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2018/06/25

初夏の播但ツーリング

■大河内・生野「水車と銀山と名水街道」
 神河町の神崎地区の中心部をスタート。新野の水車を見て、もうすぐ麦秋の麦畑と田植えを終えた水田が広がる穀倉地帯から、大河内中心部の寺前を過ぎ市川の谷へ。川をさかのぼるほどにクルマが減って静かになる。生野の街並みを越えたら市川本流を離れ、山間部の集落、白口を目指す。標高400m以上の山中にある小さな集落で、廃屋もある。住んでいるのは10世帯もないようだ。坑口があり、かつては白口千軒と言われて賑わっていた面影はない。
 峠を越えたら、越智川の谷へ。少し遡って「新田ふるさと村」。あとは越智川の流れに沿って神崎中心街へと下る。
 5月中旬、約54km
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■宍粟「旧山崎の西部中山間地」
 宍粟市の中心街、旧山崎の路地は焼杉の黒い壁の木造建築が立ち並び、風情がある。そんな街並みを北西に抜けて、井沢川をさかのぼる。すぐに田園風景となる。はじめは工場も見られるが、市街地から離れていくにしたがって中山間地の農山村の雰囲気となる。上ノ集落から井沢川を離れ、左折し西へ。林道細野白口線の登りにとりかかる。杉林の中を標高700mまで登ると、後山の姿が見える。尾根筋の道を少し下って白口峠。「山崎アウトドアランド」というオートキャンプ場がある。ただし、たいてい人気(ひとけ)がない。
 かなり山深いが、田がちらほら見られ、左上方には上月集落を見上げる。どんどん下って、旧千種町鷹巣への分岐からは志文川の渓流沿いを下る。やがて少し谷が開け、集落と田園の中を行くようになる。谷は少しずつ広がっていき、中国自動車道に出合うまで南下。中国道に沿った県道54号線へ左折して東を目指す。切窓峠を越えたら菅野川沿いに山崎中心部へ。
 5月下旬、約44km
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■朝来「青倉から多々良木ダム」
 朝来市朝来町、国道312号線から多々良木ダムへと向かう道の分岐にある道の駅「あさご」が、スタート・ゴール。まずは円山川沿いに北上。国道を行くよりも、対岸の田園の中の細道を行く方が楽しい。竹田城や朝来山に向かって行く。国道沿いに大きな鳥居のある伊由市場で東へ。円山川の支流、伊由谷川を遡る。最も奥の集落は川上。道なりに行けば伊由峠を越えて朝来山の山麓を反時計回りに周回するが、分岐するコンクリート舗装の道に右折。いきなりの急坂をあえぎながら登る。国道沿いの鳥居を参道入り口とする青倉神社を経由して、生野町の黒川ダムへと続いている。諸栗が伐採された急斜面につづら折れの車道が張り付いている。厳しいが、登るほどに景色が開ける。ただし、円山川間では見通せず、いくつもの緑の尾根が重なっている景色。標高500m近くまで登ったところの分岐を多々良木ダム方面へ。青倉神社へはまだ上らなければならない。そしてその先の黒川ダム湖沿いで災害による通行止で通り抜けができないとのこと。多々良木ダムへは、転げ落ちるような急降下。実際、サドルから腰を上げ、後方に体重移動して前転を防ぐ。そして、多々良木ダムの湖畔へ降り立つ。この急勾配を利用しているのが、奥多々良木発電所。黒川ダムから中央分水界またいで標高差400m下の多々良木ダムに落としている。主な発電施設は地下のようだが、送電線だけで地上も賑やかだ。ダム湖沿いを走り、ロックフィル式の堰堤へ。見下ろせば、あさご芸術の森美術館。芝生の敷地内にモニュメントが点在している。一気に急降下して美術館敷地のそばを通る。「多々良木ダム湖マラソン」が目前に迫っていて、「臨時駐車場」「受付」などの案内板が立っている。ダムの下流の多々良木川沿いの小道に入る。ウォーキング中の女性に追いついた。背後の私に気付いている様子はない。彼女は端を歩いているので、十分追い越すことは可能。速度を落とし、脅かさないように反対側の端に寄って追い越す。が、路面に落ちていた街路樹の枝を踏み「ボキッ」と音を立ててしまった。女性は「ひゃぁ!」と叫び、飛び跳ねた。驚かせてごめんなさい。
 6月上旬、約22km
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■佐用「旧三日月・南光の短くて険しい周回」
