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2015/04/06

高みに登り富士を見る旅(0)静岡市内

 長い間暖めていた計画を実行する時が来た。構想期間は1年を越えているだろう。特に昨年秋には、具体的な計画を立てて決行のタイミングを見計らっていた。しかし、天候がダメだった。雨が降らなければいいというだけなら、9月10月のいずれかの3連休で実行できたのだが、それは必要条件でしかないのだ。
 3月25日朝6時にクルマで家を出る。数日前からの寒の戻りで小雪が舞う。うっすら雪化粧の与謝峠を越える。福知山駅の駐車場にクルマを入れ、7:43の京都行き特急に輪行袋を担いで乗車。和知や殿田では雪が積もっていいた。日中には溶けるだろうと思える程度ではあるが。小雨の降る京都駅に9:07到着。
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 9:56京都駅で新幹線に乗り換える。冷たい風が吹くホームですっかり体が冷えてしまった。関ヶ原を越えるとようやく青空が広がった。伊吹山が白く輝いている。
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 11:31静岡到着。乗車券は東京までの往復で買っているので、途中下車。大学の4年間を過ごしたのは、もう20年以上前。それから何度か足を運んだけれど、最後はいつだったっけ。少なくとも、10年は経っている。その間に政令指定都市になって、駅周辺は随分垢抜けた感じ。
 さあ、自転車を組んで走り出そう。今回は輪行を多用するため自転車はMTB。旅の間雨の心配はないので泥除けはなくても大丈夫。キャリアもつけず、フロントバッグ以外の荷物はザックを背負う。ダート走行はないのでスリックタイヤ。ただし、峠越えのためフリーは普段ブロックタイヤのホイールにつけているロー34Tのものに交換してきた。
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 26年前にランドナー、ユーラシアツーリングを買ったオオムラサイクル、1年だけ暮らしたアパートに近い用宗海岸、そしてその時の通学路を辿って、静岡大学と巡る。駅前は垢抜けたけど、それ以外にはあのころの面影が残る。やっぱり懐かしいねぇ。20余年前の面影が残る。目立つ変化はコンビニエンスストアが増えたこと。かつて条例により深夜営業には制限があって、静岡市にはコンビニエンスストアがなかった。そのせいか学生時代に買物をしていたスーパーマーケットがなくなっていた。
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 さすがに暖かい。出発の数日前に開花が報じられていた桜は3分咲きといったところ。青空をバックに富士山が映える。
 そして、大学の学生アパートも随分変わった。私が入学する何十年も前、静岡市の郊外、日本平の東斜面を造成した土地に静岡大学が移転してきた時、周辺の農家は田んぼを潰して木造の学生アパートを建てた。大学城下町に、武家屋敷が建ったというわけだ。
 私が在学中は、木造アパートから鉄筋コンクリートのワンルームマンションへの過渡期。私が、3年間過ごしたのは、元々は四畳半一間で、風呂、トイレ、台所、洗濯機共同の木造アパートを改装うしたもの。四畳半を二間の間の壁をぶち抜いた九畳に専用の台所が付いた。それで家賃が25,000円/月。トイレや風呂は共同だが、大家さんが毎朝かかさず掃除してくれて、清潔。最高の住み心地だった。そのアパートは新しいマンションになっていた。その隣に見覚えのあるワンルームマンション。私の木造アパートと同じ大家さんのあの頃の最先端のマンションだ。それが今は築20年を超える年季の入った物件となっている。さらに界隈を見てみると、駐車場つき、3階建てのマンションが春の日差しを浴びてピカピカと輝いていた。
 3年間住んだアパート跡地のすぐ前が、大学の駐輪場。いわば裏門というべき入り口だ。127段の階段を登ったらそこがかつてのわが学び舎、理学部の後者が並ぶエリア。春休みのため、人気が少ない。掲示板を見ると「なんでも相談窓口」というようなものに目を引かれる。今はどこでも、手とり足とりやっているようだ。
 学食で食事でも、と思ったがどこも閉店。春休みの短縮営業のようだ。
 さあ、本日のお宿に向かおう。昔を懐かしんでもっと回りたいが、基本的に街中の走行なので、楽しくない。すでにカラータイマーは点滅している。
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 クルマの多い道を避け、静岡駅に戻り、さらに北側へ。駿府城を越え浅間神社近くのビジネスホテルにチェックイン。ちなみに浅間神社の参道には、「徳川家康四百年祭」ののぼりや横断幕が賑やか。没後400年だそうだ。ビジネスホテルは駅から2kmほど離れているせいか、1泊4,000円未満とリーズナブル。さらに、隣がスーパーマーケットで便利。あすの行動食を買った。

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