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2019/09/05

大阪から京都へ淀川左岸を折畳小径車で遡る

 この夏、購入から10年目にしてフロントダブル化という大きなリニューアルを果たした折畳小径車Mu-P8.せっかくなのでどこか走りに行きたい。丹後半島一周は、先日別の自転車でしたばかり。がらりと趣向を変えて、大都会への輪行ツーリングとしよう。具体的には京都と大阪の間、淀川沿いだ。これなら大都会といってもクルマも信号も気にしなくてよい。5年前にも同じようなところを走ったが、あの時は右岸だったので、今回は左岸を行こう。また、前回はJR福知山線篠山口、阪急宝塚線経由のアプローチだったが、今回は山陰本線吉富駅、嵐山経由でのアプローチとしよう。
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 南丹市の吉富駅近くにクルマを停めて、11時19分の列車に乗り込む。11時40分、嵯峨嵐山駅で下車。輪行袋から自転車を出して、阪急嵐山液へと移動。12時14分の列車に乗車。桂駅で大阪行きへと乗り換え。12時28分の特急に乗るつもりでいたのだが、特急よりも先に到着し29分に出発する準急列車が空いていたので、そちらに乗ることにする。輪行袋という大荷物があるので、ロングシートの端っこ、出入り口脇の席を確保したい。予想通り特急は、ロングシートの端っこは埋まっていた。席を選ばなければ十分座れるのだが。なあに、準急だって目的地まで15分多くかかるだけだ。片道コースなので、前回に続き今回も阪急電車のお世話になるわけだが、前回と逆に今回は往路を電車にした。夕方よりも日中の空いた時間を狙うことにしたのだ。
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 13時8分、淡路駅で下車。ここからスタート。だが、まずは淀川ではなく下新庄駅方面へ向かう。が、迷走。阪急千里線に沿って北上すればいいのだが、線路沿いを少し離れたらわからなくなった。ようやく見つけた鉄道の高架に沿って走ってみるが、それは新幹線だった。便りのGPSレシーバーも、直射日光が画面に反射して見難い。
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 それでもどうにかたどり着いたのは、「ラーメン荘 歴史を刻め」。この春はキラメキ系列のラーメン屋を訪ね歩いたが、夏には神戸、大阪、京都の二郎系を食べ歩いている。魅力はその量。多くの二郎系のラーメンは、一般的なラーメン店の大盛りよりも多い麺300gが並。さらに、無料で野菜(主にモヤシ)を山盛りのトッピングが追加できるのもすばらしい。今回訪れた店も典型的な二郎系で、狭い店内のL字型に厨房を囲むカウンター席に若くて体格のいい男性客がひしめき合っている。テーブルも狭く、箸立てなどは置かれていない。水、箸、レンゲ、お絞りなどは置き場から自分で取ってくる。うどんのような太い麺が茹で上がったら「ニンニク入れますか」と訊かれるので、「ニンニク抜き、野菜増し」などと応える。
 ラーメンとの勝負が終わったら、食器をカウンターの上にあげ、テーブルを拭いて店を出る。ああ、満腹。
 さあ、大量に摂取した炭水化物を消費しないといけない。また迷走しながら淀川へと南下。目標は点でなくて線なので、大雑把に狙っていけばいい。緑色の土手に突き当たった。階段があったので自転車を持ち上げて登る。
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 堤防の上の道を東へ。対岸に渡りたいのだが、見えていた橋は鉄道橋だった。堤防の上の道は鉄道に寸断されているので、河川敷に降りて橋をくぐる。しばらくするとクルマが行き交う橋が見えてきた。再び堤防に上がり橋を渡る。菅原城北大橋だ。
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 右岸同様、左岸も堤防の上と河川敷の両方に道が敷かれている。二階建ての家屋を見下ろす堤防の上の道のほうが川も街も見ることができて退屈しないのだが、たびたび現れる橋をくぐるには河川敷に降りなければならない。河川敷には運動場などの施設があり、それに出入りするための車道が設けれら手いる。川に並行する道は、自動車はもちろん自動二輪車や原付自転車も通行禁止。そのため、交差点にはかなり窮屈なクルマ止めが設置されている。自転車に乗って越えることはできない。
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 しかし、暑い。9月になったというのに、強い日差しがガンガン照りつけ入道雲が湧いている。暦の上ではセプテンバー、でも気温はまだサマー、だ。自転車で行き交う人もそうだが、ランニングしている人はそれ以上に暑そう。