 入梅して天気が悪いことはわかっているのだが、いやそれどころかアプローチの途中も雨が降ったりやんだり。国道179号線から、志文川とJR姫新線が離れた旧南光町と旧三日月町の境界付近の道沿いのスペースにクルマを止めて自転車を下ろす。雨は小康状態だが、路面は濡れている。泥よけのない自転車に簡易泥よけを装着して走り出す。旧三日月町側に向かい志文川を渡って久保集落へ。その奥から、動物よけのゲートを越えて簡易舗装の激坂細道へ。3kmで標高差300m。平均勾配10パーセント。最大で20パーセントはあるだろう。クルマの通行は皆無なので、路面が濡れていても水撥ねを浴びなくてすむ。坂が急過ぎて大半は押して登るので自分の撥ねもかからない。そのうち小雨が振り出すが、林間なので余り木にならない。しかし、雷の音に震え上がる。ほぼ真上ではないか。山間の神社にご挨拶をして、さらに登る。多賀登山から十文字山へ、東西に伸びる尾根が最高地点。それを越えるとこれまた急な下り。前転しないように腰を引いて下る。初めてここに来た2009年には未舗装だったが、今は完全にコンクリート舗装。廃棄物の処理施設を過ぎ、三ツ尾の果樹園に出る。センターラインの引かれた広い道に突き当たるが、反射するように県道449号線で大下りへ。県道だが、こちらも細道で、やはり初めて来た頃にはダート区間も残っていた。ダート区間は短くなり、今ではこちらも全面舗装。下り基調なので楽だが、道は狭くカーブが多く並走する大下り川の谷が深く、スピードを出すことはできない。途中の大下りの小さな集落は、廃屋が目立つ。人が住んでいる家は少ないようだ。多賀の集落に出ると久しぶりにセンターラインのある道を走る。雨は本降り。簡易泥よけが役に立っている。大下り川が志文川に合流する。県道の番号も449から368と若返り、少しクルマが通るようになるがそれもつかの間。数百メートルで県道を離れ、クルマを止めている道へ逃げ込む。気温が高いので寒さはない。ショートコースで、大半はクルマがほとんど通らないこのコースは、五月雨の季節にぴったり。
 6月上旬、約16km
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■佐用・宍粟「志文川・千種川沿い周回」
 今日も梅雨空の予報だが、通り雨程度で長く降り続くことはないようだ。現在の佐用町、JR姫新線三日月駅のある旧三日月町の中心部から国道179号線をほんの少し西に進み、SPring8へ続く県道28号線で南に向かってすぐ、志文川の橋を渡ったところのパーキングスペースにクルマを止める。道路の向かいが交番だから安全だ。自転車を下ろしていると、雨が降り出し風もやや強く吹き始めた。携帯電話で降雨レーダーをチェックすると、すぐに去っていくとおり雨なので準備を継続。そして、走り出す。その頃には雨は止み、薄日が射してきた。国道を走るのは嫌なので、志文川の南側の田園の中の道を東へ行く。川と国道を隔てた三日月小学校の裏山、三方里山の斜面には三日月形の植え込みが見える。三日月駅の手前で、志文川と一緒に国道179号線を北に渡る。ここからは県道154号線をひたすら北上する。クルマの少ない川沿いののどかな道だ。そのうち中国自動車道と少し並走して、さらに自動車道の北側へ。ひたすら北上を継続する。ここは少し前に山崎からの周回コースで逆向きに走っている。今回は登り基調なのでじっくりと中山間地の景色を堪能する。天気はすっかり回復。五月雨どころか五月晴れ(さつきばれ)となった。ここで言う「五月」とは旧暦のもの。つまり、現在では露の時期にあたる。水田の広がる開けた谷から、山間部の狭い谷となりじわじわと上り勾配が増す。「山崎アウトドアランド」を示す案内板の立つ分岐を左へ。右は少し前に下ってきた道だ。さあ、鷹巣へもうひと登り。勾配が増し、並走する志文川には小さな滝が次々に現れる。
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 そして、水道の施設を越えたら集落へとたどり着く。下鷹巣だ。鷹巣はいくつかの集落が集まった地区名。かつての村というか行政単位だったのだろう。いくつかの集落を網の目のような道がつないでいるが、一番西の別所への道をとる。すると前方に後山連山が見えてくる。後山ではなくてその前衛とでもいうべき笛石山だが、山頂は雲に覆われている。別所を過ぎるまでは緩やかな登りだったが、その先から下りが始まる。しばらく下ると今度こそ後山本峰が見えてきた。集落の中を急降下、千種川沿いへと下る。そして、県道72号線を南下。川の流れと田園の広がりを見ながらのそれなりにのどかで、下り基調の快走区間。気持ちよく飛ばす。道の駅「ちくさ」で小休止。宍粟市千草町から、佐用町(旧南光町)へ入る。以前ここを走ったときはそのまま南光の中心部、徳久(とくさ)の国道179号線まで南下したが、今日は県道54号線の八重谷峠を越えて、志文川沿いにレーンを戻すことにする。千種川沿いから八重谷峠までの標高差は50m程と思っていたらもう少し多くて80m。道路は大方拡幅されていて路肩が広いが、峠付近は狭い。クルマが多くて不快。まあこれは、国道179号線まで南下しての卯山峠でも同じことだが。標高差50mなのは志文川沿いへの下りの方だった。そのあとは往路で登ってきた志文川沿いを下る。こちらは、千種川沿いの下りを継続するよりクルマが少なくのどかな道だ。三日月小学校の裏山の三日月はライトアップされていた。
