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2019/12/04

湖北の晩秋2019メタセコイア並木と業平の里

 去年もこの時期に訪れた湖北、滋賀県高島市マキノのメタセコイア並木の紅葉を見に行こう。
 丹後から若狭を経てクルマで2時間半、湖北へ。旧今津と旧新旭の境界にあるちゃんぽん亭で近江ちゃんぽんを食べる。ちょうど昼時で混雑していたがすんなり着席。少し遅れたら待ち時間が発生するタイミングだった。
 腹ごしらえが終ったら、北上して今津に戻り今度は旧マキノとの境界付近へ。湖岸には水泳場が続いていて、小さな無料駐車場が点在している。夏は有料なのかも知れない。その中のひとつに駐車。1年前はメタセコイア並木の近くにクルマを止めたが、湖岸も走るのだからこちらをベースにしてみた。当初予定していたマキノの知内川の河口の知内集落の駐車場を見つけられず、今津に引き返してそこの駐車場へ。知内川およびさらに2本の川が集まったの河口付近は、ちょっとした扇状地のようになり、湖に陸地が突き出している。よって、それまで湖岸を走っていた道はそこだけ少し内陸となる。水泳場および駐車場は道沿いでないというわけで、見つけられなかった。事前調査が甘かった。
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 というわけで、まずは湖岸を行く。海津大崎に葛篭尾崎、竹生島、琵琶湖越しの伊吹山などが見られ、これはこれでよかったと思う。目視では気付かなかったが、写真で蜃気楼の一種「浮島現象」が見られていたことがわかった。
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 クルマの多い県道を渡って内陸へ。田んぼの中を行くと、自転車道を示す標識が見えた。その道をたどる。JR湖西線に沿って北上し、旧マキノ町役場、現在の高島市役所の支所のある集落へ。ただし、集落の中へは入らず、その東側を行く。中学校の脇をとおる細い道を行くとやがて知内川の川岸の道へ。この川沿いにもちょっとしたメタセコイア並木がある。そこより少し西にある本家の並木よりも木々は小さめで本数も少なく、しかも道の片側のみで、迫力には欠けるが人が少ないのはいい。葉は褐色に色づいている。
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 並木を抜けさらにしばらく川沿いを進んでから、動物避けのフェンスを越えて西側へ。河岸段丘乗り上げると本家メタセコイア並木が見えてきた。こちらは2.4kmも続いている。わが丹後が誇る天橋立の砂嘴の松並木に匹敵する距離だ。
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 メタセコイア並木の北端に到着。やはり人が多い。でも、お土産や農産物の販売所、カフェなどの施設「農業公園マキノピックランド」がある南のほうがもっと多いはず。コース終盤でまたこの辺りに戻ってくる予定なので、並木はそのときに通り抜けることにしよう。並木を瀬に北上。左手にそびえる高島とレイルの峰々。中でもむき出しの岩峰に迫力を感じる。そして、その岩峰を除き全山紅葉。
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 マキノスキー場の入り口を過ぎ、そのまままっすぐ北上。白谷集落から知内川の支流、八王子川を遡る。立ち寄り温泉施設やペンション、ロッジの並ぶエリアを過ぎると山間部へ。赤や黄色、そして褐色の紅葉に包まれる。
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 杉の植林を抜けさらに登ると谷が開け田んぼが広がり、家も見られ集落となる。ここが在原。平安時代の歌人、在原業平が晩年をすごしたという伝説がある。集落を抜けたところ~少し山林に入ると「業平の墓」があるが、そちらは去年訪れたので今日は立ち寄らない。
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 緩やかな登りの先に峠がある。在原集落が葉は緩やかだが、反対側は深い谷となった片峠。その深い谷の底には知内川本流が流れ、それと並行する国道161号線を爆走するクルマのエンジン音が聞こえてくる。去年はそのクルマの爆音が嫌で引き返したが、今日は谷底へ下ることに決めてきた。
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 峠付近はブッシュにより展望はない。少し下ると展望ポイントがあった。色鮮やかな木々の間から集落が見える。そして、一気に谷底へと急降下。合流点で数台の車列をやり過ごしてから、国道161号線へ。北に向かえば2kmほどで福井県。われが目指すは南方。追っ手から逃れるように下り坂を駆け抜ける。2.5kmで集落の中の静かな道へとエスケープできる。道沿いに家が現れた。もうすぐか。
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 結局クルマに出会うことなく、野口の集落へ。峠から少し下ったところの展望ポイントから見えたのはこの集落だ。湿原のような休耕田、白い土蔵にトタンを被せた萱葺き屋根の民家。趣のある集落の中を行く。
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 静かな集落の中の道は終わり、国道へ強制的に戻される。そこは、国道303号線の分岐の交差点。その先は歩道もあるし、路側帯も広いので安心して走れる。追坂峠の手前で、国道を離れ西へ。知内川沿いの自転車道へ。この道は去年も走ったが、逆向きだった。こうして自転車や歩行者が安心して通行できる道が整備されているのだが、誰も通っていない。
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 知内川を下っていくと、見覚えのある景色となった。動物避けのフェンスを越え、河岸段丘に乗り上げメタセコイア並木へ。日は傾き、昼過ぎよりも人出は減っている。このまま並木を琵琶湖へと下れば楽なのだが、もう一文張りするつもり。高島トレイルの裾野のダブルトラックを越え、メタセコイヤ並木の南端付近へと行く予定。そのダブルトラックはダートの可能性もあるので、ブロックタイヤではないが太目のタイヤを備えた自転車できている。
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 デジャブのようにマキノスキー上入り口へ向かい、今度はスキー場へ。キャンプ場やペンションがあって夕方というのにそれなりに人がいる。
 目指す道はスキーゲレンデを貫いているようだ。しかし、ゲレンデの下部のなだらかな草原はキャンプ場となっていて、「入場にはキャンプ受付が必要」と記された看板がある。これで心が折れた。引き返そう。この道を目指すなら、反対側からだな。
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 というわけで、2.4kmのメタセコイア並木の通り抜けだ。流石に紅葉ど真ん中。夕暮れ間近なのに、歩く人がいる。まあ、朝夕がお勧めの時間帯であるのdが。南にいくほどに木々の密度が濃いのか、樹木そのものが大きいのか薄暗い。人も多く、狭い道に飛び出して写真を撮る人もいて要注意。
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 並木が終ると川沿いの道で琵琶湖畔へ。去年と折った知内川沿いを行くつもりが、知内川に並走する別の川沿いをたどってしまった。道はダートなのはかまわないが、道幅いっぱいの大きな水たまりや車両の進入を阻止するフェンスなど、次々に障害が現れる。フェンスは腰ほどの高さなので、乗り越えられた。最後はまた対岸の伊吹山を見ながら湖岸を行く。
 11月下旬、13:25~16:30、40.6km

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