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2015/05/01

コウノトリを求めて

 コウノトリに出会うのは偶然によることが多いのだが、今の時期は繁殖期。あちこちに建てられている巣塔に行けば、出会える可能性が高い。というわけで4月25日午後、母親を連れて家を出る。
 まずは久美浜の巣塔。木の枝等で作られた巣は見られるが、コウノトリはいないみたい。3年前には電柱に巣をかけるコウノトリと、撤去する電力会社のいたちごっこが続き、見かねた住民がこの巣塔を立ててようやくそこに落ち着いた。その年に続き、その翌年もそこで繁殖したものの、去年は空き家。今年も不在のようだ。
 それでは、今度は豊岡の田んぼの中の巣塔を見に行く。こちらには姿が見える。地元の方も見に来ていて、5個の卵が産まれ、それを抱いているとのこと。さらに、少し離れた別の巣塔にも卵を抱く親鳥がいるとのこと。
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 最後に、コウノトリの郷公園へ。休日とあって駐車場は8割くらい埋まっている。公開ゲージには20羽ほどのコウノトリがいる。そこは、山すその棚田の休耕田を利用した湿地となっている。ゲージといっても、天井がなく飛べる者は出入り自由。シラサギ、アオサギもいる。ずっとここにいるのは9羽だが、少し前に餌を出したので、それを求めて周辺のコウノトリもやってきたとのこと。次々に飛び立っていく姿が見られた。ちなみに、ずっとそこにいる9羽は、羽を一部切って飛べなくしてあるのだそうだ。
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 この施設は1999年にでき、その数年後に一度訪れたことがある。10年と少し前だろうか。その時にはまだこんなにたくさんのコウノトリはいなかったと思う。
 ゲージを隔ててはいるが、人間のすぐ近くにリラックスした表情のコウノトリが佇んでいる。のどかで、そして懐かしい雰囲気。
 40年前、祖父母は数羽のニワトリを飼っていた。夜は鳥小屋で寝るが、日中は庭に放し飼いである。何の仕切りもない。小学校に上がる前の子どもにとっては不思議で仕方なく、祖父母や両親に「何で逃げんの?」と聞いたのだが明確な答えは返ってこなかった。
 去年、NHKのBSの「日本縦断こころ旅」を見ていたら、自転車で通りがかった農家で放し飼いにされていたチャボを見かけ、なぜ逃げないのか飼い主に尋ねていた。「通りのクルマの音が怖いからじゃないかねぇ」とのことだったが、やっぱり大人でもはっきりとは言えないようだった。ちなみに、私の家は交通量の少ない集落の中の道。それでも鶏は逃げなかった。餌があって水があって天敵がなく平和に暮らせるならそれでいい、ということなのか。大人になってもわからない。

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