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2013/12/31

走り納め

 年賀状には「2013年の自転車走行距離は2500km」と書いた。実は、その時点で2493km。まあ、そのままで偽りではないだろうが、できれば大台に乗せておきたい。しかし、雨やみぞれが降る日が多くなかなか乗れない。さらに、雪が積もってしまった。路面の雪は1日で無くなったものの、路肩からの雪解け水でアスファルトが濡れた状態。クルマの水跳ねを浴びながら走るのは嫌だ。
 そんな時に走れるのは、天橋立の松並木の砂嘴だ。海上だから風のため積雪は少なく、観光客に踏まれて雪は解ける。自転車と125㏄以下の自動二輪以外、車両通行禁止だからクルマは来ない。ちなみに、近くに自転車道があるが、そちらは人通りがなく雪に閉ざされ走行不能。
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 31日午後、丹後半島側、籠神社近くにクルマを止め、松並木を走る。昨夜から今朝にかけて雨が降り、地面が濡れていることが予想されるので泥除けのあるランドナーを選択。
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 年末年始の休みとあって寒くても観光客がたくさん行き交う。不規則で想定外の動きをする歩行者の動きを予測しかわして走ることは、退屈はしない。もちろん、安全運転が大前提。籠神社と文殊堂、明日は初詣で賑わう寺社の間を2往復、11.15km。
 そして、2013年の走行距離、2500kmに無事到達。

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年末寒波

 年末年始の休みが始まった12月28日(土)、丹後半島の平野部も積雪。午後から夕方さらに雪は強まり、夜には大雪警報が発令された。夜、翌朝と家の周りを除雪。
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 しかし、29日は朝から快晴で雪は一気に半分くらいにやせ細った。
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おじろで初滑りするも不完全燃焼

 クリスマス寒波というほどはっきりしたものではないが、12月中旬からじわじわと寒い日が続いて兵庫県北部のスキー場も徐々に今シーズンの営業を始めた。香美町小代区(旧美方町)の「おじろスキー場」も、土日と天皇誕生日が連なった休日にオープンして、しばらくは1日券が2500円の割引料金での営業。ここでシーズン初滑り。
 今年3月に買ってずっと眠っていた太い板(177,132-100-123)に、数日前にビンディング取り付け作業を開始。完成は、前の記事の通り滑る直前だ。
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 おじろスキー場は登行ゴンドラリフトでアプローチ。新しい太板とこれまでからゲレンデで使っている板の2台を持ってゴンドラへ。太板はホルダーに入らずゴンドラ内に持ち込む。
 まずは滑りなれた板を装着してゲレンデリフト乗車。ゲレンデは、湿った雪が降りしきり、ガスも出ていて視界不良。雪面もよく見えず、下手をすると勾配すらわからない時もある。
 風はないが、防水機能の薄れた古いウェアに水がしみて冷たい。また、表面は狙い通りの新雪だが、その下の雪が悪い。前日から今朝にかけ、かなり雨が降ってすっかりクサレ雪だ。スキー場スタッフのスノーモビルまでもがスタックしている。
 さらにもう一つの不安要素。ストックが折れていた。もともと少し曲がっていたので、「く」の字に折れていることに気づいたのは、ゴンドラの中。クルマには、山用の伸縮するものもあるが、取り替えに降りるのが面倒でとりあえずそのまま滑る。「く」の字ストックには体重をあずけられず、ターンのタイミングを取るだけ。
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 結果的には滑りは大苦戦。上部ゲレンデに上がれば比較的雪質はよくなるが視界不良の度合いが増して、一長一短。
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 ここで、太板に交換。新雪で浮いてくれるおかげで、その下のクサレ雪へのコンタクトが少なく、こちらの方がいい。が、新雪吹き溜まりゾーンを移動していて転倒。くの字ストックがL字ストックに変わってしまった。まっすぐに伸ばしたら、完全に分離した。ここで、ストックと共に心も折れた。ゴンドラリフトに乗り込み下山。まだまだ、ストックを交換して滑れるだけの時間はあるが、下りゴンドラの中でウェアから沁みた水で体が冷えて完全にダメ押し。怪我や道具の破損のないうちに帰ろう。あ、ストックは道具の破損には入らない。滑る前にすでに折れていたのだから。大体ゲレンデスキー用のストックは消耗品と見なしている。5シーズン以上使っているからもういいのだ。すでに新しいものを買ってある。当然、3000円未満の廉価モデルだ。
 散々な初滑りだったが、クルマに積もった雪を落としながら「この季節が来たなぁ」という気持ちがこみ上げてきた。
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 帰り道、神鍋高原は厳しい雪道経った。4㎞ほど遠回りだが、香住回りの方がよかったか。

