンを考えると、このままダブルトラックを下っていきたい気持ちになるが、そんなことをするとクルマの回収が大変だ。諦めて、とぼとぼと自転車を押してシングルトラックを登り返す。
 下りに比べて登り返しは長い。乗車可能区間の上部で、シングルトラックの左手、つまり南側の木々の合間にダブルトラックが見えた。奥海越からの道だろうか。帰宅後に確認すると、これはクルマを止めたベルピール自然公園の奥から山頂南側の山腹を巻くダブルトラックがここへと延びてきているということだった。だから、一、ニ、三ノ丸のアップダウンが面倒ならこのダブルトラックで戻るという手もあったわけだ。
Img_5496
 というわけで、15:00、山頂まで登り返してきた。やはり、楽しく下った後の登り返しは精神的にもきつい。まあそれでももう一度下りが残っているのが救いだ。
Img_5503Img_5510
 やはりハエが多くて長居できない。下りを開始。那岐山に向かう下り。緩い木段だが、これは乗車でクリアできる。そのあとは急な木段は降りて押す。安全第一。でもそれ以外は乗車できて、山腹のダブルトラックよりはこちらでよかった、と思えた。ということで、15:25、あっという間にクルマに帰着。
6.3km、6月上旬
 そういうわけで、今回のホルモン焼うどんは、前哨戦で食した。

| | コメント (2)

2020/07/06

佐用発美作東部の武蔵の里と棚田めぐり(ホルモン焼うどん1) 

 佐用のホルモン焼きうどんを食べたい。でも、遠い。行くならばやっぱり自転車も楽しまなければ。そういうことで、1年前、中山間地の川沿いの集落と小さな峠をつなぐコースを走ってみた。今年も、行ってみよう。
 佐用の街にクルマを止め、自転車を準備。佐用川の支流、江川川をさかのぼる。川沿いに田園が広がる景色はのどかそのもの。県道240号線はほとんどクルマも通らない。
Img_5317Img_5318
 そのまま県道でも小さな峠を越えて宮本へ至るのだが、峠の手前の大畠集落で左に分岐する道をとる。釜坂峠。因幡街道の峠越えだ。集落を抜けると山道となる。シングルトラックとダブルトラックの間のような道幅。もちろん舗装などされていない。MTBかランドナー(パスハンター)向きコース。今日の自転車は、700Cタイヤのクロスバイク。完全に車種の選択を間違えている。でも行くのだ。まあ、距離は知れている。
Img_5319Img_5320Img_5322
 この小さな峠が、兵庫・岡山県境だが、かつては江川川沿いも美作の国だったわけだから、国境だったわけではない。
 こぶし大またはそれより少し大きいくらいの石がごろごろしている道を押して登り、下りは恐々乗車でクリア。かなり上まで舗装路が来ていて助かった。壱貫清水という山水のおかげだ。     
Img_5326Img_5331
 舗装路を下ると剣豪、宮本武蔵のゆかりの地「宮本」。武蔵の生家跡などがある。吉野川に沿った県道5号線を3kmほど南西に走り、立石集落で左折。南の山中への細い道を行く。
Img_5335Img_5341
 宮原の集落で県道161号線に突き当たる。左折しさらに南下。すると、分岐点。去年と同じく、県道124号線に右折するつもりだったのだが、工事中で通行止め。現場はすぐ先に見えていて、工事車両が完全に道をふさいで作業中。これでは自転車でも通れない。GPSレシーバの地図を見る。何とかなりそう。ホッとする、というよりむしろ楽しくなってきた。やっぱり、既走の道より、未知なる道の方が魅力的だ。左の道へ。つまり県道161号線をそのまま行く形。
Img_5342
 小さな峠を越えて兵庫県に戻る。県境から1kmも進まないうちに、分岐。これを右折。細い道へ。やがて道は下り坂となり、県道524号線へ突き当たる。鋭角的に右折して道は登りとなる。進み始めてすぐ、ふと立ち止まってGPSレシーバを確認。やっぱり、やめよう。先ほどの分岐に引き返し反対側の道を選ぶ。こちらは下り。
Img_5345
 この先、大木谷と田和の間の地蔵堂のある峠から大撫山へと向かい、山腹を南に巻いて作用の街へと下る予定。去年は、南側の田和から北上して地蔵堂の峠へと到達したが、今日はこのまま南下して大木谷から地蔵堂の峠へと行こう。
 山また山の景色が続くが、谷には集落が点在している。そして、傾斜地にびっしりと棚田。そして、地蔵堂のある峠の両側は、それぞれ「乙大木谷の棚田」「田和の棚田」と名前が付いた棚田となっている。1年前に田和の棚田を見ながら登った峠を、今日は乙大木谷の棚田を見ながら登る。通行止めのおかげでコースに変化が生まれた。怪我の功名ということか。
Img_5358Img_5359Img_5361
 西河内集落で、県道524号線から右折。大木谷へ。峠へ向けての登りが始まる。鶏舎にに集落が貼り付く様子は、四国山地を思い起こすが、そこまで急峻ではないのが中国山地。広い谷は一面の棚田で埋め尽くされ、谷を横切るように並んだ鯉のぼりの群れ。そんな光景を見ながら峠へと向かう。棚田は峠の直下まで迫っている。せっかくなので、反対側に少し下って田和の棚田も見ておく。1年前のちょうど裏返しの行動だ。
Img_5363
 峠から分岐する細い道を東へと向かっていく。大撫山へ向けての登りだが、山頂付近は西はりま天文台があり、分岐にはその案内板が設置されている。山深い風景の中、アップダウンを一つ越えると来見集落。さらにもうひと登り。天文台入り口の分岐を越えていくと、「佐用の朝霧展望ポイント」という案内板。右に分岐するは、小ピークへと急激に登る道。1年前は足が向かなかったが、今日は意を決してそちらへハンドルを切る。インナーローで急坂を上り、祠のある展望ポイントへ。佐用の街並みが一望できる。もう少し進んだ道路沿いからも展望は見られるが、こちらの方がよりいっそうパノラマの絶景が楽しめる。
Img_5366Img_5368
 展望を楽しんだらあとは佐用の街へと一気の下り。ホルモン焼きうどんだ。カウンターは使用せず一人客でもテーブル席。たれの器は使い捨て容器。ニンニクなどの調味料も小袋に小分けされていた。
Img_5371Img_5375
37.4km、5月中旬

| | コメント (0)

« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »