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2016/12/04

晩秋の丹波の小さな峠巡り(長宮峠ともう一つ)

 11月3日のアイズラリーは、輪行でスタート地点へと戻るコース取りだった。しかし、復路も自走したい、と希望する参加者もいたため、輪行組と自走組が別働となった。私は、他人と一緒に行う中で自分の技術を試すチャンスというわけで輪行を選択したが、復路のコースにも少し引っかかるものがあった。ほぼ踏破済みとはいえ、福知山から綾部へ抜ける峠は、20年近く前に一度越えただけ。パソコン通信のログを検索してみれば、1999年の8月に走行した記録が見つかった。まだGPSレシーバーを使い始める2年前、デジタルカメラはこの年の暮れから。簡単に探し出せる記録はテキストのログだけ。でも、サイクルコンピュータと腕時計の気圧高度計でコースのデータも丁寧に記録されていて、我ながら「こういうことが大切だえらいえらい」と過去の自分をほめてしまう。
 午前中西舞鶴で勤務をして昼過ぎにからフリーになる日があるので、その足で綾部へ。ポカポカ小春日和だ。ラーメン屋で遅い昼食を取り、綾部の市街地の南、四尾山の西の道路わきのスペースにクルマを停め、ランドナーを下す。当面輪行の予定はないので、フロントキャリアを装着しなおし、フロントの泥よけも簡単には外れないが前方への突き出しが十分な長さの安心タイプを装着してきた。クルマに積むときにはフロントの泥よけがついていても大丈夫なのだ。1月前に買ったばかりの新しい泥よけがピカピカと輝く。
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 まずは府道522号線で安場町へ南下。谷を埋め尽くす田んぼは、稲刈りから2か月以上が過ぎ、新たな稲穂が伸びている。集落には実をつけた柿木。のどかな中山間地の里の風景だ。
 安場町の集落までは緩い登り、そして集落を過ぎると道は狭まり勾配が増す。とはいえ、ここも優しい峠。さほどきつい勾配でもなく、標高差も200m弱。あっさりと峠に到着。ブッシュのため展望はよくない。少しだけ麓の建物が見える。クルマが通らないのがとてもよい。路面に苔が生えている。
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 さあ、夕暮れが早い、さっさと下ろう。というわけで一気にふもとの三俣集落へ。高台にある学校のイチョウが秋の日差しを浴びて黄色く輝いている。
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 国道9号線に突き当たるが、立体交差する農道で国道をくぐり抜ける。旧道沿いには木造の風情ある家並み。京街道の宿場町「生野」だ。小倉百人一首の「大江山生野の道も遠ければまだふみも見ず天橋立」の短歌で有名なあの生野である。
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 集落を過ぎると旧道は国道に合流してしまうが、100m先で西側に分岐する道へ。細い橋で土師川を渡って芦渕集落へ。広い田んぼが広がっている。国道を行き交うトラックの轟音は対岸の出来事。のんびりとした風景の中を行く。
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 しかしそれもつかの間、府道59号線に突き当たると、国道ほどではないがそこそこクルマが行き交う。逆方向だが11月3日に走った道だ。やっぱり、クルマがめったに通らない道がいい。
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 緩やかな登りで、岼(ゆり)という集落へ。ここで、府道709号線へ左折。長宮峠を目指す。徐々に日が傾いてきた。少し勾配が増すが、長宮の集落まではまだまだ緩やかな登り。しかし、峠が近づくとなかなかの急勾配となってきた。とても10パーセントではきかない。15パーセント以上はあるだろう。今日も、ローが28Tのリアスプロケットを装着しているが、34Tのローギアが使いたい勾配だ。このひと月、いくつか丹波の峠を越えてきたが、一番の急勾配。あえぎながらの上りとなった。それでも長宮からの標高差は100m未満。ノンストップとはいかなかったが、峠に到着。ここも車が全く通らなかった。
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 暗くなってきて、ブッシュの隙間からのぞく綾部の市街地のはずれがすでに夜景の雰囲気。ライトをつけて峠を下ろう。
11月中旬、26.1km

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コメント

自元周辺の人は車のすれ違いが厳しいことを知っているので避けて通る峠です。
でも時々は通るので自転車も止まって避けます。
昔にブルドックでs金さんがツーリング企画した時、本来の目的地がわからずに間に合わせで越えたルートそのものですね。
あの時は新顔さんも参加されていました。

投稿: 大江山の仙人 | 2016/12/07 19:39

 もちろん、よそ者だってわざわざ選ぶとは思えない道ですね、どっちの峠も。
 離合もそうだけど、それ以前に屈曲が多く運転が大変で山道を避けるドライバーが多いと思います。スピードを出せず所要時間はかかるし、燃費も落ちるし。当方も、クルマでは通ろうとは思いませんだ。だから自転車でねらい目なんですよね。

投稿: はいかい | 2016/12/11 19:31

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