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2013/12/29

遊びの道具をいじる

 車庫に眠っているVigoreランドナーのフロントインナーのギアを交換。チェーンホイールはアウター46T、センター40T、インナー32Tがデフォルト。老体向け、つまりはゆっくりじっくり峠越え対応にするため、インナーを26Tへ。ランドナー用のギア板はなかなか扱っている店がなく、東京や大阪の店から取り寄せしないといけない。実は、4年半前にランドナー4サイド用キャリアと一緒に、大阪のイトーサイクルから取り寄せていた。突然思い立って、交換することに。ギア板を交換するとなると、チェーンホイール全体、つまりペダルのクランクを抜かないといけない。これにも専用の工具が必要というわけで、ネットで探してみると、Amazonで扱っていた。998円也。工具はこれだけではなくて、スパナまたはメガネレンチが必要。ところが、ナット部分の大きさが16mmというあまり使われていないサイズ。持っているスパナのラインナップは14mmから17mmに飛んでいる。というわけで、スパナも新たに買わないといけなかった。それでも店で交換してもらう工賃よりは安いだろう。
 実は、他の2台のランドナーも同様の変更をすでにしているのだが、そのときはおなじみの自転車店「BULLDOG」で交換してもらっていた。そんなことなら最初から工具を買って自分でやっておけば良かった。何せ、滅多に使わない工具を買ったわけだから。
 さらに、変更済みだった2台のうち片方は、インナーのギア板に併せてフロントディレイラーも変更する必要があった。それが今回のランドナーと同じVigore製だったので、作業前にBULLDOGで新しいディレイラーを買っていた。で、ギア板を交換してみれば元のディレイラーのままで変速できてしまった。というわけで、新品のディレイラーは出番なし。MTBやクロスバイクでも使えるだろうし、予備として保管しておこう。
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 次に、今年の3月に買ったスキー板。センター幅は100mm以上ある、新雪専用の太板。もちろん、これまでずっと出番無し。ずっとビンディングもつけないまま放置してあった。でも、そろそろ新雪を滑る時期が来た、というわけで、同時期に買っておいたビンディングの取り付け作業。板の上には色々な線が引いてあるが、アルペンスキーとテレマークスキーそれぞれのブーツセンターの位置をあわせるものがあり、そのトップ側にはなにやら10本の線が5mmほどの間隔で引かれている。これがコードセンターに当たるものでブーツのサイズによって変わってくるらしい。これを解明するだけで、だいぶ時間がかかった。新雪でトップを浮きやすくする、とか、楽にターンをする、とかいろいろな狙いでビンディング位置を若干前後させる人もいるようだが、よくわからないので素直に板とビンディングのコードセンターを合わせる。
 ビンディングの方は、まず金属のプレートを板に付ける。コードセンターの位置をあわせて木ネジで締める。その前に電動ドリルで板に穴をあけるわけだが、写真のようなドリルの固定する台があるので、位置をピンポイントで狙いやすい。板のコーティングが滑るので微妙にずれてしまう(自分の経験)。また、ハンドルを使ってドリルをゆっくり下げることができるため、勢い余って板を貫通してしまうこともない。金属プレートをテープで仮止めし、プレートの穴のど真ん中をドリルで狙う。
 ただし、板の心材が木であることが発覚。木の心材は水に濡れた部分が腐ってくるので、数年で木ねじが抜けてしまう。いくら防水と強度を出すための接着剤を使ってもだめで、一定の時期が過ぎたら打ち直しなどのメンテナンスが必要だ。その覚悟をしておかねばならない。
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 この日の作業は、金属プレートを板につけたところまで。接着剤が落ち着くのを待たないといけない。それにここまでできたら、あとは簡単。ビンディング本体は初滑りのスキー場の駐車場で取り付けた。
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2013/12/19

