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2018/08/23

ダブルタイフーン

 あーつい、あつーい、高い気温のV字回復、ダブル台風、酷暑の晩夏。
 2013年10月下旬に27号、28号が並んで日本に接近してきた時も「ダブル台風」と報じられた。あの時は、本土上陸はなかったが、今回はどうだろうか。19号は九州の西側を抜け朝鮮半島へと向かうようだが、20号はどうも西日本に上陸する見込み。
 少し前に、気温が前日と比べて6度以上も下がったと書いたが、今度はその逆のことが起こり、見事なV字回復のグラフが描かれた。8月全体としてはW字みたいだけどね。
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 21日の最高気温は北近畿で軒並み37度を越え、宮津ではこの夏最も高い気温となった。さらに、翌22日には前日を上回るどころか、観測開始から最も高い38.8度を記録。福知山では39.6度。もちろん観測史上最高。これも台風からの南風によるもの。フェーン現象により、気象庁のアメダスの最高気温ランキングベスト10には日本海側の地点が過半数を占めた。
 そして、本日は新潟県で40度越え。アメダスランキングではベスト7は新潟県。以下鳥取県、石川県2か所と、ベスト10すべて日本海側。そしてすべて39度以上。さらに、すべて観測史上最高。
 さあ、いよいよ台風が四国に上陸する。そのあと瀬戸内海を経て兵庫県辺りを北上し明日未明から明け方には日本海に抜ける模様。18時半現在で、京丹後ではまだ雨は降らず夕映えの青空。ただし、日中から強い風が吹いている。報道では、鉄道など交通機関も夕方以降運休が相次ぎ、京阪神では店も早じまいしていると告げている。あまり被害が出ませんように。

 以下、23日、21:30追記
 つい先ほど、台風20号は徳島県に上陸したとのこと。京丹後市では、風はやや強めに吹いているが、まだ雨は降らず雲の切れ間から明るい月がのぞいている。台風の進行方向右側なので今後も南風が吹き続ける模様。ちなみに、日本海側では南風ではあまり雨は降らない。過去に北近畿に大きな被害をもたらした台風の進路からすると、進行方向の左側になった場合だ。そして、台風が東に抜けた後も、吹き返しの北西の風により雨が降り続く。もちろんこれは日本海側のこと。太平洋側など南に海がある場合は、やはり台風の進路の右側が要注意。
 7月豪雨の後あまり雨が降っていないし、今回の台風も素早く通過しあまり長時間降り続くことはなさそうなので、洪水は起こらないと思うのだが。ただ、風は要注意。倒木などで道路の通行に支障をきたすかもしれない。
 写真は、19時過ぎの西の空。
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2018/08/19

