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2015/04/19

ディレイラーハンガーの交換

 クロスバイクで走っていたら、軽い衝撃と共にペダルが回らなくなった。12㎞ほどのお散歩コースの序盤、標高差50m程の小さな峠の2つ目の登りで、シフトダウンした時のことだった。
 冬の間は路面が濡れていることが多く泥除けのない自転車の出番がほとんどなかったが、春になって気温が上がり、晴れて空気が乾燥するとすぐに路面が乾くようになった。久しぶりに乗ったクロスバイクはどうも変速の調子がいまいち。変速ワイヤーをいじりながら走っていたのでチェーンが外れたんだろうと思って後輪を見ると、確かに外れていた。しかも、リアディレイラーが極端に曲がっている。早く戻さないと折れてしまう、とホイールやペダルを回してみるがかなか戻らない。いや、すでにディレイラーが折れているではないか。あーあ、ディレイラー交換か。むむ、破断面が見える。折れたのはフレームか!ということは…。
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 20年ほど前、三田の母子の柴田ファームか園部のるり渓でのMTBの草レースを観戦に行った時のこと。出場していた友人ががっくりきた表情をしていた。リアディレイラーをスポークに巻き込んでリアエンドを曲げてしまった、とのこと。「もうこのフレーム終わりですわ」と肩を落としていた。
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 折れてしまったリアエンドおよびたるんだチェーンが車輪などと干渉しないようにワイヤーロックを使って固定し、来た道を引き返す。まずは下りなので万有引力が動力。下りきって平坦になったら、足で路面を蹴って進む。10km/hくらい出るので、押して歩くよりいい。もう一つの峠への登りは押し。そして万有引力で下り、少しだけ路面を蹴ったら母艦に戻る。その間、クロスバイクとの思い出が走馬灯のように脳裏に流れる。元々は中古車で、事故車。相手側のクルマの保険で新しい自転車に買い替え、古い方を自転車屋に残していった。しかし、損傷しているのはホイールのみ。フレームには歪みはおろか傷もない。しかも、新車と言っていいほどぴかぴかだった。前後のホイールを新調して、フレームやその他パーツはタダで私のところに来た。8年前のことだった。
 その後、タイヤのノーパンク加工。そして一昨年の秋のステムの変更(前のオーナーは185cmの長身とのこと。6年経ってようやく自分の体に合わせた)から、去年の春のタイヤの太さの変更などで、ずいぶん乗りやすくなったというのに、これでお別れとは。
 前後のホイールを外してクルマの荷台に収めるときに、あることに気づく。折れたエンドは、フレームの先端にねじ止めしてある小さなパーツではないか。つまり、そこだけ交換すれよい。フレームは無傷なのではないか。
 家に戻ってからネットで検索してみると、そのパーツはディレイラーハンガーというそうで、今は多くのスポーツ車でそれが使われている。ちなみに、所有自転車の中ではMTBにもディレイラーハンガーが使われていた。
 実はMTBも変速の具合が悪い。リアエンドが少し内側に曲がっているのだ。ローが30Tのフリーを使うと、リアディレイラーが伸びた状態で放射軸上に立つ形になり、スポークと干渉する。先日の静岡のツーリングの際にはローが34Tのフリーを使ったので干渉はなかった。ディレイラーは伸びるものの、ギアが大きい分放射軸より前方に傾くためだ。こちらもディレイラーハンガーを交換したい。
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 自転車屋さん「BULLDOG」に相談すると、クロスバイクのブランド「SPECIALIZED」もMTBのブランド「TREK」も、取り扱っていないので取り寄せが難しいかもしれない、とのこと。ディレイラーハンガーは共通規格でなく、ブランドや年式で多種多様なのだ。当方はすでに型番まで把握しているので、「ネット通販で買ってくれ」とのこと。もう20年の付き合いで信頼関係ができているので、こういうやり取りも普通のこと。もちろん、ネットで買ってもちゃんとアドバイスしてもらえる。
 ちなみに、クロスバイクは店の流通経路からではなく客が持ち込んだ中古車なので、取引のないブランドのもの。またMTBについては、契約条件が厳しく数年前に取引を取りやめていた。ちなみにTREK6500という車種なのだが、ディレイラーハンガーの該当車種にそれが見当たらない。ただし、6700というのはあった。6500と6700の関係を調べたら、元々は6500のみだったが、グレードを細分化して6700を追加した。そして、2011年に、どちらもモデル廃止。グレードの違いと言ってもパーツ構成の違いで、フレームは共通だろう。6700で使えるディレイラーハンガーを注文。しかし、それを取り扱っているネットショップは1店しかない。そこが欠品だったらどうしよう。「BULLDOG」では、「京都や神戸にTREKを扱った店があるから、そちらで注文してみたらいい」とのこと。
 結果的には、唯一の取り扱いネットショップでMTBのディレイラーハンガーをゲット。ところが、クロスバイクの方が入手に難航。2店立て続けに欠品で注文キャンセル。しかたなく少し高い額面ながら「在庫有り」と表示されていたネット店舗で購入。
 いつ欠品となるかわからない品薄商品なので、どちらもまとめて予備も買っておいた。また、緊急に後輪のクイックシャフトのみで固定するエマージェンシーハンガーもゲット。クロスバイクやMTBなら予備ハンガーを持って走ればよいが、ランドナーはエマージェンシーハンガーを持って走ろう。ツーリング中にディレイラーハンガーが折れると走れなくなるからね。

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