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2015/12/29

加西北条のショートダブルトラック

 なかなか雪が降らないが、それでも年末になって日本海側は時雨模様の日が多くなった。まだ雪遊びはできないが、南へ行けば自転車に乗れる。
 入り組んだ丹後と但馬の国境を何度もまたぎ、朝来市生野へ。この辺りまで来るともうほとんど雨は降っていない。福崎で国道312号線から県道23号線へと左折、中国自動車道に沿って東へ。福崎町から加西市に入ったらすぐに県道の北の山すそに広がる田園地帯へ。畑町の農道脇のスペースにクルマを停める。農閑期なので邪魔にはならないだろう。日本海側の鉛色の空がうそのように青空が広がる。
 今日は久しぶりのダート走行。ランドナーにブロックタイヤを装着するのはいつ以来だろうか。すっかり空気圧が下がっているので、まずはタイヤに空気を入れる。
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 北方の山の懐へ向けてスタート。合羽兼用のアウターウェアをフロントバッグに入れて長そでシャツだ。今が12月で、日本海側は冷たい雨が降っていることがうそのよう。
 畑町から深山の東側を越えて若井町へ至るダブルトラックだ。山に入っていくダブルトラックは幾筋もあるので、GPSレシーバーにルートを描いた地図を仕込んでなければ迷ってしまうところだ。
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 谷を詰め、田んぼが途切れると、動物除けのゲートがある。自分で開けて侵入できる。もちろん開けたら閉める。この日のコースには実走レポートが見つからず、事前リサーチではGoogleストリートビューを頼りにしたのだがその画像データがこのゲートの手前で途切れていた。おそらくセルフ開閉可能なものだと思われたが、たまに私有地の入り口などで施錠されたものがある。現地にクルマで侵入可能かどうかわからなかった。とりあえず、第一関門クリア。さらに、奥に高峯神社やゆるぎ岩といったちょっとした観光スポット(パワースポット)があり、この道が散策コースに指定されていた。ただし、夕暮れが迫り、どちらにもよる余裕がない。
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 鳥居が立つ神社への分岐を過ぎると、ため池があった。奥池という。それを越えると本格的な登りが始まる。ダートの登りの感触は久しぶりだ。クルマを止めた畑町が標高90mで、峠は230m余り。標高差は、150mほど。距離は5㎞もないがなかなか山深い雰囲気の本格的な林道だった。峠には「山頂440m11分」という文字が薄れた道標が立つ。山頂とは深山だろうか。木々の枝越しに畑町方面がうっすら見える。
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 久々のダートの下りを味わい若井町へ下る。こちらにもため池があり、そしてゲート。それを越えると建設業者の事務所があった。それを過ぎて進むと正面から大きなトラックがやってくる。トラックは道幅いっぱいで、すれ違う隙間もない。あわてて道路脇の空き地に退避。
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 道は舗装となり、若井町の集落へ。集落の中の道へ右折。左側の田んぼの向こうに県道145号線と万願寺川を緩やかに見下ろして、中山間地の家並みを行く。
 集落が途切れると、右手の山を目指す。周回コースは反時計回りが基本だが、この日は時計回り。細道ばかりで、交通量の多い道路の横断はないから。そしてダブルトラックが通れるかどうかの確証がなかったから。一つはクリアしたが、次はどうだろうか。ダメなら万願寺川沿いの県道145号線を進んで県道23号線で畑町に戻ればいい、というわけだ。反時計回りならば、引き返す距離が多くなってしまう。
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 山に入る道にクルマが向かっていく。するとため池の向こうにおびただしいクルマが並んだ駐車場と、大きな建物。医療福祉センターだった。その施設を超えても、ダートにならず舗装のまま。比較的新しい建物は地蔵堂。結構大きくて公衆トイレかと思ってしまった。失礼しました。
 本格的な登りとなったが、ゲートはなく、道路の両側に柵が設けられている。軽トラックの対向車が来たので、どうやら問題なく通行できるようだ。
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 峠を越えるとダートとなった。下りがダートというのは理想的だ。そのうち木々の切れ間に加西の中心街、北条町が見えてきた。街明りが灯り始め、大きなショッピングセンターが目立つ。街に飛び込んでいくようなダートの下りである。
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 突然集落の中に降り立った。小谷だ。県道まで下りずに集落の中の細い道を行く。小谷石仏のお堂を超えると、田んぼの中の道になった。左には、谷町集落を緩やかに見下ろす。後方には北条町。核心部を走り終え安心感に浸りながらのラスト走行。夕暮れが達成感を強調してくれる。集落の向こうに見える県道23号線のあわただしさが別世界のように感じられる静かな静かな道。
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 西谷町の集落に入るとゴールはほど近い。若井町の標高は110mで、二つ目の峠も230mほど。二つの峠を合わせて、300mほど登ったことになるので、短い割に走りごたえがあった。ランドナーを使用したが、路面には水たまりはなく、泥除けのない自転車でも十分だった。
 林道の下りで見た北条町のショッピングセンターに寄ってから帰路に就く。明るい月夜のドライブだ。しかし、但馬への峠を越えたとたんに雨。やっぱりずっと降っていたんだ。
 15:46~17:16、12.4㎞、12月下旬

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