本日はバイクの日

 8月19日、日曜だけど舞鶴で勤務の日。片道50km、1時間強の道のりを自動二輪で。オートバイが多い。前も後ろも反対車線もみな自動二輪というタイミングもあった。また、一時期の猛暑も一段落し、最低気温は20度を切る日が続いているので、エンジンのないバイクも見られた。
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 勤務を終えて帰宅したら私もエンジンのないバイクで10㎞程走った。
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 さらに、精米所にコメをつきに行くのにはスーパーカブ。
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 さて、この日京丹後・舞鶴を往復したCD250Uは8月の初めに1週間ほど入院していた。走行中にリアブレーキが破損した。出先でのことだったので、25kmほどの距離をエンジンブレーキとフロントブレーキで家まで帰った。
 後輪はドラムブレーキ。外周部分はホイールとともに回転し、内側部分は車体に固定されていて回らない。ブレーキペダルを踏むと内側部分についているブレーキシューが外周に押し付けられて摩擦力が発生し、これが制動力になる。写真は、修理後の状態。
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 ドラムブレーキ内側部分を車体に固定するボルトが外れてしまったのが故障の原因。おそらくずっと前からナットが緩んでいたのだろう。ブレーキをかければドラムブレーキの内側が回ろうとする。その力に耐え切れず、緩んでいたナットが外れ、ボルトも飛んでしまった。ペダルからブレーキへと力を伝達するロッドがアクスルシャフト(車軸)に巻きつくようにL字型に折れ曲がり、ブレーキアームが破損した。アームが破損することで、車輪は回り続けた。もしそうでなければ、後輪がロックするところだった。
 破損したのは、ブレーキロッドと、ブレーキアーム。紛失したのがブレーキと車体を固定するボルトとナットとワッシャー。ワッシャーの奥にはめるゴムのスペーサーは路上で回収できた。
 ブレーキはスーパーカブと同じ仕組み。CD250U専用パーツは、間違いなくすでに生産中止となっているはずだが、他のモデルと共通のものがあればそれでいいのだ。ブレーキと車体を固定するボルトは、スーパーカブのものと同じだった。アームもいけそう。ナットとワッシャーに至っては、ホームセンターで売られている汎用タイプのものでいい。それぞれ、15円と10円だった。問題はブレーキロッド。外しにくいパーツで、スーパーカブのものを合わせてみるのもかなり手間がかかる。それと、ブレーキは安全、つまり生命にかかわる重要なものなので、だんだんと店のお世話になろうという方向に気持ちが傾いてきた。
 スーパーカブをはじめとするドラム式のリアブレーキが付いたホンダのいくつかの車種に対応したボルトと、写真で判断して適合するかどうか一か八かで、スーカーカブ用のブレーキロッドを、ネット通販で注文した。
 その一方で、バイク屋を訪ねた。スーパーカブを手に入れてこの8月でちょうど10年。1度もバイク屋のお世話になったことはない。購入した遠くの店とは、それっきり縁がない。やはり地元の店と懇意になっておいた方がいい。しかし、いきなりぶらりと店を訪ねても、そう簡単に受け入れてくれるとは思えない。知人が「親切だ」と教えてくれた店を訪ねた。予想通り、はじめは拒絶された。でも、根が優しい人のようで断り切れずとりあえず見てくれそうな雰囲気になったところで、知人の名前を出したら、なんと引き受けてくれた。その日乗ってきたスーパーカブのブレーキを見せながら、破損個所と細かく説明できたことも良かった。
 スーパーカブからCD250Uに乗り換えるため、一旦帰宅。すると、数日前に注文したブレーキロッドとボルトが届いていた。一か八かで注文したブレーキロッドだが、ペダル側の頭の形も全く同じ。これはいける、と思ったもののCD250Uの車体についているものと合わせてみると、長さが足りなかった。残念。
 とりあえず、そのパーツを持って店にとんぼ返り。まず適合するパーツを探し、なければ、曲がったロッドを伸ばして使う、という方向だったのだが、私が持ってきたロッドを見て「これを使いましょう」と言われた。新旧それぞれのロッドを適切な長さで切断し、破損個所を新しいパーツにつなぎなおす、というのだ(下の一番右の写真は、それぞれ使わなかった方)。もちろん、鉄工所へ発注してのこと。こうして、1週間足らずでめでたく退院。
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真夏日って涼しいね

 8月14日と15日の近畿北部の最高気温の比較。豊岡38.6度→32.7度。舞鶴37.9度→31.2度。宮津36.9度→30.9度。それぞれ6度前後下がった。
 7月中旬からずっと猛暑日かそれに近い日が続き、台風13号の影響で一時的に気温が下がったものの、8月中旬にはまた猛暑日が訪れていた。その状態からの6度の落差は、しっかりと体感できるものだった。涼しい。台風15号の影響で空は雲に覆われ日差しがないのも、昼前に雨が降ったのも影響しているのだろう。
 ただし、15日から16日にかけての夜間はあまり気温が下がらず、最低気温は28度ほど。この夏一番暑い夜だった。ただし、折れ線グラフでは、16日の再定位気温は低く表示されているが、これは16日の夕方以降に観測されたもの。秋雨前線の南下で風雨とともに気温が一気に下がった。1日の平均気温は、午前中の最低気温より下がってしまった。
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 17日は、さわやかな秋の空気に包まれた。最高気温は30度を下回った。そして数日、最低気温が20度を切る日が続く。

