台風10号の最大の被害は猛暑
まずは、今回の台風10号でけがをされた方、避難された方、家屋の損傷など財産を損失された方にお見舞い申し上げます。
北近畿丹後半島やその周辺では、風はそれなりに強く吹いたものの雨はさほどではなかった。進行方向の右側は危険、とよく言われるがそれは南風が当たる太平洋側でのこと。日本海側ではむしろ進行方向の左側、台風の西側に位置するときのほうがよく雨が降る。過去に大きな被害をもたらした台風のコースはこの通り。
http://haikai.txt-nifty.com/denhai/2017/10/21-648a.html
それよりもつらかったのは、台風が来るまでの暑さ。特に、台風本土上陸前日の8月15日の日中までの最低気温は31度くらい。つまり、前日から夜通し30度を下回らなかった。ただし、その日の夜になって30度を切ったので、その日の最低気温は、27度ほど。新潟県の糸魚川や上越では二晩続けて30度を下回らなかったので、最低気温の高さが日本記録更新となる31度台となった。
京丹後市のお隣、兵庫県豊岡市では8月前半の1~15日で、猛暑日が13日、熱帯夜が11日。まあ、多めではあるが、特筆すべきはその密度。猛暑日は2日から14日まで13日連続。これがきつい。
台風が去った17日は、猛暑日でも熱帯夜でもずいぶん過ごしやすく感じられたが、最高気温33.9度、最低気温24.4度と十分に暑い日。なのに朝は扇風機の風が肌寒く感じられた。まあ、2日前より朝の気温が6度くらい低いんだから。
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