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2017/12/31

2017年バイクライフ総決算(今年は雨が多くてダウン)

 清水寺で発表される今年の漢字は「北」だったが、個人的には「雨」。大雪の冬、すっきりと晴れる日が少ない春から初夏、そして天候不順の夏、台風の波状攻撃の秋、寒波が続き速い積雪の晩秋から初冬。初夏に走りたい丹後半島一周は10月に、9月から狙っていた東信濃への遠征もラストチャンスの11月にようやく決行。夏に計画していた北海道ツーリングはお流れに。延期や中止をしているが、本当は行きたくて仕方ないのである。でもやっぱり天気はどうすることもできない。待つしかないのである。
 乗車日数は180日、走行距離は2517km。最高を記録した昨年と比べ、それぞれ40日、1080kmダウン。月ごとに見ても、300kmを越えたのは、10月の341kmと11月の304kmのみ。丹後半島一周と東信濃遠征の月だ。ちなみに、昨年はオフシーズンのはずの1月に300km以上走っていた。

 次に車種別。
 1位は、山口ベニックスのランドナー、831km。2014年以来の返り咲き。クルマ等で輸送することがなく、すべて自宅がスタート、ゴール。休日の軽い一走りを積み重ねた結果。
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 2位は、VIGOREオリジナルランドナーフラットハンドル仕様、701km。V3ならず。ツーリングのメインバイクだが、要すするにツーリングの機会がこれだけ減ったということである。
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 3位は、折り畳み小径車で約506km。かつては1300km/年走ったこともあるが、今年はこの自転車での最短記録更新である。小さいので乗客の多い都会での輪行に有利。京都市の桂川・淀川沿いを走った。また今年は、走りの負担になっていたノーパンクタイヤから空気タイヤに戻し、その後走行距離が伸びた。また、折畳部分のヒンジが損傷し、手に入りにくいパーツをどうにか入手して復活した。
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 4位は、MTBのTrek6500で、約255km。ブロックタイヤ装着の走行は皆無で、スリックタイヤでオンロードツーリングを行った。
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 5位は、クロスバイクで約224km。折り畳み小径車ほどではないが、ノーパンクタイヤによる走りの重さで低迷。
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 もう一台のVigoreオリジナルランドナー(ドロップハンドル仕様)と大学時代から乗り続けているランドナー「ブリジストンユーラシアツーリング」は今年出番なく0km。
 番外として、スーパーカブは約4000km。舞鶴での勤務がやや多かったので昨年より500kmほど距離を伸ばした。
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アバランチナイトin大阪

 今年もこの季節がやってきた。日本雪崩ネットワーク(JAN)主催の雪崩事故防止啓発セミナー「アバランチナイト」。今回のお目当ては、2017年3月27日、栃木県の那須岳での高校山岳部の合同合宿中の8人が亡くなり重傷2人を含む40人が怪我をして、大きく報道された雪崩事故の話を聞くこと。
 いろいろあって途中の休憩中に会場に到着。前半は一般的な雪崩のお話で毎年大きく変わるものではない。後半に間に合えばいいのだ。
 後半は、数年前にさかのぼっての雪崩事故の概要、昨シーズンの調査報告などなど。那須岳の事故は最も時間を割いて報告された。JANのWebサイトにも調査報告は掲載されているのでここでは省略(ただし、2年以上前のものはすでに削除されている)。
 調査報告の後、演台に立つJAN理事、でがわあずさ氏のコメントは次のようなものであった。
 
 現場の地形、雪の安定性においても危険な状態へと進入していった。事故が起こったケースを切り取れば、「なぜ?」と首をかしげるような状況。ラッセル訓練を実施する判断を下したリーダーは事故の後相当に叩かれている。
 しかし、リーダーの判断力については十分にあったと考える。長年ある一つのことに関わり経験を積んだ者には、判断力が養われるものである。例えば、野球でもサッカーでもバスケットボールでも選手や指導者として長年続けていれば、その競技について「こういう場面ではこうすればいい」ということは身につく。山でもそう。実際、この雪崩事故の日も早朝に責任者で集合して那須岳の登頂を中止した。この判断は正しい。そして、スキー場のゲレンデ内での訓練をすることにした。これも正しい。そして、雪崩に巻き込まれる斜面にとりつく。はじめは恐る恐る。でも、リーダー格の指導者は今までにも雪が降り積もる中歩いた経験もあるはずで、このとき「案外いけるんじゃないか」と思った習慣があったのではなかろうか。もし、雪崩がなければ別に何でもなかったはず。いわゆる「誤った成功体験」。これは誰でもが経験していること。例えば、2013/11/23立山真砂岳での7人死亡の事故。地形・積雪状況ともに非常に危険であったわけだが、雪崩が起こる前にたくさんの人がスキー等で滑っていた。快適な滑走、いわゆる「誤った成功体験」が繰り返されていた。雪崩が起こらなければ、楽しい日であった。(ちなみに、この数日前11/16にも雪崩が心配される日があったが、その日は大丈夫だった。)