初冬の京都西山をMTBで巡る

 日本海側の天候が悪い晩秋から初冬の時期に京都市周辺を走っている。宇治に住む友人のいさなごのぼる君と共に走るわけだが、彼の体調不良のため2週間の延期となって、12月14日に実現。うっすら雪の積もった丹後を朝7時前にクルマで出発し、集合場所である向日市中心部、阪急東向日駅前のイオンには約束の10時より少し前に到着。高速道路、有料道路は一切使わず130kmをちょうど3時間。いさなごのぼる君は、少し遅れるようだ。風は冷たいが雪の丹後とは別世界の快晴。とりあえずクルマを止めたコインパーキングから「イオン向日町」の契約コインパーキングにクルマを移す。が、初めのコインパーキングはイオンの隣のスーパーマーケットの契約でそちらで「500円以上の買い物をすると1時間無料」とのこと。買い物をする。スーパーマーケットが密集しているが、ちゃんと客が入っているところが田舎とは違う。1日の最大料金が設定されたイオンの駐車場に移動。これで夜まで停めても500円だ。そんなことをしているうちに、宇治からの20kmを自走アプローチのいさなごのぼる君が到着し、改めてイオンでも本日の行動食を買い物。
 11:03、向日町スタート。道が狭くクルマが多い市街地を西に進み、竹薮を抜け、田園地帯に出る。ここは京都市西京区。大原野(おおはらの)と呼ばれるエリアだ。自転車もちらほら見えるが、ほとんどがロードレーサーで、たまにクロスバイク。ちなみに我々は、シングルトラックの区間もあるので、MTBである。
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 前方にはこれから登る盆地の西の山々がそびえる。そんなに走ったわけではないが、景色の変化は著しい。その都市に隣接した農村地帯を少し北上し、花の寺「勝持寺」への登りにとりつく。府道141号線だ。いきなり急坂が始まり息が上がる。花の寺の入り口の分岐を過ぎてしばらく行ったところで力つきて小休止。もう正午前なので、さっき買ったおにぎりなどを食べる。寒気の影響か少し雲が出てきているようだ。少し上に建設業者の重機置き場があり、ダンプカーが埃を巻き上げて通り過ぎた。
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 さて、登りを再開。すぐに車止めがあって、車両通行禁止。ここからはクルマを気にせずに走ることができる。さらに、激坂から普通の上り坂に落ち着き、会話をしながら進むことができるようになる。ヘアピンカーブをいくつか越えると、京都盆地の展望が開けてきた。足下には延伸した京都縦貫道。1年前にこの道を登ったときにはまだ建設中だった道路が、盆地の中の平野部と西山の境界線として引かれている。そして、わずかな田園地帯を経て、向日、長岡京、さらには宇治、城陽、京田辺などを含めた京都市を中心とする大市街地が広がる。南北に長く、北は日本海に面し、今日はといえば快晴と雪模様という具合に天候が完全に明暗を分ける京都府。その人口の偏りは激しく、南端に近い京都盆地に府民の8割、200万人が暮らしている。その市街地の中心付近の目印は京都タワー。そして、盆地の向かいの奥にそびえるのは比叡山だ。去年は紅葉のトンネル、落ち葉の絨毯だったこの道も、時期が半月遅い今年は鮮やかさは全くない。
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 登りながら今日のコースについていさなごのぼる君と相談する。今登っている小塩山から「西山」と呼ばれる盆地の西側の連山を縦走するコースは、20年前に刊行された「関西MTBツーリングブック」に掲載されているコースの一部である。1年前にはそのまま利用させてもらったのだが、その後地図を見ていて思いついたコース案を提案してみる。全く新しいコースというわけでなく、一部変更という程度だが、アップダウンはかなりきつくなる。それでも、同じコースの繰り返しよりも新たなコース開拓の方が楽しいということで、もう少し先で判断する事にしながらも、前向きに検討することでまとまった。
 てっぺんにアンテナを頂いた小塩山。山頂手前から淳和天皇陵道というシングルトラックが尾根を下っている。山頂部にある淳和天皇陵への道と言うことのようだ。入り口は非常にわかりにくい。ガードレールに巻かれたピンクのリボンとペンキの丸印、車道の反対側の「淳和天皇陵へ」の道標などで見つけないと行けない。ちなみに、地図に示された破線とは若干違う場所にある。
 小塩山山頂はブッシュに囲まれて展望はないので割愛。シングルトラックに突入。最初は我々の技量では乗車できないがすぐに楽しく乗れる勾配となる。しばらく下っていったら、分岐。右に行けばすぐに金蔵寺で、シングルトラックは終わる。やはりそれでは物足りないので、直進、つまり大原野まで下る尾根コースを選ぶが、ここで小休止。
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 尾根のダウンヒルは、標高差400m以上となかなかのボリューム。勾配がきつすぎたり、ガレていたりですべて快適に乗車できるわけではないが、自分の技量で乗れるかどうか試行錯誤しながらというのも楽しい。何人かのハイカーとすれ違ったり、追い越されたり。最後は、動物除けのフェンスを越えて竹藪の中のダブルトラック。ダートから舗装へ。延伸したばかりの京都縦貫道の上を立体交差で越える工事区間に分かれ道があり少し迷走。どうにか、府道733号線にたどり着く。このダウンヒルで終わりにするのも少し物足りないので、また登り返すのだ。
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 とりあえず、舗装の車道を標高差200m。勝持寺の手前に分岐を右にとり府道と分かれる。そして勝持寺の入り口からシングルトラックへ。残念ながら、ほとんど登り。出だしだけわずかに乗れるものの、途中からはつづら折れの急登の押し登り。さすがに疲れてきた。勾配がゆるんで乗車可能となったら、すぐにピークがきて下りとなるが、それもつかの間、舗装路に突き当たる。シングルトラックに入ってからも標高差150m。登り返しのトータルは350m。小塩山の登り550mとあわせると、本日900mも登ったことになる。
 舗装路に突き当たる直前、我々と反対方向からロードレーサーらしき自転車が登ってきた。止まらずに通り過ぎたのでよくわからなかったが、ブロックタイヤを履いているようだった。あれで、急なつづら折れを下るのだろうか。
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 さて、たどり着いた舗装路は、府道733号線で、本来は突き当たりを右にとり、すぐに東海自然歩道を兼ねた舗装路を左折して善峰寺へ行って府道208号線を大原野へ下る予定だった。ところが突き当たりを左に行ってしまった。緩い登りですぐに逢坂峠を越え、ダウンヒルとなり、金蔵寺下の分岐で道を間違えたことに気づく。もう登り返す気力も体力もなく、どうせ大原野に下るれるんだからいいや、とそのまま下っていく。途中でライトを装着、点灯し、京都盆地の夕景を眺めながら長い舗装路のダウンヒルを堪能する。
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 大原野では、クルマの多い道を避けて川沿いのダート道や狭い路地を選ぶ。最後はクルマのあふれる市街地走行。夕暮れが近づいて、薄暗くなってきた。向日町に到着。いさなごのぼる君とはここでお別れ。また来年。家まであと20km、頑張ってね。
 11:03~16:46、約30km。
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 さあ、帰る前にヨドバシカメラに寄っていこう。MTBをクルマに収めてから、徒歩でJR向日町駅へ。この片道1km弱が結構脚に堪えた。京都駅前のヨドバシカメラで買い物をしたりラーメンを食べて、東向日に戻ったのは19時過ぎ。クルマに乗り込み帰宅は22時半頃。

