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2018/07/15

梅雨前線、西日本で大暴れ、そして梅雨明け

 まずは、被災された方々へお見舞いを申し上げます。
 死者および行方不明者が発生したのは岐阜県から鹿児島県。中部、近畿、中国、四国、九州と広範囲にわたる災害という点では、7年前の東日本大震災に匹敵する。
 直接的には梅雨前線によるものだが、先の台風7号に間接的原因があったといってもいいと思う。台風の背後の北西の風により、北海道まで北上していた前線が西日本まで南下したことに加え、大量の水蒸気を運んできた。過去に近畿北部に打撃を与えたいくつかの台風に共通するのは、四国沖を北西に進み紀伊半島あるいは東海から本州に上陸するコース取りであること。今回の7号は日本海を通ったこと、そしてゆっくりであるから時間の経過とともに衰える。台風本体による近畿地方日本海側への影響は少ないだろう。梅雨前線は北海道まで北上していたので、台風からの南風で活性化したとしても近畿地方には影響ない。強いて言えば、台風が通り過ぎたあとの西高東低の気圧配置による生暖かい時雨模様となるくらいだろう。そう予想していた。まさか、台風の過ぎた後にこのような展開が待ち受けているとは思わなかった。
 大雨警報発令の2日目、7月6日金曜日の家の近くの川の朝と夕方の様子。明らかに夕方の方が増水している。もう一枚は、その前日5日夕方。竹野川から田んぼに水があふれている。
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 天橋立で宮津湾と仕切られた阿蘇海も増水。
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 この日は午前中宮津に勤務。午後、西舞鶴に行く予定だったが、国道178号線の奈具海岸が規定雨量に達したとのことで通行止になった。まあ、いつも最短距離の裏道を通っているので、海岸沿いの通行止の影響はない。しかし、その裏道は山間部を通るため、土砂崩れの心配がある。西舞鶴行きは、その日でなくてもよいのだが、宮津での仕事も大雨のため来週回しになった業務が発生。そうなると来週(この時期をアップした時にはすでに過去のことだが)は余裕がなくなる。急いで荷物をまとめ、西舞鶴へ。
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 実際に行ってみると、雨足には強弱があり、風も弱く、嵐という感じではない。度の川も茶色く濁って増水しているものの、往路で通った道がすぐに通れなくなりそうな気配はなく(何の根拠もないのだが)、西舞鶴で長居をした。幸いにも帰路も問題はなかった。
 しかし、さらに雨量が増し京都府北部の各市町に大雨の特別警報が発令されたのは、その夜のこと。宮津や舞鶴では土石流や川の氾濫が発生し、金曜日の日中に通った道の何ヶ所かが通行止となった。特に宮津舞鶴間の裏道では2箇所がいまだ復旧していない。おそらくしばらくかかるものと思われる。

 週明け、「大丈夫でした」が挨拶となった。そして、話題になるのは14年前、2004年10月の台風23号。そのあとにも何度か台風の被害があったが、やはり一番印象に残っているのは2004年の23号である。強風を伴い短期間で大雨を降らせた嵐だった。それに比べると、また違うのが梅雨前線。風による被害はなく、台風23号の時ほど強い雨ではなかった。でも、降っている期間が長かった。前述の範囲の広さと加えて、停滞する前線の特徴だ。降り始めから止むまでの積算雨量では、台風23号の時を超えている。
 そして、雨が止むと夏の日差し。梅雨前線は再び北上、西日本はあっさり梅雨明け。猛暑続きの日々となる。
 警報発令の6日から全面運休していた京都丹後鉄道は、11日にようやく一部で運行再開。10日には復旧作業の様子も見られた。レールの上を走れるユンボが働いていた。
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 海沿いには、おそらく川から流れた色々なごみがたまっていた。
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 最後に私事だが、幸いにも我が家には被害がなかった。基本的に戸地の高さも川の流れも不変。いいところに家を構えてくれた、とご先祖様に感謝するばかりである。
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 大雨から一週間経過。路面に泥がうっすらと残っているところもある。撤去した土砂が道路わきに積まれている箇所もある。川の水量も、平常時よりもまだ多い。幹線道路を中心に通行止めも解消されつつあるが、交通量の少ない道程後回しにされ復旧の見通しが立たない。京都丹後鉄道の完全復旧もいつになるのか。
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