 「今日この場に集まっているみなさんは、リスクテイカー、危険な奴らです」と、講演台に立つ でがわ氏の我々への言葉は厳しい。一方で、雪崩事故を起こした当事者を批判することはない。その真意は、「雪山という非常に危険な場所へ出向くにあたり何よりも自分の命を守るためには、危険を認識しなければならない、ミスを犯した他者を批判することは何の意味も持たない」ということではないかと感じた。
 当事者への批判には、自分は違うという意識を伴っている。事故が起こった場面を切り取り「なぜあんな状況の時にあんな場所に出向き、あんな行動をとったのか、理解できない」という気持ちを含んでいるのだ。
 例えば、危険個所を短時間で通り抜けてしまう、ことがあるが、これは事故にあう確率を低めることはできるが、ゼロにはできない。事故の確率を減らすことは正しいが、そもそも危険な場所に自分から出向いていることを忘れてはならない。その場面で事故にあえば、「なぜあんな状況であんなところを」ということになる。「誤った成功体験」を繰り返しているだけなのかも知れない。
 「誰に責任があるのか、を考えていては見えてこないものもある」とも、でがわ氏。事故の責任について考えることは我々の役目ではない。むしろ「事故を起こした人も自分もやっていることは全く同じである」ということを認識する方が自分の身を守ることにつながる。そういうメッセージを感じた。
 ただし、でがわ氏は、那須岳の高校山岳部の引率教員に対し、あのようなコメントをしたのは、雪山の安全を参加者に訴える講演だったからだと思う。その現場で過去に雪崩が起こっていることも知らなかったし、(ゆるやかな)尾根筋だから雪崩は来ない、という判断も間違っていた。インターハイの夏山限定の登山競技に関してはベテランでも雪山に関してはまた別、ととらえた方がいいように思う。

 ところで、大阪までのアプローチは、篠山まで自動車で南下し、JR篠山口駅から電車に乗り換える、というもの。そのアプローチの道中、クルマがガラガラとディーゼルエンジンのような音をたてる。ずっとではなく断続的なものなのであまり気にしないでいたが、篠山口が近づくとだんだん頻繁に音がするようになった。オイルの警告ランプも点滅し始めたので、ボンネットを開けてオイルの点検をしてびっくり。かなりオイルが減っているではないか。帰りは深夜になるので、電車に乗る前に解決せねばならない。篠山口にオートバックスがあったので、オイル交換。すると、オイルがほとんどなくなっていた、とのこと。危ないところだった。
 漏れは見当たらないので、燃料と一緒に燃えている。オイルがなくなるとエンジンが焼きつき、場合によってはエンジン乗せ換えとなる。ひと月に一度、あるいは良く乗るようなら2週間に一度くらいはオイルの量を点検し、継ぎ足すように。こうきつくいわれた。おっしゃるとおり。
 実は、前にオイル交換したときもオイルの減りを指摘されていた。後日調べると、どうやら「オイル上がり」または「オイル下がり」が疑われる。いずれにせよエンジン内のピストンとシリンダが磨耗して隙間ができ、オイルが燃焼室に入り込んで燃えてしまう症状。最近のクルマでは、おおむね走行距離が10万kmを越えたら起こる症状らしい。
 我がプロボックスももうすぐ9年が経過し、19万kmに達しようとしている。当然、いきなり始まったのではなく、これまでからオイル交換の際にはオイルが減っていたのだろう。それが徐々に進行していき、危険な水準まで減るようになってきた、ということが推測される。このクルマも、もう余り先が長くない(あと2,3年か)と思われるので、オイルを追加補充しながら余命を過ごそうか。
 とりあえずクルマの不調は解決したので、大阪へ。そして、篠山口へは、終電より一つ前の電車で戻り、帰路に就く。オイルの警告ランプは点かず、もう変なエンジン音はしなくなった。念のため、西紀から三和(鼓峠・箱部峠)の県道・府道コースではなく、国道176号線で福知山へ。信号が多くいつもは避けるコースだが、24時間営業のコンビニも点在しているし、深夜は閉まっているが自動車関係の店やJR福知山線が近ければ翌朝の対応もできるというもの。結果的にはクルマで無事に帰ることができた。

