« 残雪の氷ノ山東尾根滑降 | トップページ | Slide and Ride 扇ノ山 2014 »

2014/04/23

金剛童子山をMTBで周回

 子供のころから地元弥栄町のシンボルとして親しんできた金剛童子山。中学校の校歌の冒頭にも歌われている。近年、登山道が整備され何度か登ってみたが、いづれも山頂まで一番近い登山口から重機が通れる作業道を利用した。MTBで走りやすいのだが、かえって整備され過ぎという感じがする。ほかにも登山道があるので、それを使って周回してみた。
P1000646


 起点は、京丹後市弥栄町等楽寺。集落の東側で府道53号線から東に分岐するコンクリート舗装の道へ。完全一車線の狭く屈曲した道で、近年痛みが激しく路肩が崩壊している。入り口には「通行止」の表示。かつては吉津や畑など集落があったが、車社会の進展とともに、道路事情が悪い山間部に廃村が増えた。特に、昭和38年の豪雪が引き金となった。
P1000647P1000648P1000658


 そんな狭く痛んだ道でもクルマが通るのに驚いた。トラックを含め軽自動車ばかりだが、3台のクルマに遭遇した。舗装の下の土がなくなっているというのに。
P1000666


 標高差360m程登ると峠となり、何度か利用した作業道コースはこの辺りから分岐するダブルトラックの林道を進んだ先から始まる。今日は、ダブルトラックの分岐を素通りして、味土野へと下る。
P1000671

 味土野はかつて小学校の分教所がある大きな集落だったが、今は数世帯のみ(10数年前は4世帯と聞いたが、今はさらに減っていると思われる)。明智光秀の娘、細川ガラシャの隠棲地としても知られている。標高は400m近くあるので、冬場、降雪直後はほとんど孤立した状態となり、春まで離村する世帯もあるようだ。
P1000675P1000678P1000679

 桜が満開の集落から登山道が始まる。出だしはダブルトラック。谷を詰め、その後山頂から南東に延びる尾根に乗り上げる。尾根へ取り付くトラバースの登山道がずり落ちそうで悪い。
P1000683P1000687P1000695


 尾根に乗ってしばらく行くと、池があった。かつては水田で、現在そこにみずばしょうが植えられ今年花が咲いたと新聞に載っていた。確かにいくつか咲いていた。
 MTBを押し登れば、前方に山頂が見えてきた。そして林の中の山頂へ。この登山道は、確か初めて。前述のように、悪い区間もあるが、トータルすればMTBでここを下るのもあり。
P1000696P1000698P1000654


 山頂は余り展望がないのですぐに移動。ほんの少し南西の展望ピークへ。鞍部へは乗車で下れた。ちょっとだけ上り返したらすぐに展望ピーク。
 展望ピークからは西の景色が開ける。我が家を含めた生活エリアが丸見え。ただし、この日は霞と西日よく見えない。少し休んで下山開始。
P1000707P1000714P1000715


 少しだけ作業道コースと重複しそこは乗車できるが、高山(たかやま)コースに入ると急な下りとなり乗車不能。それどころかロープがぶら下がった滑りやすい急斜面に出た。どうやって下ったらいいのか。片手だけでMTBをコントロールし、もう片方の手でロープをもって何とか降りた。ここを登るのはもっと大変だ。逆コースにしなくてよかった。その後もしばらく急な下りが続く。
P1000717


 しばらくMTBを押し下ると、杉林となってそこから斜度が落ちる。待ちに待ったMTB乗車区間だ。完全な尾根上でなく、トラバース道でずり落ちる危険があるが、それでも斜度が適度でそこそこ楽しめる。
 急坂を押して下ったら、再びなだらかになりそれが廃村高山(たかやま)。また乗車が可能になる。
P1000719


 現在下っているのは、弥栄町内の竹野川流域の平野部から見上げた金剛童子山の、山頂の右手に延びる尾根。見慣れた景色のどの辺りに自分がいるのか想像できるのがいい。
 また、このコースは中学校のときの遠足で歩いた覚えがある。ただし、そのときは道がわからず山頂にたどり着けなかった。もし道がわかったとしても、展望ピーク直下のあの急な区間は、学校の遠足向きではない。明らかに教師が十分に下見をしていなかったのだろうが、それで特に問題にならなかったのは30年前の学校はのどかだったということだろう。あのときにいくつかあった廃屋は、もうない。
P1000721P1000722P1000724


 MTBが本領を発揮してどんどん下り、ダブルトラックに出た。軽トラックなら通れそうだが、途中倒木で塞がれている。また、水の流れで掘られて溝も深い。
Clip0060mp4_000238733P1000729

 MTBでガンガン下る。今は赤紫の藤の花がきれいだ。あっという間に等楽寺に到着。

|

« 残雪の氷ノ山東尾根滑降 | トップページ | Slide and Ride 扇ノ山 2014 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 金剛童子山をMTBで周回:

« 残雪の氷ノ山東尾根滑降 | トップページ | Slide and Ride 扇ノ山 2014 »