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2013/12/07

金星と月

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 12月5日17時半、出先でクルマに乗ろうとしたら、空に明るい星が見えた。「宵の明星」、金星だ。数日前から目立っていたのだが、この日は近くに三日月がある。そうだった、今日明日が月と金星の見た目の最接近だった、と思い出す。先月、つまりこの前の三日月の時にも金星都の接近があったが、今月の方が金星が明るい。最大光度が12月7日なのだから。
 早速カメラを向ける。コンパクトデジカメだが、対象の明るさを判断してシャッタースピードが落ち、数秒間シャッター開放となる。これは手持ちの撮影は無理。小型動画カメラをいろいろな場所にい固定するホルダーや100円の小型三脚を使ってみるが、狙いを定めてカメラを固定するのに一苦労。シャッターボタンを押す力でカメラがぶれるので、セルフタイマーでシャッターを切る。使い勝手のよいちゃんとした三脚は家だし、取りに帰ったら金星や月が沈んでしまう。明日からは天気が悪く今日しかない、と粘る。駐車場を歩く人が、何をしているのかと視線を向けてくる。
 最初と最後に撮った写真のタイムスタンプの差は13分。寒かった。
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 月が偏っているのは、狙いにくかったことの現れ。金星に角が生え、いわゆる星形になってしまうのは、コンパクトデジカメの限界か。

