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2013/11/23

扇ノ山MTB雪中行軍

 11月12日に中国山地の最高峰、大山が今シーズン初冠雪。平年より10日あまり遅い。溜めて引っぱった挙句に強い寒波に見舞われると、他の山もまとめて冠雪というパターンがありえる。今年がまさにそれ。ハチ・ハチ北スキー場のサイトからも雪の知らせが届いた。まだ雪が残っているかなあ、と思いながら扇ノ山を目指した。
 16日、小春日和。神鍋高原を越えるとき標高900mの奥神鍋スキー場の最上部ゲレンデに注目したが、雪は見られず。降らなかったのか、解けたのか。ただし、麓のゲレンデには人工雪。
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 湯村温泉を抜け兵庫鳥取県境の蒲生峠の手前を左折し上山高原へ。しかし、「通行止」を知らせる案内板。なんと、海上集落の先で通れなくなっているとのこと。とりあえず今日は、国道9号線に戻り、蒲生峠を越えて鳥取県側から河合谷高原に上がればいい。ただし、問題は来年の春の雪遊びだ。例年4月中には上山高原までの除雪が完了する。しかし、降雪間近の今の時点で通行止めということは、開通は来年の雪解け以降である公算が大きい。
 帰宅してから、新温泉町のWebサイトで調べてみると、土砂崩れでシワガラの滝入口上から上山高原までの区間が9月10日から通れない。しかも、復旧の予定は約1年後の「来年秋頃」とのこと。1年のほぼ半分が雪に閉ざされるわけだから仕方ないわけだが、それにしても痛い。
 県境のトンネルを越えてすぐに県道31号線に左折。今いる岩美町から鳥取市国府町へ十王峠を越える。この峠の岩見町側が完全1車線の曲がりくねった道。ここが難所。除雪をされるのだろうか。あるいは、4月下旬には雪が解けているのだろうか。もしだめなら、鳥取市街まで大きく回り込まなければならない。半年先の不安が頭から離れない。
 十王峠を越えたら、河合谷牧場への道へ左折。赤や黄色に染まる木々が美しい。しかし、山麓や山腹を行ったり来たりして、兵庫県側の道と比べてかなり長い。標高900mを越えた辺りから、道路脇に雪が現れだした。
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 標高1000mを越えたところで兵庫県新温泉町側からの道と合流している。県境を挟んで、扇ノ山の登山口があって、その間は1kmもない。鳥取県側「水とのふれあいの広場」にクルマを停める。すでに10台ほどのクルマが並んでいる。山水を汲んでいる人もいる。通行止めのせいかクルマは少ない感じ。鳥取ナンバーが多いが、中には島根や山口のナンバープレートを着けたクルマまである。もう昼前なので、最後の入山者かも知れない。
 クルマからMTBを下ろし、車輪を組んで出発準備。登山道にも雪が予想されるので、完全防水のトレッキングシューズにスパッツを装備。
 河合谷登山口が目と鼻の先なのだが、そちらには下山する事にして、車道で兵庫県側の小ヅッコ登山口へ。県境を越えると、いきなり路面が真っ白の雪に覆われた。とはいえ、凍結しているわけではなく、薄い雪なので、タイヤのブロックパターンでしっかりグリップする。小ヅッコ登山口にはクルマが一台停まっていた。
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 登山道にも当然雪。MTBを押して進む。山頂は、どのくらいの積雪なんだろう。
 進むにつれてだんだん雪が深くなってきたような気がする。トレッキングシューズは完全防水だが、足首のカットが低く、靴の中に雪が侵入してくる。とりあえず河合谷登山口からの道との合流点までは行こう。こちらは木の根の段差などが多くて元々MTBでは走りにくいし、登山道としては河合谷からの方が歩く人が多いので雪は踏まれて解けているかも知れない。
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 というわけで、兵庫側と鳥取側の登山道の合流点まで来たが、雪は登ってきた分深くなっている。まあ、乗れる乗れないは別にして、登山道は平坦なのでMTBを押して行くことにする。
 下山してくる人とすれ違うようになる。グループも単独も年輩の男性ばかりだ。見れば、普通の登山靴にスパッツの足回り。このまま山頂まで行けそうだ。ただし、いつしか靴の中はずぶ濡れとなっていた。
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 大ヅッコの手前、登山道が急に鳴り始めたところでMTBをデポジット。ちょうど登山口から山頂までの中間くらいか。体だけで山頂を目差す。
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 大ヅッコを越え、鞍部へ下り、山頂へ。雪はさほど増えなかった。畑ヶ平からの道にも、数人の足跡が付いていた。
 そして無人の山頂到着。ふるさとの森登山口からの道にも足跡。
 霞んであまり展望は良くないが、氷ノ山もまだらに冠雪しているのがわかる。三室山、後山はぼんやりとしか見えないし、大山は全く見えない。
 山頂小屋に入りパンを食べて一休み。
 さあ下山開始。とりあえずMTBまではただひたすら歩く。
 MTBに戻ったら、さあ雪のシングルトラック。どうなることやら。
 初めは雪が重くて、押して進む。少し雪が薄くなってきたところで乗ってみる。何とかペダルを漕いでいける。雪が詰まってブレーキはほとんど効かないが、幸い雪の抵抗でスピードもでない。
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 徐々に下り勾配が増し、ペダルが軽くなる。雪がある分、木の根の段差が埋まって楽になる面もある。とにかく、いつものシングルトラックとは違うのが楽しい。
 登山道の分岐から河合谷コースへ。だいぶ降りてきたので雪が薄くなり、快適にとばせる。濡れた木の根に注意は必要だが、ほとんど雪による影響はない。
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 最後は階段を担ぎ下ろして舗装路へ出る。水とのふれあい広場までの100m程を全力で走り、スポークに詰まった雪を吹き飛ばす。そのまま広場の池に入ってタイヤの雪も洗う。
 クルマは最後の1台だった。
 紅葉を楽しみながらクルマで帰路に就く。十王峠を越えず鳥取市により道。ラーメンを食べる。

