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2013/10/24

猪名川南部の自然歩道をMTBで周遊

 日本海側は弱い雨が降ったりやんだりする空模様。「うらにし(裏西)」いわゆる秋時雨。ただし、それにしては暖かい。雨が降っているときにはひんやりした風が吹いてくるのだが、止んでいるときは湿度の高さもあって動けば蒸し暑さをかじるくらいだ。南海上の台風27号と28号も関係しているのだろう。
 というわけで、日本海側では自転車に乗る気になれないので、久しぶりに北摂へ遠征に出よう。クルマには4か月半ぶりにMTBを積み込む。
 丹後から丹波へ越える与謝峠は雨。大江山連峰など周囲の山は、中腹から上を白い雲に隠している。福知山を過ぎても雨が降ったりやんだり。三嶽を主峰とする多紀連山も山頂はガス。
 それでも篠山盆地を過ぎ、大野山のふもとを越えて猪名川に入ると明るい曇天にかわり、雨の気配はなくなった。遠くまで来たかいがある。
 「道の駅いながわ」にクルマを止めてMTBを下す。都市部が近いせいか道にも道の駅にもクルマが多い。日本海側は暑いのか寒いのかわからない気候だったが、この辺りまで南下してくればもう寒さは微塵もない。半袖のシャツに、7分丈のズボンで大丈夫だろう。
 まずは県道を少し南東へ進む。屏風岩と呼ばれる絶壁を過ぎ、北田原の集落へと左折。幹線道路から少しそれるだけで穏やかな農山村の雰囲気。
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 小さな集落の奥、畑の脇から山へと入っていく道に進む。近畿自然歩道だ。左がこんもりとした丸山、右が大谷山。ともに集落の標高に100mほど加えた200mあまりの小山である。道は急激に上昇してすぐ左右の山の鞍部を越え、池の畔に出た。ゴルフ場とも隣接し、池のはるか頭上にはゴルフ場内を行き来するための赤い橋が架かっている。草ぼうぼうの区間を越えていくと、いきなりゴルフ場の真ん中に出た。ゴルファーの姿も見える。カートの軌道を兼ねた道をたどり、広いゴルフコースを横切る。異空間に迷い込んだようだ。
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 ゴルフ場を横断し終えると、道は暗い林間に急激に下っていく。ガレている区間もあり、本日のコースならランドナーでも大丈夫か、と思いながらもMTBを選んで正解だったと実感する。
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 正面が畑の丁字路につき当たった。畑の向こうには舗装路と民家が見える。草ぼうぼうのダブルトラックで畑を迂回し、動物除けのネットを一つと、電柵を二つ越えて車道に出た。
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 下阿古谷から上阿古谷へと緩やかな登り、その後いきなり急激な登りで汗が吹き出る。民田の集落にかかったったところが車道の峠で、そこから近畿自然歩道のシングルトラックが始まる。正確には、今までの車道も自然歩道だった。
 シングルトラックに入って、さらに大部峠への登り。ただし、それはわずかなもの。峠からは、待望の下り。ガレ場があったり、道の真ん中が掘れていたり、法面から木が覆い被さっていたりと、変化に富んでいて楽しい。
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 椎茸の栽培場があり、そのあたりからダートのダブルトラックとなる。後はひたすらとばす。そのうち景色は、のどかな集落となって、日生中央駅近くの都会的な町並みに飛び出す。
 とりあえず予定していたコースは完了だが、まだ10km余りしか走っていない。このまま車道で道の駅に戻るのも物足りないのでもう一遊びしよう。
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 西に進んで、南田原の光台寺からまたも近畿自然歩道にはいる。ここは前年(2012年)の1月に逆方向で走っている。ダブルトラックとシングルのあいだのような杉林の中の道を、登っていく。集落から入ってきてすぐの所に車止めがあるが、その前後に折り畳み小径車と原動機付き自転車が止められていた。よって、山中では2人と出会った。一人はハイカー。もう一人は、沢で何かを採取している人。まさか、砂金!?
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 林間を抜け池に出る。このあたりは、やや広い砂地で突然砂漠に出たような何とも不思議な景色。
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 ちょっとした峠を越え、再び砂漠と池。池の畔には廃屋。1年9ヶ月前に見たのと変わらない景色。いや、木々が色づき始めているところが以前と違う。
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 車止めを越え、ため池のほとりの丁字路に突き当たる。前回は左手、つまり多田銀山から来たのだが、今回は右手へと進む。ここから未踏のルートだ。道標には歴史街道とある。
 またちょっとした峠を越える。峠から右の尾根道は、十文字山へ登るようだ。
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 峠を越えたら下りだが、急なガレ道であまり乗車できない。しばらく行くと景色が開けた。足下に、クルマを止めた道の駅の駐車場も見える。以外に高度感がある。急な下りとなり乗車率はがた落ちだが、思わぬ眺望に大満足だ。
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 下りきったら、薄暗い沢のほとりを行く。そしていきなり新興住宅地へと出た。過去から現代へ、山中から市街地へ、こうしたトリップ感が楽しい。
 もう、道の駅はすぐそこ。ちょうど夕暮れとなり、本日の行程は終了。
 10月下旬、14:23~17:12、16.5km。

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