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紅葉鮮やか山城の三上山

 毎年、日本海側の天気が悪い晩秋から初冬の時期に、高校の同級生で宇治在住のサイクリスト「いさなごのぼる」くんと京都市周辺を走っている。ずっと、宇治以南が舞台だったが去年は西山を開拓した。日程調整が難しく、小雨決行で時折小雨と小雪が降る中の走ったのが去年。今年は天気のいい日に同じコースでリターンマッチという計画。しかし、Xデーの11月30日を直前にして「体調を崩した、来週か再来週に延期してくれ」という電子メールがいさなごのぼるくんから届いた。延期は別にかまわないのだが、その日城陽在住の元同僚「青波ごん太」くんの家を訪れる約束をしていた。こちらも延期してもらおうかと思ったが、忙しい青波ごん太くんに、「来週か再来週」という不確かなスケジュール調整をお願いするのも気が引ける。それに、いさなごのぼるくんからの連絡が来た時点で、30日の京都府北部の天気予報は時雨模様で、南部は晴れ。そのままひとりで遠征を決行することにした。もちろん、いさなごのぼるくんとのツーリングも消えたわけではないので、西山は温存。城陽まで行くのだから、井手町の「万灯呂山・大正池コース」か木津川市山城町の「三上山コース」にしよう。ダートのダブルトラックがあるので、ランドナーで走ろう。
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 起きると屋根に少し雪が乗っかっていた。家から見える標高600m級の山も今季初冠雪だ。ただし、もっと内陸の大江山連峰はまだ。海からの風が届かなかったようだ。8時にクルマで出発し、高速道路・有料道路はいっさい使わずに。紅葉で名高い長岡京市の光明寺周辺の渋滞が心配されたが、少し混雑した程度で住んだ。道路が大渋滞するのは朝のオープン間際だけのようだ。何せ狭い道だから、ただ通過するだけのクルマも、駐車場の秋を待つクルマの列に入り乱れて動かなくなるのだ。
 目標を万灯呂山・大正池コースに定めて、正午頃井手町多賀に来たが、クルマを停める場所がなかなか見つからずうろうろするうちに、多賀フルーツラインに「通り抜けできません」の看板を発見。大正池まで行けないということだろうか。それを見て、三上山コースに変更。山城町に南下。こちらでも注射場所を探してうろつくが、棚倉駅前の看板を見て、不動川公園というところに駐車場があるようだ。行ってみると、駐車場は満車で、クルマが道路脇の空きスペースに停まっている。ちなみに、不動川公園とは遊具やテニスコートなどがある大きな公園のようだ。私も道路脇にクルマを停める。
 ランドナーにブロックタイヤを装着してスタート。気持ちの良い快晴だ。北部も直前に晴れ間がある天気予報に変わったが、ここまでの快晴ではないだろう。ということで、クルマで4時間もかけてやってきた値打ちがあったということにしよう。
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 まずは、JR奈良線に沿って南下してから神童寺集落へ向かう道に入る。道は東に向かい、山間部に入っていく。神童寺集落をかすめるようにして、「山城町森林公園」へ。こちらには、キャンプ場やバンガローがあり、この時期は沢山のモミジが色づいてとても綺麗だ。
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 森林公園を過ぎると、さらに登りが厳しくなり、三上山を目差していく。その三上山は、山頂直下まで舗装路が続いている。2年前に来たときには、少しダートが残っていたような気がしたのだが…。山頂へのシングルトラック入り口に、「舗装工事中」との看板。舗装しないでくれよ。
 シングルトラックの入り口には、オフロードバイクが2台止まっていた。どちらも250ccで大阪ナンバー。ランドナーを押して登ろうとしたら、シングルトラックを二人組の男性が降りてきた。オートバイのライダーのようだ。挨拶を交わしてすれ違う。
 ほとんど階段ばかりの道を押し担ぎで登り、山頂の展望台へ。標高は473m。ちょっと靄がかかっているが、いい眺め。加茂の高層マンションも見下ろせる。京都市街に京都タワーを探すが、余りよくわからない。南山城エリア最高峰の鷲峰山は山頂の電波アンテナが目印。