 ここで話は29年前にタイムスリップ。大学生だった1989年の夏、当時住んでいた静岡から丹後まで自転車で帰省した。春に手に入れたランドナーで初めての泊りがけツーリングだった。宿泊地は、名古屋市と京都市。高校時代の同級生に止めてもらう計画だ。連日150~200㎞の行程ということもあり、友人宅ならただ手でもててもらえるという甘えもあり、それぞれ2泊ずつして休養日を入れた。
 名古屋で過ごした7月31日、最高気温は33.4度。友人はアルバイト、私は名古屋散策から帰ってきて交わした言葉は、「今日は暑かったなぁ」。
 ちなみの、その年の名古屋で最も気温が上がったのは8月5日の35.1度。ちなみに猛暑日(この言葉は存在しない)はその1日きり。34度台まで達した日はそれなりにあるが、すべて8月。まだ暑くなり始めた矢先の、その夏トップクラスの暑さだったということ。今年ならばそのくらいの気温は6月から観測されていた(ずっと続いたわけではないが)。そして8月には40度を越えた日を筆頭に、39度台も数日見られた。
 おおざっぱではあるが、29年間に5度上がっているわけである。暑さの基準も変わるというもの。

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2018/08/03

BandBで行く播磨峰山高原

 先週は兵庫県中央部の砥峰高原と峰山高原を自転車で周回したが、峰山高原は入り口まで行っただけ。峰山高原といえば、シンボルの暁晴山に登りたいし、この冬にオープンしたスキー場がどんな風になっているか見てみたい。というわけで、足を変えて訪れる。自転車は折畳小径車。トランスポーターは自動二輪車。CD250Uの本格ツーリングだ。Bicycle and motorBike を楽しもう。
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 まずは、竹田城を見上げて、国道312号線を生野、神崎と南下。福崎まで足を延ばす。有効期限が7月末のラーメン屋のサービスチケットを使うために。ラーメンを食べたら北上。来た道を引き返すのは面白くないので、市川の右岸に渡り県道で北上。田園地帯、クルマが少なく快適。神河町の新野で水車とすでに花が終わった梅花藻を見てから、県道8号線で峰山高原を目指す。先週は、峰山高原への分岐の先、宍粟市一宮町へ通り抜けることができなかったが、今日は通行止めの看板が撤去されている。「平成30年7月豪雨」で傷んだ道も、徐々に復旧しているようだ。今日も先週と同じく砥峰高原をベースにしようかと思っていたが、予定変更。峰山高原をベースに自転車に乗って、そのあと復旧した県道で一宮へ下りよう。
 曲がりくねった道を登り、峰山高原へ。スキー場はオープンしたものの、未だ工事関係の車両がうごめいている。ベースにしようと考えていた広い駐車場にも工事車両や資材が置かれている。スペースは十分あるが、作業員達の目が気になって素通り。道路脇に広場を見つけそこに自動二輪車を止めて自転車を下ろす。
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 自転車に乗ってまずはホテルリラクシアの前へ。レンタサイクルが並んでいる。クロスバイク、MTB、そしてファットバイク。その脇にはサイクルラックがあり、ロードレーサーがぶら下がっている。おそらくロードレーサーはレンタルではなく、訪問者のものだろう。ホテルの周囲には、テントが張られている。設備の行き届いたキャンプ、「グランピング」用のものだ。北方の山に目を向けると、縦に細長く山森が伐採された防火隊。逆モヒカンだ。
