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2015/12/31

2015年バイクライフ総決算(今年も200日/年、3000km/年達成)

 まず、乗車日数が201日、走行距離が3292km。日数は去年より2日少なく、正直なところ帳尻合わせで大台に乗せた。なにせ12月の月刊乗車日数が23日で、年間最多。それどころか、過去最多である。雨の降る日が多かったのにこれは不自然としか言いようがない。距離は、昨年より270kmも伸ばして年間記録更新。ということは一日当たりの走行距離が増えたわけだが、泊りがけのツーリングに出たことやシングルトラックの山岳サイクリングが少なかったことなどが考えられる。
 3月の静岡・山梨、5月の琵琶湖、8月と9月の北海道を走った月は月間400㎞を超え、特に5月は500kmを超えて過去最多だった。山岳サイクリングは3月の京都西山の小塩山のみ。それも9割方舗装路のコース。シングルトラックコースだと一日楽しんで20kmくらいであり、舗装路ツーリングとは全く距離感が異なる。
 さて、車種別に振り返る。
 最も乗った自転車は、フラットハンドル仕様のVigoreオリジナルランドナーで、約1003km。琵琶湖一周、丹後半島一周など舗装路だけでなく、ブロックタイヤのホイールを装着してダートダブルトラックも走れる。MTBでのシングルトラック走行が少なかった分こちらが増えたといえるかもしれない。
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 2位もランドナーで山口ベニックスの、約695km。昨年6月下旬に譲ってもらい下半期だけで750km以上乗って1位だったが、今年は2位。車に積んで出かけることはほとんどなく、休日のお散歩専用となった。
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 3位は、MTBのTrek6500で、約686km。シングルトラック走行の出番はあまりなかったが、スリックタイヤを履いてオンロードツーリングでの利用が激増。おかげで距離は昨年までよりも三倍に増えた。また、泥除けがなく輪行に有利なため、3月の静岡・山梨、8月と9月の北海道ツーリングで使用。
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 4位は、折り畳み小径車で約552km。去年より200km近く距離を縮め、この自転車での年間走行距離の最短記録更新。年間1位を何度もとったし、1300km走った年もあるのでちょっとさびしい。ちなみに相方のスーパーカブも年間3300㎞とよく走った年の半分にも達していない。
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 5位は、クロスバイクで約248km。ランドナーに出番を奪われた形。
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 6位は、もう一台のVigoreオリジナルランドナー(ドロップハンドル仕様)で、約108km。大学時代から乗り続けているランドナー「ブリジストンユーラシアツーリング」には乗るのを忘れていて、0km。
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2015年走り納めでコウノトリに出会う

 年末の休みに入り、結局3日とも自転車に乗った。不安定な空模様が続き毎日雨が降る時間帯があったが、休日なので止み間を狙いやすい。
 30日は、雨は午前中の短時間のみで、午後は青空が広がった。郵便局に年賀状を出しに自転車で出かけた。最寄りの小さな郵便局でなく、ハブ局へ。普通に走れば片道6km程だが、少し遠回りしてクルマの少ない道を行く。もちろん往路と復路のコースを変えて周回とする。これで、15km。長年丹後で暮らしているが、はじめて通る道もあった。
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 31日は、昼前から昼過ぎの止み間を逃してしまった。昼過ぎに家を出ると、すでに北西の空が真っ黒。景色もかすんでいる。そちらに向けて走るコースなので、雨に出会うことは間違いない。合羽の上着を着ているから少々降ってもいい、と思って走り出したが、1km走ったところで猛烈な風と叩きつける雨に退散。いったん、帰宅して降雨レーダーを見ると、この後止み間がありそうだ。自動車を洗いながら様子を見る。雨の降りに強弱はあり、ほぼ止んだ状態もあるが、すぐにまた降る。時には雷もなる。
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 ほとんど止んだ状態となり北西の空が明るいので、再び自転車にまたがって家を出る。しかし、また雨がぽつぽつと降り出す。合羽のフードをかぶって耐える。1.5kmほどの地点であられが降ってきた。しかしその後雨は小降りとなり、とうとう止んだ。路面には水が浮いているが、泥除けがあるので水撥ねは抑えられている。やっぱり、ランドナーはいい。クルマのほとんど通らないコースを選んでいるので、クルマに水をかけられることもない。
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 家まであと3kmというところでふと田んぼを見ると、2羽のコウノトリが佇んでいた。この辺りでは何度も見ているが金剛童子山をバックにした構図は初めて。
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2015/12/30

