« 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」2017(6:信州峠・木賊峠) | トップページ | 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」(8・終:振り返り・data) »

2017/11/16

東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」2017(7:輪行・帰路)

■中央本線・小海線輪行と帰路
 15時48分の長野行きにゆうゆう間に合う。これを逃すと次は18時過ぎだ。もちろんその間に中央本線の列車名何本もあるが、その咲き乗り換える小海線の本数が少ないのだ。ランドナーを輪行袋に納めるのは1年ぶりなので15分もかかってしまったが、それでもホームでゆっくり過ごせる。持ってきた本を読む。
Dscn0651


 列車到着間際に、高齢の男性に話しかけられる。
 「この自転車って競技用?」「いいえ」「ツーリング用ね。タイヤ細いの?」「いいえ」「じゃあ太いの?」「いえ、普通の太さですよ」
 おそらくロードレーサー、クロスバイク、MTBのイメージしかないのだろう。ランドナーと言ってもわからないだろうし、言葉で特徴を説明しても先入観や固定観念をなかなか拭い去ることはできない。実際に輪行袋を解いて見せるのが一番手っ取り早い。が、ホームでそういうわけにも行かない。まあ、本当は自転車のことを詳しく知りたいわけではなく、自分の質問に「はい」の返事が買えれば満足するのだろうが、そう答えられない私の融通のきかなさがもどかしい。でも、うそを答えるのも不誠実のように思う。列車が到着し、頭の上に?マーク浮かべた男性との会話は終わってしまった。
 セミクロスシートの車内は空席もあり、入り口近くのロングシートの支柱に輪行袋を固定し、その横に腰掛ける。読書の時間だ。数駅過ぎると車内がすいてきたので、クロスシートに移動。すると左手に鋭い山が見えてきた。甲斐駒ケ岳だ。さらに右手に八ヶ岳連峰。3000m近い山々をこんなに手軽に眺められるとは。
Dscn0653Dscn0662

 30分ほどで小淵沢に到着。そして下車。小海線ホームにはすでに列車が入線していた。2両編成のハイブリッド車の前方車両に乗り込む。2+1列シートで中央の通路は広く、車椅子スペースのあるバリアフリー車両は、輪行袋を担いだサイクリストにも優しい。
 昨夜、宿主のこっつあんのアドバイスに従い、左側に着席。20分ほどの待ち合わせで、列車はスタート。高度を稼ぐため、いきなり右に180度の急旋回。中央本線の線路が見る見る下がっていく。そして、左右に見える甲斐駒をはじめとする南アルプスと、八ヶ岳連峰の位置が逆転。その後は美しい紅葉を見ながら高原を行く。が、夕暮れとなり車窓劇場は終演が近づく。読書の時間再開。運転手がしつこく警笛を鳴らしている。おそらく、鹿が線路に出ているのだろう。去年は、列車が鹿と衝突して中央本線の列車の到着が遅れた。
Dscn0675Dscn0676Dscn0678


 清里でたくさんの乗客が降り、17時11分その次の野辺山で私も下車。竜王から中央本線で500m、小海線で500m、あわせて標高差1000m登った。当然ながらどちら方向に乗っても同じ料金。サイクリストにとっては、甲府盆地から野辺山高原へ向かう方がお得と感じてしまう。しかし寒い。
 クルマに自転車を積み、閉店間際の雰囲気の店でお土産を買って、17時半に帰路につく。昨日紅葉ドライブを楽しんだ、八ヶ岳高原ラインで小淵沢へ。クルマにガソリンを、自分自身に夕食を、それぞれ補給したいところだが、茅野市街はこの時間混雑しているだろうから、小淵沢I.C.で中央自動車道に乗る。しかし、通行情報の掲示板には、「岡谷J.C.T.~伊北I.C.片側対面通行渋滞45分」と出ている。そうだ、往路は早朝だったためすんなり抜けたのだが、クルマが多いとかなり滞る。また、「小牧J.C.Tの手前でも渋滞」とのこと。遅い時間の方がクルマが空くかと、諏訪湖S.A.に寄る。そこそこ混雑しているが、満車、満員というほどではない。フードコートで信州みそラーメンを食べる。
Dscn0680Dscn0682Dscn0683