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2013/11/18

猪名川南部MTB周遊その2(柿ノ木鉱山跡コース)

 11月中旬になって、なかなか自転車に乗れる日が少ない。低気圧が来て雨が降り、低気圧が東に抜けたら冬型気圧配置で日本海側は冷たい時雨模様、そして移動性高気圧に覆われて春を思わせる陽気(これが旧暦10月が「小春」と呼ばれる由来)というこの時期本来の周期にならず、冬型気圧配置が何日も続く。
 こんな日に自転車に乗るためには、どこまで南下すればいいだろうか。これだけ寒気が強いと、福知山、いや篠山でもまだ怪しい。となると、北摂まで足を伸ばす必要がある。となるとMTBだな。20年前に発行された「関西MTBツーリングブック」を開く。
 南下するに従って空は明るくなって行くとはいうものの、予想通り篠山も小雨が降りしきる空模様。いや、後川を過ぎ大野山の麓を超えて杉生まで来てもまだ降り続いている。猪名川町の南部、万善の「道の駅いながわ」まで来るとどうにか雲は切れ、時折日差しが降り注ぐ空。通り雨は覚悟しないといけないが、それでも走れる雰囲気だ。とにかくギリギリだった。これより南に行けば、市街地となってしまう。
 駐車場にクルマを止め、MTBのフレームに前後輪を装着して準備を整える。その間、日が射したり陰ったり。自動二輪も見受けられるが、寒さといい雨といい厳しい条件だ。それでも乗りたい、その気持ちはこちらも共通だ。
 3週間前の「猪名川南部の自然歩道をMTBで周遊」のときとほぼ同じエリア。日は短いし、通り雨に出会うかもしれないので、比較的アップダウンの少ない軽めのコース。
 道の駅から県道12号線を南西に進むと、1kmを行かないうちに屏風岩。川岸の崖が屏風のようになっている。前回よりも木々が赤く色づいて晩秋の雰囲気が増している。本当は屏風岩のすぐ手前を川沿いに北上するのだが、それがよくわからずに少し先の猪名川国際ゴルフ場入り口までいってから地図を見て引き返す。
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 屏風岩の分岐で県道を逸れ北上開始して200mでまた分岐。どっちだったっけ、と地図を見て右の道を行くが、実は左が正解。思いこみによる勘違い。ツーリングブックをコピーして持って来るべきだった。猪名川クリーンセンターのある小さな峠を越えて少し下ったところでようやくそれに気づく。自転車を止めて地図を見ていると、田んぼをの向こうの民家につながれた犬が、しきりに吠えてくる。道を間違えたことを非難されているようだ。
 峠を越えて引き返す。今日のコースは余りにも軽いので、こうやって迷走して距離を伸ばすのは、それはそれで悪くない。クルマは少ないし、紅葉は綺麗だ。せっかく、片道100km超のアプローチを経てのツーリングなのだから。
 屏風岩の近くの分岐まで戻り、「すさのお(素盞嗚)神社」を目差す。
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 背後を山林、左右を田畑に囲まれたすさのお神社に参拝。裏山、柿ノ木鉱山跡を通るのシングルトラックが最初のステージだ。しかし、どこがシングルトラックの起点かわからない。やっぱりツーリングブックのコピーが必要だった。
 仕方ないので少し引き返す。確かツーリングブックのイラスト地図には、南側にも入り口があり、山中で合流していたはずだ。ただし、国土地理院の2万5千分の1地図にも、昭文社の「山と高原地図北摂・京都西山」にも記載のない道なのだ。GPSレシーバーの地図で道がつけられそうな地形を読みながら行くと、それらしき入り口があった。
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 入ってすぐは雰囲気のいい林間のシングルトラックだったが、すぐに沢となり、さらにはかなり鋭角的なV字の割れ目となった。まさに、道というより割れ目だ。深さも1mほどあり、MTBを割れ目にはめ込むとそのまま垂直に立っている状態。割れ目の深さや幅、周囲の木の生え方により、MTBを担いだり、割れ目の脇に乗り上げたりしてどうにかこうにか進む。
 割れ目のような道に苦労したが、それもしばらくの間。普通のシングルトラックとなり、入り口を見つけられなかったすさのお神社からの道と合流。そこが最高地点。MTBにまたがって、下りに変わったシングルトラックを行く。道は概ね平らで、下り勾配は緩く、乗りやすい。ああ、快適。
 ツーリングブックのガイドには、どこが鉱山跡かわからないまま行く、とあるので探しもしなかったが、ネットで見つけたとある記録にはちゃんと鉱山跡が載っていた。