スーパーカブにシガーソケット電源

 ちょうどひと月前に自動車のETC車載器の電源ケーブルが断線し、新しい物に交換した。その時の記事に書いたとおり、車載器は固定せず、必要な時だけ取り出し、電源はシガーソケットから引いて使用している。その時、スーパーカブでも電源をとることを懸案としていたことを思い出した。ネットの通販サイトで探せば、それ用のキットがいくつも見つかった。1000円程度のお手頃価格。シガーソケットとUSB電源の2口のモデルもある。ただし、ユーザー投稿欄を見ると、USB電源の方はすぐに断線してしまったという報告が多い。こちらはあてにしない方がいい。シガーソケットのみのモデルでもよかったが、USB電源付きに安いモデルがあってついそっちを買ってしまった。
 12月初めには品物が届いたのにずっと放ったらかしていて、12月30日、ようやく取り付け作業にかかる。
 まずは、車体右側のバッテリーなどが収めてある部分のカバーを外す。キーのON/OFFに連動させるつもりでいたのだが、どのケーブルから分岐させていいのかわからない。先人の作業の報告をネット上から拾っていたのだが、どれとも違う。現行モデルのスーパーカブ110と違うのは想定していたが、最も参考になると思っていた旧式カブの作業レポートとも様子が違う。そうか、セルスターターのあるなしなので違うのかもしれない。
 難しいことはあきらめて、バッテリー直結とする。乗ってない時も常に電源オンだが、ゴムキャップがあるしまあいいだろう。バッテリーが上がっても、キックスターターもあるし押しがけもできる。
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 となると、ケーブルを切ったりはんだ付けしたりという作業はいらず、簡単に接続完了。USBのLEDランプで通電チェック。そしてケーブルをレッグシールドの内側に通し、端子をインナーラックに結束バンドで固定。
 レッグシールドのおかげで雨でも走行中には濡れずに済む。でも、雨天時に駐車するときにはしっかりキャップを閉めておかないと、中に水がたまってショート、なんてことになりかねない。
 USB電源の耐久性はあてにならないが、USBシガーソケットチャージャーがあれば問題ない。
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 これで、スキーや自転車で使っているアクションカメラをドライブレコーダーとして使うことができる。メモリーがいっぱいになったら古いデータから消去していくエンドレス撮影機能付きなのだが、バッテリーが有限なのが長時間使用のネックだった。また、ナビゲーションシステムの代わりのGPSレシーバーは乾電池で長時間利用できるが、USBで給電すればバックライトも常時点灯するから、夜間走行でも地図上で現在地を確認しながら走れる。そして、デジタルカメラやタブレット端末、携帯電話などを充電することもできる。