 峰山高原を初めて訪れたのは20年前だが、その1年後に再訪している。19年前にはパソコン通信NIFTY-Serveの自転車フォーラムのオフラインミーティングでのこと。ダブルトラックとシングルトラック中心で峰山高原と砥峰を巡った後、「峰山高原かんぽ総合レクセンター」でトロン温泉に入浴した。その「峰山高原かんぽ総合レクセンター」はその翌年に営業を終え、数年後その跡地にできたのが「ホテルリラクシア」。そのリゾートホテルを運営しているのは、全国各地でスキー場経営を展開している会社「マックアース」。この10年ほどで30を越えるスキー場の経営を手がける国内最大手となった。元はハチ高原スキー場のゲレンデ食堂だったが、経営不振のスキー場の運営を引き継ぐ形で事業を急拡大。廃業寸前のスキー場の再生請負企業、というイメージだったが、とうとう2017-18シーズンに新たなスキー場をこの峰山高原にオープンさせた。国内では14年ぶりとなるスキー場新設だ。
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 ホテルの前のロータリーのすぐ近くに2本のリフト乗り場がある。ここを扇の要として、それぞれ別方向にリフトは向かい、片方は曉晴山の山頂近くに向かっている。曉晴山の頂にはアンテナが林立し、舗装路で山頂部までいける。というわけで、てっぺんを目指す。舗装路とはいえ、一般車両は通行止。歩行者と自転車は閉ざされたゲートの脇を通れる、はずだが今日はゲートが全開だ。工事車両が出入りするためらしい。
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 リフト乗り場の奥には、たくさんの人口降雪機が置かれていた。過去に何度か雪遊びに訪れているが、毎年まとまった降雪があるわけではない。去年の初めにスキー場建設の話を聞いた時には、他人事ながら先行きを心配した。でも、人工雪と聞いてなるほど、と思った。標高は900mを越え、神戸の六甲山や京都の比叡山の人工スキー場(比叡山人工スキー場はすでに閉鎖)よりも少し高い。リフトは2本のみだが、それぞれ700m前後と結構長く、3本のコースは860~1170mと本格的。また、降雪の少なさはアクセスのよさへとつながる。姫路から近く、高速道路や鉄道も麓を通っている。高原への道は険しいが、麓のJR寺前駅からシャトルバスを運行している。駐車場もあるからマイカーからバスへの乗り換えも可能。10年間のスキー場再生事業のノウハウが生かされていると感じる。
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 ゲートの奥にキャンプ場やグラウンドがあるが、過去にあまり使われていたことはなくひっそりとした印象があるが、今日は造成工事が行われていて静かではない。何より、スキー場として木々が伐採されている。山全体ではなく細長いコースだけが伐採されているが、それでも少なくとも都会の片側2車線の道路くらいの幅はあり、伐採・造成されて間もないため赤茶色の地面がむき出し。その荒野を鹿が駆け回っている。2台の圧雪車が置かれていた。まだ新しい。片方は、まだシートがビニールで覆われている。
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 いったんスキーコースから離れる。山頂の手前にもうひとつゲートがあるが、そこも開け放たれている。そこからは勾配がきつく、自転車を押して登る。折畳小径車でなければ乗車で登れそうだ。ひとつはギア比の問題。もう一つは、折畳のハンドルポストを強く引くのが怖いので腕力や背筋力を使えず脚力だけでペダルをこがないといけない。
