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2015/09/25

秋の道南松前半島と江差線巡り1「旅立ちまで」

1「旅立ちまで」
「人生励ましの坂最高!」
「自転車ツーリングが始まらない」
「トラブルの波状攻撃にめげず松前半島一周」(木古内-江差)
「行け行けGoGo江差線」(江差-函館)
「走り終えてもまだまだ続くハプニングと出会い」
番外:励ましの坂攻略レポート「人生登り坂最高2015」

 2015年の9月は敬老の日と秋分の日の二つの祝日が2日違いで、挟まれた日も国民の休日となって5連休。2009年以来、待望のシルバーウィークの到来だ。3連休と違って、5連休はめったにない。夏に何度も訪れている北海道へ、秋にも行って自転車で走ってみたいと思っているのだ。特に近年、北海道も夏は暑い。快適に走れるエリアは道北か道東に限られる。2013年のゴールデンウィークの4連休に強行軍で走った道南の渡島半島の続きをやりたい。
 体育の日の3連休に休暇を継ぎ足して狙ってみたこともあるのだが、その時期の北海道はどうも天気が余りよくない。予備日のない短期決戦の場合、期間中ずっと雨が降らないでいてくれないと困るのだ。
 気象庁のデータベースを見てみると、シルバーウィークの9月20日前後には九州から関東にかけて秋雨前線が停滞することが多い。つまり北海道では前線の北側の秋の高気圧の圏内で晴れることが多い時期であることがわかる。つまり、本州の梅雨の時期と同じような状況である。言い方を変えると、10月上旬の本州で帯状高気圧によって安定した晴れの日が続くことと同じような状況が、9月20日前後の北海道で起こる。気温、湿度ともにベストコンディションではないか。シルバーウィークは大チャンスなのである。
 ただし、不安要素は台風。雨が降るだけでなく、身動きが取れなく足止めを食らってしまう恐れがある。最悪、休日が終わっても帰ってくることができなくなる。
 前回、2009年のシルバーウィークは、気が付いた時にはもうフェリーが満員だった。それを踏まえ今年は8月中旬に確認してみると、すでに往路の9月19日の便は一番安いカプセルホテル形式のベッドはすでに満員。かろうじて、個室の中で一番安いクラスが残りわずか。急いでこれを抑える。直後に空席紹介は、満室に変わった。最後の一部屋だった?帰路の、9月22日の便はまだ大丈夫みたい。
 次に宿泊先のほうも心配になってきた。19,20,21と3泊の予定だ。19日の宿は狙い通りのところを押さえることができた。20日はちょっと変則的だが、何とかなった。ところが21日の宿に空きがない。その日の宿泊予定エリアには、ユースホステル、旅人宿(ゲストハウス)、ライダーハウスがない。ネット予約できるホテルはすでに満室。ウィークリーマンションがあったので電話してみるとすでに満室。もうそれで、他の宿にしらみつぶしに電話をかけて探そうという気力が失せた。ネット予約に対応したホテルがそのエリアでもっとも客室数の多いもの。そこが満室ということは、ほか数件のホテルも同様だろう。後は、民宿ということになるがやはり空室が見つかる可能性は低いし、利益率の低い一人客を受け入れてくれる可能性はさらに低い。また、夕食を頼めば到着時間に気を使うし、素泊まりはやはり利益が減るから嫌がられそうだ。
 というわけでテント泊を考えてみる。キャンプ場は2箇所。ひとつは山の上なのでちょっと自転車でアクセスしにくいが、もうひとつあるし、それ以外にも道の駅や海水浴場らしき浜があるのでテントを張る場所は確保できそうだ。ただし、1泊のためにテントを持っていくのは効率が悪い。せめて、居住性を犠牲にしても小さく軽くて携行しやすいことを重視したい。今もっている中で一番小さいテントは最初に買ったモンベルのムーンライトII型。重量は2kg強と、2Lのペットボトル並み。大きさは、ペットボトルよりも大きい。もっと小さいものはないかとネット検索をかけると、大きさはムーンライトII型より小さく、重量は1.4kgというモデルがあった。値段は5600円程で、狙っていたホテルのシングルルーム素泊まりの料金よりも安い。ただし、居住空間は狭い。室内で体を起こすこともできない。一方で、その時期の最低気温が15度を切るのでかえって暖かくて好都合かもしれない。すぐにでも注文しようかと思ったが、取り扱いの通販サイトはいくつもあるしそれぞれに在庫は十分あるから、急ぐ必要はない。少し様子を見よう。
 それから1週間程過ぎた8月下旬、なんと狙っていたホテルに空室1の表示。キャンセルが出たようだ。すかさず予約。これでもうテントはいらない。やっぱりテントは荷物になるし、その頃の道南の気温は近畿地方だとゴールデンウィーク並み。寝袋がないと寒い。荷物が増す一方だ。宿を抑えることができてよかった。
 さあ、あとは1ヵ月後の天気が良いことを祈るばかり。9月に入ると、復路のフェリーもだんだん空席の残数が少なくなってきた。こちらも予約を入れておく。

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コメント

 また北海道ですか。うらやましい・・・
 ボクも信州方面に自転車で出撃していました。天気良かったですよ。でも、標高2,000m以上は寒かったな。北海道と似た気温なんでしょうね。
 シルバーウイークの宿の混み具合は信州もすごかったです。ボクは、以前泊まれたからとか、山の中だからと空き室あるものと見込んで予約せず走り出したので、家の人に宿を毎日探してもらいながら走りました。家の人には感謝です。秋に野宿はできませんから。

投稿: すう | 2015/09/30 06:58

 9月中下旬は全国的に気温の差があまりないようですね。北海道も丹後もあまり変わらないな、と思っていましたが、ご指摘を受けて長野県を見てもやっぱり同じくらい。9月22日の最高・最低気温なんて、小樽、函館、長野、松本、舞鶴、豊岡のがほとんど変わらない。2度以内の誤差で収まっていますよね。
 こちらは標高の高いところには行かなかったので、夏日で暑かったです。自転車に乗った日には1日当たり2~3Lの飲料水を消費しました。
 夜は、宿で窓を閉じていると暑くて寝苦しかったですね。1,2泊目は相部屋で勝手に窓を開けることができませんでした。3泊目はホテルの個室で、クーラーがあったので、送風にして外の空気を入れると快適でした。さすがに、前の2泊分の値段を足しても及ばない、6000円の高級ホテルだけありました。
 本文にも書きましたが、夜はちょうど本州のゴールデンウィークごろと同じくらいで、気持ちよい野宿ができる気温です。もちろん、テントと寝袋が必要です。

>家の人に宿を毎日探してもらいながら走りました。

 すごいサポートを受けていますね。当方は、旅は自己完結、と思っていますから、できるだけ対応できる準備をします。宿の混み具合については、今のご時勢なら、いとも簡単にわかりますからね。仮に、目当ての宿から情報が発信されていなくても、同じエリアの他の宿の状況がわかれば、推して知ることができます。
 今回はすべての宿と往復のフェリーを事前に予約したので、少々の雨でも行ってやる、と覚悟を決めることができました。それでも一番長く走る日にまとまった雨が降ったり、台風が接近したりすれば中止するつもりでしたが。結果的には、天候に恵まれました。

投稿: はいかい | 2015/10/01 22:52

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