 6月中旬、約56km
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2018/06/14

CD250Uの積載性向上計画

 スーパーカブは前後のチューブのサイズが同じなのだが、「CD250U」は前後別サイズ。パンクしたときのためのスペアを2本携行しないといけない。にもかかわらずスーパーカブのような前カゴもレッグシールドのインナーラックもない。リアボックスだけでは窮屈だ。タンクバッグを買ったものの、駐車中にバッグごと盗られてしまう恐れがある。
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 というわけで、サイドボックスを取り付けた。旭風防の「チャンピオンサイドバッグ」シリーズの一番安いモデル。このシリーズの上級モデルは、警察の白バイにも使われている。
 リアサスペンションの根元にがっちりと固定。ステーによりもう一ヶ所を固定するのだが、車種により違うだろうから自分で工夫してつけてくれよ、というようなことらしい。取り付けの例としては、ステーをリアウィンカーの根元に固定、とあるが「CD250U」には位置が合わない。そこで、自転車積載用のフレームにL時金具を付けて吊り下げてみた。蓋が少ししか開かないのは、覚悟の上。サイドボックスに入れるのは、突然の雨に備えての合羽、スペアチューブ、タイヤレバーやレンチといった工具など。ひとつずつ出し入れすればいい。通勤のカバンといった大きなものは、リアボックスに入れれば良い。
 サイドボックスは左右別売りで、左用は売り切れていたので、とりあえず右側のみ。これで用が足りるならこのままでもいい。鍵もかかるしなかなかいい。スーパーカブにも付けちゃおうかな。
 あと、積載とは関係ないけれど、小物も追加。プロテクターつきの自動二輪用のグローブを始めて購入。まずは指ありグローブ。これまでのフリース手袋よりは通気性が良いけれど、やっぱり暑いので指切りグローブも追加ゲット。自転車用の指切りグローブよりはごつく、プロテクション機能重視。そして、シフトパッド。スーパーカブと違ってシフトアップに足の甲を使うので、そちらをカバーするもの。これでサンダル履きでも乗れる。本来は靴紐にかけるマジックテープのベルトが短すぎるので、長いベルトに交換(青いベルト)。
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バイクにバイクを積む seasonII

 正確には「モーターサイクル(自動二輪車)にバイク(自転車)を積む」なのだが。
 CD250Uには、シングルシートモデルとダブルシートモデルの2種類がある。当然、大きく頑丈なリアキャリアのついたシングルシートモデルをゲット。折り畳み小径車のトランスポーターとしての役割を果たしてもらわないといけない。
 依然、誰かが「排気量250ccくらいのスーパーカブがあったらいいのに」といったのに、共感を覚えたことがある。北海道でであった旅人との会話だったような気がする。具体的には、2010年夏の倶知安のキャンプ場での朝、たまたま泊まりあわせたカブ仲間3~4人で突発的に開催されたカブ主総会の中のやり取りかもしれないが、記憶は定かではない。それはさておき、理想の「250ccのスーパーカブ」に一番近い実在モデルが「CD250U」なのかも知れない。
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 スーパーカブのものよりも一回り大きいリアキャリアなのでそのままいけるかと思ったが、折り畳み小径車を固定するための自作フレームとリアボックスの両方を固定するにはやや足りない。スーパーカブ用のオーバーキャリアを注文。すぐに届いて組み付ける。そして、フレームとリアボックスをU字ボルトで固定。ボックスには必要な個所にドリルで穴をあける。穴の位置決めが少し難しかったが、基本的にスーパーカブにもやっていることなのでさほどの苦労はなく作業完了。
