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2018/08/02

夏にご用心

 夏は、リペアゲルが、緩くなるわ、ご用心。
 というわけで、用心することはいろいろある中、この記事の話題は自転車のノーパンクタイヤのお話。タイヤの中のチューブの中に、空気の代わりに、常温では固体、100度以上に熱すると液体になる「リペアゲル」を注入する。専用の設備が必要で、限られた自転車店でやってもらわないといけない。いつもお世話になっている「BULLDOG」は京都府唯一、そして近畿地方でも数少ないノーパンク加工してもらえる自転車店だ。折り畳み小径車をノーパンク加工してもらって、          5年くらいになる。その間にタイヤとチューブを3セット消費した。クッション性が弱く乗り心地が悪いにもかかわらず、空気圧が低いタイヤのように抵抗が大きい。また、空気よりも重量が大きい。パンクしないことの代償はいろいろある。
 それらの代償を小さくするには、使用するリペアゲルの量を減らす、つまりタイヤが細いほどいい。ということで、2回目のノーパンク加工の時には、タイヤの太さを1.5インチから1.35インチへと変えた。すると、1年しかタイヤが持たなかった。ちなみに、タイヤもチューブも特別なものを使うわけではなく、空気を入れて使うことを想定した普通のものを使用する。細いタイヤは高速走行を意識したもので、軽量化のためチューブもタイヤも薄く作られている。100度以上に熱したリペアゲルを注入するときにチューブとタイヤを溶かしてしまう。3回目のノーパンクタイヤの時には、可能な限り低温の状態のリペアゲルを注入してもらったが、それでもやはり1年ちょっとで後輪がバースト。チューブはボロボロ、ねばねばのリペアゲルが出ている。
 それで小径車はノーパンクタイヤから普通の空気タイヤに戻すことにした。後輪は、バーストした昨年の初秋に空気タイヤ復活済み。
 そして前輪はつい先日に…。日曜の定例走行。夕方涼しくなってから家を出て、水平線に沈む夕日を眺めてからの走行中にガックンガックンとしたので、これはとうとう来たなと感じた。周回コースの終盤、トランスポーターの自動二輪車が止めてある地点まで2km弱なのでこのまま走れるか、そのままペダルを回し続けたら軽い衝撃とともにバランスを崩し、あわや転倒。どうにか立て直して足をつく。
 これまでのノーパンク加工済みタイヤの末期を経験しているが、ガックンガックンの状態でどうにかしばらく走ることができた。今回はどうなったのだろう。
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 タイヤからチューブ、そのチューブからリペアゲルが出て、夏の夜にふさわしいようなおどろおどろしい姿になった。タイヤのほんの一部が破れチューブが顔を出しているのがこれまでの状況。今回は、タイヤの半周以上からチューブが出ている。はみ出した内臓がフォークとリムの間に挟まり車輪が回らない。適当な場所に自転車を止めてトランスポーターまで歩く。2km弱を20分。自動二輪で自転車を回収してから帰路に就く。
 翌日、よく見てみたらタイヤは破れていない。走行中にビードが外れたのだ。リペアゲルは「ゴムとオイルの混合物」とのことで、暑い夏の時期にはゲルが柔らかくなる上、オイルが漏れてくる。オイルが漏れるということは、リペアゲルのかさが減るわけで、タイヤの中はゆるゆるの状態。
 タイヤは破れていなくても、かなり劣化しているので、新しいタイヤを買いにBULLDOGへ。これで前後ともに空気タイヤ復活。後輪を空気タイヤに戻した時点でかなり走行性能は良くなったのだが、前輪も空気入りとなりさらに向上。ノーパンクって結構な足かせだったのだと気づく。
 翌日、前日のコースを再び。快調に走った。しかし、その翌日、勤務からの帰宅途中に前輪がパンク。残り1kmくらい。簡単にタイヤを点検するが何も刺さっていない。試しに空気を入れたが、すぐに抜けるわけではない。スペアとして携行している未使用のチューブを使うのはもったいない。そのまま走り出す。2回の入れ直しで、トランスポーターに戻った。
 帰宅してからタイヤを外してみると、中でチューブがねじれていた。そして結構大きな穴が開いていた。タイヤのビードとリムにチューブが挟まっていた時に開くような穴。位置もそんな感じ。一昨日の装着時には、挟まっていないか点検したはずだが。
 ボロボロに破れたチューブの中のリペアゲルの名残でリムの内側がべとべとなのが、いろいろな影響を与えているのだと推測する。本来ならばチューブをタイヤに入れたときにねじれていても、空気を入れれば中でチューブが寝返りを打つように正常に戻る。それが、粘着質のリペアゲルのせいで寝返りが打てなかったようだ。また、ビードとリムがチューブを噛めば端が外側に少し出ているのだが、外側から確認できなかった。実はタイヤ内部で挟まっていたのかもしれない。普通はそんな不安定な状態にチューブがとどまることはないのだが、リペアゲルのべとべとが軽くかんだ状態をキープしてしまったのかも知れない。不幸中の幸いは、空気の漏れ方がスローペースになったこと。その大きさの穴なら空気を入れてもすぐに抜けてしまうのだが、チューブとリムおよびタイヤ内部がリペアゲルで貼り付いてくれたおかげと思われる。
 今度はチューブに少し空気を入れてからタイヤの中へ。捻れたりビードとリムに挟まらないように。とりあえずこれで大丈夫だろう。

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