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2014/03/03

免許はリバーサイド

 ようやく、ゴールド免許だ。一般的には、地元の警察署で更新手続きをして、後日、講習の受講時に新しい免許が渡される。しかし、京都市伏見区の運転免許試験場まで出向いていけば手続きも講習もすべて半日で終わり、その日に免許が渡される。
 5年前も、運転免許試験場で更新した。信州へと出かけるついでに京都へ寄り道をした。遠回りの代わりに、高速道路区間が長くなる。ちょうど民主党政権の高速道路通行量上限1000円の初日だった。
 丹後の人間が京都市内まで出かけると言うことは、1日つぶれると言うことなので、5年前のように何か「ついで」があった方がいい。ということで、折り畳み自転車をクルマに積んで行く。
 免許の更新の手続きは、午前と午後に1日2回チャンスがある。午前に手続きや講習を終えて午後をフリーにしたいところだが、それには朝早く出発しないと行けない。だから、午後を狙って8時半に家を出る。ちょうど120km走って、道の駅「ガレリア亀岡」の駐車場に11時到着。折り畳み自転車を下ろして、JR亀岡駅へ。
 11:32、京都行きの快速に乗車。輪行袋のベルトを忘れたが、たまたまクルマに積んであった別のベルトでどうにか自転車を担ぐ。
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 11:39、嵯峨嵐山駅で下車。駅前で自転車の準備。運転免許試験場は桂川のほとりにあり、この嵐山から川沿いの自転車道が通じている。都会にありながら、自動車を気にせず走ることができる。ただし、ここを通るのは初めてではないし、それだけを目差して訪れるほど魅力的なコースということでもない。あくまで免許更新の「ついで」なのである。
 今の時期、丹後など日本海側では、走れるコースが限られている。この冬は平野部の降雪が少なく全く雪が見られない。しかし、除雪されない山間部の道ではまだ残雪に道が閉ざされている。標高の低い峠でも、特にアプローチの谷筋は日当たりが悪くまだ解け残っているのだ。自転車に適した「クルマのほとんど通らない道」は通れないことが多く、コースが限られてしまっている状態だ。
 というわけで、「ついで」の機会に普段とは変化のあるコースを走りにやってきたわけだ。
 JR嵯峨嵐山駅から渡月橋へ。さすがに観光客が多い。あちこちに人力車を引く若者が凛々しく佇んでいる。昨年9月の台風で、桂川が増水して大被害を受けたはずだが、一見その面影はもうない。人が多いのが苦手で、詳しく水に立ち去ってしまった。
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 渡月橋を渡って自転車道に入り南下開始。比叡山を背に、ひたすら桂川に流れとともに下っていく。しばらくは公園のような風景だが、すぐに景色は変わる。市街地の中を流れる桂川に沿った自転車道から見ると片側は川、反対には家並みが迫る。快晴と言っていいような微かな薄曇りで、日も射している。朝家を出るときの深い霞の丹後の空とは大違いだ。気温も丹後より高く、久しぶりの指切り手袋だ。
 桂川は本日の目的地、運転免許試験場よりも少し下流で、宇治川、木津川と合流し淀川に名を変える。自転車道は、三川合流点より南では木津川沿いとなる。木津川自転車道は、郊外にあるため広い河川敷のある川と畑に挟まれ、景色の変化が乏しい。走るにはいいが、やや退屈でもある。
 行き交う自転車の多くはロードレーサーで、びゅんびゅん追い越していく。チャイルドトレーラーを牽引したロードレーサーもかっ飛んでいった。
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 自転車道は、基本的には堤防の上に付けられているのだが、橋が近づくと河川敷に降りる。橋の下をくぐり、車道とは立体交差する形になっている。市街地を走る桂川自転車道は、橋と橋の間隔が短く堤防と河川敷との上り下りが頻繁であり、またときには橋を渡って左岸と右岸の行き来もある。
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 国道9号線の西大橋で右岸から左岸に渡り、次の桂大橋までは河川敷の畑の中を行く。昨年秋の台風でまるまる水没した河川敷には、その爪痕がはっきりと残っている。まだ、耕作を再開されていない畑。再開しているが、柵が壊れていたり、ゴミが引っかかったままだったり。樹木にもゴミが引っかかっている。
 工場が建ち並ぶ南区から伏見区へ。自転車は橋を越え、桂川に合流する手前の鴨川の堤防の上の道となり、川と反対側には木造の家並みが迫る。昨年の台風で、堤防が決壊した辺りだ。自転車道の路肩に土嚢が並べられている。
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 さあ、もう目的地は近い。二層になった羽束師橋。その、歩行者・二輪車用の下層を渡って、自転車道に別れを告げる。右岸を少し下ったら運転免許試験場だ。その前に、コンビニでおにぎりを買う。鴨川の2~300m東側を併走する国道1号線のラーメン屋で腹ごしらえをするつもりだったが、羽束師橋ですでに13時を過ぎていた。14時までに手続きを終えないと行けない。
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 苦手な人混み、そして行列。不安なのは、視力検査。近頃めっきり視力が落ちてきた。どうにか、裸眼での運転は大丈夫なようだ。ところで、私の免許はマイクロバスが運転できる中型免許なので、深視力の検査がある。遠近感の検査だ。普通の視力検査を終えたあと同じ部屋で行われるが、検査員の男性が大きな声で「そうそう」「いいよ、いいよ」などと検査の実況をしている。結果的には私は優秀だったようで「3回はかって誤差が、1,2,1なら大したもんや!」と大声で発表され、恥ずかしくもあり、嬉しくもあった。
 講習は、14:15~14:45の30分間。その前におにぎりを食べる時間があった。講習の内容は、道路交通法の改正点とその他安全運転の心得・諸注意。映像を見る時間はなかった。
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 15時免許を受け取って、試験場を出る。駐車場もあるのでクルマで来ることもできるが、当然出口で込み合う。自転車はすいすい。
 来た道を桂大橋まで戻り、桂川を離れて東へ。梅小路公演を右に見ながら京都駅方面へ。次の目的地はヨドバシカメラだ。
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 半地下の駐輪場は、2時間以内は無料。飲食店街でラーメンを食べて、カメラやパソコンを物色して、なにも買わず、1時間ほど過ごす。
 ヨドバシカメラを出たら、京都駅へ。人が溢れかえった歩道を自転車を押して行く。いつの間にやら曇天だ。
 17:09、京都駅出発。さすがに、往路よりは車内が込み合う。そのための折り畳み小径車だ。泥よけのない、MTBやクロスバイクなら輪行の手間暇は変わらないが、輪行袋のサイズが小径車より大きいのだ。
 17:29、亀岡駅で下車。少し薄暗くなってきているので、安全のためライトを点滅させて道の駅へ。トータルで約36km。
 ちなみに、クルマのアプローチ往復240kmのガソリン代は2300円位。JRの運賃が往路190円、復路400円。交通費は3000円弱。