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 スーパーカブより大きな車体のため、積荷の自転車がさほど大きく見えない。さあ、また新たなバイクライフが始まるよ。
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HONDA「CD250U」のタイヤ交換

 スーパーカブのパーツほどふんだんにあるわけではないが、どうにかネット通販で前後のタイヤとチューブをゲット。タイヤもチューブも前後輪でサイズが違う。タイヤはともかく、パンクに備えてチューブを2種類携行しないといけない。
 ホイールの着脱については、当然後輪の方が手間がかかる。ドラムブレーキの開放などはスーパーカブと同じなのだが、リアホイールを抜くにはリアスプロケットをチェーンから外さないといけない。そして、さらに大きな問題はアクスルシャフト(車軸)は両側をマフラーに挟まれていること。つまりシャフトを抜くには、マフラーを外さないといけない。これは手間がかかるだけでなく、走行中に後輪がパンクした場合にはマフラーが冷めるまでチューブ交換の作業ができないということになる。近くなら、JAFで運んでもらい家で作業すればよいが、遠出の際はどうすればいいか。まあ、今考えていても仕方ないので、とりあえずタイヤ交換作業をしてみる。
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 ゴールデンウィーク最終日、5月6日の17時ごろ作業開始。大仕事と見込まれるので、なかなか気が重く作業を開始できなかった。
 やはり初めての作業は様子を探りながらとなるわけで、マフラーを外すにはかなりの時間を費やした。両方のマフラーが底でつながっていて、左はシフトペダル、右はブレーキペダルと干渉するので、取り去ることはできなかった。ただし、アクスルシャフトの延長線上から外れればいい。
 アクスルシャフトを抜くのには一苦労。ホイールの重量のせいだった。
 スプロケットからチェーンを外すのは、さほど苦労はいらなかった。手は汚れたが。
 ホイールが外れたら、古いタイヤをリムから外す。つい先日スーパーカブのタイヤ交換をしたばかりだが、同じ作業でもなかなか手ごわかった。ビードがきついのだ。実は、オートバイ用のタイヤレバーを1本しか持っていない。その1本でビードを起したら、自転車用のタイヤレバーに差し替えて固定。次の箇所を起こすのは、オートバイ用のタイヤレバーで。細くて弱い自転車用は起こしたビードの固定専用。このやり方でカブはいけたのだが、もう一本オートバイ用のタイヤレバーがあった方が良さそうだ。
 古い、タイヤ、チューブ、リムバンドを外し、すべて新品に交換。新兵器のクランプを使ってビードを落とし、ビードワックスを塗ってどうにかタイヤをリムにはめることができた。リムとビードにチューブが挟まっていないか点検してから、空気を入れる。ここまで、2時間以上もかかり、日没サスペンデッド。
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 2日後、まだ明るい18時ごろに帰宅できたので、車体にリアホイールを組み付ける。1時間と少しで完了。やはり初めてのマフラー装着に手間取った。つまり、その分は今後スピードアップする余地がある。手間取った原因の一つは、ステップやペダルの間の奥まったボルトのせい。前述のタイヤレバーに加え、ソケットレンチの長いソケットをそろえた方がよいだろう。前後のタイヤやチューブの代金は、合計で約1万2千円。前述のとおり買った店で納車前に交換してもらえば部品代と工賃で3万円とのことだったから、かなり経費を節減している。いざというときに工具がないということを防ぐには、車載工具として積みっぱなしにしておくこと。ソケットレンチのハンドルも買っておこう。ソケットセットとハンドルあわせてちょうど3000円。店に持ち込むことを考えれば、一回で元が取れる。
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 前輪のタイヤ交換は、さらに1週間以上後になってしまった。その前に、マフラーを外す練習。前回後輪を替えるときに、アクスルシャフトに覆いかぶさっているマフラーが邪魔なので、マフラーを固定するすべてのボルト・ナットを外した。でも、シャフトが抜ければいいわけで、その延長線上からマフラーがずれればそれでいい。エンジンの排気口に固定するナットと、エンジンの底部登るとは緩めるだけでいいのではないか。というわけでそれを試してみた。結果的にはもくろみ通り。これで、後輪のタイヤ交換チューブ交換が少し楽になる。
