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2013/12/07

紅葉鮮やか山城の三上山

 毎年、日本海側の天気が悪い晩秋から初冬の時期に、高校の同級生で宇治在住のサイクリスト「いさなごのぼる」くんと京都市周辺を走っている。ずっと、宇治以南が舞台だったが去年は西山を開拓した。日程調整が難しく、小雨決行で時折小雨と小雪が降る中の走ったのが去年。今年は天気のいい日に同じコースでリターンマッチという計画。しかし、Xデーの11月30日を直前にして「体調を崩した、来週か再来週に延期してくれ」という電子メールがいさなごのぼるくんから届いた。延期は別にかまわないのだが、その日城陽在住の元同僚「青波ごん太」くんの家を訪れる約束をしていた。こちらも延期してもらおうかと思ったが、忙しい青波ごん太くんに、「来週か再来週」という不確かなスケジュール調整をお願いするのも気が引ける。それに、いさなごのぼるくんからの連絡が来た時点で、30日の京都府北部の天気予報は時雨模様で、南部は晴れ。そのままひとりで遠征を決行することにした。もちろん、いさなごのぼるくんとのツーリングも消えたわけではないので、西山は温存。城陽まで行くのだから、井手町の「万灯呂山・大正池コース」か木津川市山城町の「三上山コース」にしよう。ダートのダブルトラックがあるので、ランドナーで走ろう。
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 起きると屋根に少し雪が乗っかっていた。家から見える標高600m級の山も今季初冠雪だ。ただし、もっと内陸の大江山連峰はまだ。海からの風が届かなかったようだ。8時にクルマで出発し、高速道路・有料道路はいっさい使わずに。紅葉で名高い長岡京市の光明寺周辺の渋滞が心配されたが、少し混雑した程度で住んだ。道路が大渋滞するのは朝のオープン間際だけのようだ。何せ狭い道だから、ただ通過するだけのクルマも、駐車場の秋を待つクルマの列に入り乱れて動かなくなるのだ。
 目標を万灯呂山・大正池コースに定めて、正午頃井手町多賀に来たが、クルマを停める場所がなかなか見つからずうろうろするうちに、多賀フルーツラインに「通り抜けできません」の看板を発見。大正池まで行けないということだろうか。それを見て、三上山コースに変更。山城町に南下。こちらでも注射場所を探してうろつくが、棚倉駅前の看板を見て、不動川公園というところに駐車場があるようだ。行ってみると、駐車場は満車で、クルマが道路脇の空きスペースに停まっている。ちなみに、不動川公園とは遊具やテニスコートなどがある大きな公園のようだ。私も道路脇にクルマを停める。
 ランドナーにブロックタイヤを装着してスタート。気持ちの良い快晴だ。北部も直前に晴れ間がある天気予報に変わったが、ここまでの快晴ではないだろう。ということで、クルマで4時間もかけてやってきた値打ちがあったということにしよう。
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 まずは、JR奈良線に沿って南下してから神童寺集落へ向かう道に入る。道は東に向かい、山間部に入っていく。神童寺集落をかすめるようにして、「山城町森林公園」へ。こちらには、キャンプ場やバンガローがあり、この時期は沢山のモミジが色づいてとても綺麗だ。
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 森林公園を過ぎると、さらに登りが厳しくなり、三上山を目差していく。その三上山は、山頂直下まで舗装路が続いている。2年前に来たときには、少しダートが残っていたような気がしたのだが…。山頂へのシングルトラック入り口に、「舗装工事中」との看板。舗装しないでくれよ。
 シングルトラックの入り口には、オフロードバイクが2台止まっていた。どちらも250ccで大阪ナンバー。ランドナーを押して登ろうとしたら、シングルトラックを二人組の男性が降りてきた。オートバイのライダーのようだ。挨拶を交わしてすれ違う。
 ほとんど階段ばかりの道を押し担ぎで登り、山頂の展望台へ。標高は473m。ちょっと靄がかかっているが、いい眺め。加茂の高層マンションも見下ろせる。京都市街に京都タワーを探すが、余りよくわからない。南山城エリア最高峰の鷲峰山は山頂の電波アンテナが目印。