 結局、車線規制の方は状況変わらずで、抜けるのに40余りかかった。一方、小牧J.C.T.手前の渋滞は、その後の劇的に解消しているようだ。大型車は少なく、行楽帰りの乗用車中心の中央自動車道を進み、掲示板で見るたびに渋滞の長さも通過所要時間もどんどん減っていく。実際小牧J.C.T.に着いた時には渋滞はなし。渋滞案内の掲示板は、名神、東名高速道路で、それぞれ関西、関東都市圏の入り口で渋滞していることを告げている。
 名神自動車道に乗り換えると、交通量が増したものの郊外に向かう方向なので滞りはない。一方、中京都市圏の中心に向かう反対車線は渋滞している。さらに行くと、反対車線には事故車両。大破というほどではないが、フロントが大きく変形し、明後日の方向を向いて車線をふさいでいる。当然その先で渋滞。まだ事故処理が始まっていないようで、そちらは長い夜になりそうだ。
 また、関西都市圏の入り口、大山崎J.C.T.の先での渋滞も事故が原因のようだ。だが、そこまで行かずに米原J.C.T.から北陸自動車道へ。なぜか、いつになくたくさんのクルマが北陸道に流れ込み、大繁盛だ。
 木之本I.C.の手前、長浜I.C.で高速道路を降り、ガソリンとラーメンを補給。閉店間際の「近江ちゃんぽん」は野菜増量のトッピングだ。
Dscn0684


 そのあとは、クルマと信号の少ない湖岸道路で木之本に北上。湖北から若狭、そして丹後へ。帰宅は午前様で短めながら、ちゃんと睡眠をとってから月曜日の朝を迎えることができた。その日は眠かったけどね。

|

« 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」2017(6:信州峠・木賊峠) | トップページ | 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」(8・終:振り返り・data) »

コメント

 お疲れ様でした。無事でなにより。
 夕方まで自転車を楽しんでから、夜の高速を何時間も運転する・・・山スキーで岐阜方面によく行っていた頃はよくやったスタイルですが、今はできないでしょう。その時でも眠くなって途中で寝ていましたから。

投稿: すう | 2017/11/18 11:32

 10年近く前になるのでしょうか。あの頃のすうさんは激しかったですね(今もか)。すうさんのは、両夜行日帰り、というパターン。往路での睡眠負債を抱えたまま、スキー登山で体に負担をかけ、さらに復路で負債を上乗せするもの。
 今回の私の旅は、2日目を安息日として、往路の睡眠負債を返済し初日の疲れを癒していますから、復路も、翌日からのウィークデイも、比較的楽に過ごせました。月曜日だけは眠かったけど。
 それと、このコースを最終日に設定したのは、輪行の列車の時刻も関係しています。今回は順調にいきましたが、これを逃すと2時間半ほど遅れることになります。宿の夕食に間に合いません。夕食を頼んでおいて遅れると迷惑です。逆に、初めから間に合わないことを想定して夕食なしの宿泊では、間に合ったときにも「こっつあんち」の素晴らしい夕食が食べられません。
 とにかく、タイムリミットに縛られるのは嫌。帰路に就くのが遅れることなら、自分自身の問題。他者に迷惑をかけることではありません。また、連休最終日の午後は道路の混雑が予想され、夕方以降の方がスムーズに帰れます。

投稿: はいかい | 2017/11/19 22:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42369/66052191

この記事へのトラックバック一覧です: 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」2017(7:輪行・帰路):

« 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」2017(6:信州峠・木賊峠) | トップページ | 東信濃遠征「パスハンティングの秋、ランドナーの秋」(8・終:振り返り・data) »