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2017/01/16

冬が来た

 満を持して、今シーズン最強といわれる寒波が到来した。
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 寒波の底といわれた1月14日土曜日、午前中宮津市へと出かける。この日、朝昼晩、それぞれ異なる場所の三者択一で行先を選ぶことができる要件があり、午前中の宮津を選択。朝起きた時には雪は小康状態であり、また宮津には交通量の少ないルートを通っていける。雪のない状態とさほど変わらない所要時間で宮津に到着。
 昼に用事が終わり、友人の喫茶店で昼食。激しく雪が降っており、クルマのうえにもどんどん積もっている。時間を追うごとに道路状況が悪化していくので、とっとと帰路に就く。宮津市内は圧雪ででこぼこの路面となり、ノロノロ運転。市街地を抜けても阿蘇海を回り込むあいだずっとその状態。間近の天橋立すら見えない雪の降りよう。
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 岩滝から、山間部へと入る。こちらが京丹後市北部と宮津市街とを結ぶ最短ルート。本日の往路でも利用した。ただし、標高200mの山越えルートなので雪が降った時には避ける人が多く、今日は交通量がかなり少なめ。ふもとの谷あいでは雪の重みで竹が頭を垂れているが、通行は可能。圧雪路面だが、交通量が多い道のようにでこぼこにはならず、比較的平らなので走りやすい。ちなみに、道幅が狭いのは一部のみ。
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 圧雪のでこぼこ路面が発生する原因は、クルマの通行によるもの。それも、発進時の駆動力、停止時の制動力、カーブの時の遠心力などタイヤから路面に力が働いたところが局所的にすり減り、でこぼこが発生する。まずそのでこぼこは、交差点等クルマが停止・発信・右左折するところで発生し、交通量が多ければ信号待ちの列が伸びてでこぼこ区間も延長する。そして交差点の多い街中全体がでこぼこ道と化す。
 そういう道ではハンドルを取られ、グリップも悪くなるし、雪のために道幅が狭まっている状態であることも加わり、離合困難となって交通障害となる。
 その点、前述の山間部など、信号も交通量も少ない道路はかえって有利となる。また、今回は未明の除雪の後の降雪によるものなので当てはまらないが、街中よりも郊外の道の方が除雪がきれいに行われる。雪を捨てやすいということもあるが、上下水道やガス、消火栓などのマンホールのあるなしが大きい。市街地はそうしたマンホールのふたに引っ掛けないようにするため、雪が路面に残ってしまう。マンホールのない郊外の道なら、きれいな除雪がされるというわけだ。
 ただし、山間部の道はカーブが多く、普段よりもスピードを控えめにし、慎重に通行する必要がある。下りは特に要注意だ。減速・加速のためそこだけ雪面が削られでこぼこが発生していることもある。交通量が少なくても、ゼロではない。センターラインを割らないことにも気を配らないといけない。
 また、雪による倒木やクルマの立ち往生などが発生して片側通行となった場合、渋滞が発生することがある。そうするとたくさんのクルマが発進・停止を繰り返し路面がでこぼことなり、さらに渋滞が広がる。大雪の際に一晩以上続く渋滞、立ち往生が発生する時のパターンである。傾斜があれば制動力や駆動力が強くなるのででこぼこができやすい。
 実際には、山間部の道は交通量が減り、さらに雪が降ると運転のうまいドライバーのクルマに限定されるので、自分がしっかり運転していればさほど危険はない。
 さて、そういうわけで、山間部に入ってからすいすいと走り、雪のないときとさほど変わらない所要時間で帰宅。ちなみに、山間部はスピード控えめでもそんなに所要時間には影響しない。ほとんどそれまでのクルマの多い平野部でのノロノロ運転の影響だ。
 夜から翌15日にかけ、季節風が強まり雪雲は丹後半島を通り越して内陸部に到達したようだ。丹後の積雪量はさほどでもなかったが、丹波高地を越えて京都市内まで雪が降り、積雪した。
 夜間の降雪のため16日朝は若干の積雪があったが、日中には止み間がありどちらかというと溶ける方が勝り雪はボリューム減。近畿北部のスキー場は金土日のいずれかにはオープンとなった。

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コメント

今回の雪は内陸部の雪だったのではないでしょうか。京都府の積雪情報では福知山から南の方が雪が多かったみたい。こちら(園部)もまれに見る大雪です。
 16日は職場で1日中除雪作業。いつもは45分の通勤も2時間かかりました。自分は前日にチェーンをつけていたので気分的に余裕でしたが、道の状況は最悪でした。いつも降らないところは除雪が後手に回るんですね。

投稿: すう | 2017/01/17 06:02

 本文に書いたとおり、14日の夕方以降、風が吹き荒れたので、これは内陸に雪が積もるパターンだなと思いました。当方の行動範囲では、京丹後よりも宮津のほうが多く、伝聞やニュースで加悦、舞鶴も多いとのこと。北西の季節風の経路で言えば、宮津舞鶴は内陸に当たりますからね。
 京都市内や瀬戸内でも積雪、さらに孤立や停電が報じられていますね。中国山地や丹波高地は、強風により雪雲が乗り越えてしまいますね。また、名古屋も北西方向は琵琶湖や若狭湾と季節風の通り道に当たるため、雪が積もりましたね。中部山岳でガードされ、ほとんど積雪することのない静岡とは随分異なります。
 通勤に2時間とはお疲れ様でした。
 すうさんとの雪の思い出と言えば、22年前の1月14日、阪神淡路大震災の3日前、片道5時間(通常は1時間半)かけて神鍋に行ったことを思い出しますね。私が年末に買った山スキーのお披露目でした。そのアルペンローズスキー場もスキーを買った京都の山道具屋「ムラカミ」も、今はなくなりました。
 また、2000年2月中旬にも中丹や但馬南部で大雪となり、大規模な交通障害が発生したことがありました。当時但馬の人たちとパソコン通信(今でいうLINEやSNSに近い感じ)のやり取りをしていたので、明確に記録が残っています。
 豊岡辺りではさほどの大雪ではなかったが、日高や八鹿など南方に家がある人が、出勤してこない。心配して家に電話すると、昨日から帰宅していない。路上(クルマの中)で一夜を過ごした人により、24時間営業の弁当・惣菜屋チェーン店が特需となった(この当時まだコンビニエンスストアは少なかった)。
 などという感じです。気象庁のデータベースで、積雪の記録がある和田山や舞鶴では80cmくらいですから、今回よりもたくさん積もっていますね。
 というわけで、今度の土日のいずれかに大江山連峰の鳩ヶ峰を狙ってみようかと思います。どこを滑るかは雪次第、実行するかどうかも天気次第ですが。すうさんは自転車かな。

投稿: はいかい | 2017/01/19 07:56

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