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 さて、あっという間にシングルトラックを反対側に通り抜けた。先ほど分岐を間違えていった道の途中だ。引き返すときに、ここだろう、と見つけていた所だった。
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 再び猪名川クリーンセンターの峠を越えて、下阿古谷へ。3週間前にも見た風景だ。前回のコースとクロスする形で、県道603号線を日生中央方面へ少しだけ南下。山田橋の手前で県道を逸れ、民家の横からダートのダブルトラックで山林へ入っていく。緩やかな登りで、乗車のまま行ける。岩ヶ谷山の南にあるダブル及びシングルトラックがこの日の第2ステージだ。
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 200m弱進むと、右手はため池となる。しばらくはため池沿いの平坦な道で、ため池が終わると分岐。道をたどる。ちなみに左は岩ヶ谷山に向かう。ダブルトラックの真ん中に倒木が倒れていたり、水で道が大きく削られていたりと荒れ放題。それでもしばらく進んでいくと、フェンスが道をふさいでいた。勝手に開閉できると思って近づくと、なんと鍵がかけられ「立入禁止」の文字。道だけでなく、週の沢や山肌までフェンスは延びていて、しかも上辺には有刺鉄線、と厳重にふさがれている。さらに、引き返せ、とばかりに雨が降ってきた。仕方がない、引き下がろう。
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 結局ダブルトラックは予定コースよりは少し短いが復路で楽しめた。ただ残念なのは、通り抜けるトリップ感を味わえなかったことだ。「となりのトトロ」でメイがブッシュのトンネルを通り抜けるとトトロが眠る大木の虚(うろ)に出たような、あのトリップ感である。
 山田橋まで戻った。さあ、あとは道の駅までどの道で帰ろうか。地図を広げる。シングルトラックで大谷山の山頂を経由するという案もあるが、雨ですっかり気持ちが萎えた。前回のゴルフ場のコースの真ん中を通り抜けるシングルトラックも却下。穏やかに舗装路を帰ろう。日生中央方面に出てクルマの多い道を走るのもいやなので、またクリーンセンターの峠を越えて戻ることにする。雨は弱く、ウィンドブレーカーとしての活用も考えてフロントバッグに入っている合羽を着るほどでもない。これから越える小さな峠で合羽の中にかく汗の方が衣類を濡らすのではないかと判断したわけだ。
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 結局、1.5往復、クリーンセンターの峠を3回越えることとなった。田んぼの向こうの犬も、2回目以降は吠えてもくれなかった。
 雨はすぐに止んで、無事道の駅に帰着。晩秋の山里を楽しんだ。走行距離は19.6kmだった。

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2013/11/14

うらにしの季節

 11月になって一気に季節が進んだ。この時期の日本海側では、朝は晴れていてもいつの間にか空は雲に覆われ時雨模様となることも珍しくない。「弁当忘れても傘忘れるな」といわれる
 丹後では、11月8.9日と一時的な雨が降る不安定な天気。8日は朝のうちの雨が昼前には上がり、午後は回復して小春日和、と思ったら昼下がりに突然スコールのような雨。9日は朝から小春日和、のはずがやっぱり夕方に弱い雨。「弁当忘れても傘忘れるな」という訳ね。
 雨量は大したことないし、降り続く雨ではないので、朝の時間さえ降っていなければ、二輪通勤は可能。帰宅は止み間、あるい小降りのときを狙えばよい。しかし路面は濡れているわけで、この時期通勤に使う自転車には泥よけが強い味方。この時期に自転車通勤するために、小径車に純正の泥よけをつけたわけだからね。
 しかし、日曜日にはまとまった雨。寒冷前線が通過し、西高東低の気圧配置となり、週が明けて11,12日はこの時期としては強めの寒波。冷たい雨が降り続いた。13日になって、雨の止み間が現れ、日も射すようになったが、やはり降るときにはしっかり強く降る。二輪通勤は見送り。こういう日には、虹が見られる。
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 12日、山陰地方の最高峰、伯耆大山に今シーズン初冠雪のニュース。去年、一昨年と10月中に冠雪していたのだけれど、今年は平年よりも11日遅い。

