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2015/03/03

大江山連峰大笠山東尾根散歩

 もうずいぶん雪解けが進んでいるのだが、金曜にまた寒波が来た。平野部は雨だが、山は雪だろう。仕方がない、もう一回行ってみるか。
 今回のターゲットは大笠山。 大江山連峰のもっとも北のピーク。山頂よりも、南斜面の「鬼の岩屋」のほうが有名で、縦走の場合も鍋塚か鬼の岩屋までという場合が多いので、山頂を踏む人は少ない。その位置関係から、宮津市街や宮津湾を見下ろす、大江山連峰唯一のピークである。ただし、天橋立は見えない。
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 宮津市外から南を見れば普甲峠から右手に緩やかに伸びる稜線の行き着くピークが大笠山。なだらかな尾根の真ん中あたりには、間隔を開けて4,5本のアンテナが並んでいる。 雪の状態は悪いだろうが、勾配が緩いからなんとななるだろう。
 2月28日、自宅から45分、大江山スキー場のある普甲峠へ。大平ゲレンデはほぼ全面、道路を隔てて対峙する大笠ゲレンデも半分以上地肌が見えている。1週間前まで営業していたとは思えない。
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 大笠山に登るには大笠ゲレンデを登る以外に、車道を行く手もある。山頂に国土交通省大阪航空局の管制施設があり車道が通っている。その車道を見に行くと、なんと除雪されている。どこまで除雪されているのか確かめようとクルマで入ってみると、すぐに対向車がやってきた。何とか離合できたが、そのあと除雪の道幅は狭まる。対向車が来ないことを祈りながら進む。1mほどの高さの除雪の壁に挟まれた路面には、昨日のものと思われる新雪がうっすらと積もっている。
 車道は稜線の南側を行く。稜線には大きなアンテナ施設が木々の合間に見える。もう大笠ゲレンデの最上部を超えているということだ。
 除雪された道が右にカーブして稜線方向に向かう地点に、広く雪を開けたスペースがあった。そこは分岐点で、直進方向、山頂の航空管制施設に向かう道は除雪されていない。右の稜線のアンテナ施設が除雪の目的のようだ。
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 そのスペースにクルマを止め、スタート地点とする。11:53、標高587m。
 未除雪の車道は、更に大きく稜線を南に外し、山頂の真南で直角に向きを変えて山頂に向かう。そんな遠回りをする気はなく、稜線を突き進むことにしよう。     まずは除雪された車道をスキー板を担いでアンテナ施設へ。
 隣接する2つのアンテナ施設の片方に除雪は続いていた。もう片方への分岐で雪の上にたち、スキーを装着して歩く。シールを使わず、ステップソールで行く。樹林帯に覆われた稜線。林の密度は高いが、落葉しているので明るい。北側は杉林で、宮津市街の眺望はほとんどない。ところどころ赤いリボンが観られ、よく見ると新雪の下に足跡があるようだ。雪の厚みは50cmほど。杉林が根明けしている。ただし、切れ目なく雪が覆っているので、スキー板を外す場面はない。
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 途中パンを食べる小休止。
 山頂手前で木々の密度がさらに高まる。歩き初めて40分ほどで、金網に囲まれた航空管制施設が木々の合間に見えてきた。監視カメラを意識しながらフェンス沿いに歩いて、その北側にある山頂へ。12:44、標高740m。
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 パラグライダーの滑走路と思われる木造の発射台がある。栗田半島や宮津湾がの眺めがいい。北西に磯砂山、久次岳、北に丹後半島の依遅ケ尾山、金剛童子山、高山、皷ケ岳、東に杉山、赤岩山、由良ケ岳。
 15分ほど山頂で過ごしたら、下山開始。管制施設を回り込むと南側に大江山連峰の峰々。白い鍋塚の輪郭を包むように黒い大きな千丈ケ嶽。その右側にやはり白い鳩ケ峰。千丈と鳩の間に赤石ケ岳が覗き、全て揃い踏み。
 うっすらとした新雪の下の根雪はクサレ気味で、特に山頂直下の密度の濃い林では大苦戦。勾配が極度に緩いのが幸いだが、何度もコケる。
 半分から下は、少し木々の間が開き、勾配も出て楽しめるが、あっという間にアンテナ施設に到着。その施設にはクルマが止まっていた。どうやら登り口ですれ違ったクルマのようだ。昼の休憩に下界に降りていたのか。
 また車道を歩いて自分のクルマに戻る、13:31。アンテナ施設にクルマが上がっているということは、もう対向車の心配はないだろうと、登りよりはリラックスして雪の壁の間の1車線をクルマで下る。
 さあまだ時間は早い。自転車で阿蘇海を一周しよう。
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