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 展望を楽しんだら下山開始。まずは階段を押して担ぎで下ろし、わずかにシングルトラックを乗車で下って、ダブルトラックへ。登ってきた道とは反対方向、北側の井手町飛び地「平ヶ谷」の集落を目差して下る。かつてはずっとダートだったのだが、半分以上舗装されてしまっていた。初めのうちは少しアップダウンがあり、登り返しでは深い砂利と溝に苦戦した記憶があるが、舗装のお陰で楽だった。それでもせっかくのダートは残して欲しい。少しだけ残ったダートには、オフロードバイクの轍がうっすら見える。先ほどの2人組だろう。彼らもがっかりしているのではないか。
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 数軒が残るだけの平ヶ谷。土地所有の関係で井手町の飛び地となったという話しは、3年前にここに下ってきたときにばったりであった畑仕事のお母さんが話してくれた。
 さあ、平ヶ谷から天神川に沿ったダブルトラックに突入だ。こちらは、全く舗装される気配はない。今は、山を越えて井手町田村新田に至る舗装路ができて、そちらがメインルートだ。だが、かつてはこの天神川沿いの道がメインだったということも、前述のお母さんから聞いた話だ。
 ここにも、オフロードバイクの轍が見える。前方からスクーターがやってきた。長靴を履いているので、この道沿いの畑で作業をしてきた人のようだ。さらに進むと、今度はオフロードバイク2台がやってきた。三上山で出会った人たちだ。つまり、引き返してきたのだ。もしかするとこの先行き止まりになっているのか、と不安がよぎる。でもなにもいわれなかったし、バイクはだめでも自転車は大丈夫ということもある。持ち上げたり、担いだりできるのだから。
 進むにつれ、道は荒れてくる。ガレ場があったり、ぬかるんでいたり、溝が掘れていたり。とはいえ、サスペンションのないランドナーでも十分乗車でクリアできる。サスペンションのあるオフロードバイクなら走破可能だと思うのだが。
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 ヘルメットにカメラをつけて動画を撮影しながら走っていたのだが、メモリがいっぱいになってしまったので、自転車を止めて古いデータを消去していた。そのとき反対側から勢いよくオフロードバイクが通り過ぎていった。彼は、下ってから引き返したのでなく、下から通り抜けてきたように思われる。ただのカンだが。
 カメラをセットしてさらに下ると、荒れてはいる物の行き止まりにはならず、そのうち路面が落ち着いて田んぼの中に飛び出した。もう安心だ。オフロードバイクの2人組は、荒れた路面に自信がなくて引き返したのかも知れない。そういえば、すれ違うときに止まって道を譲ってくれたのだが、片方は路肩に寄せられず真ん中で立ち往生するような譲り方だった。
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 割れてでこぼこのコンクリート舗装で田んぼの中の道は終わり、沢に沿った細く急な下りを経ていわゆる下界の集落に降り立つ。不動川公園に戻るとすでに日没直前。時刻は、16:30で公園の駐車場の閉門30分前。そちらに入れていても間に合ってはいるが、やはり時間制限はない方がいい。外に停めて正解だった。13:40~16:30、23km。
 でも今から城陽のに行っても、時間が早すぎる。青波ごん太くんが帰宅する18:30過ぎをめがけていきたい。
 今度はランドナーに舗装路用のタイヤを装着し、木津川沿いを走る。まずは右岸を玉水橋まで北上し、左岸に渡って木津川自転車道へ。薄暮から夜のとばりの降りる時間だがクルマを意識せずに走れる自転車道というのはありがたい。7kmほど北上し、田辺の近鉄線で折り返し。往復で14km強を走った。16:50~17:45。
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 17:45にクルマに戻り、自転車をクルマに積む。ところが、テールランプを外したとき、ランプのパーツが外れて落ちてしまった。ヘッドランプを照らして探す。地面をいくら探しても見つからない、と思ったらフロントの変速機に引っかかっていた。18時過ぎに城陽に向けスタート。距離は10kmもないのだが、渋滞でなかなか進まない。30分かかった。ちょうど青波ごん太くんの帰宅とドンぴしゃ。夕食をごちそうになり、10時前に帰路に就く。今日も1時に帰宅。

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