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2013/11/11

錦秋の氷ノ山をMTBで周回

 久しぶりに氷ノ山で紅葉・黄葉を見ようと思った。冬には毎年何度かずつ入山しているが、雪のない時期はいつ以来だろうか。調べてみたら、2011年6月以来、2年5ヶ月ぶりだ。ただし、このときは三ノ丸まで。山頂に到達したのは、2009年10月、とさらに1年8ヶ月さかのぼる。ところで氷ノ山は、雪があればテレマークスキー、雪がなければMTBという風に、登頂のあと下りを楽しめる山。もちろん今回もMTBを使う。
 MTBで下りを楽しむには坂ノ谷コース。三ノ丸から南に延びるなだらかな尾根の一つにつけられた登山道だ。ただし、登山口までアプローチの林道は、距離も標高差もあるためクルマでアプローチしたい。休日の天気が悪い日もあり、朝から動ける日がなかなかないのだ。しかし、その林道は路面が荒れて厳しい。実は2年5ヶ月前の前回、下山してクルマで林道を戻っていたらタイヤのサイドが裂けるパンクをした。古いタイヤだったので惜しくはなかったが(ちょうど更新の機会となった)、やはり現場でのタイヤ交換は面倒だ。しかも今の時期は日が短い。日が暮れゆく中での作業は心細い。それと、この秋には台風が何度もやってきた。夏にも集中豪雨があった。通行止めになっていないか、心配だ。ネットで最近氷ノ山の登山の記録をあさってみるが、戸倉から坂ノ谷林道の通行の記録はない。
 しかし、横行からアプローチして大段ヶ平登山口から入山、11月初めの最新の記録があった。しかも、オンロードのオートバイでのアプローチ。これを見て、大段ヶ平から入山、山頂に上がり三ノ丸を経て殿下コースで下山、山腹の林道で大段ヶ平へと戻る周回コースが頭に浮かんだ。自分の記録を見返したら、2002年の7月にたどったコースだ。坂ノ谷コースから分岐する殿下コースは、坂ノ谷コースよりも短いが十分MTB向き。なにせ日の短い時期のこと、坂ノ谷コースのピストンでは、山頂をあきらめ三ノ丸までとなる可能性も高い。というわけで、大段ヶ平起点の周回コースに決定。
 さて、養父市大屋町の天滝の近く、中間から横行へ。渓谷に沿った紅葉が素晴らしい。三脚を立ててカメラを構えるカメラマンも見られる。道は横行集落を過ぎてから細くなるが、舗装のまま山腹を巻く林道へ。この林道は冒頭の荒れた林道の延長であるが、この辺りは舗装されている区間が多い。
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 大段ヶ平の駐車場には、結構な台数のクルマが止まっている。山頂まで最も短時間で登れるコースというわけで人気のようだ。クルマから自転車を下ろして車輪を装着してスタート。北近畿で最も高い頂を目差す本格的な山サイ(山岳サイクリング)のパートナーには、迷わずMTBを選出。登山道を押し登る。昨日は冬型の気圧配置で、木枯らし第一号が吹いた。今日は回復基調だが、山の天気回復は遅れ気味。クルマで到着したときには、山頂にうっすら雲がかかっていた。出発準備をしていると徐々に雲が薄くなり、山頂が見えてきた。後日ネットで見つけたこの日の記録によれば、午前中はガスだったそうだ。
 登山道は、序盤に階段、終盤にガレ場があって、そこでは担ぎが必要となる。足下はぬかるんで滑る。押しで行ける区間ではMTBが杖となるが、階段やガレ場では担ぎとなり足下も不安定なためガクッとペースが落ちる。そんなときに背後に迫ってきたハイカーには、MTBを下ろして脇に避け先に行ってもらう。もちろん、下山してくる人がいれば、早めに道を譲る。大概MTBに小さく驚き、「すごいね」と友好的な言葉をかけてくれる。この日も、過去にも敵意を抱かれたことはない。そういう人は黙っているだけかも知れないが。
 登山道沿いの木々は、すでに落葉。
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 山頂までの行程の3分の2ほど登ったら神大ヒュッテ。ここは、氷ノ山国際スキー場からの東尾根コースとの合流点。東尾根コースと、氷ノ山越え・不動滝を経由するコースの周回も人気コースのため、さらにハイカーが増える。
 「千本杉」、「古千本」と杉林が断続的に現れる区間は木道の上、MTBを押して行く。滑り止めの横木のため、MTBが跳ねる。この9年ほど、毎年ほぼ書かさず春先に東尾根コースでスキー登山をしている。だから、この辺りは積雪期と無雪期の景色を比較できる。冬場は八木川をへだてた対岸、つまり鉢伏山の麓の福定や丹戸などの集落が丸見えなんだが、今は笹に目隠されている。落葉しない杉林でも、背丈ほどある笹が雪に押しつぶされているかどうかでずいぶんと違いがある。
