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2014/02/25

久しぶりの快晴

 24日は、朝から快晴。昨日のように部分的、一時的でなく、全天青空。これは、2月1日以来。今年一番の快晴。
 昨日訪れた碇高原に午前中登れば、大山が見えたかも知れない。氷ノ山は間違いなく見えただろう。
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 3週間ぶりに、スーパーカブに乗った。風はまだ冷たい。立春以降では暖かい日になったが、それでも最高気温は8度台。立春の前の2日より10度も低い。その日は豊岡では20度に達した。
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 スーパーカブから自転車をおろして海沿いを走った。体が暖まる。夕日が美しい。

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2014/02/22

碇高原はそろそろ閉店ガラガラ

 前日、平野部にも少しだけ雪が積もったので、山はもうちょっと大目に積もっただろう。日差しがなくて気温も低かったから、午前中は何とか賞味期限ではないかと期待して、22日の10時過ぎ碇高原に到着。5cmほど新雪が積もっていた。時間帯と向きによっては青空も出て、日本海も青い。青空は、2月2日以来、実に3週間ぶりだ。
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 富山の職人さんに彫ってもらったステップソールの板で歩き出す。ラッセルはなく、普通に歩くのと同じくらいすたすた歩ける。珍しくいつも滑る斜面にシュプールがついている。前日のものか。
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 三角点のある笠山展望台に近づくと、斜度がきつくなったのにステップソールのグリップが良くなりむしろ歩きやすくなる。まずい、雪が悪化している。歩きやすくても、滑りにくくなるではないか。日当たり風当たりのいいところでは、アイスバーンになりかけている。
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 展望台に立ったら、即滑る。シール着脱の手間暇がいらないのがステップソールのいいところ。薄い新雪の下はクサレ雪に近いザラメで、何とか滑れる。2ステップターンでスピードを抑えて一つ一つ確実に。表面の新雪が、タッチやわらげてくれるので助かる。
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 いつも滑る斜面は、オープンバーンなので雪質の悪化が激しいようだ。一通り滑ったら、あとは日陰山影の斜面を見つけて短く上り下りを繰り返す。ステップソールならではの楽しみ。
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 正午過ぎまで遊んだ。
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 家で一休みしてから、20日ぶりの晴天に誘われ、夕方少し自転車に乗った。
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降ったのは少しだけ

 2月の第3週は寒い日々が続いた。冬だから寒いのは当然だけれど、寒いくせに雪が降らない。17日月曜は冷たい雨。18、19、20日たまにちらちら小雪が舞う曇天。北近畿各地の最高気温は5度くらいかそれ以下なので、雪が積もってもおかしくない気温。なのに、降らない、積もらない。雪かきで体を温めることもできない。
 期待は週末、21日金曜の雪予報だったが、明け方の降雪で朝うっすら白くなっただけで、日中は降っても積雪は増えず、むしろ朝の雪が解けていった。
 来週は、日差しも出て気温も上がってくるようだ。確実に冬は終わろうとしている。
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2014/02/18

雪が解けちゃった

 関東甲信地方では記録的な積雪のため、クルマの立ち往生、集落の孤立、建物の損壊、そして亡くなった人が出るなど大変なことになっている(お見舞い申し上げます)というのに、本来雪が降るべき北近畿は全く世界が違うようだ。それでも天気は悪い。2月中旬には雨やみぞれが降る寒い日が続く。いくら寒くても、雨やみぞれは立春以降の寒波で積もっていた雪をすっかり溶かしてしまった。平野部にはほとんど雪がなくなってしまった。
 しかし、関東甲信地方で雪を降らせるほどの寒気が日本上空に居座っているはずなのに、どうして日本海側に雪が降らないのかわからない。
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小雪ちらちら城崎ぶらり