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 展望を楽しんだら下山開始。まずは階段を押して担ぎで下ろし、わずかにシングルトラックを乗車で下って、ダブルトラックへ。登ってきた道とは反対方向、北側の井手町飛び地「平ヶ谷」の集落を目差して下る。かつてはずっとダートだったのだが、半分以上舗装されてしまっていた。初めのうちは少しアップダウンがあり、登り返しでは深い砂利と溝に苦戦した記憶があるが、舗装のお陰で楽だった。それでもせっかくのダートは残して欲しい。少しだけ残ったダートには、オフロードバイクの轍がうっすら見える。先ほどの2人組だろう。彼らもがっかりしているのではないか。
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 数軒が残るだけの平ヶ谷。土地所有の関係で井手町の飛び地となったという話しは、3年前にここに下ってきたときにばったりであった畑仕事のお母さんが話してくれた。
 さあ、平ヶ谷から天神川に沿ったダブルトラックに突入だ。こちらは、全く舗装される気配はない。今は、山を越えて井手町田村新田に至る舗装路ができて、そちらがメインルートだ。だが、かつてはこの天神川沿いの道がメインだったということも、前述のお母さんから聞いた話だ。
 ここにも、オフロードバイクの轍が見える。前方からスクーターがやってきた。長靴を履いているので、この道沿いの畑で作業をしてきた人のようだ。さらに進むと、今度はオフロードバイク2台がやってきた。三上山で出会った人たちだ。つまり、引き返してきたのだ。もしかするとこの先行き止まりになっているのか、と不安がよぎる。でもなにもいわれなかったし、バイクはだめでも自転車は大丈夫ということもある。持ち上げたり、担いだりできるのだから。
 進むにつれ、道は荒れてくる。ガレ場があったり、ぬかるんでいたり、溝が掘れていたり。とはいえ、サスペンションのないランドナーでも十分乗車でクリアできる。サスペンションのあるオフロードバイクなら走破可能だと思うのだが。
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 ヘルメットにカメラをつけて動画を撮影しながら走っていたのだが、メモリがいっぱいになってしまったので、自転車を止めて古いデータを消去していた。そのとき反対側から勢いよくオフロードバイクが通り過ぎていった。彼は、下ってから引き返したのでなく、下から通り抜けてきたように思われる。ただのカンだが。
 カメラをセットしてさらに下ると、荒れてはいる物の行き止まりにはならず、そのうち路面が落ち着いて田んぼの中に飛び出した。もう安心だ。オフロードバイクの2人組は、荒れた路面に自信がなくて引き返したのかも知れない。そういえば、すれ違うときに止まって道を譲ってくれたのだが、片方は路肩に寄せられず真ん中で立ち往生するような譲り方だった。
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 割れてでこぼこのコンクリート舗装で田んぼの中の道は終わり、沢に沿った細く急な下りを経ていわゆる下界の集落に降り立つ。不動川公園に戻るとすでに日没直前。時刻は、16:30で公園の駐車場の閉門30分前。そちらに入れていても間に合ってはいるが、やはり時間制限はない方がいい。外に停めて正解だった。13:40~16:30、23km。
 でも今から城陽のに行っても、時間が早すぎる。青波ごん太くんが帰宅する18:30過ぎをめがけていきたい。
 今度はランドナーに舗装路用のタイヤを装着し、木津川沿いを走る。まずは右岸を玉水橋まで北上し、左岸に渡って木津川自転車道へ。薄暮から夜のとばりの降りる時間だがクルマを意識せずに走れる自転車道というのはありがたい。7kmほど北上し、田辺の近鉄線で折り返し。往復で14km強を走った。16:50~17:45。
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 17:45にクルマに戻り、自転車をクルマに積む。ところが、テールランプを外したとき、ランプのパーツが外れて落ちてしまった。ヘッドランプを照らして探す。地面をいくら探しても見つからない、と思ったらフロントの変速機に引っかかっていた。18時過ぎに城陽に向けスタート。距離は10kmもないのだが、渋滞でなかなか進まない。30分かかった。ちょうど青波ごん太くんの帰宅とドンぴしゃ。夕食をごちそうになり、10時前に帰路に就く。今日も1時に帰宅。