 山頂直下は、片方のリフトの降り場。重機が轟音を立ててなにやら建設中。後で調べたら、ジャングルジムのお化けのようなフィールドアスレチックの複合体のようなものを作るようだ。もちろんこれは無雪期煮営業する施設で、大展望を楽しめるようここに設置されているとのこと。クルマはここまで入れないので、リフトを使って往復できるそうだ。
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 それを横目に、アンテナの立つ山頂部に到着。さらに、シングルトラックで三角点のあるピークへ自転車を押して登る。山頂は360度の大展望。南は六甲、北は氷ノ山などが見えるはずだが、さすがに今の季節はかすんでいる。しばし展望を楽しんで、山頂を後にする。ガレたシングルトラックを押して下り、舗装路で自転車にまたがる。
 グラウンドの辺りまで下ったところの分岐を、来た道とは別方向へ。砥峰高原へのシングルトラックへ。20年前、19年前に訪れた時にMTBで走り、冬にはスキーでも歩いた道だ。比較的フラットなので折畳小径車でも何とかなる、と思って来てみた。自転車に負担がかかりそうなら、押せばいい。峰山・砥峰両高原をつなぐ舗装路に接続するまでそれほど距離はない。すぐに舗装が終わり、下って行く。しかし、思いのほか道がガレている。当然乗車不能。押して歩くにも一苦労。沢のようにちょろちょろと水が流れている。度重なる豪雨で、これが川になったのだろう。その先もずっと道はガレている。コ逃れたシングルトラックを苦労して通り抜け、その先の舗装路は先週走破済み。急速に戦意喪失。
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 やーめた。自転車を押して舗装区間へ戻る。後は一気に、自動二輪の駐車地点へ。帰宅してからGPSトラックを見て気付いたが、そのシングルトラックは砥峰高原へ向かうものでなく、ホテルリラクシアの裏手を周回するものだった。
 自転車を自動二輪に積んだら帰路に着く。県道8号線まで下り、坂の辻峠を越えて一宮へ。砥峰高原からの県道39号線よりもはるかに道幅が広くセンターラインが引かれているが、それでも険しい道である。途中、法面が崩れている箇所が複数あった。川に並行する区間は、路面をうっすらと土が覆っている。土石流が道にあふれたのだろう。先日までの通行止の核心はここかもしれない。
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 さらに下ると集落が現れた。中山間地のレトロな町並みが続く。一宮町の中心街で国道29号線に突き当たり右折、北上する。そのまま揖保川に沿って、国道から県道6号線に分岐。先週砥峰高原~下ってきた道が突き当たる福地を過ぎると、国道429号線と交差。少し国道429号線を西に進み、平成30年7月豪雨の被害が大きかった地区に寄る。半月程が過ぎ、ある程度片付けの手が入っているとはいえ、まだその爪あとが生々しい。川の護岸は崩れ、あたり一面泥でコーティングされている。
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 この直後、このいったいは台風12号により、避難勧告が発令される。
 県道6号線に戻り、北上再開。先週と同じようなルートで帰宅。途中、スーパーマーケットによる。買い物を終えて自動二輪に戻ると、そのそばでタバコを吸っていた一人の男性が話しかけてきた。30年前に短期間だけ発売された希少な自動二輪車に興味を引かれたらしい。スーパーカブでは自転車を積んでいることに対して声をかけられることがったが、今回は荷台の自転車には一切触れず、「よく走るか」「乗りやすいか」と自動二輪そのものへの質問を受けた。
 日が落ちて涼しい。

