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2014/10/28

碇高原から加賀白山

 ほぼ1ヶ月前に京都府から富士山が見えることが実証された、という新聞記事が出たことはここでも紹介した通り。やっぱりねらい目は明け方。休日と晴天が一致しないといけない。19日の日曜はチャンスだったが、仕事だった。代休の月曜は天気が悪かった。
 25日の土曜、チャンスだ。5時半に家を出る。本当はもう少し早く出たかったが布団から抜け出せなかった。目指すは碇高原。家から20km弱。山道なので30分はかかる。日の出は6時13分。すでに薄明るくなっている。
 目的地が近づき東の景色が見えてきた。赤く染まった空、若狭湾の水平線付近が濃い灰色だ。雲に覆われているのか。いやそうではない。北陸や若狭、近江の山々が見えているのだ。こんなにくっきり見えたことはない。その山々の左端には加賀白山が一目でそれとわかる大きな姿を見せている。やはり、明け方は遠望のゴールデンタイムだ。
 6時ちょうど。クルマで行ける限界点に到着。カメラ、三脚などを持って、三角点「笠山」、そして展望台があるピークへ。あと標高差100m弱登らないといけない。途中まではコンクリート舗装のダブルトラックだが、安全のためクルマで行くのはやめておく。
 どんどん明るくなっていく。焦るがなかなか展望台には着かない。
P1130028


 6時10分、笠山ピーク到着。急いで白山の姿を写真にとる。そして、本日の最大の目標である御嶽山を探す。
 その時、山々の一点から猛烈な光が射してきた。イカ釣り船の漁火かと思った。でもそこは水平線ではない。御来光だった。神々しいとはこのことだ。しばし見とれる。
P1130032


 しかし、太陽の光が射すと一気に東の山々がぼやけてしまった。それまではあまり気にならなかった靄(もや)も光が当たると乱反射して目隠しとなる。ああもうだめだ。
 あきらめて西に目をやる。伯耆大山は。肉眼では見えない。見える位置を写真に撮って、後はパソコンでコントラストを調整してみよう。氷ノ山はよくわかる。
 課題は残ったが、とりあえず本日の収穫は加賀白山の姿と、日の出前がチャンスだということが実感としてわかったこと。まだまだチャンスはある。

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コメント

笠山、ずいぶん昔に一度上ったような上がらなかったような曖昧な記憶があります。舎屋がたくさんある一画の下付近で右上へ入ればよかったのでしょうか。当時は案内看板を見て笠山と覚えたように思います。霞が掛かっているときは僅かですが逆に日中もチャンスがありますよ。拡散光が減少しコントラストがアップすることがあります。丹後から見る白山の雪の写真は日中に撮られたものばかりですからね。とりあえず今回も双峰同時は実現できませんでしたか。この秋はまだ空気の抜けが悪いです。チャンスはこれからでしょう。期待。

投稿: 大江山の仙人 | 2014/10/29 09:45

 確か、かつては入り口に「キャンプ場」の案内板があったと思います。今は、案内板もキャンプ場自体もありません。
 丹後からの白山は、ほとんどが春先の日中ですね。当方が初めて見た時もそうですが。
 とある掲示板に、25日の明け方、氷ノ山から噴煙を吐く御嶽山を捉えた写真が掲載されました。あと少し家を出るのが早ければ、笠山からも見えた可能性が高いですね。

投稿: はいかい | 2014/10/30 00:02

やはり案内板は撤去されていましたか。グーグルストリートビューで探しても案内板は見つからなかったのはそのためですね。
私が白山を初めて見たのは高校生の頃の魚釣りのときだったので春か秋か覚えていませんが、越前の上にアルプスを想わせる雪を頂いた山塊が或る日突然姿を現したことを覚えています。山肌の凹凸まで肉眼でリアルに見えました。ただ、感動興奮したのは私だけ。一緒にいた友人知人は釣りしか興味なし。
 伊根のトンネル工事の関係者から聞いたところでは毎日通勤していると年に3回ほど「感動の白山」が見れたそうです。

投稿: 大江山の仙人 | 2014/10/30 13:19

 丹後半島から白山が見えるとは知りませんでした。目の悪いボクはきっとスルーでしょうね。
 右が御前峰で左が大汝かな?
 昨シーズンは行ってないのでなんだか行きたいような、行った方がいいような気になってきました。

投稿: すう | 2014/10/31 06:52

すうさんこんにちは。
丹後半島の一番いい所は海岸線から水平線越しに白山が見えることです。男山~経ヶ岬までと栗田付近で見えます。私の住む福知山では各山の山頂付近まで上がらないと見えないので見に行く機会は少ないです。私も視力は現在0.1以下ですが方角を意識すれば白山だけは判別できます。普段は全く見えていません。特に6月以降の夏場に見えるのは稀です。丹後から「能登半島」と勘違いされている越前の山々の上にある日突然見えます。ただし距離が新井から140km以上あり大江山千丈ヶ嶽で170km丁度ですので多少見えていても青白く霞んでますから見落とす可能性は高いかも。
 はいかいさんの写真は白山のアップですが実際には別山や笈ヶ岳などを含む両白山地全体がなだらかに姿を現しますので距離の割りに結構大きく見える気がします。ヤフー地図の距離機能などを使い冠島との方角関係を覚えておくと見つけやすいかも。移動中に雪の白山に夕日が当たるのを一度だけ見たことがあります。空気が澄んだ日はぜひ意識して見てください。

投稿: 大江山の仙人 | 2014/10/31 13:01

 観光ガイドブックや、現地の案内板に、経ヶ岬や笠松公園から「晴れた日には、白山や能登半島が見える」という記述があることだけは、子どもの頃から知っていました。ただし、そう書かれているくせに、証拠写真は掲載されていません。能登半島はガセネタで、記述自体の信ぴょう性を低下させてしまっているのが情けないところです。
 丹後半島から、加賀白山と伯耆大山を同時に眺める、ということが10年以上前からの懸案ですが、ここで去年にも記事にしたとおり片方ずつしか見えていません。
 大汝と御前ヶ峰の間の御前ヶ峰よりに微かに剣が峰が頭を出しています。また、御前ヶ峰の右のなだらかな部分が弥陀ヶ原。この写真では右下にフレームアウトしていますが、甚之助小屋の位置もカシミール3Dにより、大まかに特定できます。
 歩いた、そして滑った行程を、遥かに望めるのがいいですね。

投稿: はいかい | 2014/11/01 22:48

度々すいません。丹後にお住まいのはいかいさんは久美浜の大向展望所をご存知でしょうか。
「強運の人には能登半島が見える。」という事ですが、私の計算では能登は論外としても越前や後方の山々さえ丹後半島自体の陰になり水平線以外は一切見えない答えが出てしまうのです。誤認する物すら存在しないのではないでしょうか。(100km先の積乱雲なら有り得るが)貴殿のカシミール3Dではどうでしょうか。

投稿: 大江山の仙人 | 2014/11/04 10:37

 大向展望台から、越前海岸は見えません。

投稿: はいかい | 2014/11/06 07:56

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