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2018/05/13

スーパーカブの消耗品交換・後輪タイヤ交換に難儀する

 雪が解け暖かくなってエンジン付きのバイクにも乗りたくなってきた4月、後輪周りの消耗品を交換した。
 リアブレーキを開放し、アクスルシャフトを抜いて後輪を外す。ちなみにアクスルシャフト(axle shaft)は車軸のことで、よく「アクセル」シャフトと間違えられている。
 自転車なら工具不要で、ものの1分でできること。カブに乗るようになり初めて作業した時には、これだけでかなりの重労働だと感じたのだが、どれだけの作業をしなければならないかということがわかっているので、作業を始めてしまえば後は流れに乗って進めていける。それから8年くらい経過し5回以上は経験を積んでいるのだから。まあ、それでも面倒な作業だから、消耗品をまとめて交換しようと言う目論見だ。
 まずは、最も難航すると見込まれるタイヤとチューブ交換。すり減ったタイヤを外すのはタイヤレバーを使えるので問題ない。
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 タイヤより先にリムの穴にチューブのバルブを通してから、タイヤの片方のビードをリムにはめ、タイヤの中にチューブを納める。
 さあいよいよ難関、もう片方のビードをリムにはめる。一周360度の4分の3、270度を超えたあたりから作業が膠着する。ビードが固くて入らない。滑りをよくするビードワックスを塗ってもだめ。タイヤ装着作業開始から30分以上、全体としては1時間近く経過しててもなお膠着が続く。苦し紛れにとうとう禁断のタイヤレバーを使ってビードをはめてしまった。空気を入れてみる。全く空気圧が上がらない。やはりだめ、チューブに穴を開けてしまった。ビードを入れることができても、チューブを傷つけたら全く意味がない。やり直し。ビードを外す。
 穴が開いたチューブは、出先でのパンクに対応するために携行していた普通のチューブ。そうだ、タフアップチューブを入れよう。接地面が二重構造になっていてパンク修理材が入っているもの。普通のチューブよりかさばるので携行には向かない。穴の開いたチューブは、自転車のパンク修理用のゴム糊とパッチを貼って前輪で使おう。
 で、タフアップチューブで再トライするものの、またもビードがはまらず膠着。懲りずに、タイヤレバーを使ってまたチューブがパンク。スーパーカブ版「春のパンク祭り」開催となった。
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 この日タイヤ交換をあきらめ、その後にするつもりだったチェーンとドリブンスプロケットの交換作業。こちらは失敗の可能性の低い作業だから、後回し。集中力の必要な作業が優先なのだ。
 さて、リムにビードをはめる作業は、毎回苦労するとはいえ、今回が初めての作業ではない。なのになぜできなかったのか。翌日以降に考えた。タイヤは耐摩耗の材質が固いもの。1年以上前に買って在庫していた。裸のまま置いていたので、両側のビードの間隔が広がっていた。リムは中央部がくぼんでいる。つまり、径を小くしてある。ビードを中央に寄せ中央部の溝(くぼみ)にはめれば、ビードに余裕ができる。これを「ビードを落とす」という。リムとビードを着脱する際にはビードを落とすのだが、在庫していたタイヤはビードが広がり、固い材質のためビードが落ちなかったのだ。
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 そこで、ビードを力尽くで落とすための道具として、クランプ(万力)をネット通販で購入。一つ200円未満の安いものなので3つ注文した。それが届くまでの間に、タイヤレバーで穴を開けた未使用チューブのパンクを修理。タイヤレバーとリムで挟むと、貫通して2か所に穴が開く。しかも大きめの穴。しかも、レバーをタイヤの中で「グリグリ」やれば、穴の個数は「グリ」の回数の2倍ということになる。穴を塞いで空気を入れてみたら別の穴を発見、ということを繰り返す。というわけで、2本のチューブに結構な枚数のパッチを貼って、パンク修理を完了。
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 1週間後に作業再開。ビードを4分の3ほどリムにはめ、膠着状態が始まる頃にすでにはまっている部分にクランプを装着。タイヤを締め上げればビードがリムの中央に寄る。もちろんビードワックスも塗っている。そして、残りのビードに挑む。もう力技しかない。足で踏みつけ全体重をかけてリムにビードを押し込む。10分ほどで、ベコッという断末魔の叫びとともにビードがリムに陥落。やった。
 リムとビードの間にチューブが挟まっていないか点検してから空気を入れる。念のため一番寝かして空気が抜けていないことを確かめてから、車体にホイールを組み付ける。
 最後に、オイル交換をしてようやく作業完了。
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コメント

 何回もパンクしてからの作業終了、お疲れ様でした。
 タイヤはイノウエかな?耐摩耗タイヤありましたね。
 オイルは4リットル缶ですか?バイク用の4リットル缶をもっているとはなかなかの通です。ホームセンターにはありませんから。

投稿: すう | 2018/05/16 21:17

 エンジンオイルは、自動車(四輪車)用です。もちろんホームセンターで購入。以下を参考にしています。
http://www.geocities.jp/mysupercub/oil/bike_oil.htm
 在庫用のタイヤは、耐摩耗でない物を衝動的に選んでしまいました。交換の周期は短くなっても、交換しやすい方がいいのかもしれないと思ったのでした。試行錯誤です。
 200円未満のクランプが安いと思ってネットで買いましたが、100円ショップで同じようなものを売ってましたね。108円でゲットできたのでした。金属製で単純な構造なので、安くても強度や品質が落ちることはないでしょう。

投稿: はいかい | 2018/05/17 20:46

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