遊び道具いじり
少し日が過ぎてしまったが、春の遊び道具いじりの記録。
■テレマークスキーのビンディング
4月初旬の扇ノ山でテレマークスキーのビンディングの破損に気付いた。左のブーツの先端(コバ)を差し込む部分の上部(3ピン式ならば「コバ押さえ」に当たる部分)が割れている。実は、ちょうど1年前にやはり扇ノ山を滑って下山するときに割れていた古傷だ。行きつけの自転車屋さん経由で町の鉄工所にて溶接してもらったのだが、結局1シーズン持たなかった。去年は下山のしかも終盤になって破損に気付いたのだが、今回は登りの途中で気づいた。撤退すべきか?ビンディングによっては、もともと上(コバ押さえ)の部分が橋を架けるようにつながっていなくて、根元だけのものもある。扇ノ山はなだらかな山であり、その日の雪質も締まったザラメ。途中でスキーが使えなくなっても、致命的なトラブルには至らない、と判断して行動を継続。登頂し、慎重に滑って下山した。
でもこれでは、また山で使おうとは思えない。破損したビンディングはG3の「タルガ」というモデル。ロッテフェラーのビンディングは現在使っていないものも含めていくつか所有しているのだが、G3のモデルは破損した1台きり。ビンディングプレートのねじ穴の位置(間隔)はメーカーによって異なる。だから、G3とロッテフェラーのメーカーをまたいでの使いまわしはできない。自転車のパーツは規格がしっかりとできていて、メーカー純正でなくても交換可能なのに。
板はまだ3シーズン目。ビスを抜いてビンディングプレートごと交換すれば、板に余計な穴をあけて強度を落としてしまうことになる。ビンディングは、インターネットオークションで落札した中古品をもう10年以上使っているので、もう引退させてもいい。3年前、新しい板にこの古いビンディングをつけてしまったことが悔やまれる。できれば、この板がお役御免となるまで持ってほしい、どうにかそれまで溶接でしのげるだろうと見越していたのだが。
何とかまた中古で同じタルガが手に入らないか、と思っていた矢先インターネットオークションに中古が出品された。何とか落札。1万円余りかかったが、新品なら2万円以上するし、ケーブルやカートリッジ等の予備パーツがセットになっている。ということでお得だったということにしておこう。色の違いはあるが、使用には全く問題がない。ビンディングプレートはそのまま古いものを使い、破損した片方のビンディング本体のみ交換。これで、加賀白山に扇ノ山の滑り納めをして、シーズンを締めくくった。
■ GPSレシーバのハンドルマウント
自転車や自動二輪に乗るときGPSレシーバの画面が見えるとサイクルコンピュータやナビゲーションシステムとして利用できる。純正は高くて複数の自転車などにそれぞれ準備できない。GPSレシーバのソフトケースにはフックがあるので、ホームセンターで入手した金具を使って自作した台座やフロントバッグにひっかけて使っていた。自作の台座の場合は、それぞれの仕上がり具合にばらつきがある。フロントバッグに引っ掛ける場合は、角度や位置の調整がほぼ不可能。何せ、画面を垂直に見下ろさないと外光の反射によって画面が見えづらい。これで何度も分岐を間違えた。
工具なしで簡単に着脱できる台座があれば複数の自転車に使いまわしできる、とようやく気付いた。例えば、スマートフォンをマウントする小物はいくつもの製品が発売されている。すでにバッテリーライトもスマホホルダーでハンドルに固定している。そのバッテリーライトに付属していた純正のハンドルマウントのアタッチメントは、すぐに折れそうなものなので初めから使う気になれなかったから、市販のスマホホルダーで代用した。
しかし、GPSレシーバは、背面に凹凸があり、スマホホルダーとの相性が悪い。やはり、板状の金具にフックでひっかけるパターンがいい。どうやってハンドルに固定するか。
MINOURAのハンドル固定用の金具が使えた。MINOURAは、スマホホルダー、ドリンクホルダーなどの製品を多く扱っている。ハンドルやフレームに工具なしで装着できる共通の台座に、それぞれの用途に合わせたアタッチメントがセットになっているわけだ。その台座には各アタッチメントを装着するねじ穴が切ってあるので、GPSレシーバーのフックを引っ掛ける金属板をボルトで固定して完成。
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