 2013年暮れに「但馬の昭和」という写真集が刊行された。私は京都府北部丹後地域に住んでいるが、隣接する兵庫県北部但馬地方も地元と言っていい。是非じっくりその写真集を見たいが、買うほどではない。図書館で借りよう。府県境で隔てられているとはいえ、隣接する京丹後市と豊岡市では公共図書館の提携が行われ、例えば京丹後市図書館の利用者である私は、豊岡図書館にも利用者登録が可能でよく利用させてもらっている。両市ともに市町村合併により、図書館には多数の分館が存在する。豊岡市立図書館で「但馬の昭和」を検索すると本館と5つの分館すべてに所蔵されているが、多くは貸出中。しかし、日高と城崎の分館で貸出可。まだ訪れたことのない城崎分館を訪れた。
 温泉街の北側にある豊岡市役所の城崎支所の建物の中に図書館の城崎分館はある。目当ての写真集を見つけ、とりあえず椅子に腰掛けて閲覧。昔の町並み、出石鉄道、明延鉱山、洪水、大雪などどれも興味深い写真ばかりだ。とりわけ、今の時期には神鍋高原などのスキー関連の写真に目を引かれる。江原駅前でバス待ちをするスキー板を携えた大群衆。集落の中の1車線の道が雪でさらに狭まった中、数珠つなぎのクルマの渋滞。神鍋高原での2度の冬季国体。神鍋高原の蘇武岳や扇ノ山中腹の上山高原においてヒールフリーの締め具で登る昔のスキー。毎年のように大雪で除雪車はなく一階が雪に埋もれた街並み。時間を忘れそうになってしまう。
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 貸出の手続きを済ませ、外に出る。庁舎の前には何やら目盛の刻まれた高い柱が立つ。更に、上部にはセンサーが下を向いて付けられている。積雪計のようだ。積雪計の高さは電信柱ほどもあるにもかかわらず、積雪は全くない。曇天からちらちら小雪が舞い降りてくるが、すぐさまきつくなりそうな気配はない。少し自転車で走ろうかという気分。
 ずっと市役所支所の駐車場にクルマを停めておくわけにはいかないので、移動。城崎大橋で円山川を渡って右岸へ。特別養護老人ホームの隣に公園があり、その駐車場にクルマを停めて自転車を下ろす。それにしても寒い。ヘルメットは、耳も覆われたスキー用の物をかぶる。
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 まずはその公園の周辺を散策。この辺りの円山川は河口から4km、もっと上流豊岡市街まで続く汽水域の中程だ。右岸には楽々浦(ささうら)と呼ばれる入り江(資料によっては湖と記述されている)があり、本流と楽々浦の境に突き出した三角形の付け根の部分に公園はある。まずはその三角形の先端へ。両側が水辺、洪水がくれば水没しそうな陸地は、まるで中州のような雰囲気。田んぼが広がっているが、三角形の先端にはボートやヨットの艇庫が建っている。楽々浦側の舗装路から、円山川本流側のダートの小径に入る。対岸にはうっすらと白い来日山がそびえ、その懐に城崎の温泉街。
 クルマを停めた公園の前を通り過ぎると「ハチゴロウの戸島湿地」という、施設があった。10年ちょっと前(2002年)に、中国大陸から飛来し死ぬまで5年近く豊岡市で過ごしたコウノトリがいた。最初に確認されたのがこの戸島地区の湿田だそうだ。ちなみに、飛来したことが確認されたのが8月5日だったことから、「ハチゴロウ」と名付けられ、以前からコウノトリの飼育、放鳥などの活動を行っていた豊岡市では巣塔や観察場所を整備したとのこと。2005年からコウノトリの放鳥が行われ、周辺各地で営巣、繁殖しているが、この日戸島ではその姿を見ることはできなかった。
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 県道9号線で楽々浦の岸辺を走り、飯谷(はんだに)の集落へ。センターラインが引かれた道路は集落の中へと入っていくが、左に分岐する細い道に県道の名目は引き継がれる。そしていきなり飯谷峠へ向けての登りとなる。峠は標高100mと低いが、それなりに急激に登る。そして、低くても登るにつれて周囲には白い雪が増える。
