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2016/09/20

旅のテレビ番組

 当ブログでも報告した、この夏の北海道の旅。一般的な観光旅行とはだいぶ異なる。
 宿も交通機関もあまり事前予約をせず、極力行き当たりばったり。安い相部屋の宿に泊まるかキャンプをして、旅の費用を抑える。一人旅が多く、その分旅先で偶然出会った旅人同士のつながりが強い。もちろん明確にそう決まっているわけではないけれど。
 こうした一般的にはあまり知られていない自由な旅のことを取り上げたテレビ番組が、最近少し増えてきているように感じる。

■2016年9月19日放送 NHK「にっぽん紀行 北の大地を走る ~自分を見つめる自転車の旅~」
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 「励ましの坂を上りきれ」からちょうど2年。「励ましの坂」では、その坂、および坂の上の旅人宿「とまや」を舞台に、そこに集う旅人と宿主家族を描いた番組だった。
 にっぽん紀行という番組は、定点観測に近いスタイルで、地域を固定して数日から数ヶ月にわたって取材をした番組というイメージだった。今回の「北の大地」は、札幌の「Mr.Bicycle」というかつて自転車で日本一周をした店主が営んでいて、サイクリストが立ち寄る理髪店を舞台に展開していくものかと思われた。ところが、番組中盤以降立ち寄ったサイクリストの旅に密着していくロードムービーならぬロードドキュメンタリーといったようなスタイル。要するに旅そのものを取材した画期的な内容だった。
 思い返せば、昨年夏に「にっぽん紀行」で道東の原野を貫く70kmのトレイル「北根室ランチウェイ」を扱ったときには、トレイルを開拓した男性を中心にしていたが、後半はその男性の下でトレイルの管理などを手伝っている若者が実際に自分でトレイルを歩く旅に密着したロードドキュメンタリーとなっていた。そして、「旅を通じて成長する若者」を描いていた重なる内容。

■2016年9月12日放送日本テレビ「月曜から夜ふかし」
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 少し前の記事へのコメントにあるとおり桃岩荘ユースホステルが取り上げられた。目を引いたのは、動画撮影禁止とされているミーティングの様子が、短い尺ではあったが伝えられたこと。貴重な映像だ。
 もっと印象的だったのは、お出迎え、そしてお見送りのシーン。番組MCもワイプ画面で「えーっ(宿のスタッフだけでなく)客も一緒にやってんの」と驚いていた。前述の「励ましの坂」では、自転車で急坂を登るサイクリストを宿主家族だけでなく泊まりあわせた旅人も応援するシーンで「励ます人もまた旅人」という字幕がとても心に残った。当方の夏の旅のダイジェスト動画の桃岩荘のお見送りシーンに「見送る人もまた旅人」という字幕を入れたのもその影響だ。
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宿の前で一度盛大にお見送りをしておいて、またフェリーターミナルでもお見送りをする。「客も一緒についていくの」と驚いていたが、それはさらにお見送りのために山越えの4kmを歩いていっているということを知ったらさらに驚くことだろう。

 ついでに、北海道の旅から帰ってきて、見返した過去のテレビ番組をあげる。
■2014年9月23日放送 NHK「にっぽん紀行 励ましの坂を上りきれ」
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■2010年8月26日放送 NHK「にっぽん紀行 何もないから良いのです~北海道最北の無人駅~」
 宗谷本線抜海駅での定点観測。自転車でもすぐそばを通過した。立ち寄ればよかった。

■2013年9月1日放送 NHK「小さな旅 風を切り北へ~サロベツから宗谷岬~」
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 日本海オロロンライン、あしたの城、漁師の店、北を目指す自転車やオートバイの旅人。

■2014年2月28日放送 NHK「ドキュメント72時間 最北のバス停で」
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 宗谷岬のバス停で2013年から14年の年越しを定点観測。この夏、興部のライダーハウス「ルゴーサ・エクスプレス」で泊まりあわせたライダーが、スパイクタイヤを履いたスーパーカブでこの年越しに参加していたとのこと。

 NHKばっかり。

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