« 追憶のアルペンローズ2020 | トップページ | 29年ぶり2回目の「冬」の北海道で雪景色の中をほっつき歩く(2留萌イルム) »

2020/02/18

29年ぶり2回目の「冬」の北海道で雪景色の中をほっつき歩く(1とまや)

■旅立ち、そして「とまや」の夜
 「冬もいいよ。」
 去年の夏、小樽の旅人宿「とまや」の庭先で花火を見ながらの炭火焼肉パーティで同席した時に誰かが言っていた。冬の北海道を旅したのは、29年前の1991年2月。大学生の時だった。北海ワイド周遊券の20日間の有効期限をフルに使っての旅だった。
 記録的な暖冬、寡雪の冬。もちろん北海道も少ないそうだが、ないわけではない。ちょうど休暇を取りやすい時期と重なり、土日と合わせて4日間確保できた。いざ冬の北海道へ。
 水曜日の20時過ぎクルマで自宅を出発。自転車の旅でないから準備が楽だね。夕方から雨が降り出したが、なんだか生ぬるい。せっかく山に積もった雪が解けるなぁ。
 1時間で西舞鶴。某所にクルマを止める。西舞鶴駅までの2kmは自転車で。雨は止んでくれた。駅の駐輪場に自転車を止める。がっちり二重ロックで支柱に括り付ける。
Img_3290
 21:50の列車で東舞鶴へ。鉄道を使わず自転車で東舞鶴まで来る手もあったが、ちょっと雨が気になった。今日は止んだが、先ほどまで降っていて路面が濡れているのでクルマが跳ね上げる泥水をかぶりながらということになる。それに帰りの日も雨予報だ。
Img_3295
 21:58、東舞鶴駅。ここからフェリーターミナルまでは歩きだ。なんと、ほんのわずかだが残雪があるではないか。珍しく京丹後市よりも雪が多かったんだ。東舞鶴の中心街もほとんど人が歩いていない。たまにいるのは飲み会帰りと思しき人たち。大きな声で別れの挨拶をしている。
 東舞鶴駅からフェリーターミナルまでは北に向かって2km弱の一直線。歩行者用の橋で入り江を渡っていく。車両はその入り江を迂回しなければならない。
 22:20くらいにフェリーターミナル到着。トラックが乗船中だ。乗船待ちの乗用車は少なく、オートバイも自転車もゼロ。フェリーターミナルの乗船手続きの窓口も閑散としている。が、私が乗船手続きを終えると背後に少し人が並んでいた。ちょうどそういう時間帯だ。出航60分前までにお越しください、とのことだが、乗船開始は出航35分前の23:15.まだ45分もある。待合室で本を読んで過ごす。
Img_3299Img_3301
 そして乗船、23:50出航。いやあこんなに空いている新日本海フェリーは初めて。今案でほとんどが夏、後は初夏のゴールデンウィークと、秋のシルバーウィークが一回ずつ。春先に来たときは空いていたけど、さすがに今日はそれ以上に空いている。家族連れがいないから、子供向けの映画の上映や船内イベントもない。静かな船旅を堪能できる。
Img_3311
 定刻、20:45小樽港着岸.。旅客用下船口から長い通路を経てフェリーターミナルの建物へ。今では輪行袋に入れても完成車でも同じ料金だが、20年ほど前は輪行状態の自転車持ち込み料が安かった。重い輪行袋を担いで歩いたときは、本当に長く感じた通路だ。外を見下ろせば、折り返し舞鶴行きの乗船待ち乗用車は、たったの5台。
 ターミナル1階で「とまや」のベル氏と再会。こうやってフェリーターミナルまでお迎えに来てもらうのは初めて。小樽駅でピックアップされたもう一人の男性の多比一共にクルマに乗り込む。坂の下のスーパーマーケットに寄って、励ましの坂を登り、とまやへ。
Img_3314Img_3318 
 薪ストーブのある居間では、もう一人の宿主、さりさんと5人組の宿泊客がいてシーズンオフの平日とは思えない賑やかさ。その5人組は、美瑛で宿を営む家族とその宿のヘルパーさん。シーズンオフだからこそのお客さんということか。ちなみに、明日はお客さんがあるので、遅くならないうちに美瑛に戻るそうだ。
 というわけで、20回目の北海道の旅も、小樽の夜から始まった。

|

« 追憶のアルペンローズ2020 | トップページ | 29年ぶり2回目の「冬」の北海道で雪景色の中をほっつき歩く(2留萌イルム) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 追憶のアルペンローズ2020 | トップページ | 29年ぶり2回目の「冬」の北海道で雪景色の中をほっつき歩く(2留萌イルム) »