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 峠を越え、下りはさらに急勾配。ヘアピンカーブが連続する。下りきったら交差点。直進は三原峠を越えて京都府に至る県道11号線。右は畑上集落で行き止まり。左に進路をとる。田んぼの中の平坦でまっすぐな道。こちらも県道11号線。弱いながらも向かい風だ。
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 2kmほどで分岐に到達。そのまま田んぼの中を行く道をそれ、気比(けひ)の集落の中へ。自動車には狭い道だが、自転車ではこちらの方が楽しい。それに、向かい風も避けることができる。気比川の中の大きな岩には岸から橋が架かり、その岩には祠があるようだ。気比川の河口近くの橋のたもとに小学校がある。橋の下の川は一面海の砂で埋もれている。
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 集落の北側は海水浴場の砂浜。津居山湾という入り江になっているので、今日のような時化でも波は比較的穏やかだ。入り江の西側には円山川流れ込み、その河口部はカニの水揚げ港の一つ、津居山港だ。
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 港大橋で左岸に渡る。自動車用の橋に平行して、歩行者、自転車用の橋が架かっているので、のんびりと渡る。川幅は400mほどもあり、川なのか海の入り江なのか迷うようだ。先ほど図書館で借りた写真集「但馬の昭和」によれば、昭和初期、この辺りの円山川には水上飛行場があったそうだ。広く、ほとんど流れがなく、日本海の荒波も侵入しない川面は格好の飛行場だったらしい。「紅の豚」の世界だ。その一方で、何度も洪水を起こしている荒々しい一面もある。平成2年(1990年)、平成16年(2004年)の台風の洪水は記憶に新しいところだし、「但馬の昭和」にも昭和9年(1934年室戸台風)昭和34年(1959年伊勢湾台風)、昭和51年(1976年)の円山川決壊の様子が掲載されている。
 橋の左岸側はループで降り立つように作られている。瀬戸内のしまなみ海道のようだ。
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 北よりの風に背中を押されながら円山川沿いを南下。2kmほどで城崎の温泉街へ。温泉街のすぐ手前を右折し、先ほど図書館で本を借りた、豊岡市役所城崎支所の前を通過。積雪計の前に口を開けたトンネルへ。これは支所のあるエリアと温泉街を分けるJR山陰本線の下をくぐる歩行者、自転車専用のトンネル。
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 トンネルを抜け、住宅の中の狭い道を少し走ると、出ました大谿川(おおたにがわ)に沿った柳の並木。いきなり情緒漂う城崎の町並み。このトリップ感を味わうためにトンネルを抜けたのだ。小雪がちらちら舞う中、風情ある外湯や店の並ぶ町を観光客が闊歩している。ただ、車道がきっちり分けられていないのが難点。ドライバーもストレスがたまるのか、信号が赤に変わっても平気で交差点に進入するクルマがいる。大谿川沿いから城崎駅の方へ向かう。こちらにも店が並び賑わっている。15年ほど前には、忘年会や温泉入浴でたまに訪れていたが、そのころよりもずいぶん賑やかになっているような感じだ。
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 城崎大橋で右岸へ。北側、港大橋方面の景色が霞んでいる、と思ったら雪が強く降りだした。クルマまであと少し。
 15:20~17:03、16.8km。
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2014/02/15

