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2020/02/22

29年ぶり2回目の「冬」の北海道で雪景色の中をほっつき歩く(4雪あかり) 

■小樽「雪明りの路」と「とまや」
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 小樽築港駅で途中下車。ここは大型商業施設に直結した駅。とにかく昼食だ。商業施設のフードコートへ。まだ昼食時なので込み合っているがどうにか座れそうだ。すると、私を呼ぶ声。こんなところで私を知っている人なんて限られている。やはり、とまやの宿主さりさんだった。二人のお子さんを連れて昼ご飯の最中。また夜に顔を出すことを告げて別れる。窓際の席を確保し、日が差して少し明るい色になった日本海を見ながら、まぜそばを食べる。そしてそのまま2時間半も居座ってしまった。昼時を過ぎたら席も空いてきたし、隣の女性二人組なんか私が来る前からおしゃべりを続けている。この先も終わる気配がない。まあそういうわけで、今回の旅行記の原稿がかなりかけた。続きは明日、フェリーの中で。
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 16時、小樽築港駅から小樽駅へ。駅から南へ。すごく人が多い。現在「雪あかりの路」というイベント開催中で、その会場の一つ手宮線跡へ。ちょうど点火作業中。雪や氷で作ったたくさんの器にろうそくの火がともされていく。昨日まで気温が高く、雪や氷の器が溶けてしまうので、毎日新しい器を補充しないといけないようだ。
 ただし、まだ明るい。GPSレシーバで確認すると、現在地の日没自国は17:04。丹後より30分早いものの、まだ日没まで30分もあるぞ。そして暗くなるまでというと1時間以上かかる。
 ちょっと早いけど夕食でも食べておくか。10年位前に何度か訪れた駅の近くのラーメン屋へ。やはり準備中。夜の営業にはまだ少し早いもんなぁ。ならばと小樽運河へ。ここも雪あかりの路の会場の一つ。同じく添加作業中。ものすごく人が多く、点火スタッフと見物客が入り乱れている。
 土産物屋などが並ぶ堺町本通りへ。ここも歩道に観光客があふれている。雪が凍てているため滑ってこける人もいる。
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 そしてお目当ての店「ポセイ丼」へ。イクラ丼や海鮮丼などをリーズナブルに食べられる。やはり10年ぶりくらいか。店の前のお品書き展示を見ると1000円を超えるメニューが多い。やはり時代の流れか。一方で500円のものもいくつかみられる。しかし店内に入ると、「500円の品物は本日売り切れですがよろしいですか」ときた。了承して着席。まだ今の時間店内は空いている。900円(税別)のマグロ丼を食す。
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 ポセイ丼を出ると外はようやく薄暗くなっていた。運河沿いの雪あかりの路は大混雑。暗くなってムードが出てきたが、人が多くて落ち着かず。手宮線跡の方はというと、混雑はかなりましだが要所要所の撮影ポイントには人が群がり一人ずつ順番に写真を撮っているので、それを乗り越えて進んでいくのに一苦労。早々に後にする。
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 さあ、とまやに顔を出そう。混雑する道を避け小さな通りを選んだら、途中から歩道が除雪されていない。クルマも少ないがそれでもたまに通る。道路の両側が雪に覆われ狭くなった区間。歩行者と対向車が来てブレーキをかけたクルマからタイヤのスリップする音が聞こえる。雪が凍てているのだ。できるだけ車道に出ないように歩く。
 一昨日の夜にも利用した坂の下のスーパーマーケットでフェリー内で食べる食料を買ってから、励ましの坂を上る。自転車で登ると苦労する最大24パーセントの勾配を持つ坂だが、猛烈に急な区間は案外短い。ロードヒーティングのためアスファルトが露出している。そうでなければ、クルマはもちろん歩くのも危険だ。ロードヒーティングが設けられる前は、自動車は通行止め。しかし歩いていて転倒して骨折などのけがをする人がいたそうだ。
