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2016/08/20

オホーツクから道北への自転車旅5

■ライダーハウス「やませ」で新旧自転車談義
 「ライダーハウスやませ」は、国道238号線沿いにある食堂に併設された個人経営のライダーハウスで、食堂の店主が別の場所にある自宅に帰ってしまうと管理者不在となる。それが18時で、基本的にはその時刻までに到着しないといけない。ところがその時間に遅れても自宅または携帯電話に連絡すれば泊めてもらえる、とても良心的な宿。それらの電話番号は、留守番電話の中でも言われていたが、メモを取るのが手間なので現地についてからかけよう。電話番号はドアにも貼紙があるとのこと。店主は早めに帰宅することがあるとのことだが、今日も早く帰ってしまったのかも知れない。
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 しばらく走ると前方の道路の海岸側に、広大な敷地に点在する黄色い小屋の群れ。ネットに掲載されていた写真と一致。ライダーハウスやませだ。走行距離は133km。平均速度が20.2km/h。浜頓別の手前の失速で20を切ったが、そのあと挽回した。
 別棟のライダーハウスにはライダーが出入りしている。ライダーハウスの入り口ドアの貼紙を見て電話をしようとしていたら背後から声をかけられた。オーナーさんだった。何らかの事情で電話には出られなかったけど、まだいてくれたんだ。時刻は18時01分。閉まっている食堂の中で宿泊者カードに必要事項を記入し、宿泊料1000円をお支払いする。ライダーハウスは2棟あり、簡単な炊事場やコインランドリーがあるメイン棟は満員とで、かすみ荘という別館に泊まるようにいわれた。そちらは今のところ1人のライダーと私だけとのこと。
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 荷物を置いて2km北にある道の駅にある温泉施設へ。ライダーハウスの前の原野には、エゾシカの群れ。8頭ほどいる。さらにその先の浜鬼志別にセイコーマートがあるので、足を伸ばして飲み物などを買おう。地図で見ると道の駅からセイコーマートは近いように表示されているのだが、実際には2.5kmあり、やませからのトータルでは4.5kmとなった。ということは、本日の走行距離は140kmを超える。こんなに走ったのは、いつ以来だろうか。
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 まずは、道の駅で夕食。ホタテのフライ丼。この道の駅にもキャンプサイトが併設されている。セイコーマートで買い物をしたあと、道の駅まで戻り入浴。風呂を出たら1台のロードレーサーが出発していった。荷物を持っていないこと、走っていった方向からして同じライダーハウスの旅人かも知れない。
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 帰ってみるとやはり先ほどのロードレーサーは同宿で、私のあとに到着したようだった。聞けば、本日は日本海側の羽幌から宗谷岬経由で約200km走ってきたとのこと。岡山在住で新日本海フェリーを利用して小樽へ上陸、走行は2日目だそうだ。おやもしかして、と思って聞いてみたらやはり私と同じフェリー便でやってきたようだった。下船後はライダーハウス小樽に泊まったとのことで私も1年前に利用している。同じ日に全く別方向に小樽を出発し。北海道において小樽とは真裏の位置にある北オホーツクで泊まり合わせるとは何たる奇遇。
 アラフォー世代と見受けられる彼だが、自転車歴はさほど古くないようで、要するにロードレーサーで自転車を始めた今どきのサイクリスト。20年前、30年前の状況、ランドナーの話、私の25年前の旅の話を興味深く聞いてくれた。また、私の方が疎い昨今のロードレーサーのことを聞かせてもらった。
 彼はとても聞き上手で、聞いたことをしっかり理解する聡明さを持っていた。的確なコメントが帰ってくるので、さらに次の話へと移行できる。同じ説明を繰り返す必要がないので、スムーズにコミュニケーションが進んだ。深く、濃い話ができた夜だった。
 小樽の「励ましの坂」と「とまや」のことも話題にすると、それを取り上げがNHKの「にっぽん紀行」の番組を見た、とのこと。

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