2014年粉雪滑走動画集


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氷ノ山ワサビ谷「やっぱり白い粉は止められねぇ」

 粉雪とホワイトアウト、雪崩は背中合わせです。装備を万全に整え、自分の力量を考えて、行動してください。

 2011年2月13日、ホワイトアウトの氷ノ山で最高の粉雪を堪能した。そして、2014年2月11日、二匹目のドジョウを捕まえる計画を実行した。
 なんと豊岡の最高気温が20度に達した節分の暖かさから一転、立春寒波がやってきた。山陰地方にはさほどの雪をもたらしていないが、じわじわと寒い日が1週間続いている。下界は雨やみぞれの日もあったが、氷ノ山はずっと雪だろう。曇り予報の建国記念の日に狙いを定める。予報は2日くらい前に雪がちらつくものに変わったが、予定通り決行。
 朝6時半、出発。圧雪の道路を慎重に走る。8時過ぎ養父ですうさんと落ち合う。京阪神からスキー場へと北上してくるクルマの列がノロノロ運転で、予定外に時間がかかったそうだ。
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 雪道の若杉峠、そして戸倉峠を越えて、鳥取県若桜町「わかさ氷ノ山スキー場」に到着したのは、10時前。支度を整え、スキーパトロールの登山届けに記入して、10時半頃リフトに乗り込む。スキー場は賑わっていたが、多くは子どものスキー教室のようだ。2本を乗り継いで、標高1190mの樹氷スノーピアゲレンデの最上部。ここからつぼ足で尾根を登る。すでに複数のスノーシューのトレースがあり、歩きやすい道ができている。登るにつれて木々に小さな樹氷が見られる。また少し風があって、そのせいかたまにガスが晴れ景色が見える時間帯がある。気が付けば、三ノ丸も見えているようだ。標高1300m辺りのやせ尾根にはよく雪庇ができるのだが、今回は見られなかった。雪が少な目のようだ。
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 やせ尾根の辺りから、つぼ足がきつくなってきた。そのすぐ先から広くなだらかな主稜線となるのだが、その手前で早めにシールを貼ったスキーを装着する。ところが、シールの粘着力が弱く大苦戦。マジックテープを板に巻いて何とかしのぐ。さらには、応急処置のために板を外したら先日自作したスキーリーシュがちぎれてしまった。スリーブによるロックが甘かった。やっぱり、命を預けるものはちゃんとしたものを選ばないといけないということか。
 とにかく、応急処置のシールは勾配が緩くないとだめ。ある程度の勾配を越えると、フォールラインに沿って登ろうとすれば、チップループ(トップに引っかける輪っか)が外れてしまうし、斜登行でもシールが横にずれて滑走面が丸出しになってしまう。早めのシール登行開始がかえってあだになってしまった。
 標高1320m、広くなだらかな主稜線ではどうにかごまかしのシール登行でも、それなりに歩けるようになった。しかし、今シーズンデビューの板に合わせた新しいシール。ただし、使うのは初めてでなく、すでに3回使っている。今までこんなことはなかった。今までとの違いと言えば、今日は気温がかなり低いことだろうか。
 主稜線の入り口は樹氷のブナ林。それを抜けると、広大な雪原となる。
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 スキーの4人組とすれ違った。視界が悪いので戻ってきたとのこと。賢明な判断だろう。氷ノ山は標高の割に遭難件数が多いと言われている。その多くは視界不良時の道迷いだ。
 といいながら、我々は進む。それも「前回よりも景色が見える」などと言いながら。3年前は、完全なるホワイトアウト。スノーモンスターも避難小屋も10m位まで近づかないと見えず、GPSレシーバーだけが頼りだった。今日は風があるせいか時折景色が開け、薄日も射すほどだ。雪がちらつく時間帯もあるが、最低でも50mの視界は保たれている。ちなみに、前回のようなホワイトアウトを想定して、GPSレシーバーは2人で3台だ。もちろん、それぞれに地図やルートをインストールして備えている。バッテリー切れだけでなく、故障も想定しての装備だ。