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2013/12/03

篠山盆地の南の縁、そしてアバランチナイト大阪

 11月26日、NPO法人「日本雪崩ネットワーク」の雪崩安全セミナー「アバランチナイト」が大阪で開催された。この時期、日本海側は時雨が多い。南に行く機会を生かさねば。
 雨の丹後から曇天の福知山を経て、2時間で篠山。快晴だ。盆地の南の端を東西に走る国道372号線を越え、山間部に切り込んだ谷間の木枕という集落のはずれの空き地にクルマを止め、自転車にホイールと泥よけを装着して準備。
 盆地の内部側に下り、国道372号線へ。自転車の準備をしているときから笛の音が聞こえていたが、木枕集落の中を3~4人の和服姿の男性が歩いていて、その中の一人が笛を吹いているのだった。別の一人は獅子頭を背負っている。祭りだろうか、それともお祝い事だろうか。聞きたかったけど、勇気がなくて聞けなかった。
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 国道372号線を東に進む。クルマ、それも大型輸送の交通量が多いが、盆地の北方にそびえる多紀連山の眺めがいい。主峰の三嶽、岩登りがおもしろい小金ヶ嶽、その間の峠「大たわ(たわの字は「山定」)」がよくわかる。
 国道を6km進んで、篠山市役所城東支庁舎がある日置集落に到着。真っ黄色に色づいた大きな銀杏の木と、こんもりとした剛山が目立つ。歩道は銀杏の落ち葉が敷き詰められた黄色い絨毯だ。
 日置からは県道12号線を南下。北摂猪名川を訪れるときに通る道で10回以上通っているはずだが、クルマと自転車ではずいぶん景色が違って見える。
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 県道12号線から308号線へと右の分岐し曽地中、曽地奥と農山村をたどっていく。のどかな山里だが、塀や蔵が立派な農家が目立つ。
 県道308号線は曽地奥の先で行き止まりだが、集落から南に分岐する細道を発見。これが本日お目当ての曽地奥林道だ。その道が越えていく山は、その高さこそ知れているが、覆い被さらんばかりにそびえている。完全一車線でその壁のような山にとりつく。ほとんど交通量はなさそうだが、クルマの轍の部分だけ落ち葉がなくなっているので、全く通らないということではなさそうだ。予想通り、斜面に張り付く道はなかなかの急勾配。ヘアピンカーブを繰り返して標高を上げていく。赤や黄色、そして褐色に色づいた木々に西日が当たってきれい。高度が増すと、盆地を隔てて対峙する多紀連山がよく見える。
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 程なく峠に到着。反対側もまだ篠山市。そして、下りも急勾配だ。舗装路だというのに、ブレーキをかけると後輪がすぐロックしてしまう。動物除けのネットを越えたら後川奥の集落。まばらに民家がある。曽地奥林道では全くクルマに出会わなかった。
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 きっちりと護岸された羽束川に沿った道をさかのぼり、三田市との境の峠を目指す。どんどん日が落ちてきた。峠についたときには、日没寸前。
 アスファルトの道は、峠から南に進路を変え永沢寺という寺の名前がそのまま集落名という里に続くが、まっすぐ続くコンクリート舗装の急な下りを選ぶ。やっぱり自転車はこういう道がいい。
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 谷間の田んぼのあぜ道のようなコンクリート舗装のダブルトラックは、2車線のアスファルトの立派な道に合流。母子の集落へ。山間部の小さな集落なのだが、現代風の洒落た作りの家が並んでいる。美術館かと思うが、番犬が吠えているので民家だろう。母子から県道49号線となり、たまにクルマが行き交い路線バスも通る。曽地中以来のクルマとの遭遇だ。日が暮れてきたので、前後にライトを灯す。
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 さあ、クルマが止めてある木枕へ、最後の峠越えだ。といっても、母子側からはわずかな登り。これで、三田と篠山の市境を越え、下りは標高差270mだ。ウィンドブレーカー代わりの合羽を着て下る。1.5車線の細い道だが仕事帰りと思われるクルマがちょくちょく通る。やはり明るいLEDライトは心強い。篠山市街の夜景に向かって走る。
 木枕集落まで降りてきた。窓から漏れる明かりが暖かい。14:55~17:27、24.5km
 急いでクルマに自転車を積み込んで、篠山口駅へ。
 18:08の列車に乗り込み、JR大阪駅に着いたのは19:19。アバランチナイトはすでに始まっている。会場は駅から近いが、それでも到着は19:45。前半の内容はほとんど終わりかけていた。まあ、前半の内容は過去に参加したときとそう変わらないはずだし、雪崩ネットワークのWebサイトでも読める。お目当ては、後半、昨シーズンの雪崩事故の調査報告だ。そして、今年はつい3日前に起こった立山連峰真砂岳で7人が犠牲になった雪崩事故の話が聞けるのではないかと期待している。実際、最後に少し触れておきます、という形で話は始まったが、聴衆の注目度などその日のメインの内容と言っていいインパクトがある話だった。
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 21:10にアバランチナイトは終わり、ラーメン屋へ。狭い店内はほぼ満員。カウンター席唯一の空席に着く。一足先に入店した女性5,6人のグループが注文をとりまとめている間に、先に私の注文が通りあっという間にラーメンが出てきた。替え玉も素早く出てきて、間に合わないと思っていた21:54の列車に間に合った。23:00に篠山口到着。クルマのフロントガラスが薄く凍っていた。1:00に帰宅。

