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2015/12/09

久しぶりに成相山の坂に挑む

 10月にVigoreオリジナルランドナーにもロー34Tのスプロケットとそれに対応したキャパシティのリアディレイラーを調達した。その直後に西山で登坂力のテストをしているのだが、やはり仮想「小樽の励ましの坂」である成相山の急坂も登っておきたい。クルマにランドナーを積んで出動。
 このごろ雨が多くてあまり自転車に乗っていない。まずは足慣らしに、里波見、奥波見、長江の11km余りの周回コースを走る。標高190mの長通り峠で反対の長江から登ってきたクルマとすれ違いざまにチェーンが外れた。ディレイラーの調整がいい加減なのだ。
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 峠には日ヶ谷からの道が合流していて三叉路になっている。クルマのルーフキャリアにはロードレーサーが載っている。こちらのチェーンが外れたのを待ってましたと言わんばかりにクルマの窓が開いて、その日ヶ谷からの道が通れるかどうか聞かれた。残念ながら、こちらも知らない。
 その道は府道621号線で、家に帰ってから京都府の道路情報のサイトで確認したが特に規制はなかった。ただし、台風でたびたび通行止めになっているようで、現在どの程度整備されているのかは想像がつかない。つまり、行って見なけりゃわからない。そうなると、行ってみたくなってくる。
 あのクルマには2人の男性が乗っていて、1人が窓越しに尋ねて来て、その後もう1人がクルマを降りて回り込んで「向こうからこちらに走り抜けようとしたが、通行止の看板が出ていたので諦めた」と事情を説明しながら、教えてほしそうな顔をする。結局一人ずつに「知らない」と言わないと開放してもらえなかった。
 そんなに知りたいなら、行ってみればいいのに。ロードレーサーだからダートはいやだとかそういうことはあるだろうけど、そうならば引き返せばいいだけの話。まだ本格的に雪は降っていないし、クルマは通れなくても、押したり担いだりできる自転車ならたいがい通れるはず。ただ、道路そのものが谷に崩れ落ちてしまっていたら諦める。
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 さて、話しは現場に戻る。長通り峠から一気に海岸まで下って、若狭湾を見ながら里波見へ戻る。この日は南風が強く、向かい風。波もある。
 さあクルマに戻ったら、後輪のスプロケットを普段のロー28Tのものから34Tのものへと交換。そしてクルマで移動。丹後郷土資料館の脇を通って、標高190m地点に駐車。ここから成相寺まで、距離900m、標高差110mの区間が仮想「励ましの坂」だ。
 一台の自転車が坂を登ってきた。途中からなんて弱気なことを言わず、ずっと下から登ってきている。シルバーウィークの「励ましの坂」挑戦の事前トレーニングで何度かこの坂に来たときに見かけたかもしれない。細いタイヤに泥除け付きで、ドロップハンドルからブレーキワイヤーが上に出ている。よく見るとシフトレバーはダウンチューブについている。スポルティーフか。ただ良く見ると、リアの泥除けには赤い反射板がついていなくて、ステイの取り付けも簡易式のものに見える。スプロケットは私のような特別なローギアではなく、普通のもの。乗っている黒装束の男性はツワモノのようだ。
 そんな彼をやり過ごしてから、自転車をクルマから下ろしてスタートする。出だしから登りきるまでインナーローだ。
 去年の秋に小樽の励ましの坂をTVで見た後に始めてこの坂を登りに来て、今年の8月下旬から9月にかけて4回トレーニングに来た。いずれもスリックタイヤのMTBだった。このランドナーは、MTBよりも、フロントインナーの歯が2枚多く、タイヤ形が少しだけ大きい。その分付加が大きい。過去の計5回はいずれも足を着かずに登りきっている。今回も足を着きたくない。一度妥協すると癖になりそうで怖い。3ヶ月前のように励ましの坂挑戦を控えているわけではないので、今日は蛇行してもいいことにしよう。去年始めて来た時も蛇行しながら登った。
 全行程急坂であるのだが、中ほどの2段重ねのヘアピンカーブからが激しい。成相寺が経営する老人ホームのクルマが2台追い越して行き、先程の自転車が下りてきた。それを過ぎると道幅の広い直線の急坂。その後クルマが通らないので蛇行する。そして最後のヘアピンカーブを越えたら最後の激坂だが、もうゴールの駐車場が見える。
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 何とか足を着かずにゴール。息が切れるが、立っていられる。やっぱり蛇行すると随分楽だった。3ヶ月前には蛇行を禁じ手にしていたのだった。その時は、へたり込んでしばらく動けなかった。今日は立ったまま少し休んだら、もう下ってしまう。登りに苦労した坂も、下りはあっという間。ただし、スピード注意。前のブレーキをかけると前転しそうだ。

