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2015/09/13

2つの台風と線上降水帯

 まずは、今回の水害で被災された方に、お見舞い申し上げます。
 台風18号は発生から3日目の9月9日に本州に上陸。台風としては勢力がそれほど強いものではなかったが、日本の近くで発生し、衰える前に一直線にやってきた。そして日本海に抜けてからは温帯低気圧に転身し、上空の寒気によって再び中心気圧が1000hPaを下回った。さらに、台風17号が日本の東海上を北上してきた。2つの大きな低気圧によって湿った空気が2方向から流れ込んでぶつかり合い、関東から東北にかけて南北に積乱雲が連なる「線上降水帯」が発生した。
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(画像引用:気象庁気象人

 積乱雲が連なった状態と聞いて思い浮かぶのは、昨年8月の広島豪雨で何度も使われた「バックビルディング」という言葉。調べてみると、線上降水帯を形成する要因の一つがバックビルディング。ほかの要因もあるが、日本では線上降水帯のほとんどがバックビルディング型とのこと。今回の関東・東北の水害をもたらした線上降水帯もバックビルディング型とのこと。

(http://www.sankei.com/affairs/news/150911/afr1509110008-n2.html
 線状降水帯のこうした発生形態は「バックビルディング現象」とも呼ばれ、昨年8月に広島市を襲った豪雨や、平成25年8月の秋田、岩手両県の豪雨、24年7月の九州北部の豪雨をもたらしたとされる。)

 なぜ、バックビルディングにより発生した線上降水帯なのに、去年は「バックビルディング」、今年は「線上降水帯」という言葉がクローズアップされるのか、ということはわからない。ただ、今回の線上降水帯は、一般的なそれの数倍の巨大なもの。過去に例を見ない大きさだそうだ。


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コメント

バックビルディング型って言われても一般人にわかりにくいですよね。
線状の積乱雲が線上を進むとコワイくらいの増水が発生する。少しでも横方向へ流れながら移動してくれればよかったのだけれど。
昨年は兵庫県市島周辺で記録的な豪雨が発生しました。一月後に福知山市から歩いて親不知の峠を越えましたが驚異的な谷川の氾濫痕跡でした。
現在グーグルマップの写真で俯瞰できます。
大雨は怖い。

投稿: 大江山の仙人 | 2015/09/14 13:17

大江山の仙人さん、
 本当に怖いですね。

投稿: はいかい | 2015/09/15 19:47

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