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2016/09/18

西はりまSePtember8

 丹後から100km以上もあるけれど市街地をほとんど走らずにアプローチできる播磨の国。中国山地と瀬戸内海岸の間には平野あり川あり山ありののどかな景色が広がる。道を選べばクルマも少なく、自転車で走るのにもってこいのエリア。
 新宮から国道179号線を西に進み、JR姫新線の三日月駅を過ぎ、そのまま線路に沿って町道に入り久保集落を左に見ながら通り過ぎ、旧三日月町と旧南光町の境に近い路肩の広場にクルマを停める。
 本日の自転車はランドナーで、ダート走行も想定してブロックタイヤのホイールを装着。走り出す前にブレーキシューを交換したら、結構時間を費やしてしまい、日が傾いてきた。ダートを走る余裕があるかな。
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 まずは姫新線と志文川を越えて久保集落へ。集落奥の急勾配の道に取り付き、50m程登ったところの急斜面に建つ動物避けのゲートを空けて通過し、さらに急勾配を登る。要するに、ずっと急勾配のままなのだ。
 ちなみに久保から多賀登山の西の峠まで、およそ2.9kmで290も登る。平均勾配10パーセント。実は、峠の手前に勾配が緩い区間があるので、その手前まで出計算すると1.8kmで240m。なんと平均勾配が13パーセント。平均が、である。
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 最もきついのは、下部のゲート前後。ヘアピンカーブで、路面にレンズの高さを合わせ、カメラを水平の状態で撮った写真から計算した結果、カーブの外側で20パーセントあまり。内側では40パーセントという恐ろしい勾配。どんな風にコース取りをしても、小樽の「励ましの坂」や丹後の天橋立の成相寺へ登る坂の最大勾配以上の急斜面を越えねばならないということになる。
 もちろん、この路線は林道なので、国道、県道、町道などの一般道とは道路設計の条件が異なる。今では全線コンクリート舗装が施されているが、5年ほど前までは、峠から南側はダートだった。
 細い道のため蛇行することもできず、押して登る。26X34Tのインナーローでも歯が立たない。神社を過ぎるとようやく乗車できるようになる。前回この坂を上ったのは、昨年の6月。同じ自転車だが28Tがローギアというセッティングの時だった。登りのほとんどを押していた。今回は34Tのローギアの効果で後半は乗車できた。
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 多賀登山の頂の西北西500mの地点の峠に到着。標高は400mちょっと。三ツ尾方面へと下る。前述のとおり、かつては未舗装だったが、5年ほど前、中腹にごみ処理施設ができたころ舗装されてしまった。こちら側も急坂で、体を後方に移さないとブレーキで後輪が浮き上がってしまう。ダートの時はさらにスリリングだった。
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 ごみ処理施設建設のための伐採により、播磨科学公園都市が見える。大型放射光施設SPring8などの施設がある。ごみ処理施設を過ぎると、一般車両が通れるように常識的な急勾配に整備しなおされた道となる。すぐに果樹園となり林道区間は終了。こちら側にはゲートはない。標高差は100mあまり下ったことになる。
 ここで大下り集落を経由して志文川まで下りそのまま川をさかのぼれば、いつもの周回完了である。が、今日はオプションを付け加える。三ツ尾集落を越えて南下してすぐ、先ほどの林道終点から600mほどの距離をゆるく登り、大畑集落の手前の分岐を左に。ダートが始まる。この道のために、ブロックタイヤのホイールを装備してきたのだ。
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 林間のダート道でゆるくアップダウンを繰り返す。途中からは通行がほとんどないらしく、路面に雑草が生えている。
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 1.3kmほどで峠となり、その先はやや急勾配の下り。手ごわいのは、路面の深い溝。ところどころ深さ30㎝位もあり、乗車では越えられない。クルマは通っていないようだ。800mほどで三原集落に出る。動物除けゲートを越えて舗装路に戻り、舗装路で三ツ尾に戻る。標高差60mほどを上り返し、約4kmの周回を完了。ダート付きのオプションで変化のある8の字コースとなる。
 さて、再び果樹園の交差点から大下りへ。志文川の支流の渓谷沿いの細いグネグネ道。ブラインドコーナーを越えると、道の真ん中にたたずむ大きなシカの姿にびっくり。向こうもびっくりしたようで、すぐさまガードレールを越えて谷へと降りて行った。しかし、そののり面は崖のような急勾配。スキー場の上級車コースどころではない。そこを駆け下っていった。少しでも躓けば前転してしまう。源平の一の谷鵯越の合戦で、源義経が「鹿も四つ足、馬も四つ足」といって断崖を駆け下りて奇襲をかけた、という「坂落とし」の逸話があるが、馬都市化では身軽さがだいぶ違う気がする。
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 大下りから奥多賀の間、つまり旧三日月・南光町境もかつてダート区間があった。ダートと舗装の混在周回コースとして開拓したのだが、いつしか舗装路のみとなってしまった。そこで今日のオプションでダート区間を付け加えた。こちらは、舗装される心配はなさそうだ。
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 狭い田んぼが現れたら奥多賀集落は近い。一気に道はセンターラインがひかれた広いものとなる。勾配は緩くなったがまだ下り基調、ぐんぐん飛ばす。ああ日が落ちてきた。谷が開けてきたら、志文川本流が近い。
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 志文川を渡って、国道179号線へ続く県道368号線へ出るとたまにクルマが通るので、ライトを点灯。その道も1kmほどで姫新線沿いの町道へ。もうゴールは近い。
 9月上旬。20.0km

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