 この日の序盤、京都府福知山市雲原から、兵庫県豊岡市但東町へと越える、府道および県道63号線の神懸峠(かんかけとうげ)付近で、先日の豪雨の土砂崩れ地点で駐車していた自動二輪を倒してしまった。地面が傾斜していたのが原因。スーパーカブよりも、片足スタンドが不安定だ。そして、クラッチレバーを曲げてしまった。采配被害はそれだけで、どうにかクラッチ操作もできたのでその後250kmほど走った。だが、操作しにくいので、ネット通販でクラッチレバーを注文。1200円程の汎用モデルがすぐに届いた。交換も簡単だった。
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2018/08/02

夏にご用心

 夏は、リペアゲルが、緩くなるわ、ご用心。
 というわけで、用心することはいろいろある中、この記事の話題は自転車のノーパンクタイヤのお話。タイヤの中のチューブの中に、空気の代わりに、常温では固体、100度以上に熱すると液体になる「リペアゲル」を注入する。専用の設備が必要で、限られた自転車店でやってもらわないといけない。いつもお世話になっている「BULLDOG」は京都府唯一、そして近畿地方でも数少ないノーパンク加工してもらえる自転車店だ。折り畳み小径車をノーパンク加工してもらって、          5年くらいになる。その間にタイヤとチューブを3セット消費した。クッション性が弱く乗り心地が悪いにもかかわらず、空気圧が低いタイヤのように抵抗が大きい。また、空気よりも重量が大きい。パンクしないことの代償はいろいろある。
 それらの代償を小さくするには、使用するリペアゲルの量を減らす、つまりタイヤが細いほどいい。ということで、2回目のノーパンク加工の時には、タイヤの太さを1.5インチから1.35インチへと変えた。すると、1年しかタイヤが持たなかった。ちなみに、タイヤもチューブも特別なものを使うわけではなく、空気を入れて使うことを想定した普通のものを使用する。細いタイヤは高速走行を意識したもので、軽量化のためチューブもタイヤも薄く作られている。100度以上に熱したリペアゲルを注入するときにチューブとタイヤを溶かしてしまう。3回目のノーパンクタイヤの時には、可能な限り低温の状態のリペアゲルを注入してもらったが、それでもやはり1年ちょっとで後輪がバースト。チューブはボロボロ、ねばねばのリペアゲルが出ている。
 それで小径車はノーパンクタイヤから普通の空気タイヤに戻すことにした。後輪は、バーストした昨年の初秋に空気タイヤ復活済み。
 そして前輪はつい先日に…。日曜の定例走行。夕方涼しくなってから家を出て、水平線に沈む夕日を眺めてからの走行中にガックンガックンとしたので、これはとうとう来たなと感じた。周回コースの終盤、トランスポーターの自動二輪車が止めてある地点まで2km弱なのでこのまま走れるか、そのままペダルを回し続けたら軽い衝撃とともにバランスを崩し、あわや転倒。どうにか立て直して足をつく。
 これまでのノーパンク加工済みタイヤの末期を経験しているが、ガックンガックンの状態でどうにかしばらく走ることができた。今回はどうなったのだろう。
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 タイヤからチューブ、そのチューブからリペアゲルが出て、夏の夜にふさわしいようなおどろおどろしい姿になった。タイヤのほんの一部が破れチューブが顔を出しているのがこれまでの状況。今回は、タイヤの半周以上からチューブが出ている。はみ出した内臓がフォークとリムの間に挟まり車輪が回らない。適当な場所に自転車を止めてトランスポーターまで歩く。2km弱を20分。自動二輪で自転車を回収してから帰路に就く。
 翌日、よく見てみたらタイヤは破れていない。走行中にビードが外れたのだ。リペアゲルは「ゴムとオイルの混合物」とのことで、暑い夏の時期にはゲルが柔らかくなる上、オイルが漏れてくる。オイルが漏れるということは、リペアゲルのかさが減るわけで、タイヤの中はゆるゆるの状態。
 タイヤは破れていなくても、かなり劣化しているので、新しいタイヤを買いにBULLDOGへ。これで前後ともに空気タイヤ復活。後輪を空気タイヤに戻した時点でかなり走行性能は良くなったのだが、前輪も空気入りとなりさらに向上。ノーパンクって結構な足かせだったのだと気づく。
 翌日、前日のコースを再び。快調に走った。しかし、その翌日、勤務からの帰宅途中に前輪がパンク。残り1kmくらい。簡単にタイヤを点検するが何も刺さっていない。試しに空気を入れたが、すぐに抜けるわけではない。スペアとして携行している未使用のチューブを使うのはもったいない。そのまま走り出す。2回の入れ直しで、トランスポーターに戻った。
 帰宅してからタイヤを外してみると、中でチューブがねじれていた。そして結構大きな穴が開いていた。タイヤのビードとリムにチューブが挟まっていた時に開くような穴。位置もそんな感じ。一昨日の装着時には、挟まっていないか点検したはずだが。
 ボロボロに破れたチューブの中のリペアゲルの名残でリムの内側がべとべとなのが、いろいろな影響を与えているのだと推測する。本来ならばチューブをタイヤに入れたときにねじれていても、空気を入れれば中でチューブが寝返りを打つように正常に戻る。それが、粘着質のリペアゲルのせいで寝返りが打てなかったようだ。また、ビードとリムがチューブを噛めば端が外側に少し出ているのだが、外側から確認できなかった。実はタイヤ内部で挟まっていたのかもしれない。普通はそんな不安定な状態にチューブがとどまることはないのだが、リペアゲルのべとべとが軽くかんだ状態をキープしてしまったのかも知れない。不幸中の幸いは、空気の漏れ方がスローペースになったこと。その大きさの穴なら空気を入れてもすぐに抜けてしまうのだが、チューブとリムおよびタイヤ内部がリペアゲルで貼り付いてくれたおかげと思われる。
 今度はチューブに少し空気を入れてからタイヤの中へ。捻れたりビードとリムに挟まらないように。とりあえずこれで大丈夫だろう。