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 三ノ丸の手前でスノーボードの3人組に追い越された。彼らは2週目だそうだ。スキー場トップからのスノーシューで踏み固められた道は、彼らによるものだったようだ。 
 13時前、三ノ丸避難小屋で食事の大休止。風雪がしのげる小屋はありがたい。
 13:45、三ノ丸でシールを外す。主稜線は風のためかアイスバーンと吹き溜まりでまだらになっていて難しい。吹き溜まりに突っ込んで転けたら平らで立てない。もがけば体は新雪を掘って沈み、まるでアリ地獄だ。板を外そうと思った瞬間、すうさんに助け起こされる。
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 小さなピークを越えたところで、ワサビ谷へ下ることにする。もう一つピークを越えた所からエントリーすることが多いのだが、吹き溜まりのラッセルにめげてしまった。本来はワサビ谷のさらに奥、山頂近くの大倉谷を目指していたが、シールの不調で早々にワサビ谷へ計画を下方修正していた。
 この辺りから杉の木が見られるようになるが、スノーモンスターと言うほどにはなっていない。節分の頃の暖かさで一度すっかり落ちてしまったようだ。
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 谷に滑り込むときには、場所を間違えていないか緊張する。今日はシール不調のため、いざというとき登り返すことができないから、なおさらだ。何度も確認していざドロップ。さいわい、この時霧が晴れた時間帯に当たり、北隣の大倉谷、南のミクワ谷との境の尾根がはっきりと見えていた。
 期待通りの粉雪。柳ならぬ、樹氷の下に再びドジョウはいた。しかしながら、ふがいないのは自分の滑り。序盤の急斜面に完全にびびってしまう。樹氷のブナも怖い。細いノドになった部分も、縮み上がってしまう。せっかくの太い板が生かせない。それに比べてすうさん滑りの軽快なこと。雪煙を巻き上げリズム良く滑っていく。
 斜度が緩くなって少し滑りはましになったが、出だしで染みついた恐怖感が拭えない。やっぱりいつもの奥のエントリーポイントより、こちらが若干難易度が高いようだ。
 新雪は常に底無しというわけではなく、時折スキーエッジが堅い雪にふれてガリッと音を立てる。
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 下っていくと、沢が出ていた。スノーブリッジは全くない。例年より雪が少ないようだ。右岸を進む。杉の植林に入れば、等高線沿いかやや登るような形のトラバースで、スキー場のイヌワシゲレンデ上部を目差す。結構ラッセルが大変だった。たいがいは雪が悪いここの杉林だが、このような極上の粉雪のときには緩やかに滑り降りて、スノーピアゲレンデとイヌワシゲレンデ間の連絡路を目差した方が正解だったかも知れない。
 斜度が緩やかになったら杉林を抜けて広い雪原に出た。ほとんど人がいないイヌワシゲレンデだ。途中勾配がほとんどなくなるので、特にスノーボーダーには好まれないゲレンデ。それでも新雪はすっかり踏み荒らされている。それまでの新雪とのタッチの違いにとまどいながらゲレンデを下る。
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 ああ、楽しかった。禁断の白い粉を当てることができた満足感に浸る。一昨年も、去年も訪れたが、なかなかこんなパーフェクトな粉雪には出会えなかった。3年待ってようやく出会った二匹目のドジョウだ。決して粉雪だけがスキーの楽しみではない。ザラメだって楽しい。出会うことの難しさが粉雪の値打ちを高めているのかもしれない。
 スキーパトロールに帰還報告をして帰路に就く。
 最後に…。これはガイドではないのであえて地図を乗せていない。地名等で地図上にコースを思い描ける人のみ参考にしてもらえればよい。途中に書いた通り、道迷い遭難の多い山で、下りる谷を間違えて滝で動けなくなるという事例もある。また、雪崩への備えも必要だ。とにかく、自己責任で。

