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2016/08/19

オホーツクから道北への自転車旅4

■興部から猿払へ
 7時20分出発。明け方の雨のせいで蒸し暑い。道路の電光掲示板も23.8度を示している。昨日に続いて湿気の中のスタートだ。天気はすっかり回復して、とりあえず雨の心配は無さそうだ。予報でも、道北は晴れるとのこと。
 昨日より強い風に押されてロケットスタートと思ったのもつかの間。1km走って国道238号線へ左折すると真横からの風。これだけ強いと風は一定方向からは吹かない。地形の影響もある。また、道も完全な一直線ではない。大筋は内陸から海、つまり左から右。しかし、時折向かい風のベクトルや追い風のベクトルが混じる。移動していると、追い風の要素はわずかでも感じるのに、向かい風の要素は感じにくい。今日はこの風に翻弄される。
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 最終目的地は130km先の猿払だが、当面は75km先の枝幸だ。もちろんさらに短期の目標をさだめるのだが、ほぼ15?20km毎にセイコーマートのある集落がある。最初は、雄武のセイコーマートで補給。暑いので飲み物の消費が激しい。幌内、乙忠部とセイコーマートに出会うたびに立ち寄る。買うものがなくても、店の前のベンチで休憩するのだ。
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 徐々に湿度が下がってきた。そのかわりに暑い。そして、横風がきつい。海は青く、雨の心配もないのだが、ゴールがなかな近づかない。
 また、小休止のたびに少しずつ飲食しているので、昼食をるタイミングを逃した。どのくらい食べているかもよくわからない。
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 枝幸の手前の岡島に道の駅があったので小休止。海岸にある建物は船を模している。広い芝生の広場があってキャンプサイトとなっている。船の建物の中の端末で気象情報や道路情報をチェック。先週からの不安定な天気のため、道道37路線55箇所で通行止め、とのこと。国道は大丈夫。今いる道北は比較的被害が少ないようだ。天気も、道北は問題ない。
 当面の目標だった枝幸に昼頃到着。街中に東屋とベンチがあったので座って休みながら、今宵と明日の宿へ予約の電話を入れる。どちらもOKだった。
 しかしここからペースダウン。半分は過ぎているのだが、その分疲労が蓄積している。しかも、枝幸から浜頓別までの約30kmは補給地点がなく、そんな時に限って食料も飲料水も切らしてしまった。その上空腹に襲われ、さらには風も逆風になってしまった。なんてこった、マイナス要素がこうも重なるとは。プラスなのは、オホーツク海が青く美しいことと、雨の心配がないこと。まあ、これはすごくいいことだよね。
 北緯45度線、そのあと神威岬を通過。
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 何度も止まって、なかなか再出発できず、ただ道端に佇む、ということを繰り返す。本当に少しずつ浜頓別に近づいていく。その浜頓別の手前で道は内陸に向かい、真正面から風が当たる。ああ、なかなか進まない。それでも、前方にセイコーマートの看板を見つけて歓喜。ああこれで食料にありつける。
 冷たいお茶とジュースと弁当を買って、日陰にへたり込んで食べる。生き返った。
 すると不思議なもので、浜頓別から北に向かうと横風が主体ながら追い風の要素が強くなってきた。先ほどまでとは見違えるように巡航速度が上がる。国道238号線は一時的に内陸へと入る。途中を右折して「エサヌカ線」へ。広大な原野と牧草地の中を走る道だ。クルマも非常に少ない。するとさらに追い風のベクトルが大きくなる。素晴らしい。遠くにエゾシカを発見。止まって写真を撮る。ズームアップしてみると、ずいぶん離れているのに、こちらを振り返って警戒している。そのうち前方の道路を横切って走りさって行ったので、そのシーンを動画で撮る。
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 エサヌカ線が国道238号線に合流。その後オホーツク海沿いを行く。アップダウンがあってはかどらなくなる。本日のお宿「ライダーハウスやませ」の看板を発見。「あと3km」とある。腕時計を見ると17時50分を少し過ぎたところ。宿に電話をかける。が、留守番電話だった。

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