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砥峰・峰山周回播磨の高原巡り

 兵庫県の中部、但馬と播磨の境界に近い高原へと向かう。下界は35度前後の猛暑でも、標高1000mに近い高原は30度を切るさわやかな風が吹いている。朝来市から国道312号線を南下。旧生野町を越えると播磨国。神河町の神崎地区から西の大河内地区へ。まずは県道8号線を峰山高原へ向けてクルマを走らせるが、宍粟市一宮への通り抜けができない、という案内看板を見て立ち止まる。先日の大雨(平成30年7月豪雨)により道路が各所で寸断されている。少し考えた末に、市川沿いを北上、長谷から砥峰高原へと登る。長谷ダムを横目に見て、山間の集落川上を過ぎ、標高800mを越えたらスキー場のゲレンデを思わせる伐採された斜面が広がる。昔、茅場として伐採、野焼きによってススキ野原を維持され,たたら製鉄のための砂鉄採集により丘が削られ谷が埋められ、なだらかな丘と浅い谷の連なる斜面。その斜面を正面に見る位置に「とのみね自然交流館」が建っている。ここを本日のベースとしよう。とりあえず、交流館の中のベンチに腰掛けてしばし休憩。室内の温度計は28度位を示し、開け放たれた窓から涼しい風が入ってくる。いいねぇ。
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軽装に着替えて自転車を下ろす。ススキの斜面を右手に見ながら南下。目指すは峰山高原だ。上り坂を行くと左手にはなだらかな頂を持つ山が見えてきた。あれは段ヶ峰やフトウガ峰つまり但馬の山々だろうか、それとも千町ヶ峰だろうか。帰宅後、調べてみたら東側の平石山だった。
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 登り基調を進んでいくと、分岐に到達。左は「峰山高原」、右は「宍粟市一宮」と路面に白い字で記されている。左を選ぶがせっかく登ってきたのにどんどん下っていく。峰山高原の方が砥峰高原より標高が高いはずなのに。その下りが嫌で分岐に戻り、反対側の道へ。砥峰と峰山を結ぶ道には、ダートの林道や遊歩道など複数のルートがあるはずなので、何とかなるだろう。ただし詳細な地図を持っていないのが不安だ。
 道はさらに上り続け標高1000mを越えた。神河町と宍粟市一宮町の境界の稜線に近い位置、その一宮側をトラバースしている。基本的には林間だが、伐採されているところは景色が開けて気持ちが良い。
 時折ダートが混じる。轍には砂がたまり車輪をとられてしまう。登りでは後輪が空回りするし、下りだと転倒の恐れがある。MTBに乗っているのだが、ブロックタイヤでも苦戦する路面なのに、今日はスリックタイヤを装着している。路面状態によっては上り下りに関わらず押していく。
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 この道は過去に通っている。と言っても、それは1998年9月。もう20年前のこと。あの頃はほとんどダートだったように記憶しているが、現在は幾分舗装化されている。この道をずっと行ってしまうと、県道8号線の坂の辻峠まで下ってしまう。すると峰山高原までかなり上り返さなければならない。何とかして、市町境の稜線の神河側へと戻らねばらならない。狙い目は、暁晴山の北東鞍部だ。ここは今走っている一宮側の林道と神河側の遊歩道が接近していて、ほんのわずかな標高差で鞍部を越えられる。GPSレシーバーの大まかな地図でそのポイントを見つけることができるだろうか。正面には複数のアンテナを頂いた暁晴山が見えてきた。去年の2月以来、1年半ぶりの対面。あの時は真っ白に雪化粧していたが、今は緑。標高が高いため年によっては雪が積もる、瀬戸内海に最も近い雪山だ。しかし、昨年暮れにスキー場ができてしまった。毎年安定した積雪は期待できないが、気温が低いので人工雪を使っている。おかげで冬の間はクルマを乗り入れると駐車料金を取られてしまうようになり、リフトを使わないで雪山を愉しみたいスキーヤーには、かえって寄り付きがたくなってしまった。