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2017/12/21

丹波の国の高谷山

 兵庫県丹波市市島町と京都府福知山市の境界付近にある高谷山は、アンテナを頂いた山で、車道で山頂に到達できる。しかも、北と南に走り抜けられるので、周回コースで楽しむことができる。一部の尾根は府県境となっているが、山頂も南北への車道のすべては兵庫県である。まあ、いずれにせよ旧丹波の国の真っただ中であることはまちがいない。
 2009年の年末に一度走っている。そこを8年ぶりに訪れた。
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 前回は、山の西側を流れる竹田川沿いの県道脇の広場にクルマを止めたが、今日は山の南麓にある「ライフピアいちじま」の駐車場にクルマを止める。「ライフピアいちじま」は、旧市島町の中心街にほど近い市営の施設で、500人収容の大ホールなどがある。今回は、その施設内にある丹波市立図書館の分館である「市島図書館」を訪れるのが目的だった。図書館に所蔵されている「折りたたみ自転車・スモールバイク旅」という本がお目当て。ついでに図書館も見学しようというわけだ。
 昼下がりの図書館で本を手に取る。なかなか買おうという決断はできないが(ごめんなさい)、書店で立ち読みだけでは惜しい。往復140㎞のガソリン代は本の値段に達してしまうのだが、別の目的も達成できるなら訪れる価値が大きくなる。先日の寒波で丹後には雪が積もった。平野部の雪はすでにほとんど解けたのだが、山間部は溶け残り、そのまま根雪になる可能性がある。もう、丹後では、アップダウンのあるコースを走ることは春までできない。だから、高谷山を走るのだ。
 図書館を出て、駐車場で自転車の準備。高谷山の裾野を下り竹田川沿いの県道へ。そして、山を右に、川を左に見ながら北上する。前回と同じく北から登り南に下る周回だ。変化をつけたい気がするが、県道を先に走り終えておきたい。対岸の国道は塩津峠で府県境を越えるが、この県道は竹田川沿いで峠越えがない。また、竹田川右岸に点在する工場と、福知山市の長田野工業地帯を結ぶ最短ルートでもあり、乗用車も大型トラックも、決して多くはないがそれなりに通る。交通量が増す上に薄暗くなる夕方には走りたくない。
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 周囲には雪は全く見られないが、上は雪道かも知れない。
 高谷山を西から北に回り込み、森の集落へ。その先の石原集落を越えるとすぐに府県境。京都府側の田野集落まで、森から1kmもない。
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 登り口である森集落の中には高谷山の案内板が立つ。気になるのは、材木の切り出し作業中と記された看板。気を付けなければ。
 集落を外れると、いきなり植林の中の急坂。谷をまっすぐに上っていく。息が上がる。20パーセントを越えているんじゃないか。実際、帰宅後の写真判定の結果20パーセント越えは間違いないようだった。
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 急坂にあえいでいると、前方からクルマがやってきた。ワゴン車とトラック。植林の関係者だろうか。
 道が蛇行するようになると、勾配が落ち着く。そして、周囲にちらほら白いものが見える。前方からトラック。植林の作業のものだ。荷台に積まれた丸太には、白い雪が乗っかっている。
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 徐々に周囲の尾根が低くなり、木々の合間から竹田川の流れと市島の街並みがのぞくようになる。エンジン音が聞こえてきた。クルマではない、チェーンソーの音のようだ。少し進むと作業道のダブルトラックが分岐する右側の谷の方から聞こえる。そちらが作業現場ならこの先で作業車と出会うことはないような気がするが、残念ながら泥の轍は私がこれから向かう道にも続いている。
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 さらに進んでいくと、右の山肌を急上昇する作業道の分岐。轍はそちらに吸い込まれている。もう植林の作業車には出会わないだろう。
 次の心配事は雪だ。竹田川沿いが標高40m程。高谷山の頂は443m。で、現在は250m程なのでほぼ中間地点だ。徐々に周囲には白い部分が増えてきている。
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 やがて、日当たりの悪い区間には路面をうっすらと雪が覆った状態になった。クルマの轍がついているが、轍の間の踏み固められていない部分の方がグリップがいいのでそこを進む。これが下りだったら怖いなぁ。登りでは、後輪が空回りした時点で乗車から押し歩きに切り替えればよいが、下りではスリップは転倒、けがに直結する。でも、今は北側斜面にいる。南側にはあまり雪がないのではないか。特に当時に近いこの時期は太陽が南寄りなので、南北斜面で日当たりは大違いのはずだ。奇しくも、この周回の向きは大正解だったようだ。
 そんな圧雪区間を何回も超えているうちに、標高は400mに達していた。山頂はもうすぐだ。
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 アンテナの立つ山頂に到着。前回の記録には、展望台がある、と記されていたが見当たらなかった。老朽化、耐震性などの関係で撤去されたのかもしれない。パラグライダーの発射地点で景色を眺める。丹波市にはこうした山頂のアンテナへ車道が通じた山がいくつもあり、それを利用して各地でパラグライダーが行われている。この山もその一つだ。
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 さすがに展望がいい。竹田川の流れと市島の市街地を見事に俯瞰している。パラグライダーで飛び立てば、もっと真上から見下ろすことができ、まさに鳥瞰である。
 車道に戻り南に進む。今度は市島市街地とは反対の南東方向が見えるポイントがあった。うっすら白く雪化粧した山が見えた。多紀連山の三岳などのようだ。
 道は下り勾配を増す。圧雪区間はこわごわ徐行運転。轍の間の踏まれていないふわふわ雪の上を行く。その後は、濡れた路面。濡れているだけならいいが、ブラックアイスバーンであったとしても一目では区別が付かないので要注意。ただ、さすが南斜面であって日の当たる時間があったようで滑る路面はなかった。夕方になって日が傾き日陰になり、気温も下がってきたので、徐々に凍りかけている箇所も見られた。もう少し時間がたつと危ない状態になることは明白。
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 そんな冬の区間はわずか。下っていくと、周囲に雪はなくなり路面は乾いていた。さらに落葉する寸前という雰囲気の、枯葉をつけた木に西日が当たっている。ここには、まだ秋が少し残っていた。
 ヘアピンカーブは、一面茶色の落ち葉のじゅうたんを敷き詰めた踊り場だ。
 しかし空気が冷たい。手袋をした手も冷えている。木々の間から上垣集落がすぐ近くに見えた。道路を塞ぐ動物避けフェンスの扉を開けて下界に降り立つ。もちろん扉を閉めておく。
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 「ライフピアいちじま」までトラバースでいけたらいいのだが、間に中学校があるので少し降りて上り返すことになる。ただし、県道まで降りなくても良いが、体を温めるためにもっと登り返してもいいくらいだ。
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 自転車をクルマに収めたら、もう一度図書館へ。せっかくきたのだから、記事のコピーをとってもらおう。利用者登録してなくても、丹波市民でなくても、コピーサービスは利用できるのだ。ただし、著作権の侵害にならないように最低限。3枚だけとってもらった。
 というわけで、目的達成。帰路に着く.
12月中旬、14:55~16:50、約17.4km

