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2019/10/15

氷ノ山の南東尾根の林道天谷尾ノ谷線・天谷線・加保坂線

 暑さ寒さも彼岸まで、とはいうけれどこの秋は10月になっても真夏日。それでも、中旬に差し掛かるとようやく秋らしい気候となった。まあ、もう晩秋の始まりといえる時期なんだけどね。そろそろ自転車でも起伏の激しいコースを走ろうかという気になってきた。18年ぶりのコースへ。
 現在は養父市の一部となった旧大屋町。落差97mの天滝の上部稜線には見晴らしのよい林道がある。その稜線は、氷ノ山の南東尾根上の大段ヶ平からさらに東に長く伸び、八木川流域の関宮地区と大屋川流域の大屋地区を分けている。
 旧大屋町の中心街、大屋市場に近い「あゆ公園」の駐車場にクルマを止める。自転車を準備。ダートを含むコースなのでランドナーにブロックタイヤを装着。
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 14:30、クルマで走ってきた道を引き返す形で、大屋川の左岸を東へ。大屋町のメインルートである県道6号線は対岸なので、こちらは比較的クルマの通行は少ないが、それでも皆無ではない。3kmほどで、県道6号線に合流。14:50、かつての大屋町と養父町の町境手前で左折。大屋川の谷と八木川の谷を結ぶ峠道のひとつ琴引峠(琴弾峠)の登り口である。ただし、2002年に琴弾トンネルが開通して曲がりくねった峠道を通る必要がなくなった。そのトンネル手前を左折、稜線へと登る細道へ。ややこしいが、琴引峠への道ではない。稜線と並走するように、琴引峠の西にある別の峠「加保坂」へと向かう。
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 主稜線と小さな谷で分けられた支尾根を登って行く。細く曲がりくねった道だが、高原野菜の畑が点在しているので、その関係と思われるトラックがたまに通る。琴引峠の標高が300m足らずなのに対し、こちらは標高700m近くまで登る。大屋川流域が標高100m余りだったので、琴引峠の3倍上らなければならない。はるかに見える町並みは、養父市の中心街、八鹿だ。
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 最高地点で主稜線と合流。そこから標高差100mほど下って、15:55、加保坂。標高は590m。ここは、ミズバショウの群生地がある。ミズバショウの南西限だそうだ。レストハウスがあるが、季節はずれのため閉店。なぜか音楽が聞こえる。よくわからないが管楽器、つまり笛の音だ。生演奏のような印象を受ける。駐車場にはクルマが止まっているが人影は見えない。
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 話は前後するが、登ってきた道は丁字路に突き当たり、左は大屋市場へ下る。右は加保坂を越えて関宮へ。とはいっても峠は目と鼻の先。この先も稜線沿いの道は続くのだが、東西に延びる稜線の南北に平行して2本ある。丁字路と書いた通り、西へ直進する道はないが、左右どちらに行っても西に延びる道が分岐している。南つまり大屋側の道を観に少し左に下ってみるが、分岐が見当たらない。余り下ると上り返しが大変なので、引き返して加保坂へ。分岐はもう少し下だった。
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 稜線の北、つまり関宮側の道の分岐はすぐに見つかった。前述のレストハウスの前を通る道だ。笛の音を聞きながら稜線に沿って西へ。これが林道天谷尾ノ谷線。1前回訪れた18年前にはダートが残っていたが、今はすっかり舗装されている。見晴らしのよいスカイライン林道だったはずだが、うっそうとした杉林の中を登っていく。
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 再び標高720mまで登る。氷ノ山。山頂の小屋の台形のシルエットが目印だ。その右手には鉢伏山。ハチ高原も見える。
 最高地点を越え、下りとなる。標高630m程まで下ると左からダートの道が合流してくる。林道天谷線だ。復路はこちらをたどるつもりだが、もう少し先まで行こう。やがて十字路に突き当たる。正面はダートで、高原野菜畑の農道。 右は関宮。左は大屋。天滝渓谷を経て天滝公園へと下る。天滝へのトレッキングコース入り口。
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 天滝渓谷へと下りたい気もするが、16:35、来た道を引き返す。少し登り返して、林道天谷線への分岐。ここからはダート。登りで、勾配が急なところはガレていて厳しい。何とか乗車で越えようと思うが、途中で心が折れ、自転車を押して行く。林道のピークへ到着。ここからは、加保坂線だそうだ。路線が変わると様相が一変。フラットで走りやすいダート。それでいて、適度な凹凸があって楽しい。クルマのタイヤ痕も見られ、林道としての需要があるようだ。植林地帯ではあるが、稜線を隔てた天谷尾ノ谷線よりは展望があり、大屋川の谷を見下ろしながら走れる。なかなか快適。こちら復路に選んで正解だった。
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 楽しい時間は短く、17:20、舗装路に突き当たった。左は少し登って加保坂。ハンドルを右へ。大屋市場へ急降下だ。ダートを走り終えていつも思うのだが、舗装路はなんと走りやすいことか。リアに続き、この夏フロントブレーキもカンティレバーからVブレーキに交換して制動力が増して、スピードコントロールがしやすくなった。楽しい下りだ。
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 やはり楽しい時間は短い。17:30大屋富士に抱かれた大屋市場の町並みへと降り立つ。大屋中学校の隣は、かつて兵庫県立八鹿高校の大屋校(その前は大屋分校)だったが、2010年に閉校。今は「おおやアート村 BIG LABO」。どんな施設かは、リンク先参照。現在「ねこ猫展」開催中だそうだ。ここからあゆ公園へはすぐ。
 10月中旬、14:30~17:35、約32km

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コメント

 国土地理院の地図で道を確認しました。こんな道があったとは知りませんでした。
 10月は気温差が激しく、服装などが難しいです。写真はすこぶる晴天なので朝は冷え込んだでしょう。

投稿: すう | 2019/10/21 21:21

 そうですね。午前中は長袖で過ごしていたように思います。自転車に乗っている間はずっと半袖、七分丈のズボン、指切りグローブでした。午後でしたし。小さいフロントバッグを装着しているということは、防寒のための合羽も携行していませんね。最後の加保坂からの舗装路のダウンヒルまで同じ装備で過ごしたということです。
 10月は、1日の気温変化も大きいですが、月初めと月末の変化も大きいですね。残暑が居座り夏の名残が続いていたのに、いつの間にか晩秋。この日以降、ぐっと寒くなりました。
 このコースは、20年と少し前にたまに一緒に走っていた人に案内されたのが初まりでした。当時はMTBの全盛期。天谷尾ノ谷線も未舗装で、大勢で走った記憶があります。その後単独でも何度か訪れ、「フィールドバイカーズ」という自転車の雑誌にコース紹介の記事を書いたこともあります。

投稿: はいかい | 2019/10/22 10:14

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