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2018/02/01

大寒寒波2018

 1月中旬の低温はいったん落ち着いたが、それもつかの間、大寒に入ってまた寒波がやってきた。しかも今回は、まとまった降雪を伴った寒波だった。
 2つ前の記事「大雪の朝」の後もさらに雪が降り続いた。「京都府道路情報管理・提供システム」で提供されている、24日午前8時から72時間の気温、積雪、時間当たりの降雪量をグラフ化したデータを掲載する。京丹後市峰山では朝から昼過ぎにかけて、宮津では夕方から夜間、舞鶴では夜間に雪が降り積もっている。また、いずれの地点も、25日午後から夜、そして26日日中に雪が降り積もっている。
 さらに注目すべきは、気温である。最高気温が辛うじて0度を上回るがおおかた氷点下という状態が続いている。真冬日に近い状態だ。降った雪の量はさほど多いわけではないが、気温が低いためとけずに積もっていく。
 日中に雪が積もると、交通に混乱を起こす。通常、自治体による道路の除雪は交通量がほとんどなくなる明け方に行われる。
 2010年大晦日から2011年の元日にかけてまとまった降雪があった。帰省や初詣などで夜通しクルマの通行があった幹線道路は、厳しい雪道となり渋滞が発生した。その一方で集落の中など深夜から明け方に交通がほとんどなくなった道はきれいに除雪されていた。
 さらに、今回の寒波は、低温と降雪が長く続いていることも特徴のひとつである。まとまった降雪の後の除雪は、とりあえずクルマが通れるようにするものである。よって、路肩の雪により道幅が狭かったり、路面は圧雪に覆われていたりする。特に住宅密集地ではこの状態がひどくなる。掻いた雪を捨てる場所がないことや、上下水道や防火用水などの蓋が多いためである。
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 とにかく、その日の通勤時間帯までに道路を開通させ、道幅を広げたり路面を露出させたりする丁寧な除雪はその後ということになる。
 そこへ日中の降雪が追い討ちをかける。道路に積もる雪はクルマにより踏み固められたり、削られたり、磨かれたりして、でこぼこ、つるつるになる。クルマは一定の速度で走り続けるわけではなく、ブレーキをかけたり加速したり曲がったりする。制動力、加速力、遠心力が働き、雪面が削られたり磨かれたりする。交差点や踏み切り、坂道やカーブなどから路面が荒れていき、さらにそれは広がって行く。道路沿いにクルマが出入りする店や施設が並ぶ路線では、全体が荒れている。
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 また、路面に水を流す融雪システムは、雪が積もったり、凍結したりするのを防ぐためのもので、積もってしまった雪を溶かすことは難しい。クルマの轍が掘れ、そこが川となる。
 近年はどかっと雪が積もっても、その後の除雪や気温の上昇により、2.3日くらいで交通麻痺は解消するが、今回はすでに1週間ほど続いている。
 繰り返すが、降雪量はさほど多いわけではない。24日の朝、玄関先の積雪が30cmほど。夜に帰宅したら、朝除雪したところにまた30cm程積もっていたが、除雪しなかったところも30cmほど。気温が低くふわふわの雪だったので、上に積もれば下層の雪は縮んでいくのと、風もあったので均されていったようだ。風の影響を受けにくいところで計ると、45cm程だった。

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