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2015/12/29

加西北条のショートダブルトラック

 なかなか雪が降らないが、それでも年末になって日本海側は時雨模様の日が多くなった。まだ雪遊びはできないが、南へ行けば自転車に乗れる。
 入り組んだ丹後と但馬の国境を何度もまたぎ、朝来市生野へ。この辺りまで来るともうほとんど雨は降っていない。福崎で国道312号線から県道23号線へと左折、中国自動車道に沿って東へ。福崎町から加西市に入ったらすぐに県道の北の山すそに広がる田園地帯へ。畑町の農道脇のスペースにクルマを停める。農閑期なので邪魔にはならないだろう。日本海側の鉛色の空がうそのように青空が広がる。
 今日は久しぶりのダート走行。ランドナーにブロックタイヤを装着するのはいつ以来だろうか。すっかり空気圧が下がっているので、まずはタイヤに空気を入れる。
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 北方の山の懐へ向けてスタート。合羽兼用のアウターウェアをフロントバッグに入れて長そでシャツだ。今が12月で、日本海側は冷たい雨が降っていることがうそのよう。
 畑町から深山の東側を越えて若井町へ至るダブルトラックだ。山に入っていくダブルトラックは幾筋もあるので、GPSレシーバーにルートを描いた地図を仕込んでなければ迷ってしまうところだ。
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 谷を詰め、田んぼが途切れると、動物除けのゲートがある。自分で開けて侵入できる。もちろん開けたら閉める。この日のコースには実走レポートが見つからず、事前リサーチではGoogleストリートビューを頼りにしたのだがその画像データがこのゲートの手前で途切れていた。おそらくセルフ開閉可能なものだと思われたが、たまに私有地の入り口などで施錠されたものがある。現地にクルマで侵入可能かどうかわからなかった。とりあえず、第一関門クリア。さらに、奥に高峯神社やゆるぎ岩といったちょっとした観光スポット(パワースポット)があり、この道が散策コースに指定されていた。ただし、夕暮れが迫り、どちらにもよる余裕がない。
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 鳥居が立つ神社への分岐を過ぎると、ため池があった。奥池という。それを越えると本格的な登りが始まる。ダートの登りの感触は久しぶりだ。クルマを止めた畑町が標高90mで、峠は230m余り。標高差は、150mほど。距離は5㎞もないがなかなか山深い雰囲気の本格的な林道だった。峠には「山頂440m11分」という文字が薄れた道標が立つ。山頂とは深山だろうか。木々の枝越しに畑町方面がうっすら見える。
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 久々のダートの下りを味わい若井町へ下る。こちらにもため池があり、そしてゲート。それを越えると建設業者の事務所があった。それを過ぎて進むと正面から大きなトラックがやってくる。トラックは道幅いっぱいで、すれ違う隙間もない。あわてて道路脇の空き地に退避。
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 道は舗装となり、若井町の集落へ。集落の中の道へ右折。左側の田んぼの向こうに県道145号線と万願寺川を緩やかに見下ろして、中山間地の家並みを行く。
 集落が途切れると、右手の山を目指す。周回コースは反時計回りが基本だが、この日は時計回り。細道ばかりで、交通量の多い道路の横断はないから。そしてダブルトラックが通れるかどうかの確証がなかったから。一つはクリアしたが、次はどうだろうか。ダメなら万願寺川沿いの県道145号線を進んで県道23号線で畑町に戻ればいい、というわけだ。反時計回りならば、引き返す距離が多くなってしまう。
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 山に入る道にクルマが向かっていく。するとため池の向こうにおびただしいクルマが並んだ駐車場と、大きな建物。医療福祉センターだった。その施設を超えても、ダートにならず舗装のまま。比較的新しい建物は地蔵堂。結構大きくて公衆トイレかと思ってしまった。失礼しました。
 本格的な登りとなったが、ゲートはなく、道路の両側に柵が設けられている。軽トラックの対向車が来たので、どうやら問題なく通行できるようだ。
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 峠を越えるとダートとなった。下りがダートというのは理想的だ。そのうち木々の切れ間に加西の中心街、北条町が見えてきた。街明りが灯り始め、大きなショッピングセンターが目立つ。街に飛び込んでいくようなダートの下りである。
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 突然集落の中に降り立った。小谷だ。県道まで下りずに集落の中の細い道を行く。小谷石仏のお堂を超えると、田んぼの中の道になった。左には、谷町集落を緩やかに見下ろす。後方には北条町。核心部を走り終え安心感に浸りながらのラスト走行。夕暮れが達成感を強調してくれる。集落の向こうに見える県道23号線のあわただしさが別世界のように感じられる静かな静かな道。
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 西谷町の集落に入るとゴールはほど近い。若井町の標高は110mで、二つ目の峠も230mほど。二つの峠を合わせて、300mほど登ったことになるので、短い割に走りごたえがあった。ランドナーを使用したが、路面には水たまりはなく、泥除けのない自転車でも十分だった。
 林道の下りで見た北条町のショッピングセンターに寄ってから帰路に就く。明るい月夜のドライブだ。しかし、但馬への峠を越えたとたんに雨。やっぱりずっと降っていたんだ。
 15:46~17:16、12.4㎞、12月下旬