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 とまやで、昨日の朝の出発以降の旅の報告をする。手土産は、深川名物「ウロコダンゴ」。一昨日の夜、そういう名物があることを聞いていたのだが、ユースホステルのある地区へ向かうバス停のまん前に製造元の店があったので買ってきたのだ。団子というが、名古屋の「ういろう」のような感じ。かつて日本海で水揚げされたニシンを留萌本線の列車で運んで来たら、列車が鱗だらけになったということにちなんで、うろこを模した三角の形の団子だ。また、留萌本線往復することも、このとまやでのおしゃべりの中で持ち上がった計画。ちゃんとウロコダンゴとつながっているではないか。
 二人の宿主さんに今宵宿泊の旅人さんを交えて話は尽きないが、やはり帰らないわけにはいかないので後ろ髪をひかれながら、21時ちょうどとまやを発つ。外はまた雪が降ってきた。とまやの庭にも小樽の夜景を見下ろす雪あかり。
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 励ましの坂を下り、21:17手宮のバスターミナルからバスに乗る。小樽駅前を経由し、南小樽駅近くの「潮見台」で下車。交通系ICカードで支払いができるようなので、スマートフォンのモバイルSuicaをつかってみる。が、なかなかうまくいかない。何度か試みてどうにか清算できた。長めにセンサーにかざせばよかったようだ。やはり、小銭を用意しなくていいというのは楽だね。
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 雪が降りしきる中フェリーターミナルへ。途中セイコーマートによって、ターミナルには、22時過ぎに到着。バスを降りてから1.7km歩いた。バスに乗らなければ手宮から3.3km。バスを使った方がいいのかどうかはよくわからない。旅の疲れがあるならバス、元気な状態なら歩いた方がいいということか。
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 乗船開始の22:45。乗船待ちの車列は13台。一昨日の3倍近くだ。定刻通り23:30出航。つまり翌日の月曜からの仕事に合わせ日曜の夜にに舞鶴着、という日程なので悪露よりも少し乗客が多い。とはいえ夏と比べれば劇的に空いた船内。往路でもそうだったが、この時期なのに咳をする人が全くいない。新型コロナウィルスによる肺炎が世界的な話題となり、乗客の中に感染者が確認されたクルーズ船の乗客が船の中で何週間も足止めされたことが影響しているのか。とにかく、船の中で咳き込もうものなら、一斉に批判の目を集めそうな状況だ。
 また、16日以降、日本海の低気圧か急速に発達する予報が出ている。揺れも心配だが、一番心配なのは舞鶴港到着が遅れること。最終列車に乗り遅れる恐れがある。しかし、低気圧が接近する南風のうちに若狭湾近くまで南下してきたおかげでで大揺れも遅延もなかった。低気圧が進み、西高東低の気圧配置になれば大時化となるはずだ。
 定刻21:15、舞鶴港に到着。下船前の船内放送では、「現在の舞鶴港の天候は曇り、気温11度」などと言っていた。昨日の小樽の昼間の最高気温よりも10度も高いではないか。港から駅までの歩行に備え、中間着を脱ぐ。
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 乗客が少ないので、スムーズに下船。雨が降っている。船内放送では曇りと言っていたが、実際には降ったりやんだりなのだろう。傘をさして歩き始める。が、吹きさらしの港は傘が壊れそうなほど風が強い。市街地に入ると風は落ち着く。さらにアーケードの下に入り傘はお役御免。4日前に見られた残雪はすでにない。2kmを20分で歩き、21:35東舞鶴駅到着。22:00の最終便まで少し待たないといけないな、と思ったらそのひとつ前の22:42の便に乗れるではないか。GPSの計測による歩行速度の平均値は、雪道だと4.5〜5.0km/h、雪がないと6.0km/hだった。その列車は綾部行で、綾部と園部で乗り換えれば、0:01に京都駅に到着する。そうか、京都市まで到達できるんだ。でも、それは賭けだね。船が少し遅れてもだめだし、乗客が多くて下船に時間がかかる夏は無理。
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 西舞鶴駅で列車を降りると雨はほぼ止んでいる。よし、あとはもう時間の制約はない。自転車とクルマを乗り継いで帰る。が、すこし腹が減っている。ラーメンでなくご飯が食べたい気分なので、牛丼屋へ立ち寄る。そして、23:30帰宅。

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