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 今年は少し早かった。
 12月6日、山が白くなった。朝、路面にうっすら積雪。念のためと思って、前夜のうちにクルマのタイヤ交換しておいた。ノーマルタイヤでもゆっくり走れば大丈夫な程度だったが。
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 12月12日、15cm程積もった。まだ実が残る柿にも雪が積もる。
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 12月13日、前日の日中に解けたが、夜から朝にかけてもう一降り。
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 12月17日、前日までに平野部ではかなり解けたが、この日また降った。
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 大雪ではないけど、12月中旬にしては持続性があるというか、波状攻撃を畳みかける寒波。まあ、本格的にはこれからだけどね。

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2017/12/05

小春日和とスーパームーン

 小春も半分過ぎたが、小春日和といえるような日はほんの数日しかない。文句なしの快晴は、11月28日と12月3日くらい。
 11月28日は、ポカポカ陽気。昼休みに職場の周りを一走り。
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 12月3日は、日曜日だけど勤務。晴れたけど気温はあまり上がらなかった。スーパーカブでの舞鶴へ片道50㎞の通勤は、年内最後かも。
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 夕方には雲が広がる。日没は早く、16時46分。冬至よりも早い。11月末から12月下旬が最も日の暮れが早い。ただし、昼の時間が一番短いのは当然冬至。今の時期は、南中時刻が10分以上もずれている。標準時子午線の通る丹後では、基本的に正午に南中するのだが、今の時期は11時48分に南中する。
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 天橋立からは浮島現象が見られ、栗田半島に満月が登る。この夜はスーパームーン。大きな満月。
 スーパームーンも冬至より早い夕暮れも、要因は地球の公転が楕円軌道であること。今は太陽に近い位置にいるからなのだ。
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