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2015/12/24

多可町加美区の川と山の里の周回コース

 1週間前に西脇を走った。アプローチの途中、多可町加美区で気になるものを見かけた。ちょっと年季の入った佇まいのラーメン屋だ。駐車場に結構クルマが止まっていた。家に帰ってから調べたら、「播州ラーメン」の店のひとつとのこと。播州織の女工さんの口にあわせた甘口のしょうゆラーメンだそうだ。これは、賞味しておくべきだった。
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 というわけでもう一度訪れる。多可町加美地域局(旧香美町役場)の斜め向かいにある「タッチャンラーメン」は昼の時間帯に、播州ラーメンと焼飯セットが750円と安い。麺は基本柔らか目。スープは評判通りの甘めのしょうゆ味。
 店を出ると雨が降り出していた。西脇を走った先週と同じような空模様なのだ。加美地域局の広い駐車場に移動。携帯電話の降雨レーダーを見ると、今はやや強めに振っているが、しばらくすると小降りになりそうだ。本を読みながら待つこと40分、かすかに降っているがほとんど止み間という具合になった。ここが走り出すチャンス。急いで自転車を下しホイールと泥除けを装着。雨が強まることを想定して合羽の上着を着て走り出す。今日も指切りグローブだ。
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 まずは杉原川をさかのぼって北上。国道427号線と杉原川の間の田んぼの中の道、あるいは対岸の道をたどる。国道と違って車がほとんど通らないので快適。ただし、走り出してすぐ雨は本降りに戻った。
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 大袋で国道を渡って西側の山間部、千ヶ峰の懐へ。典型的な中山間地集落の三谷を過ぎると三谷川の谷に入り本格的な登りが始まる。杉原川から標高差300m登らないといけない。
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 しばらくは林間の中だが、そのうち右手、つまり北側の斜面が開けてくる。「ハーモニーパーク」という農林業公園のようだ。まばらに立つ木々は果樹園と見える。この広い敷地内をヘアピンカーブを連ねて登って行く。バーベーキューハウスや喫茶店、宿泊のコテージなどもあるようだ。上部には発電風車(杉原川沿いからも見えた)、天文台もあった。
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 ハーモニーパークの最上部で山仕事をしている人たちがいた。伐採した木の搬出か林道の工事か。そこを過ぎしばらく登ると千ヶ峰の登山口。三谷川の源流部の谷筋である。次の尾根を越える鞍部が峠なので、まだ標高差100m登らねばならない。
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 峠は千ヶ峰から笠形山へと続く主稜線を越えるものではなく、多可町へ突き出した枝尾根を越える。枝尾根とはいえ、先端は大きく膨らんで堂々とした山になっている。ちなみにその山頂には三等三角点が設置され点名は「森内山」で、標高651mである。
 さあ待望の下りだ。路面は雨に濡れているが、泥除けがあるので水撥ねなんか気にせずに飛ばす。
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 しばらく下ると傾斜地に、棚田と集落が広がっていた。「岩座神」と書いて「いさりがみ」と読む。茅葺屋根の民家の玄関先に止められたスーパーカブに違和感がない。ついでにいうと、ランドナーも日本の農村風景に良く似合う。標高300mを越える山間地にあるが、結構大きな集落だ。今は雨に打たれて静かなたたずまいの集落だが、春や秋の農繁期にはもっと活気があるのだろう。集落の最下部、つまり麓からの入り口には案内板が立ち「岩座神の七不思議」として言い伝えが記されている。その案内板の地図には世帯主の名前。同じ苗字が多いのですべてフルネームだ。個人情報の扱いもまたレトロ。
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 また、集落の上部にはまたも天文台。麓の国道の明かりは森内山にさえぎられるので、さぞかし星がきれいなのだろう。
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 ひたすら下って国道と杉原川を渡り、左岸の道を遡る。川と田園風景の中を行く。現代風のデザインの牛舎が印象的。程なく、クルマを停めた加美地域局に到着。合羽の中のシャツは湿っているし、ズボンは当然濡れている。駐車場の多目的敵トイレで着替える。
 18kmと短いが、登って下って走り応えのあるコースだ。そしてクルマが少ないのもいい。10台も出会っていないだろう。トイレ付きの駐車ポイントもありがたい。なにより、岩座神の集落が印象深い。季節を変えて訪れてみたい。これはリピートもありだ。
 14:34~16:16、18.0km、12月上旬

