« 遊び道具いじり | トップページ | 北海道一周30カ年計画完遂は3度目のB&B 前編 »

2019/08/12

新しい折畳小径車

   ゴールデンウィークの丹後半島一周で既に登場しているが、改めて一通りの装備が整ったのでまとめておく。

Img_7368

■泥除け
 基本的に雨の中を走らないけど、雨上りのぬれた路面で水撥ねを最小限に食い止めるたい。特に晩秋から冬、そして春先までは日本海からの北西の季節風で「うらにし(裏西)」とよばれる不安定な空模様となる丹後で、時雨の止み間に走るかどうかの決断は、自転車に泥除けが付いているかどうか大きく左右される。もちろん、簡易的なものでなく、フルのものがいい。
 純正は高いので、サードパーティーのものを選択。

Img_7528

■折畳ハンドルポスト
 かつては、進行方向左に折れて車体を畳む際にその内側に抱え込むものが主流だった。しかし、最近は右折れ、つまり車体を折り畳んだときに外側にハンドルが出るタイプが増えてきた。Speed Falcoも右折れハンドル。おそらくは、変速レバー、ハンドルのエンドバーなどいろいろな拡張を行折り畳んだときに干渉しないようにするためと思われる。しかし、ハンドルが外側に出ているのでは折畳サイズが大きくなる。自動二輪車の荷台に載せるには、左折れが必要条件なのである。
 すでに持っているMu-P8の後継モデルMu-P9のハンドルは左折れのまま。そしてハンドルの高さを調節機能もP8から受け継がれている。元々スポーツサイクルに乗っているサイクリストはハンドルを最も下げた状態で乗るので、走りを重視したモデルは長さ調整をできない短いハンドルポストが付いている。その長さで左折れだと、折り畳んだ時にホイールのシャフトとハンドルが干渉する。長さ調整できるハンドルポストなら折り畳む時には一番長くすることで干渉を防げる。
 ハンドルポストはカタログには掲載されていないが、以前大坂の小径車専門店「ローロ・サイクルワークス」で壊れた時の予備として取り寄せてもらったことがある。しかし、それは片割れのみ。つまり、長さ調節ができるということは上下2つに分かれていて、ヒンジのある下の部分だけ。ハンドルバーを装着する上の部分は壊れないだろうということで、入手しなかった。純正パーツはとにかく高いのだ。
 というわけで、大阪へ注文する。電話したら電子メールか来店でないと注文を受け付けられないとのこと。要するに、後で揉めたくないので記録が残るようにするということだろう。
 注文品が届いたとの連絡を受けて、大坂まで受け取りに行ったのは3月末日。亀岡でツーリングの催しがあった日のこと。装着してみたのはさらに後になってから。フロントの変速機やエンドバーを付けたハンドルでもちゃんと内側に折り畳むことができた。

Img_7436

■フロントダブル
 これが今回の購入の目的。フロントディレイラーの台座やアウター受けがフレームに用意されている限られたモデルを選んだのだ。
 この拡張は購入したお店「BULLDOG」でやってもらった。元々ついている53Tのチェーンホイールををアウターとして残し、インナーを追加する形。デフォルトでフロントダブルのモデルにはインナーに39Tがついているし、あと拡張可能モデルにインナーを追加した記録を乗せているいくつかのブログ記事でもやはり39T。だけど、38Tでもいけるとのことで、そうしてもらった。せっかくだからギア比の幅は広い方がいい。

■チェーンリングガード
 フロントダブル化は思わぬ副作用を発生させた。納車の際に、「はい、これ外したパーツ」として2点手渡された。一つはチェーンガイド。リアをローギアに落としたとき、フロントのギアからチェーンが内側に外れないようにするため主の。外しても問題ない。フロンとディレイラーがその役割を果たしてくれるし、ディレイラーと共存できない。
 もう一つの方、チェーンリングガードが外されていたのが大問題だ。自動二輪車の積荷はハンドル幅の範囲に収めなければならない。だから、折り畳んだ自転車を90度回転させ、立てる必要がある。前後のホイールが上に、チェーンリングが下に位置するのが私の積み方。するとチェーンリングで自転車の重みがかからないようにするために必要なのが、チェーンリングガード。
 フロントダブル化で、元々は1枚のチェーンリングとそのガードが付いているのを、2枚のチェーンリングに付け替えたわけである。
 購入までに店長といろいろ話をする中で、自動二輪への積載のためにはチェーンリングガードが必要なことも話題にしていたので、てっきり理解してもらっていると思っていたのだが、そうではなかった。その先は、私が自分でやることになった。
 模索した結果、チェーンリングを固定する専用のボルトとナットを長いものに変更し、チェーンリングガードを追加することにした。アウターギアとガードの間を空けるためにスペーサーも必要だ。
 専用のボルトとナットだが、特にナットが特殊。筒状の細長いもの。エンジンであるライダーの脚から発生した動力を駆動林へと伝えなければならない。ボルトとナットがその役割をになうパーツの一員である。その駆動力でボルトのねじ山をつぶさないように、ナットが覆っている形だ。太さが主に2種類あるようだ。ナットの外径が10mm、つまり太い方の規格だ。そのナットが通るスペーサーはあまり種類がない。ネット通販サイトを検索するが、目当ての厚さが4mmくらいのものが見つからず、厚さ2mmのものを2枚ずつ重ねることにした。スペーサーには駆動力が画家からないから問題ないだろう。
 安いものを選んだ。発送元は中国。到着まで日数がかかるが、急ぐ必要はない。両方あわせて1000円もしなかった。

 Img_8189Img_8193Img_8190

■その他
 自動二輪の二台の上で自転車の重量を支えるのはチェーンリングガードと前述したが、もちろんそこだけではない。もう一ヶ所、フレームのヒンジ部分で支える。すでに持っているMU-P8はフレームが直接接地するので問題なかった。ところが、SpeedFalcoはフレームヒンジの構造が異なり、そのままだとやや細かいパーツに自転車の重みがかかる。もちろん、そんな風にして自動二輪に積載することなど想定されていないわけだから、自転車を支える強度があるとは思えない。どげんかせんといかん。これは、購入前からわかっていたのだが、現物を見ながらでないとどうしようもなかった。アイデアだけは練っていたけれど。
Img_8297 Img_8221

 結果的にはしたの写真のものを作った。初めはありあわせのもので何とかならないかと思ったが、堰政治に手間をかけたくないので簡単に着脱でき、かつ使用時に外れてしまわないことが必要だ。長さ15cmほどの金属プレートの両端に、木ねじで木片を固定した。自転車の重さを支える木片はしっかりとした材質のものが好ましいわけで、農機具の柄を使った。ちょうどたけのこ堀専用の鍬の柄が折れて外れていた。これが硬くて、ノコギリで輪切りにするのに苦労した。その代わり、木ねじはしっかりと噛んで堅牢な感じ。太さや楕円形の断面の形は、フレームのくぼみにぴったりフィットして、マジックテープのベルトで簡単に、そしてしっかりと固定できる。

Img_8903 Img_8902 Img_8901

|

« 遊び道具いじり | トップページ | 北海道一周30カ年計画完遂は3度目のB&B 前編 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 遊び道具いじり | トップページ | 北海道一周30カ年計画完遂は3度目のB&B 前編 »