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2016/02/15

神鍋高原旧アルペンローズスキー場

 今シーズンの雪の少なさに諦めかけていたが、今年も滑ることができた。昨年は稲葉から登り、ススキコース経由で万劫へ滑り降りた。小さいながら、登りと下りで全く別のコースをたどることができる。つまり、隣接する奥神鍋、万場高原、旧名色高原などが一本の太い尾根にゲレンデを縦にレイアウトされているのに対し、アルペンローズでは並行する細い尾根にコースを取られている。
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 ただし、今日は無難に万劫から入山・下山する。集落の下リフト営業していた16年前までの駐車場にクルマを止め、万劫集落の一番奥まで板を担いで歩く。雪深い集落だが、例年よりは雪が少ない。コンクリートの土台だけが残るリフト乗り場の脇を抜け、かつての下山コースだったダブルトラックを登る。センター幅100mmの太い板で足首程度のラッセル。積雪は40cmくらいか。林間で日が届かないので、今朝方まで降っていた新雪がふわふわだ。
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 下山コースの上部はダブルトラックから分岐しているので、ブッシュに覆われつつある。今日のように雪が少ないと抜けるのに苦労する。登りはいいけど、下りが心配だ。無雪期には軽トラックが通るであろうメインのダブルトラックはブッシュが刈り払われているらしく障害物のないきれいな雪面だが、わざわざ遠回りしてラッセルを増やそうとは思わない。
 平坦で開けた場所に出た。ここがかつてのスキー場の中心部。メインの「あすなろゲレンデ」の麓にリフトの中間駅やレストハウスがあった。普通中間駅は、下車専用だが、ここは乗車専用。下山コースに下りずに、あすなろゲレンデなどを繰り返すことができる。そのため、万劫集落奥の始発のリフト乗り場では、混雑時には中間駅からの乗車の椅子を空けてひとつ飛ばしの乗車のルールがあった。その中間駅のプレハブ小屋はもうない。数年前の大雪でつぶれたのかもしれない。広場の隅のレストハウスは、廃業から16シーズン目の現在もまだ残っている。
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 あすなろゲレンデに取り付く。春を思わせる強い日差しを受けて、雪の鮮度が落ちている。あすなろゲレンデは、初級者にはやや厳しい斜度で、他はやや狭いコース。家族連れなどには不向きで、穴場といわれていた所以だ。
 あすなろゲレンデを登りきったところが、ちょうど標高差での中間地点。ただし、距離のかさむ下山コースや、斜度がある上にブッシュが濃くなってきて年々登りにくくなるあすなろゲレンデのある下半分より、上の方が格段に登りやすい。時間的には、ここで6割だ。
 万劫、稲葉の2つのベースからのリフト降り場と頂上リフトの乗り場が短い連絡コースでつながる、交通の要衝だ。日当りがよく雪が悪い。また、やはり日当たりのせいか、ブッシュも濃くなりつつある。
 スキー場最上部が近づくと、ブッシュがなくなり雪がさらさらのふわふわになる。馬の背コースだ。北向きなので日当りが悪いのだ。
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 そして、三等三角点「万劫」がある最上部に到着。神鍋高原を一望できる。高原の中央部にある単成火山、神鍋山のアップ神鍋スキー場をカメラでズームアップして撮影すると、ゲレンデの人まではっきりわかる。黒っぽいおそろいの出で立ちの10人ほどの集団は、自衛隊の訓練と思われる。彼らもヒールフリーだ。でも、テレマークターンはしない。
 シールを外し、滑降の準備。例年通り、東向きの尾根で下のリフトの中間駅まで一気に降下する「ススキコース」を狙っていたのだが、問題は雪質だ。あすなろゲレンデと同じく、たっぷりと日を受けていた。ためしに滑り降りてみると、クラストしていてあえなくクラッシュ。日は西に傾きスキー場全体が日陰になって、日中の日差しで緩んだ雪が固まりつつある。
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 階段登行で登り返し、登ってきた馬の背コースへ。こちらは北尾根なので雪はさらさら、三川山に向かって気持ちよく滑れる。馬の背といいながら、十分な幅があり斜度も緩めなので、安心して滑れる。リフトの中継ポイント辺りは雪が悪く、しかもブッシュが濃く、斜滑降・キックターンしかできないがコース幅が狭く難儀。でも、日当たりの関係で、雪の鮮度がキープできているところを見つけると、まるで金脈を掘り当てたような気持ちになる。
 あすなろゲレンデ上部はどうにか滑れたけれど、途中からは制御不能のクサレ雪。十分な横幅があるけれど、ブッシュが濃すぎる。どうにか斜滑降していくと、ゲレンデの南端はうそみたいないい雪が残っている。南側の林が日差しをさえぎってくれていたのだ。ゲレンデ下の広場まで快適に滑る。
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 広場を横切り、下山コースへ。上部のブッシュに手間取るが、林間の日陰で雪がいいのに救われる。そこを抜けると、ふわふわの下り。最後は気持ちよく万劫集落へ。
 標高351~696m、距離5.2km、13:31~17:11、2月上旬

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