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2015/12/22

西脇雨中走行

 冬が近づけば日本海側は雨の日が多い。いっそのこと雪が積もってしまえば雪遊びができるのだが。今は走る場を求め南下する季節だ。最近、都会の近郊がねらい目だと思うようになった。対外大きな川に沿って街が開けていて、その河川敷や堤防の上には歩行者や自転車のためのコースが整備されていることが多い。それだけでは距離が不十分なら郊外に向かえばいい。幹線こそクルマが多いが、農道・生活道路など静かな道がいくらでもある。
 今回のねらい目は西脇市だ。国道427号線を南下し、西脇市との境に程近い多可町中区森本の杉原川にかかる森本中央大橋の西詰めのパーキングスペースに駐車。
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 まずは杉原川の流れとともに左岸の堤防の上の道を東に行く。「ウォーキングin多可町 遊優の道」という看板が立ち、クルマを気にせずに進むことができる。そのうち川は南へと流れるようになり、多可町から西脇市へ入り、右岸と左岸を行き来しながら走る。走り出してまもなく小雨が降り出した。天気は下り坂で夕方には間違いなく降るだろうということだが、少し早めに降り出したようだ。フロントバッグには合羽の上着があるが、今着たら暑いだろう。まったく、12月の中旬とは思えない。
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 川の畔に2,3両編成の列車が停車しているのが見えた。加古川線か。
 近づくと実際には線路がない。後で調べたら、かつてのJR鍛冶屋線の駅がいくつか保存されているとのこと。ここはかつての市原駅。
 そこから南へ向かう市原川に別れを告げ、西の山間部へとハンドルを向ける。雨脚が強くなってきているようだ。
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 集落の奥の分岐で迷いながら、ため池の脇を抜け標高差100m余りの登りを越える。短いが、なかなか急な坂だった。
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 峠で西から南向きに方向を変え、下る。出会町という静かな山里に下りたつ。
 しばらくは降ったり止んだりしてくれるだろうという期待は完全に裏切られ、それなりの本降りとなった。もうすっかり濡れてしまい完全に合羽を着るタイミングを逃してしまった。
 集落を過ぎて突き当たった道は、センターラインの引かれた直線的な道路。さほど通行は多くないがクルマは猛スピードで駆け抜ける。おそらく自転車通学の中高生を意識して作られたと思われる、しっかりした自歩道があるのでそちらを選ぶ。
 東に2kmほど行くと西脇市街に入る。市街地は交差点が多く、特に信号のない交差点では横から出てくるクルマがあるので、車道を走るほうが安全だ。水はけの良い舗装がされているので、クルマの水撥ねがないのがうれしい。
 市街地を一気に突っ切ったら、大きな橋を渡る。加古川だ。左岸を遡る。堤防の上の道はJR加古川線や国道175号線のバイパスで途切れている。仕方なく車道を行くが、右岸の中心街とはうって変わって郊外ムードの田舎道なので、ストレスなく走れる。これで雨でなければなぁ。
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 川を少し離れ比延町から岡之山の東側を抜ける辺りは晩秋の雰囲気が濃い。そして、東経135度と北緯35度が交わる「日本のへそ公園」の近くを通る。雨のため日本のへその経緯度標を見に行く気分にならない。
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 日本のへそを過ぎると、旧黒田庄町へと入る。西脇市と合併してちょうど10年。その中心集落を迂回するように加古川の土手の道へ。西脇市街地とはうって変わってアスファルトの上に水が浮いている。クルマが通らない道で、そして泥除けのある自転車でよかった。そのあとは田んぼの中の道などを経由して、本黒田の手前で加古川と国道175号線を渡って西へ。中山間地の石原集落を抜けて山に入って行く。多可町への峠越えだ。旧道の細い道を行く。併走するバイパスを爆走するクルマの音が聞こえるが、自分がいる道は静かでいい。山仕事の人々のクルマが数台、作業を終えて帰り支度をしているところに遭遇しただけ。
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 峠を越えて安田集落へ降り立つ。古い町並み。そして杉原川沿いの「遊優の道」へとレーンチェンジし、クルマに戻る。
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 急いで自転車をクルマに撤収。ぬれた服のまま帰路に着く。クルマって暖房がかけられるからいいね。二輪車だったら寒くて耐えられない。しばらくは体が熱を持っていたが、だんだん寒くなってくる。30分ほど走って「道の駅かみ」の多目的トイレで濡れた服を着替える。これで快適。
 14:03~16:41、38.8km、12月上旬