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2014/02/14

2月9日の碇高原

 太平洋側、特に首都圏に大雪をもたらした立春寒波は、北近畿日本海側にはそれほどの雪と言うことにはならなかった。せいぜい東京などと同じくらいのものだ。それでも山間部ではそれなりに新しい雪が積もったことだろう。8日の土曜は湿った雪やみぞれ、ときには雨が降り続き、雪はむしろ解けていった。山は雪だろうかと思いながら家で過ごす。9日の日曜、雪やみぞれが小康状態となった午後、それもだいぶ遅めの15時過ぎ、碇高原に向けてクルマを走らせる。休日午後のお散歩である。
 16時、京都府の牧場のある碇高原到着。家から19km、40分程の道のり。牧場周辺の道路は、牧場の職員が除雪作業をするようだが、休日のせいか除雪されていない。牛など飼っている動物の世話をする当番だけで手薄なのだろう。クルマが通れないほどの雪ではないが、いつもクルマを停める路肩は雪に埋もれている。スコップで雪をかいて駐車スペースを作る。
 太板にシールを貼って作業道のダブルトラックを登る。珍しく本日は先客があったようで、スキーのトレースが付いている。そのほかに、小さい子どもとその父親がソリで遊んでいる。除雪で少し時間をロスしたが、その分トレースのお陰で少しだけ登りの時間を短縮できた。
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 標高494m、三角点のある笠山ピークまでトレースは続いていた。ベースからの標高差は100m余り。雪は止んで日本海からの風が吹き付けている。シールを外して滑降。ややクラスト気味で強引にターンしていく。午前中だったら快適な新雪だったか。先行者のトレースは、ターンをしないで直滑降で下っている。そして、止まることなく登り返しているので、どうやらステップソール付きの歩き重視の板のようだ。
 このコースは標高差100mあまりの中に、3段階の斜面がある。それぞれ短いが変化は楽しめる。
 クルマに戻って板を交換。富山県の職人さんにステップソールを掘ってもらった板だ。この板にはシールはいらない。少し日が長くなって、GPSレシーバーによれば、この日のこの場所の日没は17:33なのでもう1本行ける。ただし、今度は3段のうちの一番下の斜面のみ。それが一番長くて楽しめる斜面なのだ。
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2014/02/09

テレマークスキーの小物を自作

 暮れに知人が大阪でゲレンデスキーを買うのに付き合った。板とビンディングのセットが3万円と少し。テレマークスキーのざっと半額。山スキーなら、ビンディングが高いのでもっと差が開くことになる。
 テレマークスキーや山スキーの用具は高い。小物までいちいち高い。量産できるかどうか、ということが大きく関係するのだろうが、そういう生産側の言い分はさておき、消費者側としては、もっと安くならないか、というのが本音だ。

 さて、今シーズンデビューのスキー板だが、流れ止め(リーシュ)をつけなければならない。安いもので1575円。標準的には2000円はする。取り扱っている店は少なくて遠いので通販ということになり、送料も加算される。構造は単純なので自作できないかと前々から思っていた。
 というわけでホームセンターで材料をそろえた。留め具はグローブを装着したままで使いやすいカラビナ式を選択。これが一番高くて、1個390円を2個。ワイヤーロープは太さ1.5mmのものが10センチ10円で切り売りされていたので60cm購入で60円。ワイヤーの両端を輪っかにしないといけないので、スリーブ(ロックカン)という小さなパイプが必要。3個入りが120円だが、4個必要なので240円。以上が必要最低限なのだが、市販のリーシュはワイヤーにチューブをかぶせてある。何か適当なものがないかと店を物色したら、電子回路コーナーにあった。2m巻きで278円。実際には40cmしかいらないのだが。
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 ワイヤーロープの端を輪っかにしてスリーブに通すのは結構手間がかかった。スリーブは断面が8の字の小さなパイプ。ここにワイヤーを通した後で潰して圧着して固定する。固定した後で抜けたらまずいので、スリーブはワイヤーロープが通るぎりぎりの太さで作られている。ワイヤーロープは細いワイヤーをよりあわせてあるのだが、切断するとどうしても切れ端が少しだけほどけてしまう。1回目は、よりの向きに回しながらねじ込めるが、折り返してもう一回スリーブに通すのが難しい。自転車のブレーキや変速にもワイヤーロープが使われているので専用の切断工具を持っていて、もちろんそれを使うのだがそれでも少しほどけてしまう。4回の作業の中で若干学習し、電子回路のチューブをかぶせた状態で切断すればほどけにくくなった。
 スリーブをつぶしてワイヤーを圧着するには、専用のかしめ工具があるが5000円以上もするので買えない。ペンチで代用する。しかし、面で圧力をかけるペンチに対し、専用かしめ工具は幅が狭く線上に圧力を集中させている。なので、ペンチで圧着した後、スリーブにマイナスドライバーを突き立て金づちで数回叩いておいた。
 というわけで、1セット1000円ちょっとで完成。ワイヤーにかぶせたチューブを278円丸々計上するか、使った分だけにするかで若干違ってくる。でも、市販の1575円は良心的か。