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 それより今は神河側に稜線を越えられるかどうかが問題。
 結果的には、その鞍部を通り過ぎてしまった。暁晴山登山口と記された道しるべはあったが、踏み跡は草ぼうぼう。山頂を経由するのでなく北東鞍部を越えたいのだが、うやむやな気持ちのまま通り過ぎてしまった。そのうち林道は下り基調となり、しかも大半が舗装路面、焦る気持ちもあっていつの間にか暁晴山を通り過ぎて南下、坂の辻峠へ向けて舗装路を下っていく。もう引き返す気はない。坂の辻峠まで下ってやろう。
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 相当下って県道8号線へ突き当たった。標高720m。峰山高原まで200mの登り返しだ。と思ったら、いったん坂の辻峠を越えて大河内側に下っていく。峰山高原への分岐の標高は約600m。峰山高原までの登り返しは標高差300m。まあ、ここまで来たら行くしかない。インナーローで急勾配をゆっくり登る。今日は、ここまで本格的に走るつもりをしていなかったのであまり飲料水を携行していない。500mlのペットボトルの中身はすでに残り少ない。まあ、峰山高原まで行けばどうにでもなる。時刻は17時を過ぎた。ライトを持ってきていないが、今は日が長いので大丈夫。むしろ、もっと日が傾いて涼しくなってほしい。
 どうにか峰山高原へ。簡易舗装が山頂まで続く暁晴山へと登る気はもうない。高原の入り口の分岐は、直進がホテルリラクシア、スキー場、暁晴山などへと続き、右は砥峰高原への車道。例の分岐へとつながるのだろう。写真を撮っていると、ロードレーサーがものすごい勢いで登ってきて直進していった。
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 砥峰高原へと続く車道は全面舗装。アップダウンを繰り返していく。予想通り、例の分岐に到着。あとは砥峰高原へと下るだけ。飲料水は持ちこたえたものの、本来ならもっと飲みたいところを我慢していただけのこと。振り返ってみれば、峰山高原への上り返しも、元々今日は本格的に走るつもりではなかったというだけのことで、実際走ってみれば所詮標高差300mだった。峰山高原から砥峰高原へのアップダウンも、さほどきつくなかった。
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 誰もいない交流館のそばに止めて車に自転車を積んで帰路に就く。県道39号線で宍粟市一宮側へと下る。福知川の渓谷に沿った細い道。現在は坂の辻峠から一宮に下る県道が通行止めだが、なんとこの福知渓谷は通れる。こちらの方が地形が厳しく過去には通行できないことが多かったのだが。細く曲がりくねった道を慎重に下り、白い岩がごろごろしている渓谷を堪能する。揖保川への合流点が近づくと、周囲は集落となる。自動販売機で冷たいジュースを買う。クルマの中に備蓄しておいた飲み物は、すべてホットドリンクなってしまった。
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 揖保川は茶色く濁って増水している。堰により流れはあまりないのだが。先日の大雨により深層崩壊の土砂崩れによる犠牲者が出た地点が近い。あとは、養父市大屋町へと北上。

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