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2015/12/09

久しぶりに成相山の坂に挑む

 10月にVigoreオリジナルランドナーにもロー34Tのスプロケットとそれに対応したキャパシティのリアディレイラーを調達した。その直後に西山で登坂力のテストをしているのだが、やはり仮想「小樽の励ましの坂」である成相山の急坂も登っておきたい。クルマにランドナーを積んで出動。
 このごろ雨が多くてあまり自転車に乗っていない。まずは足慣らしに、里波見、奥波見、長江の11km余りの周回コースを走る。標高190mの長通り峠で反対の長江から登ってきたクルマとすれ違いざまにチェーンが外れた。ディレイラーの調整がいい加減なのだ。
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 峠には日ヶ谷からの道が合流していて三叉路になっている。クルマのルーフキャリアにはロードレーサーが載っている。こちらのチェーンが外れたのを待ってましたと言わんばかりにクルマの窓が開いて、その日ヶ谷からの道が通れるかどうか聞かれた。残念ながら、こちらも知らない。
 その道は府道621号線で、家に帰ってから京都府の道路情報のサイトで確認したが特に規制はなかった。ただし、台風でたびたび通行止めになっているようで、現在どの程度整備されているのかは想像がつかない。つまり、行って見なけりゃわからない。そうなると、行ってみたくなってくる。
 あのクルマには2人の男性が乗っていて、1人が窓越しに尋ねて来て、その後もう1人がクルマを降りて回り込んで「向こうからこちらに走り抜けようとしたが、通行止の看板が出ていたので諦めた」と事情を説明しながら、教えてほしそうな顔をする。結局一人ずつに「知らない」と言わないと開放してもらえなかった。
 そんなに知りたいなら、行ってみればいいのに。ロードレーサーだからダートはいやだとかそういうことはあるだろうけど、そうならば引き返せばいいだけの話。まだ本格的に雪は降っていないし、クルマは通れなくても、押したり担いだりできる自転車ならたいがい通れるはず。ただ、道路そのものが谷に崩れ落ちてしまっていたら諦める。
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 さて、話しは現場に戻る。長通り峠から一気に海岸まで下って、若狭湾を見ながら里波見へ戻る。この日は南風が強く、向かい風。波もある。
 さあクルマに戻ったら、後輪のスプロケットを普段のロー28Tのものから34Tのものへと交換。そしてクルマで移動。丹後郷土資料館の脇を通って、標高190m地点に駐車。ここから成相寺まで、距離900m、標高差110mの区間が仮想「励ましの坂」だ。
 一台の自転車が坂を登ってきた。途中からなんて弱気なことを言わず、ずっと下から登ってきている。シルバーウィークの「励ましの坂」挑戦の事前トレーニングで何度かこの坂に来たときに見かけたかもしれない。細いタイヤに泥除け付きで、ドロップハンドルからブレーキワイヤーが上に出ている。よく見るとシフトレバーはダウンチューブについている。スポルティーフか。ただ良く見ると、リアの泥除けには赤い反射板がついていなくて、ステイの取り付けも簡易式のものに見える。スプロケットは私のような特別なローギアではなく、普通のもの。乗っている黒装束の男性はツワモノのようだ。
 そんな彼をやり過ごしてから、自転車をクルマから下ろしてスタートする。出だしから登りきるまでインナーローだ。
 去年の秋に小樽の励ましの坂をTVで見た後に始めてこの坂を登りに来て、今年の8月下旬から9月にかけて4回トレーニングに来た。いずれもスリックタイヤのMTBだった。このランドナーは、MTBよりも、フロントインナーの歯が2枚多く、タイヤ形が少しだけ大きい。その分付加が大きい。過去の計5回はいずれも足を着かずに登りきっている。今回も足を着きたくない。一度妥協すると癖になりそうで怖い。3ヶ月前のように励ましの坂挑戦を控えているわけではないので、今日は蛇行してもいいことにしよう。去年始めて来た時も蛇行しながら登った。
 全行程急坂であるのだが、中ほどの2段重ねのヘアピンカーブからが激しい。成相寺が経営する老人ホームのクルマが2台追い越して行き、先程の自転車が下りてきた。それを過ぎると道幅の広い直線の急坂。その後クルマが通らないので蛇行する。そして最後のヘアピンカーブを越えたら最後の激坂だが、もうゴールの駐車場が見える。
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 何とか足を着かずにゴール。息が切れるが、立っていられる。やっぱり蛇行すると随分楽だった。3ヶ月前には蛇行を禁じ手にしていたのだった。その時は、へたり込んでしばらく動けなかった。今日は立ったまま少し休んだら、もう下ってしまう。登りに苦労した坂も、下りはあっという間。ただし、スピード注意。前のブレーキをかけると前転しそうだ。