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コメント

 ゴールド免許おめでとうございます。ボクは悲しいかな全くだめです。
 指を出したグローブで走れる日あったかなあ?寒さに強いですね。ボクは指先、手も足も弱いです。その前に自転車に乗っていない!サイコンは1ヶ月乗っていないと「sleep」になりますが、1ヶ月前からなっているような・・・乗って慣らさないとだめですね。

投稿: すう | 2014/03/08 07:59

 免許更新のついでに「無事故・無違反証明書」というのも申請しようと思っていました。これは、いつから事故や違反をしていないかを証明するもので、その期間が1年以上ならば「SDカード」というのがもらえます。デジカメのメモリーカードのような名称ですが、SDとは「セーフティ・ドライバー」の略称だそうです。SDカードがあれば、いくつかの店で優待が受けられるとのこと。ふだん利用する店が優待店には入っていないけれど、まあ何とか証明書の発行手数料くらいは元が取れるだろうと思います。
 しかし、SDカードにもいくつか種類があって、10年以上事故・違反がなければゴールドSDカードがもらえる、とわかってその場で申し込むのを留まりました。あとひと月くらい経つと、ゴールドSDカードがもらえる見込みです。違反や事故がなければ、ですが。
 今年の2月は、寒かったけれど雪は非常に少なくて、月間走行距離が200㎞を超えています。ちなみに、昨年2月は74km、一昨年は39.5kmですから、激増です。
 下旬になって、昼ごろには暖かいと感じる日も現れるようになりました。朝夕は寒いですが。

投稿: はいかい | 2014/03/08 22:12

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