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2014/05/07

続・播磨の山里を巡るショートツーリング(名付けて「スプリングg」)

 2月末、播磨南西部のショートツーリングの続編。前回ミスコースにより走れなかった区間に、新たな区間を加えたコース。春になり雪が解け遠出しなくても自転車に乗れるようになったので間が開いた。播磨南西部といえば、淡路島を除く兵庫県内では、単語からは最も遠い。そんなに遠くまで行く必然性はないのだが、世の中はゴールデンウィーク、ちょっと足を伸ばしたい。というわけで、アプローチ往復300km超で実走20kmあまりという、ドライブをかねたカーサイクリングを決行。
 アプローチは前回とほぼ同じなので割愛。ただし、特筆すべきは、ほぼ中間点にあたる竹田城が立派な観光地になっていたこと。人やクルマが行き交い、少し離れた空き地や潰れたドライブインが臨時駐車場になっている。車は多いが流れが滞るほどではなく、全行程で渋滞はなかった。
 さて、放射光施設「SPring-8」などの施設が集まる「播磨科学公園都市」を通って、新宮から上郡へ。幹線の県道28号線から、野桑で枝の県道448号線へと右折し、西谷・東谷集落の手前の道路わきのスペースにクルマを止める。ランドナーをおろして、車輪と泥除けを組んで準備を整える。
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 西日を浴びながら、満を持して出発。16時08分、標高99m。センターラインのある立派な道から西谷集落の細い道へ。太い道,つまり道なりが上郡2号(おそらく町道)で、分岐する細い道が引き続き県道448号線である。
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 田植えが開始されたばかりだというのに、一面緑色でやけに成長が早いと思ったら麦畑だった。そんな麦畑に囲まれた集落はすぐに過ぎ去り、川の流れは細い谷となって山間部へと入って行く。鍋倉集落へのきつい登りが始まる。つい先日、フリーのスプロケットを交換し、ローギアを26Tから28Tへとより低速へ変更した。その効果を試す場がやってきたというわけだ。ちなみに前回2月末には、高谷から梅谷を経由して冨満(とどま)へと登ったが、そのときはあまりの急勾配に自転車を押す場面もあったが、今回は乗車でクリア。ギア比が変わったこともあるが、もともと勾配が違うようだ。
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 距離にして3.5kmほど、標高300m位で分岐に到着。左は上月方面。右の三日月方面へ進路をとる。そしてのぼりはまだ続く。標高380mほどで鍋倉集落。斜面に数件の家が点在している。トタンを被せた茅葺屋根の家の割合が多い。
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 その後は坂道が落ち着きアップダウンをしながらまた分岐に出た。今度は左、三日月方面へ。下った後上り返し、なだらかに草原が開けた場所に出た。パラグライダの発射台のようなものが見られるが、それならば前方がもっと開けているのが普通で、ここはその先に丘が立ちはだかっている。結局、なんだかよくわからない。
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 やや登り貴重で進んでいくと西大畑の集落。旧三日月町へと入っている。少し間を置いて、次が東大畑。どちらも斜面に家が張り付いている。ともにやや大きな集落でそれぞれ10世帯以上ありそうだ。大畑を過ぎると道は下りとなり三ツ尾へ。大畑も三ツ尾もぶどうの果樹園に囲まれた集落だ。また、三ツ尾では北の久保から多賀登山の脇を越えて来る道と西の大下りからの道がともに左手から一箇所でぶち当たっている。久保から大下りへ、ダート交じりの細い道を毎年のように自転車で走っているので、この交差点だけはピンポイントで何度も訪れている。
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 何度もたどった道を左にやり過ごし、さらに下って三原集落の入り口でストップ。標高250mまで下った。日本のふるさとそのものの風景だが、あともう少し進めば科学の最先端を行くSPring-8だ。一周1400mちょっとのドーナツ型のコースを光速に近い速度で電子が回るのだ。そしてその施設者は、近頃巷でうわさの「独立行政法人理化学研究所(理研)」である。
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 余談はさておき、右折して畑の中へ。扉を開けて、集落や畑への野生動物の侵入を防ぐフェンスを越えて山間部の道へ。オッと、ダートだ。ブロックタイヤでこなかったぞ。まあいい、距離は1kmちょっと。ランドナーだし何とかなるだろう。しかし、水の流れで路面に溝が深くほれているし、木が覆い被さって頭を低くしないといけないし、登りだし…。というわけで、まともに乗車できないので押して行く。普通の自動車は通れそうもない。周囲は新緑で気持ちがいい。標高差100m、350mまで登り、後は尾根を緩やかに下って行く。峠では倒木の処理がしてあった。クルマが通るというのか。車高を上げたスズキジムニーなら通行可能か。と思ったら路面にキャタピラのあとらしき縞模様。木材運搬の重機が通るわけだ。しかし、路面も平らになり自転車も乗車できるようになった。森林浴のいい道だ。
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 快適な道はあっという間に終わる。不法投棄の廃棄物だらけの谷や「山小屋」という字がかかれた廃屋を過ぎて、舗装路となって先ほど通った道に突き当たる。周長3800mのringを光速とは程遠い超低速で周回完了。東大畑、西大畑と来た道を戻る。そして分岐へ。
 右へ行けば鍋倉だが、左の冨満方面へ。ここでまた周回コースを作る。すぐにダートの道が分かれる分岐へ。先ほどの分岐と間違え、前回はここで引き返した。何せ、ダートの道はすぐ先が多数の倒木で塞がれ廃道に近い状態。鍋倉への通り抜けは困難と判断してしまったのだ。
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 その分岐を過ぎれば、あとは勝手知ったる道。斜面に休耕田の棚田と家々が並ぶ冨満を過ぎ、上郡2号の道へ。久しぶりにセンターラインの引かれた比較的まっすぐな道。あとはこの道を豪快に下るだけ。すぐに、梅谷への道の分岐を見送る。例の急勾配の道だ。トンネルを越えたら、正面に白旗山が立ちはだかる。その手前、奥村、大杉野、東谷と集落を過ぎてクルマに下る。18時47分、ゴール。21.5km。
 二つの周回をつないだこのコース、走ったのは春だし、「スプリング8」とでも名付けようか。いや、二つの輪が離れているから「8」よりも「g」の字に近い。手書きでなく、活字の「g」だ。じゃあ「スプリングg」コースとしよう。
 素早く自転車をクルマに納め、前回と同様、新宮の道の駅でトイレ休憩を入れたら、山崎からは一宮大家と北上ルートで帰宅。22時を過ぎた。

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