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2015/12/04

ETC車載器の電源ケーブル

 ETC車載器の電源ケーブルが断線した。
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 前のクルマの時から使っていて、6年半前に今のクルマに乗り換えた時に車載器をセットアップし直した。9年近く使っているのだろう。かつては高速道路の利用は年に2,3回だったし、車載器を車内のどこかに固定するということはしなかった。本体から伸びている電源ケーブルと接続しシガーソケット用のプラグが着いたケーブルが数百円で手に入ったので、必要な時だけ使っていた。5年前に生活圏内に高速道路ができた。お金を払ってまで利用する気はないが、なんと無料区間。毎日ではないが、毎週高速道路を利用するようになった。
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 断線したのは本体から出ている純正部分で、本来はどこかに固定して使うように設計されているETC車載器の細いケーブルが良く持ちこたえたものだと思う。何とかはんだ付けで復旧できないかと思ったら、本体に端子を差し込む形になっていて簡単に外れた。交換用のケーブルを入手すればよい。
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 結局ネット上に純正のケーブルは見つからなかった。店で注文するという手があるかもしれないが面倒だ。日数もかかりそうだし、受取に足を運ばねばならない。やっぱりネット通販が気軽だ。早い段階で見つかっていた車載器に挿す端子ととシガーソケットのプラグとを直結したケーブルにしよう。1500円と少し高めだが、ETCでなければ高速道路の通行料金が割高になってしまう。予備も含め2つゲット。この2本が断線するころには、車載器本体も寿命が来たと考えよう。

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2015/12/03

今年の秋は長かった

 近年、夏が暑く、残暑が9月の中旬ごろまで続くケースが多かった。元々「暑さ寒さも彼岸まで」とはいうものの、まるで真夏のような暑さが続いたまま彼岸に突入することもあった。そうかと思えばその後は一気に気温が下がり、TVのロケ番組でTシャツに半ズボン姿で街を歩くタレントの姿をコタツに入って観る、というようなことが当たり前だった。
 それが今年は、暑からず寒からず快適に過ごせる時期が非常に長かった。気象庁のデータを見ると、9月は平年より気温が低く、10月はほぼ平年並み、11月は平年より高い、というわけだ。私が住む京丹後市のお隣、兵庫県の豊岡市のデータでは、平年と比べ、9月は-1.5度、11月は+2.6度である。
 11月の暖かさは、記録的といっても良く、中国山地の最高峰、鳥取県の大山での初冠雪は、11月25日と平均より25日も遅れ、観測史上最も遅いものとなった。個人的には、11月の中旬でも半袖シャツを着て自転車に乗った日もあった。
 ところで、10月はというと、先程は平年並みと書いたが、豊岡では平年と比べ-0.5度。9月や11月の振幅からすると小さいが、平年より低めといっていいのかも知れない。体感としては暖かい印象だったので、意外である。10月の豊岡の降水量は49.5mmで、平年の3分の1にも達していない。特に中旬から下旬にかけては晴れた日が続き、このころに関していえば、平年より暖かい。また、この時期は窓を閉じているから温室のようになり、屋内は観測データ以上に暖かく感じられたと言うことなのかも知れない。
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 そうは言ってももう師走。11月27日には丹後の平野部でもみぞれが降り、山間部は積雪の知らせも聞かれた。クルマのタイヤも冬支度だ。

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