ラーメンで満腹になったら自転車に乗ろう
うず高く積み上げられたもやしの下に潜む300gの太めの麺。一般的な大盛ラーメンを凌駕する「二郎系」のラーメン。とにかく、腹一杯ラーメンを食べられる幸せを味わいに京都市伏見区へ。
3月中旬のとある日、JR奈良線稲荷駅で下車。輪行袋から折り畳み小径車を出す。近年外国人を含めた観光客が増加し、京都市内の列車も京都駅も大混雑が続いていたが、この春は比較的空いている。久しぶりに輪行袋を担いで京都駅の端から端、山陰線ホームから奈良線ホームまで歩いた。伏見稲荷大社の門前駅である稲荷駅は、駅舎もその前の道も狭く、輪行袋を解くのに十分なスペースがない。観光客は普段より少ないはずだが、それでも列車の発着の時には人であふれる。作業スペースが少なくて済む折り畳み小径車で正解だ。

3月中旬のとある日、JR奈良線稲荷駅で下車。輪行袋から折り畳み小径車を出す。近年外国人を含めた観光客が増加し、京都市内の列車も京都駅も大混雑が続いていたが、この春は比較的空いている。久しぶりに輪行袋を担いで京都駅の端から端、山陰線ホームから奈良線ホームまで歩いた。伏見稲荷大社の門前駅である稲荷駅は、駅舎もその前の道も狭く、輪行袋を解くのに十分なスペースがない。観光客は普段より少ないはずだが、それでも列車の発着の時には人であふれる。作業スペースが少なくて済む折り畳み小径車で正解だ。

しかし、すでに14時。のんびりしすぎた。お目当ての「らーめん大 京都深草店」は昼の営業を終えている。仕方がない、第2候補の「ラーメン荘 地球規模で考えろ」に行こう。伏見区もラーメン激戦区となっていて、二郎系だけでも複数の店舗がある。




師団街道を3kmほど南下し近鉄伏見駅の東側へ。14時半を過ぎているが7〜8人も並んでいる。2輪車の列に自転車を止め、食券を買って、人間の列に並ぶ。ここは2度目だが、前回並ばなかったのはタイミングが良かったのか。


さて、幸せの時が終わったら、過剰摂取したカロリーを消費しないといけない。自転車にまたがり、西に向けてハンドルを切る。桂川自転車道を目指す。市街地を走りたくないので、桂川の支流である鴨川の堤防の上の道を狙ってみたのだが、近鉄の線路だとか名神自動車道の京都南I.C.だとかに阻まれて右往左往。どうにか鴨川の堤防の上を走って久我橋に南下。桂川自転車道へ。
さあ、あとは自転車道で北に向かう。今回は日を選ぶことができたので、南風の吹く条件を選択。春は風の季節。向こうに回すか、味方に付けるかで全然走りが違ってしまう。土手には黄色い菜の花が咲いている。そして河川敷のグラウンドではたくさんの子供たちが野球やサッカーをしている。今は学校が休みなのだ。そんな中、母親と過ごす小学生くらいの子供の姿も見られる。キャッチボールをしたり、バットを持った子供にボールをトスしたり、連れ立って自転車で走ったり。


さあ、あとは自転車道で北に向かう。今回は日を選ぶことができたので、南風の吹く条件を選択。春は風の季節。向こうに回すか、味方に付けるかで全然走りが違ってしまう。土手には黄色い菜の花が咲いている。そして河川敷のグラウンドではたくさんの子供たちが野球やサッカーをしている。今は学校が休みなのだ。そんな中、母親と過ごす小学生くらいの子供の姿も見られる。キャッチボールをしたり、バットを持った子供にボールをトスしたり、連れ立って自転車で走ったり。


JR嵯峨嵐山駅から亀岡駅の手前の馬堀駅まで列車に乗り、あとはクルマを止めた園部まで走行再開。もちろん幹線道路を避けていく。
この日は、輪行していない。園部まで戻ってから自転車に乗る。園部中心街の西、船坂集落が集会の起点。まずは府道458号線中山峠を上る。スギ林の中の細い曲がりくねった道。中学生か高校生かの男子2人組がランニングをしている。今も学校は休みなのだ。
口八田から府道702号線へ。府県境を越えて兵庫県丹波篠山市へ。奥山というのどかな田園集落の風景を見て進む。市野々には案山子というか様々な人形がたたずむ。県道303号線を南下し、立金を過ぎたら小さな峠越えの道へ分岐する。鳳鳴カントリークラブの入り口を左に見て通過し峠を越えると、原山集落へと降り立つ。






再び県道303号線となり、下原山、中原山、奥原山と緩く登っていく。そのまま道なりに行くとオータニ広尾カントリークラブに向かいその先で行き止まりとなる。おそらく三国岳を越える区間が未成ということなのだろう。だから、奥原山を越えたところ、ゴルフ場入り口の案内のある分岐を、右の細い道へ。すぐに原山峠。兵庫・京都の府県境だが、案内板はない。そして京都側はダートである。




このコースは1年ぶり2回目。去年の2月には京都市内で運転免許の更新をした後に走った。あの時はダートがあるとわかっていたにもかかわらず距離は短いから大丈夫だろう、と700Cタイヤのクロスバイクを選択してしまった。しかも、原山峠についた時にはすっかり日が暮れて、いくら明るいLEDライトを装備していたとはいえ、なかなかスリリングな下りだった。今日は、奈良線、山陰線の乗り継ぎが悪くて思わぬ時間ロスがあったが、どうにか明るいうちに原山峠にたどり着いた。また、この時期ひと月の違いでかなり日が長くなっているのも心強い。そして自転車もMTBだ。ただし、ダート区間は短いということで、スリックタイヤではあるが。




さて、ダートの下りへかかる。バラスが浮いてやはり手ごわい。ブロックタイヤならかなり安心できるはずだが、スリックタイヤのグリップ力ではスピードを抑えるしかない。それでも、明るくて視界もよく昨年と同じコースとは思えないほど早く降りた感じだ。急こう配区間を終えると、ダートはまだ続くものの道幅の広いゆるい下りと変わる。ここは快走だ。昨年も随分急こう配が終わってずいぶん気が楽になった覚えがあるが、暗闇のため若干スピードを抑え気味だった。今日は、まったくのノーブレーキだ。


竹井集落からは舗装路となる。日が暮れて家の明かりが暖かい。こちらもヘッドライトを点灯だ。あとは緩い下りをクルマまで戻る。
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