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コメント

 急坂挑戦お疲れ様です。
 読んでて思い出したんだけど、丹後で言えば上宮津から香河に抜ける峠がきつかったです。峠全部ではなく、きついところは100mくらいだったと思います。tantanロングライドのルートにもなっていますが、もしかすると歩いている人もいるかもしれない坂でした。80km走ったあとに出てきた峠でもあるので。それよりはきついのでしょうね。となると、ボクは歩いてしまうだろうなあ。

投稿: すう | 2015/12/23 09:42

 大宮峠ですね。しばらく訪れてないので、通勤の時に自動車で通ってみました。最大で10パーセントくらいでしょうか。一般的には急坂になるんでしょうね。まあ府道ですからね。もっと詳しく言うと、公道は道路構造令という政令により設計の基準が定められ、勾配もその中に含まれます。ただし、この法令は施行されてからの新設および改築の時に適用されるため、例外も存在します。生駒山地越えの有名な暗峠などはそのひとつでしょう(国道の指定が道路構造令の制定と同じ1970年で、道路自体はそれ以前から存在したと思われる)。
 大宮峠クラスの坂なら、丹後半島外周の野室崎、新井崎の府道に縦貫林道、さらに大宮峠近くの大江山連峰各登山口へのアプローチなどざらにあります。ロー34Tのスプロケットでなくても十分いけますね。
 成相寺への道は、上部が寺の所有地、つまり私道ですので道路構造令の適用外となります。予断ですが、自由に走行できる場合は公道でなくても道路交通法は適用されます。
 1年位前に、亀岡市のつつじヶ丘から大阪府高槻市の旧樫田村へと至る「穴太善峰巡礼古道」を、すうさんは走られたと記憶しています。府境の万寿峠の亀岡側はなかなかの急勾配で、確かすうさんのブログの報告には「押して登った」と書かれていたと思います。20パーセントくらいありそうです。この順礼古道は「林道(森谷線)」なので、やはり道路構造令の適用外ですね。このくらいの坂はそう多くありません。当方は、小塩山登山に備えロー34Tのスプロケットを装着していたので、乗車で登れました。
 成相寺への道や小樽の「励ましの坂」は最大25パーセント前後で、ここまでくると見た目で圧倒されます。
 励ましの坂は小樽の市道だと思われますが、周囲が住宅地であり改築が難しいということでしょうか。冬には路面を暖めて凍結や積雪を防止するシステムを導入しているそうです。そのロードヒーティングシステム導入以前は、坂の周辺の住民は冬じゅうクルマを麓に置いていたそうです。また、坂の上の宿の裏手には神社があり、初詣の再に凍結した路面で転倒し骨折などをする事故が度々起こったそうです。
 ここを自転車でノンストップで登りきると、坂の上の宿で認定して写真をアルバムに載せてもらえますが、それも普通の坂でないからこそ。達成者しか紹介されないので成功率はわかりませんが、結構挫折する人がいるようです。何度挑戦しても登れない人もいるそうです。宿の予約の電話の際には、坂がものすごく急であることを強調されました。もちろん、誰にもそう説明しているそうですが、それでも多くの人が現場に来て驚くそうです。
 誰でも登れる坂ならば、挑戦ということにはならないし、NHKの番組で取り上げられないし、当方が知ることもなかったでしょう。そしてその励ましの坂よりも若干厳しいのが、成相寺の坂の上部というわけです。自転車で訪れた時には、坂の途中にクルマを止め、歩いてお寺に向かう人の姿を何度か見ました。急坂を運転する自信がないのかもしれません。

投稿: はいかい | 2015/12/24 19:27

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