 そして、タイヤ交換。フロントホイールを外すのは簡単だが、古いタイヤを外すのに苦労した。純正のタイヤはスーパーカブでも使われているようなビジネス車用のものだが、付いていたのはチューブタイヤではあるがスポーツモデルについているようなもの。剛性が高く、まずビードを外すところから格闘が始まる。タイヤが太くて硬いのでクランプに入らない。寝かせたタイヤの上に両足を載せてビードを落としてタイヤレバーをこじ入れる。自動二輪用のタイヤレバーが1本しかないのも厳しい。これは追加購入しよう。でも、やりかけた作業を完了しなければならない。ビードが外れてほっとしたのだが、今度はホイールからタイヤが外れない。タイヤが柔らかければ力を加えて楕円状にして、その長辺をリムの直径より長くすることでタイヤが外れるのだが、その変形をさせるにも一苦労。タイヤを外すだけで1時間以上かかってしまった。
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 しかし、新しいチューブとタイヤの装着は15分でできた。ビードさえ落ちれば楽なのだ。ビードが落ちやすいように、車庫に積んである自動車用のホイールに挟んで癖をつけておいた。ビードワックスは塗ったが、クランプは使わなくてもよかった。
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 大方の作業が終わったつもりでいたのだが、ホイールを車体に組み付ける段階で作業が滞る。ブレーキパッドの間にブレーキのディスクが入らない。レバーをいじってみると、ブレーキが完全に閉じてしまった。CD250Uの後輪も、スーパーカブの両輪ともドラムブレーキ。やはり初めてのものを相手にするのにはいろいろな障壁が現れる。この日の作業はここまで。
 翌日、作業再開。ネットで調べたらブレーキレバーを引くたびに締まっていくとのこと。遊びが大きくなりすぎないように自動調整できる仕組みになっているようだ。で、ブレーキパッドの間隔を開けるには、マイナスドライバーなどを隙間に入れて緩やかに力を加えればいい。隙間が全くなくなっているので、ブレーキパッドの台座に力を加えてパッドに隙間を開け、さらにその隙間にマイナスドライバーを入れる。わかってしまえば簡単なことだった。
 ホイールを組み付けたら、ブレーキレバーを握り、大きくなりすぎた遊びをなくす。2回ほど空振りをしてようやく適正な状態に。これをしないで走り出すと、ブレーキが利かず焦ることになる。
 というわけで、納車から1か月余りで、ようやくタイヤ交換完了。
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今春のびっくりどっきりメカ発進!HONDA「CD250U」

 この春、新しい自動二輪がやってきた。新しいといっても中古車で、1988年頃つまり30年ほど前のもの。HONDA「CD250U」というモデル。ちなみに手元にあるスーパーカブは手放さず2台を併用する。使い勝手のよいカブには乗れるだけ乗りたい。
 この夏で、スーパーカブカスタム90がやってきて十年。積算走行距離は、もうすぐ5万km。こちらも中古車だが、手元に来た時には6千kmも走っていなかった。大活躍してくれている。ただし、ライダーは重量級だし、キャリアにはいつも折り畳み自転車を載せて酷使している。上り坂では全く余裕がない。また、以前と比べると燃費が悪くなっている。
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 頑丈なバイクであるが、いつか壊れることがあるだろう。そうなったときは、今のカブが手元に来た直後に発売された110㏄のカブに乗り換えるのだろう、と思っていた。
 2017年夏、自転車ツーリングの時に泊まった北海道のオホーツク海沿岸のライダーハウスでのこと。同宿の一人がスーパーカブ110で来ていたことをきっかけに私とスーパーカブの話をしていたら、自分もカブ主です、と次々に話の輪が広がっていった。結局その場にいた5人のうち、私を含む4人がスーパーカブを所有していた。そして、もう一人は、カブの姉妹車といえるCD125Tベンリィのオーナーだった。