 次に、シールのテールを止めるフック。前述の新しい板用にシールを調整したのは少し前の記事に書いた通り。板の長さにより調整できるテールのストラップへのフックの通し方を間違えていて、片方を紛失してしまった。
 テールフックとストラップと、それをシールの端に固定する金具のキットが2100円。先日利用したネットショップでは、送料がメール便120円で、店を出している楽天市場のポイントでほぼまかなえる。が、必要なのはフック片方のみ。
 別の店で、ストラップとフックだけで1260円。ストラップは消耗品なのでこれはいいかと思ったが、送料が525円とのこと。かえって割高。
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 というわけで、やはりホームセンターで探索。するとあったT字型の金具。お値段71円。これを買って帰り、純正のフックを見ながらペンチで曲げる。ストラップの穴にも、きつ過ぎず緩過ぎずジャストサイズ。板にシールをつけてみたが、ぴったりフィット。実際3時間ほど歩いてみたが、大丈夫。これはお得。
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 さて、作業をしていて思ったのだが、シールのチップループ(トップに引っ掛ける輪っか)もワイヤーロープで簡単にできそうだ。シールの長さに余裕があれば、シールを折り返して固定すればよい。ひっかけた時にエッジが当たる部分はワイヤーが擦り切れそうなので、自転車のブレーキワイヤーのアウターチューブをつければよいだろう。このアウターチューブ、表面はビニールだが中は金属なので強度は十分だ。もちろん使い古しで十分だ。ついでに、ワイヤーロープも自転車のブレーキや変速ワイヤーの使い古しで十分だ。ブレーキワイヤーもアウターも劣化するのは端だし、変速ワイヤーはアウターの外に出ている部分が錆びてフレームのガイドとの摩擦が増して変速が重くなり交換となる。これからは、交換したワイヤーも捨てないで残しておこう。まともに買えば2000円くらいするが、リサイクルでゼロ円だ。

 というわけで、せこいお話でした。板・ブーツ・ビンディングなど単価が高いものが手軽に自作できればいいが、それは無理。

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立春寒波

 節分までは春のような暖かさだったが、立春で一転冬に戻った。北近畿では2月5,6日に最も雪が積もった。玄関先を軽く除雪をした。スキー場は完全に息を吹き返した。
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 7日、そして太平洋側、特に関東では記録的に雪が積もった8日はあまり降らず、むしろすでに積もっていた雪が解けるような感じだった。
 10日の月曜まで雪の予報が出ているが、どうなるだろうか。

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2014/02/04

立春の前に春が来たような

 2月に入ったとたん、北近畿では最高気温が17度くらいまで上がる日が3日続いた。しかも、2日の豊岡は、なんと20度を超えてしまった。
 1日土曜は、霜の降りる朝で始まり、快晴のち薄曇り。2日日曜は朝の冷え込みなく、雨のち晴れのち曇り。ともに夕暮れ間際に、少し自転車に乗る。風は無風あるいは弱い南風で海はべたなぎ。
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 3日は、まるで春霞のような見通しの悪さ。霧ということだが、昼過ぎには霧雨から雨となった。午後はずっと夕方のような薄暗さだった。そして生暖かいような肌寒いような。とにかく何もかもはっきりしない一日。
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 4日は、立春寒波で雪予報が出ている。さあ冬は戻るのか。

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