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 標高1200mの大段ヶ平を12:55に出発し、標高1510mの山頂には14:27に到着。ちょうど1時間半だ。ガスはとれているが、遠くはもやがかかっているようではっきりしない。大山は全く見えない。後山や三室山、あるいは那岐山もあまりよく見えない。扇ノ山さえ影が薄い。足下のハチ高原には白い物が見える。おそらく人工雪だろう。スキー場の人工雪ゲレンデの準備の時期というわけだ。
 ダウンヒルの前に、フロントフォークにビデオカメラ、ハンドルにiPodを装着。両者を無線で接続し、カメラで撮影する映像をモニタしながら下るのだ。
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 14:38、山頂を出発し、稜線を南へ。稜線はアップダウンの連続。1450m前後のピークが居並ぶ。そのピークたちの北端が氷ノ山山頂で、南端が三ノ丸1463mというわけだ。鞍部にはぬかるみもあるが、大段ヶ平からの登山道ほどどろんこ区間は多くない。雪解け直後の初夏の方がよっぽどひどい。ただし、登山道に溝が掘れていたり、段差が大きくなっていたりと、ちょっと以前より乗車率が落ちているような気がする。やはり大雨のせいか。
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 三ノ丸に近づくにつれてアップダウンは緩やかとなり乗車率が上がっていく。
 15:27、誰もいない三ノ丸に到着。山頂への行程の長い南側からのコースは、ずいぶんと静かなのだ。山頂から三ノ丸の間で1パーティとすれ違ったきり。まあ、それもMTB向き。
 展望台の櫓に上がって小休止。山頂は再びガスに覆われつつある。
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 15:32、再スタート。笹の草原に切り開かれた道、緩やかな勾配を快適にとばす。あっという間に坂ノ谷コースと殿下コースの分岐。左の殿下コースへ。さらに快適な道は続く。が、それはつかの間。ブナの樹林帯に入ると木の根が浮いて乗車不能となる。勾配はMTB向きなのだが。同じような雰囲気の坂ノ谷コースだが、そちらは木の根の浮き方が緩やかでもっと乗れたような気がする。木々は既に葉を落としている。その後は、あまり乗れないまま下り、あと少しで林道というところで道が二股に分かれた。どちらも林道に突き当たることは明白。ならば、大段ヶ平に近い左を選ぼう。
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 15:53、林道に降り立つ。標高1244m。ダートのダブルトラックを大段ヶ平に向かう。出だしは少し登り。先ほどの分岐を右に採れば、もう少しシングルトラックが長く、その分登り返しの標高差が50mほど増す。ちなみに坂ノ谷コースならば標高1000mまで下ってしまうので、登り返しが260mとなる。
 わずかな登り返しのあとは、標高差200mの下り。バラスが深く要注意の区間もあるが、MTBには快適なダブルトラック。それと、紅葉が美しい。ブナやモミジが赤や黄色に色づいていて何度も停止して写真を撮る。シングルトラック区間は、上り下りどちらのコースの樹林帯も落葉だった。周回コースにして大正解だった。
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 林道が舗装区間に入ると、横行からの道の分岐。クルマで上ってきた道だ。そこが標高1050m。最後に大段ヶ平まで標高差50mの登り返し。鮮やかな紅葉で退屈はしない。
 16:36、大段ヶ平へ戻る。クルマは最後の1台となっていた。夕暮れが迫っている。山頂はうっすら雲がかかっている。
 クルマでの帰り道も、やはり往路と同じでは面白くないので、林道を北に進み、鵜縄、安井の道で下界に降りる。ダートと舗装を繰り返す曲がりくねった5kmの林道は、実際の距離より長く感じられた(20分かかった)。しかし、鵜縄への道はしっかりと舗装され、さらに鵜縄集落からは立派なセンターラインの引かれた道。
 八木川沿いの国道9号線は、クルマのテールランプが列をなしている。対岸の農道を走って、八鹿の道の駅でどろんこのズボンを履き替える。すっかり夜のとばりが降りて、蛍光灯で照らされた建物の中が眩しい。日の短さにも、晩秋を感じる。