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丹後の海と但馬の高原

 11月になって時雨れ模様の日が多くなった。せっかく時間があっても、自転車に乗れない日が増えた。11月中旬のこの日も、昼前から体が空くものの時雨の予報。しかし、実際には晴れ間がのぞく空模様。
 というわけで、京丹後市久美浜町の海沿いの駐車場にクルマを止めて自転車を下ろす。日差しがあるので、車内はぽかぽかだ。
 自転車に前後の車輪を装着し、反時計回りに久美浜湾一周スタート。湖といっていいくらい閉じた入り江で、海とつながる水道には橋が架かっているので、ぐるりと完全に一回りできる。反時計回りならば、畔にへばりついて走れる。晩秋の日差しを受け、色づいた木々と青く穏やかな海を見ながら走る。風は南西。日本海には時雨を降らす雲が迫っているが、南のベクトルを含んだ風に押し戻されて上陸できないようだ。ちなみに気圧配置は基本的に西高東低だが、高気圧が南寄りに張り出し南高北低に近いような状態。
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 約18kmを1時間20分かけて一周した。
 さあ、自転車を積み込んだクルマで移動。府県境を越え豊岡市日高町へ。豊岡市街で昼食をとったが、実質の移動時間は30分ほど。
 神鍋高原の入り口の別荘地にクルマを止めて自転車を下す。赤い紅葉が美しい。少し雲が出てきたが、雨は降っていない。風が冷たく感じられるのは、高原に来たせいか、それとも天候の変化のせいか。
 国道482号線を少し登って高原に入り、高原をぐるりと一周。標高1200mを越える山では数日前に初冠雪の知らせがあったが、神鍋高原の南西側は標高900~1000m級の山脈にはまだ雪はみられない。一度積もったけど解けたのかもしれない。
 紅葉と柿の実の色が鮮やか。雲が出てきた分、日差しに変化が現れる。雲間から光線が地上に降りて、いわゆる「天使の梯子」だ。30年前、私が子供の頃には神鍋高原に9つのスキー場があった。現在も営業しているのは、3つだけだ。10年以上前に営業をやめた北神鍋スキー場を見に行く。かつてゲレンデがあった山肌は離れた場所からも見えるが、すっかり木々に覆われ、過去を知っている人以外はそこにスキーゲレンデがあったことには気づかないだろう。ゲレンデベース部はゴルフ場だ。
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 現在も営業を続けているスキー場の1つ、アップ神鍋スキー場のゲレンデを通る。アスファルトの車道も、雪が積もればゲレンデの一部となる。すでにリフトのワイヤーには椅子がぶら下がり、その下をくぐる。右手法面は、「北壁」と呼ばれる急斜面。その下でパラグライダーの練習中。
 いったんゲレンデを離れ、宮ノ森ゲレンデの脇に出た。すでに人工雪で営業中だ。高原に来る途中、スノーボードを積んだクルマとすれ違ったのだった。ちなみに、この前の週末、15日からオープンとのこと。
 時折、かすかな雨を感じながらクルマに帰着。約13kmをやはり1時間20分ほど。

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