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 新型つまり110ccのカブについても話題になったが、いくつかリコールが発生しているとのこと。頑丈で故障しにくい、というカブのイメージが崩れつつある。常々、外見も乗り心地も他のスクーターに近づいた、つまりお上品になってしまった、と感じていいた。外見においても中身においても、古臭くて泥臭く芯は強い、というカブらしさが薄れている。魅力がなくなってきた。
 そこで魅力が急浮上してきたのが「CD125Tベンリィ」だ。これまた古臭い。生産停止になっていて、それがかなり前のため、中古市場になかなか出回っていない。ネットで見つけた京阪神の都市圏の店に現物を見に行った。見にいてもなかなか買う決心がつかない。希少なものなのでそのうちに売れてしまい、数ヶ月したらまた別の店に入荷していて、また見に行く。これを繰り返していた。
 2017年暮れ、ネットの中古市場に「CD250U」を見つけた。「CD125Tベンリィ」よりもさらに希少だ。このクラスには珍しい大型キャリア装着のビジネスバイク。これが欠かせない。
 「CD125Tベンリィ」を買う踏ん切りがつかなかった大きな理由は、カブと同じ原付二種であること。通勤を含めた生活圏内に無料の高速道路があり、125ccを越える自動二輪車は通れるが原付二種は通れない。逆に、天橋立の砂嘴を通り抜ける府道607号は歩行者・自転車・125cc以下の自動二輪車および原付自転車のみ通行できる。カブで通勤する時にはこちらを通っている。排気量250ccの「CD250U」の方が二輪での行動範囲が広がるわけだ。
 買うかどうか迷いもあったが、正月明けに見積もりと仮押さえ。そして、これは千載一遇のチャンス、ここであったら百年目、とばかりに1月中旬に注文してしまった。その店の所在地は、はるか埼玉県。現物を見ずに買うことになるのが不安だが、キャリアの寸法や両足スタンドが装備されていることなど必要な条件を満たしていることを注文の前に確認しておいた。
 で、実際に届いたのが4月中旬。1988年と古いモデルのためパーツの入手を含めた整備に時間がかかったり、「冬の間は乗れないから急いでもらわなくていい」とこちらから言ったりしていた。でも、初め「2月下旬には納車します」という約束の納期を、連絡なしで、2度も破られてしまった。最終的には、軽自動車税の節約のため4月2日以降の登録ということになった。
 4月中旬の土曜日の夜、はるばる埼玉県から大型トラックに乗って「CD250U」がやってきた。運んでくれた埼玉県の二輪専門の運送業者は、この後さらに西日本各地(おそらく九州なども含む)に配って回るようで、トラックの荷台にはたくさんのオートバイが載っていた。ちなみに、京都府がこんなに細長いことを知らなかったようで、夜の9時ごろの到着だった。大手など一般的な運送業者だと、京阪神都市圏からさほど離れていない福知山辺りまでと比べ、京丹後市まで運んでもらうと大きく運送料が数万円単位で跳ね上がる。今回の運送業者は、京都府内全域で数百円程度の差で、いずれも2万5千円前後。これは助かった。
 そのドライバーさん立会いのもの、エンジンがかかるか、各ランプは点灯するか、など動作確認をする。なんと、リアブレーキをかけたときにブレーキランプがつかない。また、ナンバープレートに自賠責のシールは貼ってあるが、その証明書がない。「預かっていない」とドライバーさん。店に問い合わせないといけない。ドライバーさんが証人というわけだ。
 ブレーキランプについては、近くの店で見てもらい修理代金を買った店に請求する、ということになるのだろうか。めんどくさいなぁ。自力で何とかできないかとネット検索し、電気の配線のことやブレーキランプのスイッチのことを調べて、翌日ガレージへ。まず、ブレーキランプのスイッチを触ってみるとちゃんと点灯する。何のことはない、スイッチの遊びが大きすぎただけ。簡単な調整だけで解決。自賠責の証明書は、連絡すると「本日発送」とのこと。納期のことと言い、ルーズな仕事ぶりだといわざるを得ない。今回限りのご縁だから、手元に届くならもうどうだっていい。
 スーパーカブに乗っているとはいえ、クラッチ操作やニーグリップは自動車学校以来20年ぶり。乗っていればすぐに感覚は取り戻せるだろうが、やらなければいけないことがある。それは前後のタイヤ交換。かなり磨り減っている。後輪など、接地面の溝は完全になくなり一部裏地が出ている。これは納車の前に、聞いていたこと。料金は前後あわせて3万円だそうで、当然こんな高額を支払う気はなく、自分でやることにした。パンクの時の対応を練習しておくのだ。
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