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2013/11/04

ランドナーに小さな変更を施す

 折り畳み小径車以外の自転車をクルマの中に積むときには、前後のホイールを外す。ホイールは工具なしで着脱でき、その所要時間は1分程度。完成車のまま屋根の上に積むキャリアのアタッチメントを持っているが、持ち上げてキャリアに固定する手間も同程度。なのでずっと車内に積んでいる。
 ちなみに小径車を折り畳む手間も同程度。小さくなることだけが小径車のメリット。スーパーカブに積めるわけだから、このメリットが大きいわけなのだ。
 以前海岸を走り終えてクルマに戻り自転車を積みこんだら、すぐそばで釣りをしていた人が声をかけてきたことがあった。「こんなにタイヤが大きい自転車(折り畳みでないということらしい)をどうやってクルマに積むかと思ってみていたけど、あっという間なんだね」と。

 さて、ランドナーのお話。ランドナーの場合は、ホイールに加えて後部の泥除けを外さないといけない。これも輪行仕様に蝶ネジと蝶ナット計3個で固定されているので、着脱の所要時間はやはり1分程度。手間や時間は問題ではない。
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 泥除けのステイの先端は金属のバンドでフレームに固定されている。このバンドを紛失してしまった。小さくて失くしやすいのに、扱っている店は滅多にない。最近、いやもう20年以上スポーツサイクルには泥除けがないことが当たり前になってきたし、通学や買い物用の自転車はステイの固定方法が違う。
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 というわけで、ステイごと変えてみた。一般的によくつかわれているステイの先端が輪っかになったタイプだ。泥除けとタイヤが当たらないか心配したが、ステイを付け替えてみるとむしろ隙間がわずかに広がった。一見わからない程度の広がりで、全く問題はない。
 実は、バンド式の場合、泥除け着脱の「着」の時、バンドにステイを通すのに手間が多めにかかっていた。「脱」の時、蝶ナットを少し緩めたらスポンと抜けることと比べてのことだが。
 これが完全に解消されることになった。フレームに固定されているボルトにステイの輪っかをはめて蝶ナットを締める。逆に、「脱」の時には蝶ナットを完全に抜いてしまうまで回さないといけなくなった。まあ「着」と「脱」の手間が平均化されたということか。
 失くしやすい小さなパーツは、蝶ナットだけとなった。が、蝶ナットは容易に入手可能。ちなみに、近くのホームセンターで13円/個である。

