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2014/05/22

千の水になって2014 by生まれかわったクロスバイク

 5月初めに前輪のタイヤがバーストしたクロスバイクが復活した。普通なら、タイヤのバーストくらいで復活なんて大げさなことだが、バーストしたのはノーパンク加工を施してあったもので、新しいタイヤもノーパンクに。だから、タイヤとチューブを買って自分で交換というわけにはいかない。旧タイヤは700X28C。これを25Cへと太さの変更をするため、バーストしていない後輪も新しくした。
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 これで走りが劇的に変わった。半年前から、ハンドルステムを交換して乗車ポジションを修正したり、スプロケットを交換してギア比を軽くしたりしてみたが、ほかに所有しているランドナーやMTBと比べるとどうも走りがいまいちだった。今回のタイヤの変更で、12kmあまりの定例コースで平均時速が2km/h以上あがった。1割上がったわけである。
 ノーパンク加工では、チューブの中に空気でなく熱すると液体になるリペアゲルという詰め物を流し込むのだが、当然空気より重い。タイヤが細くなればその重さの負担が軽くなるわけだが、それ以上に抵抗が減った感じだ。いわば、空気圧不足だったのがカチンコチンに硬くなるまで空気圧を上げた状態に変わったような変化である。
 ノーパンク加工をしてもらった自転車店「BULLDOG」の店長いわく、「25Cという太さのタイヤはロードレーサーでも使われるもので、28Cよりも高い空気圧で使うように設定されている。それが、ノーパンクでも反映されたのではないか」とのこと。
 半年前からの変更も、ちゃんと効果を発揮してくれていることが実感できる。小径車のものを流用していたスプロケットカセットも新品に交換。ギアの入りもよくなった。ランドナーやMTBと比べても遜色ない。

 そんなクロスバイクで走るショートツーリング。毎年梅雨の前後に訪れている播但国境、兵庫県神河町の千ヶ峰の西側の周回コースで、後半は越知川名水街道自転車下りコースをたどる。
 神河町の中心街に近い法楽寺の近くにクルマを止めてクロスバイクを準備する。まずは、市川の支流猪篠川を溯る形で北上。交通量の多い国道312号線は楽しくないので、並行する農道や集落の中の道を行く。風が強くて、しかも向い風のベクトルが大きいのでスピードが出ない。ある地点までは田植え直後の田んぼなのだが、まるで線でも引いたように麦畑へと変わる。こちらは、麦秋が近い。
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 播但国境の峠の南麓の集落、猪篠で国道沿いを離れ東の山間部へ向かう。集落の奥、林道越知ヶ峰線入り口の動物避けゲートには、「全面通行止め」の看板。一瞬不安がよぎるが、行ってみることにする。
 スプロケットを変えて約1年前の前回よりローギアが低速になったので、登りが軽い。風の影響もなくなった。初めてここを訪れたのは2007年で、しばらくは梅雨の時期に走っていたが近年はひと月ほど早い5月に走っている。おかげで、湿度が低く快適に登れる。
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 路面に石が散らばっている。こぶし大かそれより大きいものもある。おそらく大雨による土石流の残骸であるが、通行止めになるほどのものではない。と思って登っていったら、道が完全に埋もれる石の山に遭遇。ここは人間の頭より大きい石までうずたかく積もり、完全に通行不能だ。が、人は歩いて、自転車も担いで越えられる。さらにもう一箇所、峠の手前にも道の大方が埋もれた区間があったが、谷側が1メートル程あいているので、自動二輪車なら通れるぞ、と思ったら、堆積した石の上に片輪を乗り上げて四輪車も通った痕跡があった。
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 植林関係の表示板の記載から、峠は「深タワ」と呼ばれるように思われる。スタート地点の標高が150mで、ここが640mなので約500m登ったということだ。あとは、この地に雨として降った水が流れるように、万有引力の法則にしたがって進んでいけばいい。
 ところで、先程の通行止めの原因の土砂崩れについて、帰宅してから調べてみた。すっきり判明したわけではないが、どうやら昨年秋の台風の被害がそのままにされているようだ。「それ以降大きな被害が出る水害はない」「越知側のゲートの通行止めの案内は字が滲んで読みにくくなっている」「道路に積もった土石流の痕跡は土はすっかり流され石ばかりのガレ場になっている」などが状況証拠だ。
 さて、越知側へと下る。こちらは走行に支障はない。下っていくと、熊野神社。名水街道の名前になっている名水のひとつ、「熊野神水」が手水となっている。神社に立ち寄っていると、軽トラックが通り過ぎた。山の仕事をする人たちにとっては、通行止めが早く解除されてほしいことだろう。
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 神社を先からは、越知の集落が俯瞰できる。一気に下っていくのだ。先程の軽トラックが通過するときから開け放たれていると思われるゲートを通過し、越知集落へ。谷に沿った細長い集落は、上と下とで100m近い標高差がある。
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 越知からは県道367号線で越知ヶ峰名水を過ぎ、さらに岩屋からは県道8号線となる。が、自転車は越知川名水自転車下りコースへ。要するに農道などでクルマを避けていくわけだ。麦畑の中を快適に下って行く。
 根宇野(みよの)では大量のこいのぼりが泳ぐ。この群れを見たら、もうゴールは近い。
 15:16~18:10、28km。

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