« 森の京都丹波「峠と河岸段丘を行く」 | トップページ

2017/05/31

伊由峠を越え朝来山麓一周

 伊由峠の存在を知ったのは、春先のことだった。平野部の雪はほぼ解けたものの、山間部の道はまだ雪に閉ざされている時期。同じようなところばかり走っていても面白くないので、竹田城のある朝来市まで南下してきた。竹田城の麓の駐車場にクルマを止め、自転車でふらふらと走っていて、たまたまそういう道があることを知った。
Dscn3364


 2ヵ月半前と同じように、竹田城の麓の駐車場にクルマを止め、円山川沿いを自転車で走る。右岸(東側)には幹線の国道312号線がありクルマはそちらに集中する。左岸の県道、あるいは堤防の上の道、そして田んぼの中の農道など、自転車で静かに走れる道がより取り見取り。
Dscn3366


 実は、春先以来、何度もここを走っている。随分と日差しが強くなり、緑が輝いている。また、出で立ちも、上半身にウィンドブレーカー代わりの合羽着用から、半そでシャツに七分丈のズボンへと変化している。
Dscn3367Dscn3368

 円山川左岸を4kmほど南下したところで橋を渡って、東側の支流、伊由谷川を遡る。竹田城の絶好の展望所、立雲峡がその中腹にある、朝来山の南の谷だ。支流の最も下の集落、沢からは竹田城と朝来山が相対峙する姿を見ることができる。そして正面には青倉山。この辺りの地理にも、随分詳しくなった。
 初めて来た時は、最奥の集落、川上で行き止まりかと思っていた。ところが、さらに道が延びていた。それが伊由峠だった。ただし、法面の工事のため3月下旬まで全面通行止、バリケードで閉ざされていた。また、川上集落の中から分岐する道は、青倉神社を経由し、多々良木ダムや黒川温泉へと越えられるようだ。もちろん、その時はまだ雪に閉ざされていたはずだ。ということで、その日はそこで引き返した。
 4月中旬、伊由峠の通行止解除を見計らって川上を再訪。しかしバリケードは閉ざされたままで、なんと通行止期間が5月下旬まで延長されている。この冬は雪が多くて工事ができなかったのかも知れない。では、青倉神社の道はどうか。さすがにもう雪解けしているだろうと思われるが、伊由峠よりもかなり険しい登りだ。結局気持ちが乗らず、すごすごと引き返した。
 4月下旬に、今度は予め気合を入れてきて、青倉神社を越えて多々良木へと走った。
Dscn3369Dscn3373


 そして、それからひと月。一連の伊由谷訪問に決着をつける日がやってきた。バリケードは開いているもののなぜか撤去されていない。特に通行止の看板は立っていないから、通れるのだろう。実は、不安で自転車で走り出す前にクルマで下見に来ている。それも両側のバリケードを。
 川上までは県道526号線で、集落奥からは「林道山東・朝来線」となる。開通からまだ20年未満の比較的新しいため、センターラインこそ引かれていないものの、クルマの離合ができる道幅で、勾配も10パーセント程度の舗装道路だ。
 Dscn3377Dscn3378Dscn3382


緑の中を登っていくと、ヘアピンカーブが2つ。そして峠のトンネルへ。標高約376m。切り通しでも良さそうな感じだ。トンネルの開通は1999年とのこと。
Dscn3385Dscn3386Dscn3387


 トンネルを抜けると正面に粟鹿山が見えた。山東町与布土へ向けて下る。はるか底に砂防ダムの見えるやや深い谷があり、少し山深い感じがするが、すぐに水田が現れる。そして、開かれたバリケードを越えると、県道276号線へと突き当たる。
Dscn3389Dscn3391

 アプローチの道中こちら側を偵察に来ら、この県道の与布土川上流方面が工事中で、さらに県道の開かれてはいるが撤去されていないバリケードも気になって、結局朝来の伊由谷川も偵察することとなったのだ。
 17時を過ぎて、工事関係の車両がいなくなっていた。左折して与布土川の流れと共に与布土集落へと下る。ちなみに、工事が行われている上流側にもまだちょっとした集落があるようだ。
Dscn3395


 すぐに田んぼが広がる。与布土温泉を過ぎてすぐに県道277号線に突き当たり左折。朝来山を左に見て進む。
Dscn3401Dscn3402

 緩い登りを越えたら、正面に竹田城を見ながら一気に下る。立雲峡への上り口を過ぎ、円山川を渡り、山城の麓の駐車場へ。朝来山の山麓を反時計回りに一周した。
5月下旬、16:34~18:06、約17.8km、標高101~376m

|

« 森の京都丹波「峠と河岸段丘を行く」 | トップページ

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42369/65349916

この記事へのトラックバック一覧です: 伊由峠を越え朝来山麓一周:

« 森の京都丹波「峠と河岸段丘を行く」 | トップページ