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大浦半島を周遊し多祢寺山に登る

 半月ほど前に実行できなかった企画を仕切りなおし。西舞鶴、東舞鶴の市街を越え大浦半島の引き揚げ記念館のそばを通り、入り江をショートカットする巨大な吊り橋「舞鶴クレインブリッジ」の東詰の広場にクルマを止めたときには、既に14時だった。京丹後市の自宅から70km弱、舞鶴の市街地を西から東に抜けなければならないので1時間半以上かかる。晩秋の日差しは薄雲を通してさらに弱々しく、しかもこの時刻にはもう斜めに傾いている。
 クルマから自転車を下ろして車輪と泥よけを組み、14:17、スタート。一部シングルトラック、場合によっては未舗装ダブルトラックがあるが、9割以上は舗装路を走るため、MTBでなくブロックタイヤのホイールを装着したランドナーで走る。
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 福井県と京都府の境をなす大浦半島の先端部には、空山と多祢寺山というどちらも550mほどの山が東西に並んでいる。とりあえずは、西の多祢寺山を取り巻く海岸線の道を時計回り。文字盤に例えるならばスタート地点は4時か5時の辺りである。
 やや入り組んだ海岸の入り江にある小さな集落を結ぶのは、小半島を先まで回り込む細い旧道と、新しいトンネル。
 8時の位置からは、対岸の白杉集落や槇山が近くに見える。舞鶴湾の湾口は狭い。西の槇山、東の多祢寺山が湾をふさぐように相対峙している。
 9時の位置には、入り江を埋め立てた谷に巨大な火力発電所。燃料である石炭をインドネシアやオーストラリアから運んで来る大きな船が着く港も併設されている。
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 この発電所を左に見ながら、博打岬をショートカットする峠への直線的な登りとなる。標高100m足らずの峠のトンネルを越えると、瀬崎集落と外海を見下ろす。
 瀬崎には降りず、さらに上を目差す。かつては舗装林道「三浜瀬崎線」だったが、いまは市道らしい。市道入り口には「災害復旧工事のため通行止」とある。台風が相次いでやってきたこの秋のこと、道路の通行情報は事前にネットで調べていて、ここより少し東の三浜と野原の間の府道21号線が通行止めであることは確認していたし、東舞鶴市街地を越えた辺りから何ヶ所かに通行止めを知らせる表示があった。三浜瀬崎線の通行止めの情報はなく、全くの不意打ちだった。情報の差は、林道か府道かの違いか。とにかくいけるところまで行って、それから判断しよう。
 色づき始めた木々の合間から見える日本海、そして丹後半島が逆光で眩しい。
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 標高200mほどのところに工事現場があった。道路の端から端まで隙間なくふさがれた車止めからは二輪車さえも通さぬ強い意志を感じる。しかしそれは工事車両も通れないわけだし、工事の音も聞こえない。とりあえず、自転車はおいて身一つで侵入してみる。端から端まで塞がれていても、ポールが組まれているだけなので、人間はくぐることができる。カーブの向こうがすぐ現場。豪雨の際、谷を流れ落ちる土石流と一緒に道路も崩落してしまったようだ。工事は終盤で、敷かれたバラスがきれいにならされあとは舗装をするばかりといった状態。なのに、この日工事はお休み。ちなみに、クルマ止めのところに表示されている通行止めの期間はこの日までとなっている。期限までに終わっていないのに、作業をしていない。う回路はないのに。こんなことで、いいのか!?
 ところで、先ほどの火力発電所から舞鶴の市街地方面は、海沿いの集落をつなぐトンネルなど道路整備が進んでいることは先ほど書いた通り。さらにクレインブリッジで海を渡った後は、山を貫く1.6㎞のトンネルで発電所まで直通の道路もつけられている。また、大浦半島の福井県側には、高浜原子力発電所がある。リアス式海岸が続く若狭湾。入り組んだ半島の先の方まで集落がある。かつては船が交通手段だった。ちなみに、大浦半島には舟屋が見られるし、三方五湖にもかつて舟屋だった集落がある。しかし、今はクルマの時代だ。入り組んだ海岸に沿ってくねくねとした道は、距離が長くなる。しかも急斜面を削って作られている。作るのにも管理するのにもお金がかかる。そこに付け込んだのが電力会社、というわけだ。
 話を戻す。工事が休みなので現場を越えていくことにした。自転車を持ち上げてクルマ止めを越える。踏み鳴らされたバラスの上は、滑らかな走り心地。反対側のクルマ止め(こちらは鎖)を越えたらもう安心。この通行止めがあるおかげでクルマが通らず快適だ。
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 12時の位置、標高400mに到達したところに多祢寺山へ上る道が分岐している。1車線の舗装の急坂の道だ。ただし、クルマ止めがあって四輪車は侵入不可能。しばらくは急すぎて乗車できず、押して登る。山頂近くまで来て、勾配が緩み乗車できる。
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 標高556mの多祢寺山の頂からは舞鶴湾の奥に東舞鶴の市街地が見える。すぐ下にはクレインブリッジも見えるが、ブッシュの隙間から垣間見える程度。以前は、もっとすっきりと見えたのだが。
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 景色を見たら、シングルトラックで多祢寺(お寺の名前)方面へ下る。最初は急すぎて乗れない。当方の技量では、おそらくMTBでも無理。中盤以降乗車できるようになってきた。日没が近づいて林間は薄暗い。
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 多祢寺で舗装路に出た。山頂まで1.5㎞という道しるべが立っている。過去に、逆回りでこのコースをたどったことがある。自転車はクロスバイク。多祢寺山の周りを反時計回りに一周するつもりだったが、一周だけならさらにその前に経験済みなので、お寺の奥の多祢寺高原牧場に寄り道をしてみた。すると、登山口の道しるべに気づいたわけだ。山頂は近いな、行ってみよう。シングルトラックを押して登り、舗装路を下るパターンは、タイヤが細くてつるつるのクロスバイクにはよかった。でも、やっぱりシングルトラックを下りたい、というわけで本日の企画が生まれたわけだ。
 さああとは標高差300mを下るばかりだ。前後にライトを装着、点灯してウィンドブレーカーを着てスタート。ちなみに今日もここまで半袖シャツに七分丈のズボン。
 多祢寺山と空山の鞍部、三浜峠まではクルマに出会わなかった。峠には「舞鶴自然文化園」。かつては西武系の観光農場で、中学の時に遠足で来た思い出がある。ツバキやアジサイの植物園やキャンプ場(?)などがある施設。峠からは空山に登っていく道もあって、そちらも登ろうと思っていたが、もうすっかり暗いので当然断念。三浜峠から舗装路で登り、反対側の大山峠には未舗装のダブルトラックで下れるはず。ただし、道の入り口には「空山から大山峠は工事中で通行止め」の案内板。これも行ってみなければわからないが。
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 舞鶴市街やクレインブリッジの夜景を見ながら府道21号線を下っていく。クルマが通るのでライトがないと危険だ。下りきったら平坦な道を少し走って周回完了、17:09。走行距離は25.7㎞。既走コースだが、時計回りは初めて。