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 堤防の上にあがったり、河川敷に降りたりしながらもくもくと進む。遠くに観覧車が見える。ひらかたパークだ。枚方の中心街では、河川敷の道はパターゴルフかグラウンドゴルフかマレットゴルフかよくわからないが、そういった施設に阻まれて堤防に上がる。そこは交通量の多い車道だ。その歩道部分を行くと車道と別れた堤防の上の細い道は、ダートとなり、支流を越えるために大きく迂回して、またダートが続く。しばらくすると舗装された道となり、延々と進むと合流してきた車道に吸収されてしまった。クルマは多く、大型車も通る。歩道は反対車線だ。河川敷を見下ろせば依然ゴルフの施設が続いている。
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 いつしか京阪電車の線路も並走している。葛葉駅を過ぎたところで、ゴルフ場はようやく途切れ、河川敷に降りるスロープを見つけ、逃げ込む。河川敷にずっと道は続いていたようだ。帰宅してから調べてみたら、ゴルフ場の河畔側に道はあったようだ。次はずっと河川敷を走ろう。
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 ただし、河川敷の道は見通しが悪くて退屈だ。例えば、堤防の上の道だと京阪電車の線路の向こうに、小山が見えていた。斜面にたくさんの住宅を貼り付けた鳩ヶ峰だ。その裏側には石清水八幡宮がある。これは、大阪府と京都府の境を示す目印としてかなり手前から目標としてきた。けれども、河川敷に降りたら、堤防の死角に入って見えない。対岸の河川敷からだと見えるんだけど。その堤防の上には、青空と入道雲をバックに府境の標識が見えた。
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 京都府に入るとすぐに橋が見えてきた。御幸橋だ。桂川、宇治川、木津川が合流して淀川となるのだが、自転車で淀川を遡ってきた立場だと、桂川と木津川のそれぞれの自転車道への分岐点。「淀川三川合流域 さくらであい館」という施設には自転車スタンドもあり、サイクリストのオアシスのような場所。水道の水を頭からかぶっているサイクリストもいる。この日の京都市の最高気温は35度を越え、全国のアメダスで2位だった。
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 桂川自転車道で嵐山へと向かいたいのだが、川や道が入り乱れどう行けばいいのかわからず迷走。決して初めての場所ではないのだが、例えば去年の年末には、嵐山からここまでのピストンだったので迷うことはなかった。宇治川と桂川のデルタをV字型にたどるため、一度嵐山とは反対に向かわねばならない。これが迷走の原因だった。
  さあ、一路嵐山へ。淀川沿いのように窮屈な車止めはない代わりに、鴨川との合流点付近は道幅が狭い。歩行者やランナーもいるし、対向する自転車もあるから慎重に。
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 新幹線や東海道本線をくぐると、自転車道は河川敷に降りる。河川敷には畑や田んぼがあり、自転車道は農道をかねている。稲はすっかり黄金色になり、稲刈りはまだ始まっていないがその準備なのかたまに軽トラックが通る。
 国道9号線の西大橋を右岸に渡れば、もう嵐山は近い。松尾大社辺りから自転車道を歩く外国人観光客が見られる。
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 渡月橋が見えてきた。もう一息だ。夕涼みというにはまだ暑い、渡月橋のたもとの河畔で一息。列車の時刻を確認。20分後ではないか。休んではいられない。渡月橋を渡りJR嵯峨嵐山駅へ。
 17時82分の快速列車で吉富駅へ。流石に座ることはできないが、嵯峨嵐山から郊外への区間は京都市内ほどは混んでいない。亀岡を過ぎればさらにスペースに余裕が生まれる。吉冨までの乗車時間も20分なので、立って過ごしてもさほど苦痛はない。
 というわけで、無事に走り終えた。フロントダブル化したけれども、予定通りフロントアウターだけでことは足りた。チェーンの脱落や引っかかりなく走れることが確かめられれば今日はそれでいい。前回は、大阪府から京都府に入ってすぐの大山崎駅までしか走らなかったが、今日はその倍以上を走った。平均速度は19.8km/hとまずまず。市街地や迷走区間を除けば20km/hを軽く越えていた。小径車でこれだけ走れば十分だ。

 9月上旬、約62km

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