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2013/11/02

晩秋の丹後半島一周

 20年くらい前には、初夏と夏の終わりに丹後半島一周をしていた。報告文のタイトルは「薫風(あるいは新緑)の丹後半島一周」と「晩夏の丹後半島一周」だ。爽やかで日が長い初夏が丹後半島一周のベストシーズンであることは間違いないが、にぎやかだった砂浜に静寂が戻る晩夏も良かった。しかし、近年の夏の暑さ、しつこく厳しい残暑。9月に入っても真夏日が続き、猛暑日だってある。彼岸花が咲いているのに、海水浴客が泳いでいるのが近年の状況。というわけで、この頃は初夏に続いて10月の丹後半島一周も定着してきた。ただし、10月といっても上旬か、遅くとも20日頃までというのがこれまでのことだったが、今年は10月になって暑い日があったので、とうとう下旬になってしまった。今までで一番遅い時期の丹後半島一周である。
 こうして、今シーズン2度目、生涯通算40回目の丹後半島一周が始まった。
 昼前に京丹後市弥栄町をスタート。普段なら寒いこの時期だが、半袖のシャツに、七分丈のズボンで寒くないだろう。一応フロントバッグにはウィンドブレーカーを入れておこう。
 去年の10月には折り畳み小径車で丹後半島一周したが、今日は遅い時刻のスタートだし、ランドナーで走ろう。
 まずは竹野川の流れと刈り入れが終わった田んぼを見ながら北上し、日本海を目指す。河口近くの道の駅「テンキテンキ村」でトイレ休憩。穏やかな晴天。もうすぐ小春なので、まあ小春日和といってもいいだろう。
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 次は海を左に見ながら、経ヶ岬を目指し北東へと進む。アップダウンが出てくる。そんなに強くはないが北西の風が吹いているので、海は時化て晩秋の表情だ。
 中浜のスーパーマーケットでパンを買って、経ヶ岬のレストハウス跡地で食べる。建物は撤去されさら地となり、釣り人の駐車場のような状態。
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 ここからはさらにきつめのアップダウンとなる。まず白南風(しらばえ)隧道を目差しての登り。山の木は赤や黄色に色づいている。
 小さなトンネルを抜けると、カマヤ海岸。ダイナミックの海の断崖だ。緩やかな下りを快走する。
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 蒲入の集落を越えると再び峠越え。その蒲入峠のトンネル工事がすすめられている。
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 峠を越えると本庄。竹野川河口部からずっとたどってきた国道178号線を離れ、海沿いの府道623号線へ。海沿いの険しさを国道は避けているということだ。まずは野室崎を越え、泊で海岸まで下ったら次に新井崎を越える。新井崎は、急斜面に小さな棚田が貼り付いた「千枚田」が見られるが、やはり休耕田が目立つ。
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 一つ一つの登りは標高差100m余りだが、大きく分けて3つ、細かく分けると5つほど連なるので脚に堪える。
 最も厳しい区間を過ぎたら舟屋が並ぶ伊根湾に降り立つ。が、海沿いの細い道は下水道工事で通行止め。山手の迂回路へ登り返さねばならないかと思ったが、自転車は海沿いを行くことができた。
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 伊根を過ぎると、天橋立に向けて平坦で比較的まっすぐな道を行く。半島の南東側の内海に面しているため、波が穏やかで集落が海岸に近い。地形は走りやすいが、クルマが通るのが難点。何せ、それまでは本当にクルマの少ないルートだったのだから。
 いつしか空は曇り、まるで夕暮れのような薄暗さ。時計を見ればまだ15時を過ぎたあたり。西側の雲の薄いところでは「天使の梯子」がかかっている。まさに晩秋の空だ。
 天橋立(府中)で小休止して、スーパーマーケットで軽い行動食を買う。そして阿蘇海沿いの自転車道を少し走って、ベンチで食べる。
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 あと一山越えたらゴールだ。与謝野町男山から府道53号線で標高差200mの峠越えだ。ここは、信号がなく、京丹後市北部と宮津市を結ぶ抜け道最速ルート。結構クルマが通り、しかもとばす。センターラインのない細い区間、前方の様子が分からないカーブ手前でも、果敢に追い越しをかけていく。道路工事で片側通行の区間では、紅白の旗を持った整理員を無視して(自分に都合の悪いことには意図的に気づかないようにして)突っ込もうとする。
 去年今年と京都府では繁華街を歩く人や通学の小学生を一度に何人もはねる交通事故が連発している。そんな状況でも、スピードを出したい、追い越したいという感情が先に立ち、安全は二の次三の次となる。そんな運転をするドライバーはざらにいる。もちろん安全運転を心がけるドライバーもいるが、前述のような「明日は我が身」ととらえる能力の欠如した者どもがいる限り決して悲惨な事故はなくならないだろう。
 いかんいかん、愚痴っぽくなってしまった。40回目の記念ツーリングなのに。
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 色づいて木々を見ながら標高差200mの下りを快走し、ゴールイン。下りは少し寒かったが登りで上昇した体温で持ちこたえ、ウィンドブレーカーの出番はなかった。気持ちの良い82kmを完走。

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